校長室から
校長室から 8.27収束と終息
ちょっと気になったことがあったので書いてみました。
日本語には同音異義語(同じ読みではあるが意味が違っていることば)というものがあるわけですが、今、新型コロナウイルス感染症のニュースが毎日報道され、その中で、度々、【しゅうそく】という言葉が使われています。さて、この【しゅうそく】という言葉は、次のうちどれでしょうか。
①収束 ②終息 ③集束
国語辞典によると、それぞれの言葉の意味は次のとおりです。
収束・・・混乱していた事態や事件がおさまりを見せること
終息・・・戦乱や疫病などが、絶えてなくなること
集束・・・光線の束などが1点に集まること
とすると、どうやら③ではなさそうですね。①、②のどちらでしょうか?実は、テレビでも新聞でも、どちらも使われているのです。一般的に「収束」は、ある一定の状態に落ち着くことで、「終息」は完全に終わるという意味に使われています。ですから、その人が言いたい意味によって変わってくるということです。つまり、次のような場合には、表記としては「収束」、「終息」のどちらもあり得るということになります。
①「韓国では感染の広がりが【しゅうそく】に向かっている。」
②「(新型コロナの問題が)【しゅうそく】すれば中国を訪問する。」
③「(新型コロナの問題が)早く【しゅうそく】してほしい。」
その人が「収束」と「終息」のどちらの意味で発言したのか、注意が必要ですね。この新型コロナの場合は、時間順に考えると、まずは「収束」を目指し、最終的には「終息」してほしいというところでしょうか。
同じ読みでも、似たような意味でも、その言葉を使った人の気持ちを考えないと、本当にその人が言いたい意味にはなかなかたどり着けないかもしれません。日本語は面白いと同時に怖いです。
とにかく、新型コロナに関しては、収束でも終息でも早くしてほしいものです。そのためには、まず、手洗い、手指消毒をすることが大切です。しっかりとやっていきましょう。
校長室から 8.25はがきたの夏
先週から2学期が始まり、『はがきたの夏』と呼ばれる詩の暗唱チャレンジがありました。夏休み中に練習しその成果を先生方の前で発表するという、本校ではずっと行っているものだと聞きましたが、本年度から本校に赴任した私にとって、とても新鮮なものでした。私のところでは、金子みすゞさんの『私と小鳥と鈴と』を暗唱してくれました。一言一言はっきりと発表する子、緊張しながらだんだんと速くなってしまう子、同じような言い回しのところで止まってしまい悩んでしまう子、表現力豊かに感情を込めて発表する子など、一人一人様々で、とても楽しい時間を過ごすことができました。合格すると、子どもたちはみんな、「ありがとうございました。」と言ってくれましたが、私の方こそ、「楽しい時間をありがとう」という思いでした。
ただ単に暗記するだけでなく、子どもたちの表現力、発表力にもつながるよい伝統だと思います。また、詩の内容を、後々になってもずっと覚えているかもしれません。懐かしい思い出になるのではないでしょうか。子どもたちの可能性は無限ですね。
校長室から 8.20今週の目標
8月17日(月)、はがきた当番の6年生が、今週の目標を書いて校長室に貼りに来てくれました。今週の目標は、『気持ちのよいあいさつをしよう!』です。そしてその横に具体的にこう書いてありました。
・大きな声
・立ち止まって
・目を見て
・おじぎをして
あいさつは、相手を認め、尊重し、敬意を払うことだと思います。したがって、きちんとしたあいさつをするには、誰に対してどのようなあいさつをしているのかわかるようにやらなければならないと思います。折角あいさつをしているのに、相手に伝わらないのでは、やっていないこととあまり変わりません。しかし、大きな声で、立ち止まって、相手の目を見て、おじぎをしてというのは意外とむずかしいものです。すべてのことができるというわけではなくても、せめて、相手にわかるようにはしたいものです。
