校長室から

校長室から

校長室から 5.21 小さな探検隊現る

 今日、校長室に小さな探検隊が現れました。
 これは、毎年行われている、1,2年生の生活科おける学校探検です。2年生が1年生のお世話をして、学校の中を案内するものです。案内をしている2年生は、1年生に校長室についてしっかりと説明したり校長室への入り方、並び方や歩き方をアドバイスしたりと、この1年間でお兄さんお姉さんになった姿がよく分かりました。1年生もとても楽しそうでした。

 

校長室から 5.21 昨日、避難訓練を行いました

 昨日20日(木)、竜巻に備えての避難訓練を行いました。1年生の児童の皆さんは、初めての避難場所を教えてもらいながら、真剣に行っていました。でも、竜巻による被害はほとんど予想ができないのではないでしょうか。
 今から9年前の2012年5月、ゴールデンウィーク中のことです。真岡から益子を通って茂木方面に竜巻は通過したことがあります。大きな被害をもたらしたこの竜巻についてはご存じの方も多いと思います。当時私は芳賀中学校に勤務していて、ちょうどその日、ひばりヶ丘公園で野球の練習試合をしていました。昼食の時間だったのですが、急に雲行きが怪しくなり、突然の風と強い雨に雹も混じり、屋根の下にいてもぬれてしまいました。これはたいへんだと感じましたが、ここでの大きな被害はありませんでした。竜巻の通り道にあたった真岡の山前小学校付近では、体育小屋が吹き飛ばされだりビニールハウスが吹き飛ばされたり、ガラスが割れたり車が破損したりという大きな被害が出ました。私の知り合いの益子町のある家では、屋根が浮き上がったと聞いています。
 実際に竜巻がここ芳賀北小を通過したら?正直なところどのくらいの被害が出るか想像がつきませんが、もっともっと安全に避難するにはと考えます。竜巻が来る方向によっても避難の仕方や場所を変えていかなければなりません。命を守るために、より安全に、です。そのためには訓練をしてみないと分からないことがたくさんあります。この訓練を下に、児童の安全をさらに高めていきたいと思います。

校長室から 5.14 1年前は・・・。

 1年前のちょうど今日5月14日、分散登校が始まったことを思い出します。
 栃木県では、昨年の3月から学校の臨時休業が続き、令和2年4月16日から5月13日までの4週間が第1回目の緊急事態宣言でした。宣言が解除された令和2年5月14日の栃木県における新規感染者は1人。今は、1日あたり30人前後といったところでしょうか。現在、新しい生活習慣として対策を続けていたり、ワクチン接種が始まっていたりと、新型コロナウイルス感染症を予防していくにはどうすべきかある程度は分かってきてはいるものの、その恐怖は、増していると言わざるを得ません。正直なところ、もう少し早く収束するのではないかと安易に考えていたところがあります。しかし、1年以上経った今でもまだ先が見えていません。新薬の開発や新たなワクチンの承認など、対策が止まっているわけではありません。でも、なかなか思うような成果が現れていないようで残念です。とにかく命を守ることが最も優先されるべきことです。みんなが安心できる生活に戻ることを信じて、今できる対策をやっていきたいと思います。
 全国で、小学校での感染が確認されています。残念なことに、県内日光地区の小学校でもクラスターが発生しました。胸を張って大丈夫ですとは言いがたいのですが、今ある学校生活を続けていくために、今一度気を引き締めてできる対策を徹底し、学校生活を送りたいと思います。ご協力をお願いいたします。

校長室から 5.6 5月になりました

 ゴールデンウィークが終わり、5月になって初めての登校となりました。児童と久しぶりに交わす元気なあいさつがとても新鮮でした。昨日5月5日こどもの日は、二十四節気の立夏にあたります。いつの間にか季節は夏に仲間入りです。朝は寒いかなと思っていた私は、上着の分だけ余計だったようです。やはり、児童の服装には半袖短パンが増えていました。
 新学期が始まって1か月、新しい生活に慣れてきたところで大型連休となり、児童たちは生活リズムに少し戸惑いがあるようです。明日学校に来ると、また土日で休みとなります。休日の方が多いわけですから、そちらの生活が普通となってしまいます。私たち大人も、なんとなくいつもと違う感覚がしていると思います。子どもたちはなおさらです。5月病などという言葉も聞かれる時期ですので、まず、生活のリズムを整えていきましょう。ご協力よろしくお願いいたします。

青空の下、元気に体育の授業を行っていました。

校長室から 4.30 ゴールデンウィーク

 昨日は、町スポ少のバレーボール大会があり、応援に行かせてもらいました。保護者の皆さんの応援の下、児童の皆さんは一生懸命にプレーし、優勝という素晴らしい成績を収めました。何よりも、ピンチの場面でもお互いに声を掛け合い、とても楽しそうにプレーしている姿が印象的で、そういう姿が見られたことをとてもうれしく思いました。また、4月上旬には、野球部の皆さんが町の春季大会で優勝する姿を見させてもらいました。野球部の皆さんも、ベンチメンバーも含めてみんなで声を掛け合い、満面の笑みを浮かべながらプレーしていました。一生懸命やるって本当に素晴らしいですね。こういった経験は、今後困難にぶつかったときに越えられるハードルの高さを高くしてくれると思うのです。
 ゴールデンウィークが始まり、練習や大会、練習試合といった活動があると思われます。保護者の皆さんにはたいへんお世話になります。また、お疲れ様です。コロナウイルス感染症が心配される中、気をつけなければならないことが増えてしまい本当にたいへんだと思います。しかし、子どもたちの素晴らしい姿が見られることは何事にも代え難いものです。それを楽しみに応援したいものです。しかし、コロナ渦においては、最優先すべきことは命を守ることですので、感染予防に十分に気をつけての活動をお願いします。
 明日から5月5日まで、5連休となります。その後2日登校して、また土日休み。休日は楽しみだと思いますが、コロナウイルス感染については、残念ながら拡大の傾向が続いています。前述しましたように、その中でも活動しなければならないことはあるかと思います。そうでなければ、命に関わることですので、不要不急の外出は避けるなど、できる限りの対策をとってほしいと思います。よろしくお願いします。
 この連休中、私は、家族で過ごすおうち時間をできるだけとり、子どもたちと、普段なかなかできない会話をしてみようかなと考えています。大きくなった私の子どもたちには避けられてしまいそうですが・・・。

昼休み、元気に遊ぶ児童たち。この生活をなんとか守りたいと思います。

校長室から 4.28 1学期が3週間が経ちました

 令和3年度の1学期が始まり、約3週間が経ちました。新しい学年、新しい学級になったこともあり、まだ慣れないていないように見えます。私たち大人も、新しい職場となると慣れるまでは時間がかかります。子どもは順応が早いといっても、もう少し時間はかかりそうです。これも1つの大切な経験と捉え、指導助言を続けていこうと思います。子どもたちはいつも以上に疲れを感じているかもしれませんので、ご家庭ではいろいろな話を聞いてもらえるとありがたいです。たいへんでもよろしくお願いいたします。
 私は、保護者の皆さんと地域、教職員が一体となってというような言葉をよく使います。それは、学校で子どもたちに起きていることの原因が学校のことだけとは限らないからです。家庭で起きていることについても同じで、学校や地域で何かが起きている場合があります。それぞれが単体で起きているとは限らないことが多いといえます。それだけに、情報を共有し、連携を図り、お互いの立場でやれることを、より効果的に実施していくことが必要となります。一体となるということはそういうことだと思います。簡単に言えば、人任せにしないことだと思います。繰り返しになりますが、お互いにしっかりと連携を図り、それぞれの立場でやれることをやっていきましょう。ご協力よろしくお願いいたします。
 明日は29日(木)、昭和の日です。いよいよゴールデンウィークが始まります。今年のゴールデンウィークは、本県には緊急事態宣言は出ていないものの、感染症対策のため外出自粛と言われています。最も優先されるべきものは命を守ることです。こんなときだからこそ、家族の時間を大切にし、おうち時間をたっぷりととってみてはどうでしょうか。よろしくお願いいたします。

今、家庭訪問中のため、いつもより早く下校しています。みんなうれしそうかな?

