校長室から(令和4年度)

林間学校通信#1

 5年生の林間学校1日目。無事出発しました。台風と一緒に北上します。学校を出るときには少し青空が見えてきました。バスの中、児童たちはみんな元気です。なお、今日の登山は中止することにしました。このまま宿舎に直行します。

昨日と今日の校内風景(1・2・5年生、なかよし学級、他)

 昨日の5時間目、1年生が奏でるピアニカの音が2階の廊下に響いていましたので、その様子を少しだけ見てきました。児童たちが練習していた曲はディズニーの曲で(題名を確認してくるのを忘れてしまいました)、2つの教室に分かれて練習していました。たとえ指一本であっても真剣な目つきで教科書の楽譜を見つめながら練習に励む姿がとても微笑ましかったです。

 本日の3時間目に校庭と各教室を回って授業の様子を見てきました。その中で、今日はなかよし学級の学習風景をお伝えします。どの学級の児童たちも学習課題に一生懸命取り組んでいました。校庭では、1年生の児童たちがタイヤを跳び越えたりその間を走ったりしながら体を鍛えていました。

 最後に2年生の教室前にさしかかったときでした。教室があまりにも静かだったので音楽か体育の授業に出かけているのかと思っていたところ、室内で熱心に課題に取り組んでいる児童たちの姿が目に入ってきました。漢字の書き取り練習をしているようです。この学級は本校で最も人数が多く、どの教室よりも多くの児童たちが毎日一緒に学習に励んでいます。人数が多くなると多少は授業に集中できない児童がいたりするものなのですが、この学級はいつ見に来ても全員が黙々と課題に取り組む姿を見ることが多いです。下の写真からもその雰囲気が感じられると思いますが、今日も目を瞑れば室内に誰もいないのではないかと思えるほど静寂の時間が続いていました。このような習慣や学習姿勢は、独りだけで学習しているときよりも多人数で学習する環境下の方がより強く身につくような気がします。多くの仲間と共に学ぶ経験を重ねていく中で周り気を配る(思いやる)態度が芽生え、共に頑張る気持ちが少しずつ膨らんでくる。2年生は本校で最も人数が多い学級だからこそ、みんなで頑張る気持ちがいっそう強く育ってきているのかもしれません。

 

 今週末に林間学校に出かける5年生が、5・6時間目に体育館で荷物の確認をしていました。「長い靴下1足」「フェイスタオル3枚」「お風呂で使うものを入れる袋」・・・と職員がしおりを見ながら一つずつ確認するものを伝え、それがカバンに入っているか全員で確認していきます。中には、早速忘れものが見つかり手の甲にメモを書いていた児童もいましたが、嬉しそうに荷物を広げる光景に誰もがこの林間学校をとても楽しみにしているのが感じられます。新たに発生した台風の影響で当日は雨の可能性が高い予報が出ていますが、明るく何事にも前向きな5年生たちなので天気に頼ることなく自分たちで楽しい思い出をたくさん作ってくることができると思っています。

 現在育児休業中の職員が、昨年度に担任をしていた現6年生の児童たちに赤ちゃんを見せに来てくれました。優しい眼差しで赤ちゃんを見つめる女子児童たちの表情がとても素敵でした。一方で姿が見えない男子児童たちは…、思春期に突入しつつあるムズカシイ時期でもありますので少し照れくさい気持ちがあったのかもしれません。

6年生と1年生の交流

 今朝の陸上部の練習風景です。先日紹介できなかった短距離(兼ハードル走)グループの様子を紹介します。

 ふと足元を見ると、砂の上に描かれた芸術作品(?)が目に飛び込んできました。愛嬌のあるお化けの絵です。昨日は終日雨でしたので恐らく今朝描かれたものだと思います。

 今日は「読み聞かせ」の日です。朝学習の時間に保護者の方々が作ってくださった動画を視聴しました。1~4年生となかよし学級の教室をそっと覗いてきました。

 3時間目、体育館で1年生が上体起こしと反復横跳びの記録を測りました。1年生には動き方も測定の仕方もかなり難しいので、今日は頼れる6年生が手伝いに来てくれました。1年生1人に対して複数の6年生が付き、測定の受け方を細かく丁寧に指導してくれました。また、個々の記録の測定も慣れている6年生が担当してくれたので、たいへんスムーズに測定が終わりました。優しい6年生に丁寧に教えてもらったので1年生も終始笑顔で楽しそうでした。それにしても6年生の児童たちはこのような機会になると毎回とても頼りになります。できることなら、小学生版「教育実習生」として毎日交代で1年生の教室に派遣したいぐらいです。

今日の校内風景(1・3・4・5年生、他)