芳賀北小では、毎朝、しっかりと立ち止まり、私の方を見て、おじぎをして、大きな声であいさつをしてくれる児童がたくさんいます。遠くの方からでも私の姿を見つけてあいさつをしてくれます。そういうあいさつからは、本当に1日の元気をもらえます。
この目標は、8月27日(金)まで続きます。いろいろな状況があるので、すべての場合でできるわけではありません。立ち止まることができなくても、相手にわかる、気持ちのよいあいさつができればいいと思っています。私も、心を込めてあいさつを交わしたいと思います。みんなで意識していきたいと思っています。
みんな元気に登校しました。
このあとのあいさつから、1日の元気をもらっています。
校長室から 8.17始業式
16日間という短い夏休みでしたので、あっという間に2学期が始まってしまったかと思います。しかし、今朝、児童のみなさんは、元気に登校してくれました。夏休み中のお子様の生活はいかがだったでしょうか。猛暑の中、さらにコロナの影響もあり、いつもと違う生活様式でたいへんだったかもしれません。しかし、登校してきた児童のみなさんからは、さわやかな朝のあいさつの声が聞こえ、しっかりと生活できていた印象を受けました。元気な姿が一番うれしいですね。
さて、本日の始業式で、2学期にお願いしたいこととして、「人の役に立とう」という話をしました。いつもより長い2学期、コロナウイルス感染症対策のため変更があるかもしれませんが、たくさんの行事が予定されている学期です。その中で、全員がよい思い出を作ってほしい、そういった願いを込めての「人の役に立とう」という話です。ときには自分が少し我慢をしなければならないことがあると思いますが、自分がしたことで友だちがうれしい思いをするということは、想像している以上にうれしいことです。それが人の役に立つということだと思います。2学期が、そんな学期になってほしいと思っています。
まだまだ暑さが続き、熱中症対策もしなくてはなりません。みんなが健康で、みんながよい思いができるよう、教職員を含め全員で頑張りたいと思います。引き続き2学期もよろしくお願いいたします。
暑さの中、授業に一生懸命に取り組む児童たち
校長室から 8/5夏休み
さて、夏休み中なので学校はひっそりとしていますが、花壇には色とりどりの花が咲いています。特に中庭には、用務員さんが丁寧に植えた草花が咲き誇っています。学校中にある花壇や芝生広場、校庭などがきれいな状態をずっと保っていられるのは用務員さんのお陰です。感謝の気持ちをもって今後の学校生活が送れるといいですね。
折角のきれいな草花なので、みんなに見てもらえるよう写真を載せておきたいと思います。2学期が始まる頃まで咲いているといいなあ。
校長室から 7/31 1学期終業式
私は、本年度北小に異動してきたので、何が通常なのかわからぬまま4か月が経ってしまったように思います。しかし、この4か月は、いろいろたいへんだったにもかかわらず、とても楽しい毎日でした。それは、子どもたちの元気な笑顔のおかげだと思います。朝の元気なあいさつから始まり、廊下や教室でのあいさつやお話をしてくれる。うれしそうにお兄ちゃんやお姉ちゃんの話をしてくれる児童もいました。中学校関係の続きでまたお世話になりますと言ってくださる保護者の方がいたり、他の学校で教えたことがある生徒が本校の保護者となっていたりと、時の流れと出会いのありがたさを感じた1学期でした。卒業生にも何人か会いました。ちょっと上から目線となってしまいますが、教え子たちの成長した姿を見られることは、我々教師の一番の喜びであり、特権であると感じています。とてもうれしい時間でした。また、何と言っても新型コロナウイルス感染者が1人も出なかったことや大きな事件事故がなかったことは、とてもありがたいことでした。児童のみなさんや保護者のみなさんの御協力に深く感謝いたします。