校長室から 4.22 昨日の保護者会はお世話になりました

 昨日21日(水)、授業参観、保護者会を開催したところ、ご多用中にもかかわらず大勢の保護者の皆様に来校していただき、本当にありがとうございました。感染症対策のため、十分な参観時間を確保することができずたいへん申し訳なく思っていますが、このような状況ですのでご理解いただければと思います。また、PTA総会につきましても、昨年に引き続き、書面決議を実施していただきありがとうございます。ご協力に感謝いたします。
 ところで、保護者の皆様にはお子様の様子を見ていただき、どのような印象をおもちになりましたでしょうか。新学期が始まってからまだ2週間。新しい学年、新しい学級、新しい担任と、なかなか慣れないことが多かったかもしれません。しかし、こんな短期間でも児童は成長します。なかなか思い通りに行かないことがあっても、そこから様々な困難に出会ったときに乗り越えていく術を学んでいるように思います。とはいっても、元気に楽しく学校に来てもらいたいのがみんなの気持ちです。保護者の皆様にはお子様への励ましをお願いいたします。

 校庭の桜の木は葉桜となりましたが、その葉の色もどんどん変わっています。始めは芽吹きの黄緑色でしたが、いまは鮮やかな緑色となっています。同じように、遠くに見える山々の緑の変化は、見ていてとても楽しいです。なかなかそういった余裕がもてませんが、様々な変化に気づく心をもちながら過ごしたいものです。

授業参観の様子

校長室から 4.14 離任式中止

 今日は、離任式を行う予定でしたが、芳賀郡市内の新型コロナウイルスの感染状況をふまえ、昨年と同様に中止となってしまいました。児童にとっても先生方にとっても残念なことで、多くの児童や先生方から「会いたかったなあ」という声が聞こえてきました。私は、昨年度芳賀北小に異動してきました。昨年も離任式ができなかったので、寂しいと同時に何かもやっとしたものがあり、心がすっきりとしなかったことを覚えています。今年も同じかと思うととてもつらい思いがします。離任式はできませんが、異動された先生方には、どのような形であれ、感謝の気持ちを届けたいと思っています。また、異動された先生方からメッセージをいただくことも考えています。どんな形になるかわかりませんが、感謝の気持ちの表し方を考えたいと思います。

校長室から 4.9 入学式

 新学期が始まって2日目、今日は入学式がありました。新1年生は、少し緊張気味な表情で登校してきましたが、入学式での態度は大変立派でした。はっきりとした返事、静かにじっと座って待つ姿勢、式辞を聞く真剣なまなざし、新1年生として満点の式でした。これからの小学校での活躍がより一層楽しみになりました。
 保護者の皆様には、入学式に伴い、いろいろとご理解、ご協力いただき、ありがとうございました。教職員一丸となり、お子様の成長を手助けしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

・入学式、入場                ・新入生を迎えることば(代表)

・登校班編制                 ・担任からの連絡

・1組集合写真                ・2組集合写真

校長室から 4.8 始業式

 本日始業式を迎えました。久しぶりに聞く、児童のさわやかな朝のあいさつが、とても心地よく感じました。
 新しい学年、新しい教室、新しい学級、新しい先生、それぞれの出会いに期待とともに不安があるとは思いますが、久しぶりに友達に会った喜びの方が勝っていたように思います。我々教職員も、この出会いを大切にして、令和3年度をよりよいものにしていこうと考えています。

 明日は入学式を迎えます。新入生を含めて児童全員で306名となります。芳賀北小学校職員全員が一丸となって、306名の児童皆さん全員の成長をお手伝いをしたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。

新任式では、10人の新しい先生方の挨拶がありました。みんな静かによく聞いていました。

午後は、5,6年生が入学式の準備をしてくれました。きれいでかわいいよい会場ができました。

校長室から 4.2 新年度が始まりました

 桜の花は3月中に満開を迎え、今を見頃と咲き誇っています。今日は、もうすでに花びらが舞っていて、いつまで花が残っていてくれるか心配しているところです。しかし、他の植物の花も鮮やかに咲き、まさに春爛漫といった光景が広がっています。
 さて、昨日4月1日(木)から、新年度、令和3年度が始まりました。芳賀北小としては、昨年度末の定期異動で8人の先生方が転退職され、悲しい別れがありました。しかし、出会いがあるのもこの季節で、新年度を迎え、9人の先生方が着任されました。先生方の紹介や離任式は、1学期が始まってから行います。それぞれを楽しみにしていただければと思います。
 4月8日(木)に1学期が始まります。児童の皆さんと会えることを、全職員が楽しみに待っています。今年度も教職員一丸となり、全力で児童の皆さんが成長していくお手伝いをしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

4/1(木) 校庭の桜の花が校舎を鮮やかに飾っているようです。

高学年昇降口の外には色鮮やかに花が咲いています。

校長室から 3.24 1年間お世話になりました

 本日、修業式を迎え、3学期が実質終わりました。4月からは学年が1つ上がり、新たな令和3年度が始まります。時の流れの速さを改めて感じます。
 今日学校では、表彰と終業式、お別れの会を行いました。お別れの会は、現在本校を離れることがわかっている3人の先生方を紹介し、ご挨拶をいただきました。児童からは心温まるお手紙と花束を贈られ、この1年お世話になったことへの感謝を表していました。3人の先生方には、健康に留意され、新天地でのご活躍をお祈りしたいと思います。
 春は別れと出会いの季節。別れは寂しいですが、知り合うことができたことはうれしいことです。新たな出会いもうれしいものです。新しい令和3年度が、今まで以上によい1年となることを願って、令和2年度を締めくくりたいと思います。
 1年間お世話になりました。

・1年生の立派な意見発表でした         ・3年生も堂々と発表していました。 

・さすがは5年生。しっかりと発表できました。  ・春休みの諸注意です。

・お別れの式①                 ・お別れの式②

・お別れの式③                 ・一斉下校前、校庭に集まりました。

校長室から 3.22 勝手に開花宣言

 3/19(金)の感動的な卒業式から週が明けた今日22日。朝はつぼみだった桜がお昼に開花していました。ラビットスペースでは、緑色の芝が少しずつ目立ってきました。季節の移り変わりを感じます。私がこの芳賀北小に赴任して、もう1年が経つのだなあとしみじみ感じているところです。時の経つのは早いものです。桜の木には、ゆっくりと咲いてもらって、4/9(金)の入学式まで持ちこたえてもらいたいのですが・・・。

 

校長室から 3.19 卒業式

 本日卒業式を迎え、37名の卒業生が本校を巣立っていきました。式中の態度やあいさつがとても立派で素晴らしく、改めて大きな成長を感じました。学習支援員として8月から関わってくれた根本先生と田野倉先生が見送りに駆けつけてくださり、さらに大きな喜びになったようです。私は6年生に毎日会えることが楽しみでした。ですから、ちょっとさみしい思いがしますが、中学校での活躍が楽しみでもあります。今後、それぞれに成長した姿を見せてくれることを楽しみにしていたいと思います。また、在校生が6年生のような活躍をしてくれると思います。それも楽しみにしたいと思います。
 本日の卒業式、6年生の保護者の皆様、大変おめでとうございます。また、大変お世話になりました。今までのご協力に厚く御礼申し上げます。大変ありがとうございました。今後とも、本校にご協力いただければ幸いです。

特別活動室にかいた、6年生の寄せ書き

田野倉先生が書いた黒板アートの前でポーズ

 

校長室から 3.18 明日卒業式

 いよいよ明日が卒業式となりました。前日の今日は、6年生が参加しての最後の縦割り班清掃や卒業式の準備が行われました。また、6年生への『自主学習頑張りカード』授与を行い、卒業証書をもらうような立派な態度で受け取ってくれました。また、6年生が帰る際には、職員室の南側にきて、それぞれが「6年間お世話になりました。」というあいさつをしてから帰るなど、そういった心遣いができることに感動と喜びを感じました。
 本校の桜の花は、つぼみが膨らみ、ピンク色になっています。卒業を祝うかのように何輪か花をつけるのではないかという勢いです。なかなか思うようには行かないかとは思いますが、心の花満開で送ってあげたいと思います。