 今朝は台風14号の影響で登校時間を遅らせました。昨夜から突然雨が強く降る時間帯が繰り返し何度もやってきます。今朝も登校時刻の9時前には雨が止んでいましたので傘をささずに歩いてきた児童が多かったのですが、その後すぐに雨が強く降り始めました。まだしばらくの間は不安定な天候が続きそうです。

 今朝の話の続きですが、登校時間の変更を知らずに通常時刻に登校してきた児童が数名いました。こちらで連絡メールの配信状況を確認したところ、恐らくセキュリティ設定等が原因でメールが受信されないご家庭が2軒、連絡メールへの登録がなかったためメールを送信できなかったご家庭が10軒ほどありました。該当のご家庭には登録方法を記した文書を改めて配付しますので、可能であれば登録をお願いいたします。また、機種の変更等によるセキュリティ設定が原因でメールの配信が不可となるケースもありますので、今回メールの着信がなかった場合は端末機器を再度ご確認ください。

 

 今朝の登校時の様子です。こんな悪天候にもかかわらず、6年生の男子児童たちが風で飛ばされてきた大量の葉を掃き集めてくれました。

 朝の1年生の教室の様子です。登校してきた児童たちは、授業の準備や連絡帳の記入、朝自習の課題などに落ち着いて取り組んでいました。

 3時間目の体育館では、3年生の児童たちが来週本校体育館で開かれる「敬老お楽しみ会」で披露する「ソーラン節」の練習をしていました。5月の運動会以来でしたので、何人かの児童に「振り付けまだ覚えてる?」と聞いてみたところ、ほぼすべての児童が首を横に振っていました。しかし、音楽が始まるとどの児童も生き生きと踊り出し、細かい動きもほぼ揃っていましたので、体がしっかりと覚えてくれていたようです。

 同じ3時間目、4年生の教室では児童たちが机上に新聞紙を広げて熱心に記事を読んでいます。これから新聞を作成する準備として、実際に新聞を眺めながら記事の書き方、構成や段組みなどについて学習していました。それにしても新聞を広げて記事に目を通す姿に小学生とは思えないほどの貫禄を感じてしまうのは気のせいでしょうか…?

 5年生の教室では、児童たちが机上にタブレットPCを広げてハザードマップらしき地図を熱心に眺めています。黒板を見て確認したところ、我孫子市の防災について学習しているようです。今回の台風で九州地方を中心にかなり大きな被害が出ているようですので、まさにタイムリーな学習だと思います。

 掃除の時間に校内を歩いていると、水道の場所を掃除していた2年生の児童が「こーちょーせんせー、これトカゲ?」と聞いてきました。彼が指した場所を覗いてみると、水道内側の壁に小さなトカゲのような生物が張り付いていました。これはヤモリと言って「家を守る」と言われる縁起の良い生物だよと伝えると、「ボクにもさわらせて~」と大勢の児童たちが集まってきました。まだ子どものようでしたので窓の外にそっと逃がしてあげました。後で調べてみたところどうやら「ニホンヤモリ」という種類のようです。

今日の校内風景(1・4・6年生、他)

 今朝は雲一つない爽やかな青空が広がっていました。写真ではわかりにくいですが、青空の真ん中に小さな白い月が見えます。

 校庭の三旗掲揚台周りの花壇に色鮮やかな花が数多く咲いています。来校される機会がありましたらぜひご覧ください。

 今年度、研修生として千葉大学の大学院でICT機器を使った教育について研究している本校の職員が、2時間目に6年生の学級で算数の授業を行いました。研究の成果を活用してもらいながら、このような新しい取り組みを今後も積極的に推進していきたいと考えています。

 4年生の教室で楽しそうな発表会が行われていました。課題となる写真を見て想像を膨らませて話を作り、それを一人ずつ発表する、というものです。ただ、教室を覗いた時にはほぼすべての発表が終わっていましたので、じっくり腰を据えて聴くことができなかったのが残念でした。

 隣の4年生の教室では算数の授業を行っていました。3桁の割り算を学習しています。児童たちが取り組んでいる問題を見ていると、桁が一つ増えただけでかなり難易度が高くなったように感じます。教室の様子を眺めていると、課題を終えた児童たちがまだ終わっていない児童たちを積極的に手伝っています。耳をすませば「ねえ、ちょっと教えて」「だいじょうぶ? 手伝おうか?」そんな言葉が聞こえてきました。教室でみんなで学習することの良さを改めて感じました。