新型コロナウイルス感染症は、まだまだ猛威を振るっており、栃木県でも拡大傾向にあります。本校にも波が来ないとは言い切れません。学校は、人と人とがふれあう場所です。感染リスクを0にはできませんが、できる限りの予防策をとり、感染リスクを下げ、通常の学校生活を取り戻していきたいと考えています。今後とも御協力よろしくお願いいたします。
16日間という短い夏休みですが、一人一人の児童にとって有意義な夏休みになることを期待しています。8月17日に、それぞれに成長した子どもたちに会い、元気なあいさつができることを楽しみにしています。1学期間お世話になりました。
みんな元気に下校しました。
カラッと晴れて、梅雨明け間近かなと感じる天気でした。
校長室から 7/28 1学期あとわずか
さて、先日、高校野球の交流試合を応援(子どもの送迎)に行ってきました。北小出身の先輩も活躍していて、勝敗にかかわらず、一生懸命プレーする姿に感動を覚えました。たまたまそこに、知り合いの高校の先生が役員としていらしていたので、次のような話をしました。この高校生の交流試合を応援に来られない人のためにテレビで放映しています。それを見た視聴者から、「ベンチ内が密になっている」、「大声を出していいのか」などという苦情が多々寄せられているということでした。検温や距離をとっての入場、ベンチ内の消毒、前のチームが完全に退出してからの入れ替えなど、できるだけのことはやっているのにと、その方は、たいへん残念がっていました。感染リスクは低い方がいいに決まっています。本当に危険度が高いときには、少しのことでも許してはいけないことはわかります。そういうときには、学校生活も続けるわけにはいかないと思います。感染リスクが0になることは考えられません。しかし、新しい生活様式や一般的に言われている感染症対策を徹底することによって、可能な限りリスクを低く抑えながら実施することは、できないことではないと思うのです。児童は、鬼ごっこをしますしドッジボールもします。必要なことは、鬼ごっこやドッジボールをやめさせることではなく、鬼ごっこなどの後に、手洗いや手指消毒を徹底することだと思うのです。折角もどってきた学校生活。この学校生活をなんとか続けていきたいと考えています。ただ学校に来るだけというのは学校生活ではありません。その中で、いかに活動させることができるかが、今、問われているのだと思うのです。何ができるか、どうすればできるか、みんなが感染リスクと戦う中、先生方も日々悩みながら、努力を続けています。
栃木県内では、感染がやや拡大している傾向があります。これ以上の拡大を防止していくためにも努力を続けます。引き続き、御理解と御協力をいただけますようお願いいたします。
昼休み元気に遊ぶ児童
校長室から 7/21花を愛でる
そのことばを聞いたのは6月末だったでしょうか。校舎東側の花壇に6年生を始め数人の児童が集まっていたので、どうしたのか尋ねてみると、「紫陽花がきれいだったので見に来ました。」ということでした。何気ない一言でしたが、とてもうれしく感じたことを覚えています。この3か月ほど不自由な学校生活でしたが、花を愛でる子、虫や蛙を逃がしてあげる子、落とし物を拾って届ける子など、心の成長が見てとれます。また、特に上級生が下級生に対して、「1列にきちんと並ぶんだよ。」とか「しっかりあいさつするんだよ。」とか「時間いっぱい掃除をしてください。」などの働きかけをするなど、とても素晴らしいと感じています。特に6年生は授業態度やあいさつがきちんとしていて、北小のリーダーとしてたいへん立派です。学校という場所は、子どもたちが、生活を通じて、どんどん成長していくところです。中でも、下級生は上級生の姿を見て行動の基本を学ぶことが多いといえます。素晴らしい上級生に感謝です。
子どもたちのちょっとした変化に気づき、認めてあげることは、大人の役目であるように思います。それによって子どもたちの自己肯定感が高まっていくといえます。子どもたちの成長を、日々、楽しみに見ていきたいと思います。
校長室から 7/17梅雨明けはいつ?