最後の縦割り班清掃でした。清掃終わりのあいさつです。

自主学習のがんばり賞授与です。みんなしっかりとした態度です。

卒業式最終準備を、5年生ががんばってくれました。

桜のつぼみが膨らんでいます。いつ開花するでしょうか。

校長室から 3.11 6年生からお便りをいただきました

 昨日3/10(水)、6年生が校長室を訪れ、お便りを届けてくれました。
 「お世話になりました。」と渡してくれた手紙を、一人一人の顔を思い浮かべながら、じっくりと読ませていただきました。とても心温まる言葉が並んでいて、本当にうれしく思いました。改めて、この6年間しっかりと学び、心が大きく成長できたことがわかりました。
 うれしさと同時に一抹のさみしさを感じましたが、これから期待の方が大きいです。6年生の皆さん、ありがとう。

校長室から 3.11 東日本大震災から10年

 10年前、2011年3月11日午後2時46分。その日その時、中学校に勤めていた私は、県立高校の合格発表に伴う学校での手続きを終え、校舎の3階で同僚とともにいました。突然襲ってきた大きく、そしてなかなか終わらない長い揺れにひどく驚きました。そのうち壁や天井が少し崩れてくるのを目の当たりにし、ただ事ではないことを強烈に感じていました。少し揺れが収まり、二階に降りるとまだ生徒が残っていたので、大急ぎで避難を促しました。校庭に出るとそこには無数の小さな亀裂が走っており、集まって泣いている生徒もいました。今後どうすべきか、少し落ち着いて考えられるようになると、急に家族のこと、友達のことが心配になりました。震源地はどこなんだろう、どんな被害が出るのだろう、今までに感じたことのない恐怖が襲ってきたことを覚えています。
 私には、福島県に友人がいます。その友人のご家族は、福島第一原発の近くに住んでいたので、避難を余儀なくされました。一時帰宅が許されたときに見た自宅は、悲惨としか言い様がなかったそうです。今も苦しい年月が続いているそうです。
 被害に遭われた全ての方々にお見舞い申し上げます。10年たった今でもまだまだ復興したと言えないと思いますし、心の傷が癒えることはないと思います。そんな中で私たちにできることは何なのだろうと考えます。その1つとして、記憶を風化させないことが挙げられます。語り継ぎ、少しでもできることやれることを考え実行していくしかないのだと思います。自分自身、何ができるかわかりませんが、教育に携わるものとして、伝えることはできると思います。自分だからこそできることを探していかなければと思っています。

校長室から 3.4 昨日3日は6年生を送る会でした

 本年度の最後の月、3月となりました。寒暖差が大きい日が続きますが、体調など崩していないでしょうか。学校では、児童の元気な声が響き、外で遊んでいる児童は、「暖かくなった。」と話しています。春がだんだんと進んでいるようです。
 昨日、3日(水)に6年生を送る会が行われました。やはりコロナ渦ということで例年通りにとはいきませんでしたが、リモートを使って5校生の感謝の言葉や6年生のお礼の言葉、在校生からのプレゼントの様子などを各教室に配信するという、卒業生・在校生それぞれの心がこもった温かい会でした。
 6年生は、19日(金)卒業式を控え、少しずつ練習を始めています。本当にいよいよという感じです。しかし、今年もコロナウイルスの関係で、縮小して実施しなくてはなりません。全員の出席で盛大に送ってあげたいところですが残念でなりません。できる限りのことをして、送り出せればと考えています。

校長室から 2.25 授業参観ありがとうございました

 本日はお忙しいところ、本校の授業参観に際し、多数御参加いただきましてありがとうございます。授業を見ていただくのは、7月以来だったので、思った以上にお子様の成長の様子が感じられたのではないかと思います。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症対策ということで、多くの集まりが中止となったり縮小となったり、また、実施方法を変えたリなどしてできる限り行いました。学校としてもHPや広報誌を含め、できる限りお子様の様子をお知らせしようとしてきたわけですが、十分とはいえず、たいへん申し訳なく思っています。ただ、中止や縮小などで対応できたものですから、次年度もこれでいいような気がしてしまいます。しかし、さきほど申しましたとおり、お子様の様子や学校の様子のお知らせが十分できなかっただけでなく、保護者の皆さんと学校、保護者の皆さん同士での情報交換も十分に取れなかったことは事実です。命に関わることなのでただやればいいわけではないので、例年どおりというのは見直さなければなりません。感染症対策を徹底し、必要なことや大切なことは極力実施できるよう方策を考えていこうと思っています。
 来年度も、おそらく、この現状は劇的に好転することは難しく、御不便をおかけすると思います。御理解の上御協力お願いいたします。

児童の頑張る姿をお見せすることができ大変うれしく思います。熱心に御参観いただきありがとうございました。

校長室から 2.15 地震がありましたが大丈夫ですか?

 2月13日(土)午後11時過ぎに大きな地震がありましたが、皆様のほうは大丈夫でしたでしょうか。たいへん長い時間強く揺れているように感じ、10年前の大地震を思い出さずにはいられませんでした。昨日朝、北小の見回りを何人かで行ったのですが、目立った被害はありませんでした。あれだけの地震だったので、もう少し検証する必要があるようです。
 ニュースを見ると、今回の地震は10年前の地震の余震であるとか。10年経っても余震があるという事実に、正直なところ少し恐怖を感じました。今回の地震もかなり大きかったので、さらに余震が続くかと思います。この10年間で、大地震が起きたときの備えは進んだのでしょうか。我が家の飲料水の備蓄を確認すると、賞味期限が過ぎていました。なんともお粗末でした。また、スーパーに行くと、防災グッズのコーナーができていました。こういうことが起きないと真剣に考えないものなのでしょうね。少し恥ずかしくなりましたが、それでも考えないよりはいいかと思い直しました。
 コロナのこともあり、行動にはいろいろ制限され不自由なことがあると思います。もし避難が必要な事態になったら、・・・。そんなことも考えながら、しばらくの間お互いに気をつけていきましょう。

校長室から 2.12  「三寒四温」

 「三寒四温」ということばを聞く季節となりました。「三寒四温」とは、冬期に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かい日となることが繰り返されることをいい、中国北部や朝鮮半島などに顕著な現象なのだそうです。明確に3日と4日に寒暖が区別されることはあまりないのですが、1週間程度で天気の周期が変わることが多いのがこの時期ということで、この言葉が使われているようです。朝はまだまだ寒いですが、寒暖を繰り返し、少しずつ春に近づいていくようです。ただ、寒暖差が大きくなる時期でもありますので、健康に十分気をつけてほしいと思います。
 さて、このまま温暖化が続くと、数百年後には日本では桜が咲かなくなるという衝撃のニュースを耳にしたことはありますでしょうか。桜は、寒く厳しい冬があるからこそ休眠打破ということが起こり花が咲くのだそうです。寒い冬というのは、つらいイメージがありますが、植物にとってはたいへん重要なものだということです。
 話は変わりますが、2/8(月)9(火)は、栃木県立高校の特色選抜が行われました。15(月)に合格内定が出ます。また、3/8(月)には一般選抜、いわゆる学力検査が行われ、特色選抜と合わせて3/12(金)に合格者発表が行われます。また、大学入学試験は、今、盛んに行われています。コロナ渦でありながら、受験生を抱える御家庭はたいへんかと思います。実力を出し切ってほしいと願っています。植物と同じというわけではありませんが、厳しい冬を乗り越え、希望の春に花を咲かせてもらいたいと思います。

本校の桜は、今年はいつ頃咲きますかね?

