小中連携教育の取り組み

 おおたかの森小・中学校は、平成27年4月1日に小中併設校としてスタートしました。小中併設校であることを最大限に生かした学校教育を推進します。

 敷地内に「おおたかの森センター」「おおたかの森こども図書館」も併設されています。センター、図書館との連携も進めていきます。昨年度はおおたかの森センターのセンター長を講師としてお招きし、6年生が書き初めの指導をしていただきました。児童の作品展示も行っています。
 

児童・生徒の交流、教職員の連携

 

  • 小中学校の子ども達が互いに交流することで、自分の役割や立場を自覚し、自尊感情・自己有用感を高めることにより、心の成長を促します。
  • 教職員が連携することにより、小学校のきめ細かな指導と中学校の教科の専門性を相互に学び合うことで指導力の向上が図られます。
     
「中1ギャップ」の防止

 

  • 交流を活発にし、わかりあえる、効果的な集団づくりを進めることにより、学校環境(文化・習慣)の急激な変化を防ぎます。
  • 学校、家庭、地域が一体となって、小中連携のための教育環境づくりを進めます。
取り組みの実際

     合同避難訓練 毎年小・中・おおたかの森センター合同で避難訓練を行っています。

 

お・か・し・も(おさない かけない しゃべらない もどらない)の約束が

しっかりと守られています。

素早く避難する中学生の姿が小学生のよいお手本となっています。

 

 

部活動交流

ミニバス部が中学校のバスケットボール部と合同練習、練習試合を行いました。

中学生の動きに感動。とてもいい刺激になりました。

中学校の吹奏楽部の先輩がパート練習をみてくれました。

最後に小中合同で合奏しました。

中学生と一緒に吹いて、音の響きがよくなりました。

小中合同研修会 

毎年夏に小中合同で職員研修を行っています。

小、中学校9年間での共通で指導していくことや、児童生徒の様子が共有でき、有意義な研修となりました。この研修をゴールとはせず、連携をさらに進めていきたいと思います。

 

一部教科担任制等の導入

一部教科担任制を導入し、教科によって異なる教師が指導を受け持っています。このことにより、子ども達を複数の目で見ることができます。また、中学校へのステップとしても有効です。