 3・4時間目に1年生の児童たちが校庭で水遊びを楽しみました。快晴で気温も上がってきた時間帯でしたので、水遊びにちょうど良い陽気でした。今日のために昨日自分たちで雑草を抜いてきれいにした校庭の砂場に、たくさんの遊び道具や水を汲んだたらいを運び込んで、去りゆく夏を惜しんで楽しいひと時を過ごしました。

 始業式の中で児童たちにも話したのですが、この夏に観た「サバカン」という映画がとても良かったので少し紹介させていただきます。小学校5年生のまったく異なるタイプの2人の男子児童が、夏休みの冒険を通じて友情を深めながら互いに少しずつ成長していく内容で、アメリカの映画「スタンド バイ ミー」に少し似たストーリーでした。時代設定が昭和の終わりの頃の話なのですが、現代にも通じるメッセージが数多く込められていました。特に、子どもは(失敗や辛い出来事も含めて)心に強く響く経験をしたときに大人への階段を大きく一歩上ること、そして、周りの大人は子どもの成長するチカラを信じて近すぎず遠すぎず見守る姿勢が時には大切であることを強く感じました。最後の方には涙腺を刺激するシーンが何度もあって、映画館で観たときに前列に座っていた中学生ぐらいの男の子が何度もハンカチで涙を拭っていました。まもなく公開が終了するようですので、機会がありましたらぜひご覧になってみてください。

 

 明日から三連休となりますが、連休明けの20日(火)に台風が関東地方に接近する予報が出ています。今後の進路や速度次第で大きく変わるかもしれませんが、20日朝の登校につきましては、4月に配付した荒天時の対応に関する文書(トップページのメニュー欄「荒天や地震の時の対応について」からもご覧いただけます)に準じてご判断ください。なお、大きな変更がある場合は、19日に連絡メールでお知らせします。

⇒9月19日(月)の昼前に連絡メールでお知らせした通り、20日(火)の朝は市内全校で9時登校となりました。メールが届いていない方は、当HP「学校からの連絡」ページにメールと同じ文を載せてありますのでご確認ください。なお、今後の台風の進路や速度次第では、20日朝の登校時と荒天が重なる場合もあるかもしれません。その場合は、この連絡にかかわらず各ご家庭の判断を優先してください。

今日の校内風景(陸上部・3年生)

 今朝はここ数日に比べてかなり涼しく、外で活動していてもあまり暑く感じません。そこで、今日は校庭で元気に学習や活動に励む児童たちの様子を撮ってきました。

 最初は陸上部の朝練習の光景です。どの種目の練習も部員たちがきびきびと動き、学年関係なくチーム全体でモチベーションを高く保ちながら短い時間を有効に使って練習に取り組んでいます。最初はジャベリックボール投げのグループです。

 長距離走のグループは、タイムの速い部員は後方からスタートするなど、練習メニューを工夫しながら取り組んでいます。

 走り高跳びと幅跳びのグループです。タブレットPCで動画を撮影し合い、跳び方を映像で確認しながら練習している児童もいます。

 この後で活動終了時間となってしまい、短距離走とハードル走グループの様子を撮影する機会を逃してしまいました。次の機会で改めて紹介したいと思います。

 次は1時間目の3年生体育の授業です。2クラス合同でスポーツテストを実施していました。今日は50m走とソフトボール投げの記録を測定しました。

昨日と今日の授業から(2・6年生)

 昨日の5時間目に6年生の学習の様子を見学してきました。図工の授業で、児童たちが綿棒や細い棒状のようなもので数多くの点を描きながら絵を描いています。数日前の記事でも紹介しましたが、これはオーストラリア原住民の「アボリジナルアート」だそうです。原色を鮮やかに使った表現がとても美しい絵画で、児童たちも興味深そうに制作に取り組んでいます。

 隣の教室は家庭科の授業を行っていました。児童たちが針と糸を手にして真剣な表情で縫い物に取り組んでいます。何を練習しているのか聞いてみたところ、「本返し縫い」だと教えてくれました。

 今日の1・2時間目、2年生の教室で児童たちが熱心に制作活動に励んでいましたので様子を見学させてもらいました。2年生は物や絵画などの作品を作るのが大好きで、毎回楽しそうに学習する姿をたくさん撮らせてくれます。今日の授業では、様々な色の紙を小さく切ってそれを台紙に貼り付けています。最終的には我孫子にも縁があった山下清画伯のちぎり絵のようなイメージになるのでしょうか。完成した作品を見るのが楽しみです。

 

 完成するのはもう少し先だろうと勝手に思っていましたが、2時間目終了後の休み時間にはすでに教室前廊下の窓ガラスに展示されていました。背面から日光が透過して個々の作品がとてもきれいに輝いて見えます。(心の中で「上手だなあ」と思いながら見ていた2枚目の写真左下のクラゲの絵ですが、作者名を見たら担任の作品でした)