校長室から 2.3 立春

 今日2月3日(水)は立春です。前回載せたように、2月3日が立春となるのは124年ぶりで、ほとんどは2月4日だそうです。ちなみに36年前は2月5日だったそうです。
 現代の日本では、国立天文台の観測によって、「太陽黄経(たいようこうけい)が315度になった瞬間が属する日」を立春とすると定められています。太陽黄経とは、太陽が天球上を通る経路(黄道)を等角に分割した座標。特に春分点を座標ゼロとして360度に当分したものを言うのだそうです。(そう言われてもなんだか分からないですね。ぜひ、お子様と一緒に調べてみてはどうでしょうか。)その太陽黄経が315度となる瞬間が、今年は2月3日23時59分だったということです。ということはあと1分で2月4日だったということですね。
 何にしても今日が春の始まりです。とてもすがすがしい青空で始まりました。栃木県に出ていた緊急事態宣言は、2月7日をもって解除の見通しとなっています。少しうれしい気持ちがありますが浮かれている余裕はありません。それ以降も危機感をもって感染症対策を実施し、児童達が元気に学び、遊べる日を続けていきたいと思います。

素晴らしい青空の下、児童の歓声が響いています。

校長室から 1.29 1月が終わります

 栃木県に緊急事態宣言が発出されてから今日で2週間あまりが経ちました。新規感染者数は明らかに減少し、多くの方の努力が実を結んでいるように思われます。しかし、依然として医療状況は逼迫しており、医療従事者の皆さんにはたいへんな御負担をかけています。できるだけ感染者数を出さないことが、医療従事者の方に対する最大限の感謝の表し方だと思います。学校でもできる限りの対策を続けています。
 さて、1月が終わることに伴って、悲しいお知らせが1つとうれしいお知らせが1つあります。悲しいお知らせは、ALTのエミリン先生が今日をもって芳賀北小が最後になることです。2か月という短い期間でしたが、児童の皆さんと明るく楽しく授業を行ってくれました。またどこかでお会いできるといいですね。エミリン先生、本当にありがとうございました。お世話になりました。うれしい話は、ALTのアドリアーナ先生が戻ってくることです。長期の休暇を取っていたわけですが、2月からまた芳賀北小にお見えになります。また楽しい授業を行ってくれると思います。
 令和3年が明けたと思ったら、来週月曜日になればもう2月。あっという間に感じます。そして、2月3日にはなんと立春を迎えます。2月3日の立春は124年ぶりだとか。ちなみに、1984(昭和54)年は、2月5日が立春でした。まだまだ寒いですが、立春は春の始まりの日。少しずつ温かくなってくれることを期待しましょう。

エミリン先生との楽しい授業。みんなよく手を上げています。

 

校長室から 1.20 今日は大寒です

 今週に入り寒い日が続いています。ラビットスペースにある百葉箱を見てみると、今朝の気温は-6℃を指していました。二十四節気では、今日1月20日(水)は大寒です。寒さのピークを迎える頃というわけです。寒いわけですね。その中でも児童は元気に登校しています。新型コロナウイルス感染症が心配される毎日ですが、元気な児童の声に励まされています。
 そんな中、今、芳賀北小では、6年生から5年生へのはがきた当番の引継が行われています。6年生は、様々な場面でリーダーシップを発揮してくれています。その6年生もあと2か月足らずで卒業です。寂しさを覚えますが、さらなる成長も楽しみです。子どもたちの成長が見られることは、私たち教職員にとって、この上ない喜びでもあります。
 「冬来たりなば、春遠からじ」といいます。今、いろいろな困難があり、学校生活も家庭生活もたいへんだと思います。この厳しい冬を乗り越え、素晴らしい春が来ることを期待して、この3学期を頑張っていきましょう。

1/12(火)の朝、登校するみんなの安全を考え、6年生が雪かきをしてくれました。

今朝、6年生から5年生にはがきた当番の引継がありました。国旗等の揚げ方について教えてくれました。

 

校長室から 1.15 緊急事態宣言を受けて

 1月13日(水)に緊急事態宣言が栃木県に発出されました。ここ1,2週間の感染状況を見ると、本当に緊急事態だなと思います。今、学校では、児童が元気に生活を送っています。しかし、感染拡大が続けば、制限されることが多くなってきます。4月~5月の休校になったことが思い出されます。あの頃は、未知のウイルスだったこともあり、すべてをストップしたわけですが、今は、感染を防ぐ方法が少しずつ分かり、それを実施しての学校生活継続となっています。なんとかこれからも学校生活を継続していけるよう御協力よろしくお願いします。
 本日、給食時に、私の方から、児童にお願いをしました。それは、明日からの土・日曜日の外出をできるだけ控えてほしいということです。感染しないためには、いろいろな人と会わないことが一番の対策です。ですから、自分はもちろん、大切な家族を守るためにも、不要不急の外出を控えてほしいのです。また、そのことをおうちの方にもお願いしてほしいとも伝えました。思うようにいかない毎日ですので、子どもたちにもストレスがたまっているかと思います。みんなで声を掛け合い、この難局を乗り切っていければと思います。御協力よろしくお願いいたします。

校長室から 1.8 始業式

 本日、3学期の始業式を迎えました。朝、寒い中、児童は「おはようございます。」と元気にあいさつをしてくれました。中には、「明けましておめでとうございます。」と新年のあいさつをしてくれる児童もいて、とてもうれしく思いました。始業式では、2人の児童が代表として、3学期の目標などを堂々と発表してくれました。たいへん立派な態度でした。
 私からは、主に、新型コロナウイルス感染症対策についてお願いしました。今、栃木県はたいへん多くの感染者を出しています。昨日1都3県に緊急事態宣言が出されたわけですが、栃木県は、直近の1週間の感染者数で見ると、人口10万人当たりでは東京都と神奈川県に続き3番目の多さとなってしまいます。緊急事態宣言が出された埼玉県や千葉県よりも多いのです。とてもたいへんなことです。この中で、文科省からは、学校生活は止めないという発表がなされました。ですから、私たち教職員は、いままでにも増して感染症対策をしっかりと行い、学校生活を維持していかなければなりません。いままでも「新しい生活習慣」に従ってきましたが、さらに徹底する必要があります。慣れて飽きてしまったり、ストレスがたまったりしていると思いますが、これが日常にならなくてはいけないのです。もう一度意識を高めたいと思います。いろいろな活動についてどうすればできるようになるかという考え方はいままでと同じです。しかし、学校での学びを止める訳にはいかないので、やれるように考えるだけというわけにもいきません。また、いつ、誰が感染してもおかしくない状況になっていますから、自分のこととして考えていく必要があります。なんとか減少していく方向に向いていくことを願い、しっかりと生活していきたいと思います。
 始業式の話では、加えて、私たちのために命をかけて働いてくれている医療従事者の方々に感謝の気持ちをもとうという話をしました。
 今まで以上にご負担をおかけし、御協力をいただくことになるかもしれませんが、まずこの3学期を乗り切ることができるよう、よろしくお願いいたします。

児童達の元気な歓声が戻ってきました。

この学校での学びを続けていけるよう、新しい生活様式をできる限りしっかりとやっていきたいと思います。

校長室から 1.5 新学期に向けて

 新年明けましておめでとうございます。
 今年も、教職員一丸となって、児童の皆さんの成長の手助けをしていきたいと思います。
 よろしくお願いいたします。

 新しい年、令和3年。毎年新年を迎えているわけですが、いつも新鮮な感じがして、「今年は○○やるぞ!」という活力が出てきます。皆さんはどうでしょうか。ただ、今年は、昨年末から引き続きコロナウイルスが猛威を振るっており、どうなってしまうんだろうという不安が大きくなっていることは事実です。学校としては、できることを一生懸命にやっていくしかありません。今まで行ってきた感染症対策をさらに徹底し、学校生活を止めずに送れるようにしたいのです。なかなか先は見えてきませんが、我々教職員や児童を含め、みんなで意識を高めることで必ず収束に向かうと思っています。保護者の皆様や地域の皆様も御心配のことと思いますが、今年も、何卒御協力のほどよろしくお願いいたします。

