校長あいさつ

2024年12月の記事一覧

12月の全校朝会(校長の話)

今年、ディズニーリゾートに行った人?または、これから行く予定の人はいますか?

ディズニーリゾートには毎年、1500~2000万人もの人が訪れるそうです。

ディズニーリゾートが目指しているのは、「お客様に夢と感動をプレゼントすること」です。

ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダック、いろいろな乗り物やアトラクションがあり、訪れた人を夢と感動でいっぱいにしてくれます。

では、そのディズニーリゾートが、特別に大切にしている仕事はなんでしょう?

ミッキーやミニーたちを演じる仕事?、ショーやアトラクションを考える仕事?、それともお客さんを案内する仕事でしょうか?

これらも大切ですが、もっと大切にしている仕事があります。

それは「カストーディアル・キャスト」という仕事をする人たち。「ほうき」と「ちりとり」を持っている掃除係の人たちです。

夢と感動をプレゼントするために、一番気を遣っているのは、ゴミ1つないきれいな場所にすることなんです。

ミッキーが出てきて、素敵なショーを見せてくれても、周りにゴミがたくさん散らかっていては、「楽しい、かわいい」とは感じないでしょう。

ですから、ディズニーランドではゴミ1つないきれいな場所を目指し、掃除を徹底しています。

夜中から朝にかけても、広い園内をブラシで水洗いしたり、トイレ掃除をしたりしています。

何しろ「赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なくらいきれいにする」というのが目標だそうです。

そのくらい徹底的にきれいにしているおかげで、私たちはディズニーランドで楽しく過ごすことができるのです。

では、私たちの並木小はどうでしょうか?

学校には、カストーディアル・キャストのような掃除係の人たちはいません。

でも、302名の並木っ子がいます。そして、並木小の掃除の約束「さ・し・す・せ・そ」があります。

みんなが本気になって掃除をしたら、きっと赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なくらいきれいな学校になります。

もちろん、いくらキレイになっても、みんなはハイハイしてはいけません。

2学期の終わりには、大掃除もあるので、みんなで力を合わせて、きれいな学校にしましょう。

持久走記録会の講評

今日の持久走記録会は、どの学年も自分の走りと、走っている仲間への応援を頑張っている姿が見られました。

保護者の方も応援に来てくれていたので、さらにみんなのパワーになったのではないでしょうか。

今回の持久走記録会は、「試走の時の自分の記録と比べてどうだったか。」が大事でした。

誰かさんより速かったとか、遅かったとか、順位がどうとかではなく、まさに自分との戦いでした。

途中で、「苦しい。これだけ頑張ったんだから、もう歩いてもいいよ。」という、自分をあきらめさせようとする自分の声や、反対に「あの場所までもうちょっとだから我慢しよう。もう少しだけあきらめずに頑張ろう。」と、自分を励ます自分の声が聞こえていたかもしれません。

いずれにしても、最後まであきらめなかった人は、みんな勝利者です。

自分の記録(タイム)が、試走の時よりどのくらい短くなったのか、楽しみですね。