2018年1月の記事一覧
武州銀行粕壁支店『新編図録春日部の歴史』からのご紹介34
明治28年(1895)12月、粕壁町に粕壁銀行が設立され、翌年1月3日に開業しました。資本金は10万円で、幸手、岩槻、大宮、草加支店を開設しました。
大正7年(1918)11月には、浦和町に現在の埼玉りそな銀行の前身となる武州銀行が資本金500万円で設立されました。当時、埼玉県内には58の小規模の銀行がありましたが、武州銀行は埼玉県の中央銀行として、県内銀行と合併を繰り返し規模を拡大していきました。
その後、粕壁銀行は大正9年(1920)に武州銀行と合併し、武州銀行粕壁支店となりました。
粕壁商工会『粕壁町誌』1936
「粕壁銀行と宝珠花銀行」『新編 図録 春日部の歴史』217ページ
武州銀行粕壁支店(左一番手前の建物。街灯下の看板に武州銀行の文字がみえます。)
大正7年(1918)11月には、浦和町に現在の埼玉りそな銀行の前身となる武州銀行が資本金500万円で設立されました。当時、埼玉県内には58の小規模の銀行がありましたが、武州銀行は埼玉県の中央銀行として、県内銀行と合併を繰り返し規模を拡大していきました。
その後、粕壁銀行は大正9年(1920)に武州銀行と合併し、武州銀行粕壁支店となりました。
粕壁商工会『粕壁町誌』1936
「粕壁銀行と宝珠花銀行」『新編 図録 春日部の歴史』217ページ
武州銀行粕壁支店(左一番手前の建物。街灯下の看板に武州銀行の文字がみえます。)
教育センター『新編図録春日部の歴史』からのご紹介33
明けましておめでとうございます。
今年も<ほごログ>をよろしくお願いいたします。
春日部市教育委員会文化財保護課と郷土資料館がある春日部市教育センターは、28年前、平成2年1月4日に開所しました。現在も、春日部市の教育の中核施設として、教育委員会各課と教育相談センター、郷土資料館、視聴覚センターが設置されています。
当時の広報記事からは、最先端の設備を備え、大きな期待をもって開所した施設であったことが読み取れます。すでに開所から30年近くが経過しましたが、施設のほとんどが開所当時に期待された機能を保っており、未来まで見通した設計であったといえます。
視聴覚センターでは、教育センター内の研修室やホール、また視聴覚機材の貸し出しを行っています。また生涯学習推進担当として生涯学習の拠点を担っており、「出前講座」や生涯学習関連の様々な事業を展開しておりますので、ぜひご利用ください。
「教育施設の充実」『新編 図録 春日部の歴史』286ページ
広報かすかべ平成元年12月号
今年も<ほごログ>をよろしくお願いいたします。
春日部市教育委員会文化財保護課と郷土資料館がある春日部市教育センターは、28年前、平成2年1月4日に開所しました。現在も、春日部市の教育の中核施設として、教育委員会各課と教育相談センター、郷土資料館、視聴覚センターが設置されています。
当時の広報記事からは、最先端の設備を備え、大きな期待をもって開所した施設であったことが読み取れます。すでに開所から30年近くが経過しましたが、施設のほとんどが開所当時に期待された機能を保っており、未来まで見通した設計であったといえます。
視聴覚センターでは、教育センター内の研修室やホール、また視聴覚機材の貸し出しを行っています。また生涯学習推進担当として生涯学習の拠点を担っており、「出前講座」や生涯学習関連の様々な事業を展開しておりますので、ぜひご利用ください。
「教育施設の充実」『新編 図録 春日部の歴史』286ページ
広報かすかべ平成元年12月号