校長室から 12.25 2学期終業式

 本日、2学期の終業式を迎えました。8月17日からでしたので、4か月あまりの長い学期でしたが、児童は元気に学校生活を送っていました。スポーツフェスティバルを始め、たくさんの行事がありました。コロナウイルスの関係で中止となったり変更となったりと、思うように教育活動ができなかった面もありましたが、保護者の皆様を始め多くの方々の御協力のお陰で、できたことがたくさんあります。心より感謝いたします。
 実質6月から再開された学校生活は半年が経ちました。夏休みが短く、人が集まるような行事は中止か縮小、マスクを着けた日常と、児童は様々なストレスをたくさん抱えていたように思います。ある日の業間、暑かったので熱中症対策のためマスクを外していいということを放送で伝えると、学校全体で歓声が上がったことをよく覚えています。令和2年、特に3月からの約10か月間、いろいろな制限の中で生活してきました。私たち大人もいろいろなストレスがあったのではないでしょうか。では、そのストレスをどう発散してきましたでしょうか。大人は意図的に発散することができると思いますが、子どもたちはなかなかうまく発散できないことが多いと思います。今後は、心のケアも含めて、児童の様子を今まで以上に見極め、コロナ対策に取り組んでいくつもりです。御家庭でも御協力をお願いします。
 さて、話は変わりますが、本日の終業式はリモートで行いました。もう何度も行ってきたことなので、児童の皆さんは慣れてきたように思います。私は終業式で、「新年を迎え、新たな目標を立てましょう」という話をしました。新しい年を迎えるという、日本人にとって大きな節目となります。御家族で話題にしていただければありがたいです。よろしくお願いいたします。
 12月21日(月)に冬至を過ぎ、これからの季節はどんどん寒くなっていくと思います。健康に留意していただき、お互いにこの冬を乗り切っていきましょう。来年1月8日(金)に、元気な児童と再会できればと考えています。長い2学期、たいへんお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
 よいお年をお迎えください。

 なお、令和2年12月29日(火)~令和3年1月3日(日)までは、学校閉庁日となります。御理解、御協力をお願いいたします。

終業式、リモートで意見発表する1年生の児童と4年生の児童。堂々とよくできました。

校長室から 12.17 新型コロナ感染拡大を受けて

 栃木県では、今月に入り、新型コロナウイルス感染が拡大している傾向があります。それを受けて、本校では、12月14日(月)と16日(水)に、体調や行動歴の作成と感染症対策のお願いの通知を配付しました。芳賀町では企業内でクラスターが発生するなど、本当に身近に迫ってきており、いつ誰が感染してもおかしくない状況となっています。そのため、芳賀北小では、今まで以上の感染症対策をしようと考え、実施しています。新しい生活様式をもう一度よく見直し、意識することはもちろん、教室の換気の徹底、授業ではグループ学習の自粛、遊びでは鬼ごっこの禁止など、密や接触を減らすための方策を実施します。すべての活動を中止し子ども同士の接触を止めることは学校として成り立たなくなってしまうので不可能ですが、少しでもリスクを低くできるよう、今まで以上に対策に取り組んでいくつもりです。
 通知でお知らせした通り、行動歴の作成やハンカチ、マスクの準備など、さらに御負担をおかけしますが御協力よろしくお願いいたします。

校長室から 12.16 大掃除

 芳賀北小では、今週の18日(金)と来週の22日(木)にお掃除がんばりデーとして、お掃除の時間を長く設定して掃除をする予定です。いわゆる大掃除といったところでしょうか。この大掃除は、江戸時代、12月13日に江戸城の煤払い(すすはらい)をしたことに由来しているといわれます。お正月に神様を迎えるために、住まいをきれいにして迎える、そんな目的だったようで、12月13日が「正月事始め」として、お正月の準備をする日として定着したようです。煤払い自体は平安時代から続いている習わしだそうです。1月1日にはお掃除をすると神様を外に追い出してしまうということで、お掃除をしてはいけないと言われています。その他にも12月29日は9が苦につながることや、31日に準備すると「一夜飾り」といわれることで、大掃除をしてはいけない日となっています。ですから、大掃除は12月28日までに終わらせる事が良いとされているようです。でも、仕事納めが12月28日頃では、なかなか大掃除はできませんね。いろいろないわれがあるようですが、現在の状況に応じて、無理なくやっていけるといいですね。学校では、大きな節目の1つとして、しっかりと掃除をしていきたいと思います。

いつものお掃除の時間です。縦割り班で一生懸命に行っています。

校長室から 12.10 「コロナ慣れ」などと聞きますが・・・

 12月が2週目となり、あと半月あまりで2学期が終わる頃となりました。7日(月)には、二十四節気の大雪(たいせつ)を迎え、那須や日光の山々の頂には、白い雪が見えるようになってきました。校庭の木々は一枚も残さず葉を落とし、いよいよ本格的な冬がやってきそうです。
 そんな中でも、授業を見て回ると、児童の元気な声が響いてきます。各教室では、コロナウイルス感染対策の1つとして出入り口や窓を少し開けて換気を心がけています。また、町で買っていただいたサーキュレーターを使い、空気の流れをつくり、換気に役立てています。でも、正直なところ、コロナウイルス対策には、「慣れ」が感じられます。これだけ長く対策を続けているのは今までに経験のないことですから無理もありません。しかし、ここ数日の栃木県は、毎日15人から20人の新規感染者の報告があります。日本全国では、昨日9日までに約17万人の感染が確認されています。死亡者は約2500人に迫り、単純に計算して、致死率1.5%になります。季節性インフルエンザの致死率は、いろいろな統計の仕方があるようですが、約0.1%といわれています。この数字からは、コロナウイルスの致死率はインフルエンザの15倍となってしまいます。致死率が低いと言われている日本でもこの数値なのです。コロナウイルスがいかに怖いかが分かります。子どもはほとんど重症化していないというデータがありますが、家に帰れば大人はいるものです。ですから、新しい日常に「慣れ」ても、対策がおろそかになるような「慣れ」は絶対に防がなければなりません。むやみやたらに怖がるのではなく、事実に基づきしっかりと怖がりたいと思います。
 年末になると、いろいろと忙しい季節になります。人の往来も増えてきます。いつまでがんばったらいいのという見えない恐怖がありますが、今は、できることをやっていくしかありません。お子さんの心のケアを含め、御家庭でも御協力をお願いします。学校でもできることをやっていきます。

 

校庭の木々の葉は、すべて落葉しました。

サーキュレーターと加湿器をしっかりと使います。

校長室から 12.2 持久走大会

 今週から12月に入りました。令和2年もあと1か月足らず、4か月以上もあった2学期が終わりを迎えようとしています。12月は「師走(しわす)」と呼ばれ、1年の中でも忙しい月です。文字通り先生方も忙しい毎日ですが、児童の元気な姿に励まされ、頑張っています。
 さて、本日、校内持久走大会が行われました。私は、児童が一生懸命に取り組む姿を見ることが大好きです。ここ数週間、児童の皆さんは、持久走大会のために体育の授業や業間など多くの時間を練習に費やしてきました。その努力を発表する場で、みんな一生懸命に走っていました。長い距離を走ることはとてもたいへんなことです。中には走ることが苦手な子もいます。それでも頑張って挑戦することは、速い遅いにかかわらず、たいへん素晴らしいことです。この頑張りが、困難にあたっても我慢でき、踏ん張れる強い心を育ててくれるのだと思います。
 私は、今はあまり動けないのですが、長距離走が好きでした。ですから、苦しい気持ちも楽しい気持ちもよく分かっています。一生懸命に走る児童の皆さんは、それぞれみんな自分なりに頑張っていました。今日頑張れたことを自信とし、さらに活躍してほしいと思います。また、多くの保護者の皆様に応援していただいたことを心より感謝いたします。ありがとうございました。

 1年生スタート! 緊張しながらもがんばっています。

 2年生スタート! みんな一生懸命です。がんばれ!