北小の休み時間は、外で元気に遊ぶ児童の姿が見られます。ブランコや一輪車、サッカーなどうれしそうに走り回っています。外で運動するときには、マスクを外してよいことになっています。熱中症が心配されるときには、放送でマスクを外すよう案内をしています。室内ではマスクをきちんとつけるよう指導しています。暑くなってきたせいか、時折、鼻を出している児童が見受けられます。もうしばらくマスクと共に過ごすことが日常となるよう学校でも呼びかけますので、御家庭でもアドバイスいただければと思います。
雨の多い毎日ですが、なぜか休み時間になると、児童の願いが通じるようで、外で遊べるように雨がやんでちょっと晴れてくることが多いように思います。熱中症にはくれぐれも気をつけさせ、学校での楽しい時間を過ごさせたいと思います。
校長室から 7/16シロツメクサ
シロツメクサはクローバーといった方がなじみが深いかと思います。私が小中学生のときですからだいぶ昔になりますが、そこかしこにシロツメクサの群生がありました。よくやったことは花冠作りと何と言っても四つ葉のクローバー探しです。今の子どもたちもやっているのでしょうか。シロツメクサにも花言葉があります。『幸福』や『私を思って』など、良いイメージのものが多いですが、中には『復讐』という恐ろしいイメージのものもあるそうです。また、葉の数によっても違っており、四つ葉のクローバーにはイメージ通りの『幸福』という花言葉があります。四つ葉のクローバーが見つかる可能性は、0.01%~0.001%だとか。なんと、1万枚から10万枚に1枚ということになります。本当に見つかると幸せになれそうですね。ラビットスペースにもありますよ。実は見つけちゃいました。多くのみなさんの幸せにつながるといいと思っています。
校長室から 7/14広がる支援の輪
また、先日お願いしました消毒・清掃ボランティアですが、こちらも多くの保護者の方に御協力をいただいています。昨日13日は6人、本日14日は8人の方に御協力いただきました。また、3人の方に雑巾の寄付をいただきました。急なお願いにもかかわらず、快くお手伝いいただき、たいへん助かっています。本当にありがとうございます。
芳賀北小学校が、地域のみなさんに支えられて学校生活が送れていることを、改めて強く感じました。今後もいろいろお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
校長室から 7/13消毒・清掃ボランティア
この消毒・清掃ボランティアについては、PTA会長さんからの通知が10日に配られました。趣旨を御理解いただき、みなさんに助けていただきたいという学校の思いを代弁していただいたものです。ボランティアは、できる人が、できることを、できる時間に、そして無理をせずに、ということが大切です。負担に感じてしまうと長続きしません。もちろん、やらなくていい仕事をやるわけですがら、負担がないわけはありません。それでも手伝っていただけることに、本当に感謝しています。もしそういった時間がとれるという場合に、ちょっと様子を見に行ってみようかなくらいの軽い気持ちで手伝っていただけませんでしょうか。毎日の業務なので、人数が増えると助かります。児童が、学校が、保護者が、みんながWIN,WINになる関係が築けるとありがたいです。
なお、新型コロナウイルス感染防止の観点から、保護者の皆様だけに限定してお願いしています。勝手なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
校長室から 7/10インコの鳴き声
実は、4月当初から、何羽いるのかなと数えています。ときには10羽、ときには8羽、ときには7羽、一体何羽が正解なのでしょう? ある日の朝、数えてみたら13羽! 今までで最高記録!! ちょっとした喜びでした。先生方や児童のみなさんに聞いてみると、「15羽くらいかな?」とか「20羽くらいに増えたようなことを聞いたことあるなあ」とか「屋根の隅にかくれていてよくわからないなあ」などさまざまでした。
来校した際、もし気になったら数えてみてください。餌場や水飲み場に降りてきそうな時間帯や枝で休んでいる時間帯などがわかると、楽しいし、数えやすいですよね。ただそのときにはくれぐれも脅かさないように近づいてください。慣れない人に対しては、かなり臆病のようなので。
校長室から 7/7今日も雨
さて、栃木県でも、大きな被害こそ出てはいませんが、雨が続いています。今から遡ること5年、2015年9月に、栃木県でも大きな被害が出たことがありました。台風とそれから変わった温帯低気圧の影響だったと思いますが、線状降水帯ができ、鬼怒川水系と小貝川水系で河川の氾濫など大きな被害になったと記憶しています。栃木市や、茨城県常総市の浸水被害は大きなニュースにもなりました。浸水した家の中には、私の知人宅もありました。
