2018年7月の記事一覧
7月14日、15日、16日の指定文化財公開
今週末の7月14日、15日、16日には、市内各地で指定無形民俗文化財が公開されます。
年1度の公開となる文化財もございますので、皆様お誘いあわせの上、ぜひ郷土春日部の伝統の舞をご覧ください。
7月14日(土)
20:00~21:30 埼玉県指定無形民俗文化財「やったり踊り」の公開 大畑香取神社(春日部市大畑230)
7月14日(土)~15日(日)
春日部市指定無形民俗文化財「不動院野の神楽」の公開 春日部夏祭り会場
7月15日(日)
13:00~15:00 春日部市指定無形民俗文化財「赤沼の獅子舞」の公開 赤沼神社(春日部市赤沼770)
14:00~16:00 春日部市指定無形民俗文化財「銚子口の獅子舞」の公開 銚子口香取神社(春日部市銚子口551)
7月16日(月・祝)
10:00~15:00 春日部市指定無形民俗文化財「榎の囃子神楽」の公開 榎集会所(春日部市榎522)
年1度の公開となる文化財もございますので、皆様お誘いあわせの上、ぜひ郷土春日部の伝統の舞をご覧ください。
7月14日(土)
20:00~21:30 埼玉県指定無形民俗文化財「やったり踊り」の公開 大畑香取神社(春日部市大畑230)
7月14日(土)~15日(日)
春日部市指定無形民俗文化財「不動院野の神楽」の公開 春日部夏祭り会場
7月15日(日)
13:00~15:00 春日部市指定無形民俗文化財「赤沼の獅子舞」の公開 赤沼神社(春日部市赤沼770)
14:00~16:00 春日部市指定無形民俗文化財「銚子口の獅子舞」の公開 銚子口香取神社(春日部市銚子口551)
7月16日(月・祝)
10:00~15:00 春日部市指定無形民俗文化財「榎の囃子神楽」の公開 榎集会所(春日部市榎522)
「西金野井の獅子舞」子供たちの練習
暑さも日に日に高まる7月9日からは、県無形民俗文化財に指定されている『西金野井の獅子舞』では7月22日(日)の公開に向けて西金野井香取神社での練習が始まりました。
練習3日目の7月11日、江戸川からの心地よい風が吹く夕暮れにお邪魔しました。午後7時からは南桜井小学校で活動されている「伝統芸能クラブ」の児童に加え、同校卒業生の中学生や高校生、今年、小学校に入学した1年生の総勢20名が大粒の汗を流しながら練習に励みました。
▲クラブ活動ではまだ取り組んでいない演目の「辻切り」の舞も染谷会長の指導により、早くも3日目で三匹獅子の形が完成しつつあります。
▲昨年度までクラブ活動に参加していた卒業生の中学生1年生と新1年生による「芝舞」。1年生の鈴木くんは先輩の所作と保存会員のお父さんの指導を受けながら汗いっぱいに女獅子を舞っていました。近いうちにお父さんとの共演が楽しみです。
女子児童は篠笛を卒業生の中学生や高校生の先輩に導かれ、少しずつ境内に響く音色を発することができるようになりました。
連日、保存会の皆さまの指導と校長先生の暖かい見守りで、当日の披露が楽しみです。
当日午前10時から午後5時まで神社周辺で公開されますので、ぜひとも郷土春日部の伝統芸能を堪能ください!
練習3日目の7月11日、江戸川からの心地よい風が吹く夕暮れにお邪魔しました。午後7時からは南桜井小学校で活動されている「伝統芸能クラブ」の児童に加え、同校卒業生の中学生や高校生、今年、小学校に入学した1年生の総勢20名が大粒の汗を流しながら練習に励みました。
▲クラブ活動ではまだ取り組んでいない演目の「辻切り」の舞も染谷会長の指導により、早くも3日目で三匹獅子の形が完成しつつあります。
▲昨年度までクラブ活動に参加していた卒業生の中学生1年生と新1年生による「芝舞」。1年生の鈴木くんは先輩の所作と保存会員のお父さんの指導を受けながら汗いっぱいに女獅子を舞っていました。近いうちにお父さんとの共演が楽しみです。
女子児童は篠笛を卒業生の中学生や高校生の先輩に導かれ、少しずつ境内に響く音色を発することができるようになりました。
連日、保存会の皆さまの指導と校長先生の暖かい見守りで、当日の披露が楽しみです。
当日午前10時から午後5時まで神社周辺で公開されますので、ぜひとも郷土春日部の伝統芸能を堪能ください!