 3年生スタート! 保護者の皆さんの声援が熱いです。

 4年生スタート! 力強さが出てきました。

 5,6年生女子スタート! 距離が長いのですが意欲的に飛び出しました。

 5,6年生男子スタート! 迫力満点のスタートダッシュでした。 

校長室から 11.26 避難訓練

 昨日25日(水)に避難訓練が行われました。あいにくの天気で、外への避難はできなかったのですが、地震時の頭などの隠し方、煙体験、起震車による地震体験など、充実した体験活動になったと思います。災害が起こったとき、それが火事だったり、地震だったり、竜巻だったりといろいろ考えられますが、この機会に、ぜひ御家庭でも災害があったときの避難について、お子様とお話いただければと思います。
 芳賀郡市内で過去に避難をしなければならなかった事案といえば、何といっても東日本大震災が思い浮かびます。東日本大震災は、私は、ついこの間のような気がするのですが、2011年3月という、3,4年生の児童が生まれた頃です。児童は、ほとんど記憶がないといえます。ただ、この地震によって、市貝中は大きく破損し建て替えになったり、多くの学校で修理が必要になったことなどは伝えることができます。また、2012年には、真岡市から益子町を通って茂木町まで竜巻が通過したことがありました。このときは、西田井小の体育小屋が吹き飛ばされました。身近な小学校の出来事で、怖さが分かるのではないでしょうか。1990年代と相当昔ですが、実際に、芳賀郡市内の学校で火事もありました。
 起きないと思いたいものですが起きるもの。本当に災害が起きたとき、安全に避難できるか、私も心配でなりません。少しでも安全性を高めることができるよう、私も意識を高めていきたいと思います。御家族でも話し合いを持っていただければありがたいです。

校長室から 11.17 金盞花(きんせんか)

 金盞花(きんせんか)は、カレンデュラやポットマリーゴールドとも呼ばれるキク科の植物で、12月から5月頃まで長期に渡って楽しめる黄色やオレンジ色の花です。
 校庭のイチョウの葉が、鮮やかな黄金色に染まりました。けやきの木は落葉が進み、晩秋といった感じです。私は、つい先日、七十二候というものについて教えていただきました。御存知の方がいると思いますが、七十二候というのは6世紀頃古代中国から伝わったもので、二十四節気をさらに3つに分けたものです。日本の気候風土に合わせて改良を重ねながら明治5年頃まで使われてきたものだそうです。七十二候では、11月17日から21日の間を、「金盞香(きんせんかさく)」といい、水仙が芳しい香りを放つ頃という意味になります。つまりこの金盞(きんせん)は、水仙を指しているとのことです。金盞は、金の盃という意味で、水仙の異名だそうです。水仙というと、1月から3月頃の春先に咲くというイメージがありますが、11月のこの頃からからも花を付ける品種があるようです。それを敏感に感じ取れる感性というのは素晴らしいと思います。そう感じる一方で、私の心の中のあまのじゃくが顔を出し、「わざわざ水仙でなくても、カレンデュラとも呼ばれる方の金盞花だって、同じ頃から咲く花があるんじゃない?」などとも思ってしまうのですが・・・。
 11月22日、二十四節気では「小雪(しょうせつ)」。雨が雪にかわりはじめる頃、木枯らしが枝の葉を落とし初雪が舞う季節といいます。また、七十二候では、22日から26日を「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」。虹を見かけなくなる頃というそうです。 なんとも趣深いものですね。
 二十四節気の「気」と七十二候の「候」から「気候」という言葉が生まれたそうです。日本には、先人が作り上げた多くの趣深いものがいっぱいあるようですね。気候と共に、言葉を楽しんでみたいと思います。

校庭のイチョウは黄金色に染まりました。

その下をランランタイムで走っています。

校長室から 11.12 手袋をしてみました

 今朝の、芳賀町の最低気温予想は1℃、明日の予報は0℃、日曜日には氷点下になる予報もあります。だいぶ寒くなってきました。毎朝、私は児童のあいさつで元気をもらっているわけですが、児童は、この寒さに負けずに、さわやかで元気な声のあいさつが多いです。寒さが苦手な私は、手袋をしてみました。児童の中にも、手袋姿が増えてきたように思います。ポケットに手を入れておくととても危険です。両手を使えるようにしておくために手袋は必要ですね。こんな寒さはなんてことないよと言わんばかりの、半袖短パンの元気者もいます。抵抗力を高めることは大切です。でも、無理はしないようにしてほしいと思っています。何にしても健康第一です。
 今日も寒さに負けない元気なあいさつをもらったので、1日を元気に過ごしたいと思います。

昨日、1年生のさつまいもリースづくりに、多くの保護者の皆さんが来てくださいました。みんな楽しそうです。

今日は5年生の調理実習に、マスターズボランティアの上野先生が来てくださいました。みんなおいしそうに食べていました。

校長室から 11.5 霜が降りました

 今朝、いつもより寒いなあと思いながら起きました。通勤の時は道路脇の田畑に霜が降りているのを見ました。今日の芳賀町の最低気温予想は2℃。道理で霜も降りますね。季節は、もう、晩秋へと移っているのですね。そういえば、今週の土曜日7日には、「立冬(りっとう)」を迎え、暦の上では冬となります。私は、いつも、児童の元気に励まされているわけですが、その元気な児童も寒そうな姿が増えてきました。そろそろ手袋も必要かと思います。気温に合わせた服装など、御家庭でもお話いただければと思います。
 ふと校庭に目をやると、校庭の木々が色づいていました。赤くなったけやき、黄緑色になったイチョウ、落葉し始めたトチノキなど様々な色を楽しませてくれます。ひばりこども園のイチョウはとても鮮やかな黄色になっています。同じイチョウでも違うものですね。折角なので、日光や那須の山々の紅葉を見てみたいですね。
 自然を愛でる、そんな心の余裕をもって生活していきたいものです。

校庭の木々はいろいろな色を楽しませてくれます。

ひばりこども園のイチョウは、鮮やかな黄色です。

校長室から 10.28 修学旅行(10/22~23)に行ってきました

 先週の22日(木)と23日(金)の2日間、6年生の児童のみなさんと修学旅行に行ってきました。修学旅行の目標をよく意識し、楽しくいってこれたと思っています。保護者の皆様は、いろいろなお土産話を聞いていますでしょうか。
 私もいろいろと思い出として残っているのですが、とても印象的だったことがあります。それは買い物です。家の人からもらってきたお小遣いと福島県に宿泊した人がもらえる地域振興券で、たくさんのお土産を買っていました。うれしそうに買ったものを見せてくれる児童がたくさんいました。そして口々に言っていたのが、「これはおばあちゃんの分、これはおじいちゃんの分、・・・」ということでした。お母さんやお父さん、弟さんや妹さんへのお土産も多く、自分のものより多かったように思えました。みんなが喜んでくれることを喜ぶ、とても心優しい子たちですね。そういう子たちと一緒に学校生活を送ることができる、私もうれしくなりました。

校長室から 10.21 明日から修学旅行

 6年生は、明日22日(木)からいよいよ修学旅行となります。コロナウイルスの関係で福島方面に行き先は変わりましたが、なんとか実施にこぎ着けました。いろいろな行事が中止になる中、実施できることを大変うれしく思っています。正直なところ、1学期は、中止もやむなしと思っていました。しかし、できることなら実施してあげたいと全職員始め、関係機関の方々も考えていました。方面を変え、バスや宿泊ホテルの密を避ける、消毒の方法など様々な対策を取ることにより実施にこぎ着けることができたわけです。

 修学旅行には次のような目標があります。

 ・歴史・文化や自然に直接触れることによって、広く豊かな経験を得ることができるようにする。

 ・集団行動や公共物の利用など、体験を通して、規律ある行動がとれるようにする。

 ・よい仲間づくりができるようにする。

この3つです。1年生から5年生は遠足に出かけるわけですが、それぞれ同じような目標を作っています。修学旅行や遠足は、ただ楽しむだけでありません。やはり学習の一環であるといえます。簡単に言えば、子どもたちが学校で学習したことを発表する場であるということです。子どもたちは、学校生活を通じて、いろいろな学習の知識とともに、一般社会で生活していくための様々なことを学んでいます。そこで、学んだことをぜひ発揮してほしいのです。それができれば必ず楽しい行事になるはずです。児童のみなさんの行動に期待したいと思います。

校長室から 10.15 秋がだんだんと深まっています

 先週の木、金曜日は、最高気温が15度前後という11月頃の気温となりました。秋本番というより晩秋といった感じもしましたが、今週は気温が25度近くに上がって汗ばむ天気となったり、また涼しくなったり。朝夕もめっきりと涼しくなってきています。私は、朝、児童のみなさんを迎えあいさつを交わすのですが、そのときに、どのような服装をすべきか迷ってしまいました。先週は上着を着ていても寒く感じたほどです。児童のみなさんの服装を見ると、防寒対策をしている子から半袖ハーフパンツまで様々でした。人それぞれの感じ方なので、どのような服装になってもいいと思うのですが、中には、(寒そうにしているんだけど大丈夫かなあ)と思える児童もいました。これからの季節は、徐々に気温が低くなることが考えられます。気温に合わせて服装を工夫することはとても大切であると思います。また、学校はこれからも新型コロナ感染症対策を取っていかなければなりません。そのため、寒くなり暖房を使用するようになっても、窓を開け、換気をしなければなりません。そのときに寒くない服装が必要になってきます。健康で過ごすことが一番大切なので、服装についても注意して呼びかけたいと思います。