芳賀北小がある芳賀町は、比較的災害の少ないところではありますが、集中豪雨が増えた現在は大丈夫とは言い切れません。もしそういった被害が出る可能性が出てきたとき、私たちはどこにどう避難すればいいでしょうか。身近にはいろいろな危険が潜んでいます。9年前の東日本大震災は記憶に新しいと思います。また、今から34年前の1986年には、茂木町の逆川が氾濫し、市街地では軒先まで水が来たという話を聞いています。いつどこで被害が起こるかわかりません。被害が起こっていない今だからこそ、そのときどうするかを考えておくべきだといえます。災害は起こらない方がいいに決まっています。しかし、起こらないことを願って対策を考えないわけにはいきません。起こってからどうするか考えているのでは遅いからです。ちょっと重い話になってしまいましたが、この期を捉え、家族で話してみてはどうでしょうか。
今日、七夕の夜。夜空にきれいな星空は見られるでしょうか。織り姫、彦星の壮大なロマンを感じつつ、久しぶりに雲のないきれいな星空を見てみたいものですが・・・。
校長室から 7/3梅雨明けが待ち遠しいですね
そんな中で今日、3日(金)に、5年生の「生き物調査」が行われました。梅雨の晴れ間で少し暑かったですが、児童は大人の方のアドバイスを受けながら、大喜びで生き物を探していました。中には、カエルなどが苦手だと話していた児童もいましたが、それなりに楽しんでいたように見えました。芳賀北小学校の周りは、生き物の宝庫ですね。活動に御協力いただいた芳志戸環境向上推進会議のみなさん、平成理研のみなさん、本当にありがとうございました。
前述したように、いろいろな活動が再開されていますが、4日(土)は雨の予報で、残念ですが外の活動はできないかと思います。来週も天気はぐずつく予報となっています。梅雨が終わればもっと暑くなるとは思いますが、カラッとさわやかに晴れる日が待ち遠しいですね。
校長室から 7/1 7月になりました
昨日の6月30日は、管理訪問といって、教育委員会や教育事務所の方が6人ほど北小を訪問し、授業を見たり、先生方と面談したりしました。この訪問は、新しく管理者や教職員になった先生方の様子を見に来る訪問ですので、私や教頭先生も面談しました。最も大変だったのは初任者の先生でした。本校には、永井先生と金田先生という2人の初任の先生がいます。2人とも緊張した面持ちでこの日を迎えたのですが、しっかりと面談していたようです。また、永井先生は、研究授業として3年2組での授業を参観していただきました。その授業を私も参観したのですが、しっかりと課題に向き合い、手を上げ、はっきりと発表する児童の姿が見られ、たいへん頼もしく思いました。本校で行っている「学び合い」の授業が、少しずつ実を結んでいることを実感しました。緊張する先生を助けようとしているようにも見えました。とても素晴らしかったです。今後も『みんなでわかる、みんながわかる』を目指して、「学び合い」の授業を充実していけるといいですね。
校長室から 6/29先生方もがんばっています
その中で、先生方も朝早くから夜遅くまで、本当に一生懸命に仕事をしています。まず朝の登校指導や教室での児童のみなさんの出迎えから1日が始まります。授業をやり、給食のときには配膳と片付けの手伝い。また授業。清掃して、放課後。児童のみなさんを送り出すと、いつもは次の授業の準備やテストの丸付けを行います。でも今は、教室の机やイスの消毒、トイレの掃除などをやってからとなります。新型コロナウイルス感染防止のため、清潔を保ち明日を迎えるためです。その他の校務もあります。御存知の方もいると思いますが、先生方の勤務時間は、朝8:00から夕方4:30までです。でも、その時間に出退勤できる先生方は1人もいません。先生方は、児童のみなさんが毎日笑顔で学校に来られるようがんばっています。
正直なところ、こういった先生方の状況はあまり望ましくありません。今日、新聞にも出たように、ほとんどすべての学校で多忙な状況になっています。業務改善を考えていかなければなりません。これから、どうすればいいか、知恵を絞っていきます。多くのみなさんに助けをお願いするかもしれません。そのときには、ぜひ、力を貸してください。よろしくお願いします。
校長室から 6/24朝顔
みんなしっかりと育っています。
まるで児童のみなさんのようですね。
校長室から 6/22紫陽花(あじさい)
梅雨と聞いて思い浮かぶものは、・・・・?
