校内研修

校内研修

9月18日(木)第2回校内授業研究会

第2回校内授業研究会(特別支援学級 自立活動・国語科)

 

<指導者>

 ◆ 越谷市立平方小学校 校長 古 橋 立 哉 様

 

<研究授業について>

 ◆ 特別支援学級6組

     自立活動「クエスチョンゲームをしよう」

      ~国語科の言語活動を通して~

 

 ◆ 指導の手立て 主体的・対話的で深い学びの充実のために

【手立て(1)】学習形態を工夫した協働的な学び 

  ①3人グループ:3つの質問を考える話合い活動、グループ内で協力しつつ、考えを深める 

  ②ペア学習:3人グループでの学びを生かす、自力で質問を考える活動、言葉のキャッチボール(対話)

【手立て(2)】集中を維持させるための工夫 

  ①複数の異なる課題設定

  ②環境づくり(刺激の少ない座席配置)と場の設定(席を移動しての意見交換)

【手立て(3)】教科横断型の学びの充実 

  ①これまでの学習で触れたり体験したりしたものとの関連付け

   ・生活単元学習での夏野菜や稲

   ・校外学習での生き物

   ・調理実習での食材  など

 

<授業記録>

1.はじめの挨拶をする。

2.前時の学習内容を知る。

 

3.動画「ことばをさがそう」を視聴する。

4.(クエスチョンゲーム前)今の自分の気持ちを天気に表し、その理由を発表する。

5.クエスチョンゲームをする。

(1)クエスチョンゲーム(1回目)

 【手立て(1)】① 3人グループ

(2)クエスチョンゲーム(2回目)

  【手立て(1)】② ペア学習

   【手立て(2)】① 複数の異なる課題設定         

                                 ② 環境づくりと場の設定

   【手立て(3)】① 教科横断型の学びの充実

6.本時の振り返りをする。

7.終わりの挨拶をする。

 

<研究協議より>

 

<指導講評より>

<授業のよさ>

 〇教室環境、余計なものがないすっきりとした環境、大画面がどの子供からも見やすい気遣い

 〇「心の天気予報」は、記憶に刻まれる、客観視できる、気持ちの整理が上手になるきっかけ

 〇教員の言葉遣いが、とても優しい、よいリズム、飽きさせない、余計な言葉がない、分かりやすい説明

 〇程よく不規則な発言を受け流し、効果的に拾い上げ、絶対に否定しない姿勢

 〇クエスチョンボックスは、ワクワク感があり、子供たちの学習意欲を喚起   など

 

<特別支援教育について>

 〇児童数は減っているが、支援の必要な児童は増えている傾向

 〇子供たちに接することで、肌感覚での指導力を身に付けることが大切

 〇一人一人の教育的にニーズに、どのように支援していくかが求められる

 〇水面上に表出している氷山には、水面下の大きな氷山が隠れており、そこまで理解していく

 〇生徒指導提要に、教育相談の考え方が掲載

 〇個にスポットを当てるのが、特別支援教育 → 千差万別にあえて踏み込んでいく

 〇授業中だけでなく、休み時間、清掃の時間など、全てが自立活動である   など