校長室から
情報モラル教育は日常的に
本校では、6年生の全国学力状況調査の児童質問紙を、オンラインで実施しました。
早く終わってしまい、残りの時間でビデオを見ている学級がありました。
情報モラルに関する内容でした。
子供たちはしっかりと動画を見ていました。 通信アプリ(LINEのような)を利用していて トラブルになった事例を扱った内容でした。 何気なく送信した内容が、悪い意味に解釈され てしまい、仲間から避けられるようになったとい う内容でした。 |
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よい意味で送ったメッセージやスタンプが、 文字だと細かなニュアンスが伝わらず、 悪い 意味で伝わってしまうことは、しばしば起こること です。 どうすれば良かったか、子供たちはよく考えて いました。 |
交通安全指導や災害時の対応など、子供たちに指導していく多くの内容は大人が経験したことをもとになされています。しかしネット空間では、大人も子供も同時進行で問題が起きています。例えば、LINEなどの通信アプリでのトラブルは、大人の世界でも起きています。
今、ネット空間では、様々な問題が発生しています。闇バイトや不適切な投稿による問題などが社会問題化していますが、その種類は多岐にわたっています。そして、その間違ってしまったときの影響は、決して小さくありません。交通安全や災害時の対応などと同様に、日常から意識して考えていかなければならない問題です。
ご家庭などでも、日常的に子供たちと話題にしていただきたいです。子供だけでなく大人も一緒に考えていくという姿勢で、本校でも情報モラル教育を進めていきます。