雨、水たまり、どろんこ、湿気、肌寒さ、ジメジメ、ムシムシ、カタツムリ、傘、長靴、・・・、そして紫陽花。
梅雨というとあまりいいイメージでないものの印象が多いのかもしれませんが、その中で紫陽花はいいイメージと思えるもののひとつではないでしょうか。本校の校舎東側の花壇では、今まさに紫陽花が咲き誇っています。青い色の花が中心ですが、よく見ると微妙に色が違っています。なぜ紫陽花の花は色が違うのでしょうね。
学校に来る機会がありましたらぜひご覧ください。
さらにもう一つ、童謡「あめふり」の歌詞はすぐ浮かんできますでしょうか。
『 あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン 』
じゃのめ=蛇の目傘、おむかい=お迎え、のことなので、雨の日に、お母さんが傘を差して迎えに来てくれることをうれしく待っているお子さんの気持ちを歌っている、というところでしょうか。この歌は5番まであるので、このほかにもいろいろな意味があるのかもしれません。でも、「雨」といった、どちらかというと憂鬱な感じにもなる天気でさえ、お家の方がむかえてくれるということがうれしくてたまらないものなのだと思うのです。改めて、親子の絆の深さを感じます。私の子はもう大きく、私の迎えを待っていてはくれませんが、そう思っていた時期があったんだよなと、懐かしく思っています。
見方を変えてみると、この梅雨の時季も案外素敵なものになりそうですね。
咲き誇る紫陽花(芳賀北小東側花壇)
校長室から 6/17北小タイム(講話)
今日の北小タイムでは、6月15日の栃木県民の日について次のような話をしました。
『今週の月曜日、6月15日は栃木県民の日でした。今から147年前の明治6年6月15日に、当時の栃木県と宇都宮県が合併し、おおむね現在と同じ栃木県ができた日を記念して制定した日です。私は、栃木県の「豊かな自然」と「発展する工業」、「歴史を感じる文化と芸術」が大好きです。そして、そういったことが歌われている栃木県民の歌がさわやかで大好きです。ちなみに、栃木県民の歌は、私が生まれたときに制定されたので、私と同い年になります。また、栃木県にはいろいろな日本一があります。いちごや餃子は有名ですね。他にもぜひ調べてみてください。いろいろなことを調べていくと、栃木県のすごさや素晴らしさがわかってきます。みなさんは、この栃木県を守り発展させていく大切な1人です。栃木県のことをよく知り、栃木県を好きになってほしいと思っています。』
放送での講話となりましたが、しっかりと聞いてくれていたようです。話の後に、各クラスでちょっとしたクイズに挑戦してもらいました。題して「栃木県民の日記念クイズ」です。ここにも載せておきますので、御家庭でも話題にしていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
6.17栃木県民の日記念クイズ(問題).pdf
6.17栃木県民の日記念クイズ(解答).pdf
校長室から 6/15栃木県民の日
さて、先週の11日には梅雨入りし、ジメジメムシムシといった天気となってきました。学校では6月から、新型コロナウイルス感染症防止のため、「新しい生活様式」に基づいて、2便に分けての登校や消毒など様々な対策を講じてきました。今のところ栃木県は状況が落ち着いており、感染観察都道府県で「レベル1」となっています。それを受け、新たに県教委から教室内の人数等の緩和が出されました。本校では、2週間特別教室で授業を行っていた3年生を元の教室に戻すことにしました。2週間不自由な思いをさせてしまいましたが、元に戻すことができてよかったと思います。しかし、何度も言っていることですが、新型コロナウイルス感染症の脅威がなくなったわけではありません。気を緩めると一気に拡大する恐れのあるウイルスです。今後も「新しい生活様式」に十分に気をつけて生活していきたいと思います。御協力よろしくお願いします。