風早遺跡の局部磨製石斧『新編図録春日部の歴史』からのご紹介53
西金野井地区にある風早遺跡は、旧石器時代、縄文時代、古墳時代を中心とした遺跡です。埼玉県立庄和高等学校東側の台地上に広がります。
風早遺跡では、「局部磨製石斧(きょくぶませいせきふ)」と呼ばれる、今から約3万年前に使われた市内最古級の石器が発見され、春日部市指定文化財になっています。
この局部磨製石斧は、おおよその形は打ち欠いて作られますが、刃となる部分は、両面から磨いて仕上げられています。長さ7.9㎝、幅4.6㎝、重量49.1gを測り、埼玉県内でも発見例の少ない石斧の一つとなっています。
風早遺跡からは、同じ旧石器時代でも縄文時代に移り変わる約1万5千年前頃に作られた「細石器」も発見されており、旧石器時代の人々が度々、暮らしの場として用いていたことがうかがい知ることができます。
いずれも郷土資料館の常設展示で公開されています。
春日部市の指定文化財「風早遺跡出土旧石器時代局部磨製石斧」
細石器『新編図録春日部の歴史』からのご紹介30
「旧石器人の道具」『新編 図録 春日部の歴史』8ページ
風早遺跡では、「局部磨製石斧(きょくぶませいせきふ)」と呼ばれる、今から約3万年前に使われた市内最古級の石器が発見され、春日部市指定文化財になっています。
この局部磨製石斧は、おおよその形は打ち欠いて作られますが、刃となる部分は、両面から磨いて仕上げられています。長さ7.9㎝、幅4.6㎝、重量49.1gを測り、埼玉県内でも発見例の少ない石斧の一つとなっています。
風早遺跡からは、同じ旧石器時代でも縄文時代に移り変わる約1万5千年前頃に作られた「細石器」も発見されており、旧石器時代の人々が度々、暮らしの場として用いていたことがうかがい知ることができます。
いずれも郷土資料館の常設展示で公開されています。
春日部市の指定文化財「風早遺跡出土旧石器時代局部磨製石斧」
細石器『新編図録春日部の歴史』からのご紹介30
「旧石器人の道具」『新編 図録 春日部の歴史』8ページ
富多小学校で「神楽」の授業が行われました
富多小学校では平成14年から総合的な学習の時間に地域で大切に代々伝承されている「神楽」を学ぶ取り組みが続いています。
7月4日(水)には市指定無形民俗文化財「榎の囃子神楽」を伝え守っている『榎囃子神楽連』の指導の下、今年度初めて半被や装束を身に着け、3年生と4年生8名がお囃子と大黒舞に取り組みました。
△保存会の小島さんの笛にあわせて大太鼓と締め太鼓によるお囃子も
順調に仕上がっています
△本番と同じ装束を身にまとい、「大黒舞」の通し練習。
難しい口上もしっかりと覚えました。
7月16日には榎地区、7月22日には倉常地区での夏祭りでそれぞれ地域に伝わる神楽が公開され、児童による舞も加わります。また、10月11日に開催される「人権のつどい」では、富多小学校の児童の皆さんによる神楽やお囃子がオープニングを飾る予定です。
それまで数演目の練習に取り組み、郷土春日部の伝統の舞がしっかりと伝授されることを期待しています!!
7月4日(水)には市指定無形民俗文化財「榎の囃子神楽」を伝え守っている『榎囃子神楽連』の指導の下、今年度初めて半被や装束を身に着け、3年生と4年生8名がお囃子と大黒舞に取り組みました。
△保存会の小島さんの笛にあわせて大太鼓と締め太鼓によるお囃子も
順調に仕上がっています
△本番と同じ装束を身にまとい、「大黒舞」の通し練習。
難しい口上もしっかりと覚えました。
7月16日には榎地区、7月22日には倉常地区での夏祭りでそれぞれ地域に伝わる神楽が公開され、児童による舞も加わります。また、10月11日に開催される「人権のつどい」では、富多小学校の児童の皆さんによる神楽やお囃子がオープニングを飾る予定です。
それまで数演目の練習に取り組み、郷土春日部の伝統の舞がしっかりと伝授されることを期待しています!!
郷土資料館体験ワークショップを開催しました
平成30年7月1日(日)、郷土資料館展示室で 「体験ワークショップ ぶんぶん駒を作ろう!」が開催されました。
春日部の伝説をもとにした紙芝居や、蓄音機によるレコード鑑賞を楽しんだあと、昔のおもちゃ「ぶんぶん駒」を作りました。
自分で選んだ色鉛筆で台紙に色を塗り、ハサミ・のりを使って一生懸命作り、最後は出来上がった駒で”ぶーん・ぶーん”と音を鳴らしながら遊んでいました。
ワークショップは、小学生までを対象とした、昔の遊びを気軽に体験できるイベントです。事前申込み不要、当日の飛び込みも大歓迎です♪
次回ワークショップは、平成30年8月18日(土)に「からくり屏風」を作ります。ご参加をお待ちしています。
春日部の伝説をもとにした紙芝居や、蓄音機によるレコード鑑賞を楽しんだあと、昔のおもちゃ「ぶんぶん駒」を作りました。
自分で選んだ色鉛筆で台紙に色を塗り、ハサミ・のりを使って一生懸命作り、最後は出来上がった駒で”ぶーん・ぶーん”と音を鳴らしながら遊んでいました。
ワークショップは、小学生までを対象とした、昔の遊びを気軽に体験できるイベントです。事前申込み不要、当日の飛び込みも大歓迎です♪
次回ワークショップは、平成30年8月18日(土)に「からくり屏風」を作ります。ご参加をお待ちしています。