1年生の体育です。ちょっと寒いですが、元気に運動しています。

校長室から 10.13 清掃・消毒ボランティア

 7月の学校だよりでもお知らせしましたように、7月13日から、PTA役員の皆さんを中心に保護者の皆さんに清掃・消毒ボランティアを行っていただいています。放課後のトイレの消毒や、教室の消毒などを手伝っていただくことにより、教職員が本当に助かっています。この活動も、3か月を過ぎ4か月目を迎えました。本当にありがとうございます。
 そして10月に入り、先週の6日から毎週火曜日、更生保護女性会の方々がトイレ清掃を手伝ってくださることになりました。本当にありがたいです。
 皆さんのいろいろな支援のお陰で学校が成り立っていることを強く感じます。子どもたちの健やかな成長を願うという大きな目標を共有していただけていることに、心から感謝しています。

更生保護女性会の方が、毎週火曜日に、4名ずつ4グループに分かれて来てくださいます。

本当にありがたいです。

 

校長室から 10.7 初めてのオンライン講話

 今日、北小タイムで、初めてオンラインを使った講話を行いました。見えているか、聞こえているか確認すると、静かにはっきりと手を挙げてくれたり、「こんにちは」のあいさつに、校長室に届くほどの声で「こんにちは」と応えてくれたりしました。講話の内容は、「思いやりの心をもとう」ということです。児童の中には、配付したプリントを指で追いながら話を聞く姿が見られました。その姿が、パソコンの画面からはっきりと確認できました。とてもしっかりと話を聞いてくれた児童が多く、うれしく思いました。
 画面に映る児童の姿を見ながら話すことは、放送だけで姿を見ずに話していたときと比べ、とても楽しく感じました。セッティングをしているとき、思わず手を振ると、楽しそうに手を振り返してくれました。目の前に、対象となる相手がいることは、とてもうれしいことです。でも、スポーツフェスティバルで行ったように、外であっても、直接目の前に児童がいた方がもっと楽しいです。これからも、できることが増やせるよう、いろいろ考えていきたいと思います。

 

 講話のときに用いた相田みつをさんの詩を紹介します。

  セトモノとセトモノとぶつかりっこすると
   すぐこわれちゃう
   どっちかがやわらかければだいじょうぶ
   やわらかいこころを持ちましょう

 子どもたちは、きっと何かを感じてくれると思います。

校長室から 10.5 褒める・叱るということ

 前回、認めて褒めてあげることが大切ということを載せました。褒められることによって、子どもたちは、自己肯定感や自己有用感が育つとされています。子どもたちの心豊かな成長を願い、その成長の手助けをすることが大人の役目であると考えています。また、叱るということも大切とされています。褒めると叱る、どちらがよいかということではなく、「子どものよりよい成長を促すため」には、どちらも必要だといわれます。褒めることで、「叱る」という指導が生き、叱るべき事は叱ることで「褒める」という指導が生きてくるものです。最近叱ってばかりだというときには、少し見方を変えると、必ず褒めることが見つかるはずです。よい行いや頑張れている姿を褒めることで、叱らなくても行動が改善されることがあります。褒めること、叱ること、バランスよく行うことが大切なのです。
 それでは、褒めるときに心がけるべきといわれている3つのポイントを紹介します。
  ①何がよかったか具体的に褒める
  ②結果だけでなく、その過程や努力を褒める。
  ③それによって、大人自身が受けた感動や気持ちを伝える。
では、叱るときに注意すべきポイントはというと、つぎの3つです。
  ①人間性を否定しないように具体的に叱る。
  ②指導に一貫性をもって叱る。
  ③叱った後はフォローを忘れずに
褒め方・叱り方についてはいろいろな書籍があり、それぞれ独自のアドバイスが書いてあるので、上記のことはあくまでも参考です。なるほどと思うところがあったので載せてみました。私は、ちょっとした約束事があると、それができたときに具体的に褒めやすいと感じています。そういった場面を仕掛けることも、成長を促すよい方法ではないでしょうか。
 子どものよりよい成長を促すために、大人としてできることをやっていきたいと考えています。

授業も業間も一生懸命な姿が見られます。投げ方や走り方の他にも取り組む態度など、具体的に褒めることができます。

校長室から 10.1 10月になりました

 本日から10月になりました。学校にとって10月というのは、4月からちょうど6か月となるので、折り返し地点となります。臨時休校から始まったので、まだ半分という感じがしない方もいるとは思いますが、今年度は、あと半年ということになりました。1~5年生は、6か月後には1つ上の学年に進級するわけです。そして、6年生は中学生となり、この芳賀北小を巣立っていくことになります。あと6か月は、長いでしょうか、それとも短いでしょうか。とにかく、1日1日を大切に過ごしたいですね。
 この6か月を振り返ると、各学年ともに、子どもたちの大きな成長が見て取れます。毎日見ていると、どうしても、できることよりもできないことに目が行きがちです。さらなる成長を願うには、それも必要なことではあるのですが、できたことを認めて褒めてあげることのほうが大切であるといわれます。現在、学校生活では、いろいろな場面で、落ち着きのある場面が増えてきました。先日行われたスポーツフェスティバルでは、一人一人が一生懸命に自分の役割を果たしていました。たいへんなことでも我慢ができるようになってきていると感じています。こういったことも、認め、褒めてあげることができる事柄です。今後も、認め、褒めることができる場面を見つけていこうと思います。

 

集中して教科書を読んでいます。        電子黒板での授業が楽しそうです。

校長室から 9.24 日常

 スポーツフェスティバルが終わり、学校生活が日常に戻ってきたように思います。多くの子どもたちがスポーツフェスティバルで一生懸命に取り組めたことを自信とし、落ち着いて授業に取り組んだりと、成長の跡が見られます。行事をやった甲斐があるなあとうれしく感じています。いろいろ御協力ありがとうございました。
 いつもの学校生活に戻ったことで、ふと、日常って何だろうと考えてしまいました。日常とはふだんのこと、果たして、今のこの毎日が日常なのかと。昨年までになかったもの、それは「新型コロナウイルス」。今は、コロナウイルスがあることが日常です。今でこそ、1クラス全員が1つの教室にいますが、5,6月には大きい教室に入ったり、教室を分けたりしていました。それはやらなくなりましたが、手洗いや手指消毒はうるさく言っています。お互いの距離を気にしながらのグループ学習を行っていますが、給食は全員同じ方向を向いて静かに食べています。トイレ掃除は先生方とボランティアの方で行い、子どもたちはやりません。ふれあったりじゃれあったりは原則なし。でも子どもたちですから全部ゼロにはできません。その後のこまめな手洗いや消毒をすることで対応しています。どこまでやっていれば安心かはわかりませんが、どうすれば実施できるかを考えながらいろいろな活動をしています。来月には、修学旅行や遠足があります。バスの台数を増やし、密を回避します。大きな声で歌ったり会話したりはできません。正直、「う~ん、これが日常かあ。」と思ってしまいます。でも、実施するためには必要なことなのです。様々なことを実施することで子どもたちは成長します。なんとかその成長を手助けしたいと思います。
 命に関すること、それは最優先です。しかし、学校生活とは人とのふれあいの中にあるのではないかと思うのです。コロナとの共存。すべてをゼロにすることを考えるのではなく、できることを増やしていくために、いろいろな方策を考えていきたいと思います。現在、消毒ボランティアを始め、様々なボランティアの方々にお世話になっています。今後も、保護者のみなさんや地域のみなさん、たくさんの方々にお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。
 9月22日の秋分を過ぎ、季節がぐっと進んだように感じます。気温が急に低くなったりしているので、コロナ対策だけでなく、健康に気をつけ、保持増進していくことを意識して生活していきたいものですね。