久しぶりに元の教室に入りました。
校長室から 6/12マスクをいただきました
國井さん、本当にありがとうございました。
校長室から 6/11小さな探検隊現る
校長室から 6/10暑くなってきました
先日、下野新聞に、真岡法人会からの消毒液の寄贈という記事があり、本校にもいただきました(下記の写真)。今週から、スプレー用の容器に移し替え使い始めています。今、新型コロナウイルス感染症予防のため、いろいろな方策をとっているので大変助かります。実はそのほかにも、手作りのマスクやフェイスシールドなど、地域の方を始め多くのみなさんからいただいています。そういった善意によって学校生活が支えられているのです。ただそれは、今に限ったことではありません。登下校時にはスクールガードリーダーのみなさんや交通指導員のみなさん、学校でのお米作りや畑作りには地域のボランティアのみなさんに力を貸していただいています。その他にもたくさんあります。普段当たり前のように感じていることかもしれませんが、当たり前ではないものです。そういった多くの方々への感謝の気持ちを新たにし、今後の学校生活を送っていければと考えています。(まだまだ紹介できていないところやことばが足りないところがあると思いますが、御容赦ください。)
各関係のみなさんに改めて感謝申し上げます。「いつも本当にありがとうございます。」
校長室から 6/1全員登校再開
さて、本日から学校再開となったわけですが、お子様の様子はどうでしたか。お家ではどのようなことを話していますか。活動の様子を見ていると、一様にうれしい表情をしていることが見て取れました。先週までおこなっていた分散登校が、いい準備運動となり、今週を迎えているように見えます。しかし、先生方の中からは、「体力が落ちているなあ。」という話も出ています。3か月にも及ぶ自粛生活を強いられていたのですから、それは仕方がありません。まずは、学校に慣れ、生活のリズムを作ること。そして生活に必要な体力を回復すること。そうしていくことが、自分自身の抵抗力を高めることにもなり、様々な病気から体を守ることになります。普通に学校生活を送るということは、体にとっても心にとっても、とても大切なことなのです。再開したといえども、まだまだ細心の注意が必要です。先生方も、今できることをがんばります。今後も全員での生活が続き、子どもたちの元気な生活が、常に送れることを願っています。
子どもたちの笑顔あふれる学校はとてもすばらしいですね。
広い特別教室も使います。
給食でも密を防ぎます。
やれることをみんなでがんばります。
校長室から 5/29登校再開を控えて
学校では、児童のみなさんが帰った後、ひっそりとした教室で机やイスを消毒したり、給食の時間の過ごし方、休み時間の過ごし方、各教科の学習の仕方など、児童のみなさんの生活に合わせてどう対応するべきかを話し合いました。また、今日は、教室の引っ越しや大掃除をしました。先生方もできる限りの予防策を考えて児童のみなさんを待っています。ですから、少し安心して、でもいっぱい気をつけて登校してほしいと思っています。距離をとったりと不自由なことはありますが、学校も家庭も地域も、それぞれがお互いにできることをやっていければ感染は抑えられると思っています。
