ほごログ(文化財課ブログ)

タグ:フジ

次期企画展のチラシできました

次の企画展は、「藤・渕・富士 ふじのかすかべ」展。

ここ数年春先に開催し、恒例になりつつある市の花「フジ」を主題にした企画展2025年版です。

今回は、市の花フジに加え、「藤」「渕」がつく市域の地名と、「富士信仰」にスポットをあてます。「藤」がつく地名とは、豊野地区の藤塚。「渕」がつく地名とは、幸松地区の小渕、のことです。

まだ、どんなモノが並ぶのか、目下、検討・準備中ですので、詳細は教えられませんが、見どころとなる資料は固まってきましたので、チラシのデザインが確定されました。

画像:藤・渕・富士展示チラシ

淡い色合いで、アンニュイな展示担当者の今の気持ちを表わしているようです(笑)。

果たして間に合うのでしょうか。乞うご期待。

 

[事業の基本情報]

展示名:企画展「藤・渕・富士 ふじのかすかべ」展

日時:令和7年3月22日(土曜日)~5月2日(金曜日)月曜日・祝日休館。開館時間午前9時~午後4時45分

関連事業:みゅーじあむとーく(展示担当学芸員による展示解説)
     令和7年3月23日(日曜日)、及び4月19日(土曜日)午前10時30分~、午後3時~(30分程度)
     予約不要。時間までに展示室へお集まりください。費用無料

春の花*春日部展みゅーじあむとーく

3月19日(日)「春の花*春日部」展のみゅーじあむとーくを開催しました。 #かすかべプラスワン #春の花総選挙

午前中は少人数、午後はたくさんの方にお集まりいただきました。

花をテーマにした展示とあって、女性のみなさんが多かった印象です。

桜のみならず、藤、桃、牡丹の花で春日部の歴史が文字通り彩られてきたことを解説しました。

写真:午前のみゅーじあむとーく

写真:午後のミュージアムトーク

 特に評判だったのが、床面に貼り付けている市域の60年前の航空写真。ここに、明治前期の迅速図から読み取った桃林の分布を表示しています。みなさんが普段過ごしている身近な場所が桃林だったことに、驚かれた模様です。担当者も市域の桃林が意外に広かったことに少し驚きました。

写真:春の花*春日部総選挙

展示期間中、展示のテーマとなった4つの花の人気投票を実施しています。題して「春の花*春日部総選挙」。現在、藤が優勢です。ぜひイチオシの花に投票してみてくださいね。

次回のみゅーじあむとーくは、4月22日(土)10時30分~、15時~を予定しています。展示は5月2日(火)までです。