日常が戻ってきました。マスクをしながら遊んでいる児童もいます。

校長室から 9.17 スポーツフェスティバルを終えて

 昨日、予定通りにスポーツフェスティバルを行うことができました。その模様を直にお見せすることができなく、我々教職員も残念に思っています。いろいろなことが縮小され、不自由な面があったのですが、児童のみなさんは、いつもと変わらぬ元気で競技に取り組み、手洗いや消毒もしっかりと行っていました。終わったときには、「疲れた」と言いながらも、うれしそうで満足気な表情が見られ、一生懸命に取り組んだことで得られる充実感を味わっているようでした。私は、児童のみなさんが、楽しく真剣に取り組むその姿から、大きな感動をいただきました。先生方と一緒に、このスポーツフェスティバルを作り上げてきたすべてのみなさんに感謝したいと思います。

 その中で、特に活躍してくれたのは5,6年生です。5,6年生は自分の競技だけでなく係活動をしていたので、ほとんど出ずっぱりの状態でした。自分たちの競技も交代で準備や審判をしていました。自分たちが中心となって行事を進めていくという、リーダーとしての自覚が現れていました。本当にありがたかったです。下級生は、この姿をしっかりと見ていたので、必ず受け継いでいってくれると思います。この日は、感動がある、大変うれしい日となりました。

 最後に、スポーツフェスティバルに際し、御協力いただいたPTAの役員さん、体育委員さんを始め保護者の皆様、地域の皆様、練習の日から当日まで放送など大きな音で御迷惑をおかけした学校の近隣にお住まいの皆様など、すべての関係の皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。

5,6年生は、放送を含めすべての競技で活躍してくれました。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

校長室から 9.15 いよいよスポーツフェスティバル

 スポーツフェスティバルがいよいよ明日になりました。児童たちは、各学年ブロックや全体での練習に、一生懸命取り組んできました。練習期間が短かったため、思うようにいかないことがあるかもしれませんが、それは仕方がありません。それよりも、自粛でいろいろな楽しいことができなかった分、楽しく、思い出に残る行事になってくれればと願っています。
 子どもが成長していくためには、様々な要素が必要ですが、学校生活の中で、友だちと楽しんだり、うれしがったり、頑張ったり、我慢したり、悲しんだり、悔しがったり、・・・・、いろいろなことが必要です。できれば悲しい思いはさせたくないものですが、そういった思いがわからなければ、他の人に対して悲しい思いをさせてしまってもわからないことがあるかもしれません。多くの経験が必要となります。
 明日、子どもたちは、多くの経験をし、間違いなくいろいろな思いをもつと思います。ぜひ、楽しかったこと、悔しかったことなど、いろいろな思いを聞いてあげてください。そしてその思いに共感してあげてください。それによって、心が成長していくものだと思います。
 私は、明日のスポーツフェスティバルがとても楽しみです。おうちの方々もそうだと思います。しかし、この模様については、申し訳ありませんが、学校に来ていただいてお見せすることはできません。はがチャンネルで御覧いただければと思います。コロナ渦ですので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

昨日の全体練習の様子

校長室から 9.11 来週の天気は?

 9月に入っても厳しい残暑が続いています。そんな中でも児童たちは元気に活動しています。特に、スポーツフェスティバルの練習は、少ない練習時間の中、それぞれの学年ブロックや全体でしっかりと取り組んでいます。なかなかうまくいかないこともあるとは思いますが、児童の活躍を楽しみにしたいと思います。
 今、芳賀北小では、熱中症計を活用し、外での授業や業間、昼休みの活動を制限しています。そのため、さらに外での活動が少なくなっています。それは残念なことですが、命や健康には代えられません。ただ、来週の木曜日16日は、なんとか良い条件でスポーツフェスティバルを行えるようにしたいと思っています。いろいろ心配しながら天気予報を見ると、来週は曇り空が多く続くとの予報が出ています。気温は多少下がり、熱中症の警戒度も下がると思われます。ただ、秋の長雨の走りになるかもという予報もあるので少し心配ですが、今のところまあまあの条件で実施できそうな予報です。
 以前お知らせしたとおり、スポーツフェスティバル当日は、コロナウイルス感染防止のため、無観客で実施させていただきます。子どもたちの活躍する姿を見ていただきたい気持ちは大きいのですが、御理解いただきたいと思います。また、学校周辺からの見学についても、交通の妨げになりたいへん危険ですので、御遠慮いただきたいと思います。今後、コロナウイルス感染症が落ち着いた際には、保護者の皆様始め地域の皆様にも喜んで来ていただける学校を目指しますので、今は御理解の上、御協力お願いいたします。

 

綱引きはできるだけ距離をとり、マスクを付けています。

フラフープを利用して、並んでみました。

 

 全く違う話ですが、・・・。

 今日は9.11です。19年前の2001年9月11日、アメリカで起こった旅客機がビルに激突する映像が今でもはっきりと浮かんできます。そういったことが2度と繰り返されることがないよう祈ります。

校長室から 9.8 HPリニューアル

 本日より、ホームページのデザインがリニューアルされました。今までのさわやかなイメージを残しつつ、それぞれの記事が見やすくなっていると思います。今後もいろいろな話題を発信していきたいと思いますので、楽しみに御覧いただければ幸いです。
 さて、大型台風が関東にも影響を及ぼしましたが、ゲリラ豪雨等の被害は大丈夫でしたでしょうか。また、日本各地で大きな被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。台風が過ぎ去ることでもたらされた熱風が気温をどんどん押し上げ、本日も厳しい暑さになりました。熱中症警戒指数が厳重警戒となったため、昼休みなど、外で遊べない日となってしまいましたが、児童は元気に生活しています。コロナ対策もあり、思うような生活ができませんが、少しずつできることを増やして行ければと考えています。今後とも御協力よろしくお願いいたします。

この大きさの写真が並べられるようになりました。(昨日のスポーツフェスティバル練習風景)

校長室から 9.7 16日のスポーツフェスティバルに向けて

 今、北小学校では、9月16日(水)のスポーツフェスティバルに向けて、少しずつ練習を行っています。
 今年は、コロナウイルスの関係で、運動会を縮小し、無観客で実施することとしました。保護者の方や御家族の方、地域の方等には残念な思いをさせてしまい申し訳なく思っています。しかし、現在のコロナウイルス感染状況をみると、致し方ないという気持ちでいます。子どもたちには、感染症予防対策を十分に取らせるようにし、なんとか実施できるようにしていきたいと思います。
 スポーツフェスティバルは、運動会とは同じではありません。種目を減らしただけでなく、練習時間も減らし、体育の時間内に練習しています。全体での練習時間もわずかしか取っていません。ただ、来年以降、できるような状況になれば、例年通りの運動会を実施したいと思っているので、できるようにするために、係活動などを下学年に引き継いでいかなければなりません。ですから、できることは行います。こういった取組から、日々の生活の中で、学校のリーダーの役割について少しずつ引き継がれていることを感じます。
 当日の模様は、はがチャンネルで放映されるということになっているので、そちらで御覧いただければと思います。いろいろと御不便をおかけしますが、何卒御理解をお願いいたします。

まっすぐきちんと並べました。

ラジオ体操はむずかしいです。

校長室から 9.1今日から9月です

 今日から9月になりました。本来であれば、今日が2学期の始業式のはずでしたが、2学期が始まってもう2週間あまりが経っています。最高気温が体温を超えそうな8月からやっと9月になったわけですが、少しは涼しさを感じるようになってきましたでしょうか。先週、二十四節気では、8月23日に処暑(しょしょ)を迎えました。朝晩の涼しさに初秋の息づかいを感じる頃と言われます。そして来週の9月8日には、白露(はくろ)を迎えます。白露とは、秋が深まり、草花に朝露がつき始める頃という意味です。秋雲がたなびくようになり本格的な秋の到来を迎えるわけです。実際に、今の状況はどうでしょうか。昨日の雨で、少し涼しくなったように感じますが、まだまだ残暑は厳しいようです。先日、ある児童が、「コオロギがいたよ」と教えてくれました。コオロギは夏に成虫し、朝晩が少し涼しくなってくると鳴き出すそうです。鳴き出すのはいつでしょう?いろいろなところに秋が見つかるような気がします。きっと、もうすぐ秋らしくなるのではと、期待を込めています。


今年の桜は、落葉が早いように感じます。