ところで、この休業中に、児童のみなさんは何を一生懸命にやっていましたでしょうか。今、この休業中という時間があったからこそできたことがある思います。何か分かったこと、気づいたことなどがあったら、みんなに話してほしいと思います。それが学びだと思います。これから、学校が再開できたからこそ学べることが出てきます。いろいろな学びを楽しんでいければいいと思っています。そういった毎日が続けられるよう、しっかりと準備を整え、学校の再開を迎えたいと思います。
6月1日(月)、新たなスタートの日として、新鮮な気持ちで児童のみなさんをお待ちしたいと思います。
校長室から 5/20分散登校
これから学校生活を続けるために、感染症予防は面倒なことかもしれませんが、この子たちならば、そういったこともしっかりと行ってくれると思います。学校での学びを続けていけるよう、みんなでがんばっていきたいと思います。よろしくお願いします。
下校前に雨が降り出してしまいました。
色とりどりで鮮やかな傘の花ですがちょっと大変だったかな。
傘のおかげでソーシャルディスタンスが保てると、よい方に考えましょう。
また元気に学校に来てほしいです。
校長室から 校内たんけんクイズ⑤
(桜の木は、いま、緑がいっぱいです。)
校内たんけんクイズ⑤をつけておきます。いよいよ登校となりますので、学校に来たときには、ぜひ、校内をたんけんしてみてください。
こうないたんけんクイズ⑤.pdf
こうないたんけんクイズ⑤答え.pdf
校長室から 校内たんけんクイズ④
さて、昨日、校内たんけんクイズ③をのせました。その続きをクイズ④としてのせますので、時間のあるときにでもやってみてください。
こうないたんけんクイズ④.pdf
こうないたんけんクイズ④答え.pdf
校長室から 校内たんけんクイズ③
こうないたんけんクイズ③.pdf
こうないたんけんクイズ③答え.pdf
校長室から 校内たんけんクイズ②
こうないたんけんクイズ②.pdf
こうないたんけんクイズ②答え.pdf
3回目はいつになるか未定ですが、また作ってみようかなと思っています。そのときは、また見てください。
校長室から 校内たんけんクイズ①
校長先生は、今年度初めて北小に来たので、北小のことをおぼえるために校内をたんけんしています。クイズをつくってみたので、やってみてください。ていがくねんのみなさんは、おうちのかたといっしょにやってみるといいと思います。
こうないたんけんクイズ①.pdf
こうないたんけんクイズ①答え.pdf
児童のみなさんへ
芳賀北小学校の児童のみなさん、校長先生です。
みなさんのいない校庭や教室は、とてもさびしいです。早く学校でお友だちとあそびたいですね。そのためには、新型コロナウィルスにかんせんしないようにすることが一番大切です。おうちのかたの言うことをよくきき、はやね・はやおき・朝ごはんをしっかりと守り、学校のしゅくだいをしっかりとやっておきましょう。一日も早くみなさんとあえることを楽しみにしています。
新年度の初めに(保護者の皆様へ)
さて、現在、新型コロナウィルス感染予防対策として、臨時休校となっています。今までになかったことなので、いつから学校は再開できるのか、お子様の安全は大丈夫なのか、学習は大丈夫なのかなどなど、いろいろな不安があるのではないかと思います。しかし、これだけ医療が発達している時代ですから、この事態は必ず終息に向かうと思います。信じて待ちましょう。今やらなければならないことは、できるだけ感染の可能性を低くすることと、できるだけ感染しないことです。我々教職員は、在宅勤務を含め今できる感染予防対策と、お子様の学習を保証するための教材教具づくりを行っています。学校が再開できる日を楽しみに待っていてほしいと思います。それまで、大変でも、ご協力をお願いいたします。