4年生「落語教室」

 昨日の午後、夏休みに取り組んだ自由研究が市の科学作品展に出品されて入賞した6年生の児童たちが、返却された作品を受け取るために校長室前を歩いていたので写真を撮らせてもらいました。

 女子児童2名が手にしている作品は、四季の貝殻を集めた標本と、鉛筆の作り方を纏めた論文です。大小さまざまな貝殻が収められた標本のケースはお父さんが作ってくれたそうです。論文を書いた児童が持っている大きな鉛筆は、購入した木の枝で自作したものだそうです。

 男子児童が手に持っているのは、さまざまな魚の「歯の標本」です。「鯛」「ブリ」「鯖」、そして「イカ」から淡水魚の「鮎」まで、18種類の鮮魚を買ってきて1匹ずつ歯の標本を自作したそうです。サメの歯の標本は見たことがありますが、このような身近な魚類のものを見るのは私も初めてです。

 

 今朝の登校風景です。あやとりを手に持って登校してきた児童、水溜りがあると思わず入ってしまう児童、自分の背丈ほどあるアサガオを抱えて登校してきた1年生、今朝も靴の整頓に一生懸命取り組む2年生…。登校時のわずかな時間の中にも、さまざまな光景を見ることができます。

 今日の3時間目に落語家の山遊亭くま八さんが来校し、国語の授業で落語について学習した4年生に「本物の落語」を聴かせてくださいました。くま八さんは、昨年の9月22日にも本校に来て体育館で当時の4~6年生に落語を聴かせてくださいました(こちらをクリック)。殆どの児童たちにとっては、本職の落語家さんの噺を直接聴く機会は恐らく初めてだったと思います。落語で使う扇子や手拭いの使い方や最短5秒の落語など、楽しい話を織り交ぜながら、国語の授業で児童たちが学習した演目「ぞろぞろ」を含めて2つのお話を披露してくださいました。

 また、くま八さんは、児童たちのために落語に関する手作りの資料を持参してくださいました。なお、来月には我孫子市商工会館で寄席を開催する予定だそうです(子どもは無料だそうです)。

  

今日の校内風景(3・5・6年生)

 階段踊り場の掲示板に1・2年生の2学期の目当てや目標が掲示されていました。一人ひとりの頑張りたいことや期待していることがたくさん書かれています。

 今朝の7時50分ごろの様子です。今日は部活動がなかったのですが、多くの5・6年生が朝早くから登校し、校庭の雑草取りや落ち葉掃きを職員と共に手伝ってくれました(遠くから撮った写真なのでわかり辛くて申し訳ありません)。南門付近では保護者の方が先に落ち葉掃きをしてくださっていました。このような自主的な活動が広がっていることをとても嬉しく思います。しかし、参加していない人が肩身の狭い思いをしないように、「できるときにできる範囲で参加してくれればいいよ」というスタンスで広がってくれることを願ってます。

 3時間目に少しだけ授業の様子を見学してきました。最初に見てきたのは5年生の教室です。算数の学習中で、ハサミで紙を切ってさまざまな形の図形を作っていました。

 同じ5年生の隣の教室では理科の授業を行っていました。校庭で実験した流れる水の様子について、観察結果を基に考察を進めているようです。

 同じ階の6年生の教室です。月の見え方について太陽との位置関係から学習していました。児童たちのノートに描かれた絵を見ていると、月の見え方がよく理解できます。

 隣の6年生の教室は社会科の授業中でした。「武士」の起こりについて学習していました。

 まだ少し時間がありましたので、戻る途中で3年生の教室も覗いてきました。黒板には「にじんで広がる世界」と書かれています。絵の具を故意に滲ませた作品を描いているようです。

4年生校外学習

 昨日、4年生が千葉市方面に出かけて校外学習を行ってきました。夜中に雨や雷がかなり激しかったので実施の可否が心配でしたが、幸いにも朝には雨が上がり予定通りに出発することができました。

 最初に訪れたのは千葉港です。遊覧船に乗り港内を巡りました。乗船前には日差しも出てきて、爽やかな陽気の下で大きな貨物船や壮大な工場施設を見ながら40分間のクルージングを楽しんできました。

 次に、同じ千葉市内の郷土資料館(千葉城)に向かいました。城の建物の最上階まで上がり、殿様気分で遠く海まで見渡せる景色を堪能してきました。

 最後に千葉市科学館を訪れました。ホールで昼食をとらせてもらった後、グループ単位で自由に見学する時間を設けました。館内には科学に関するさまざまな展示や楽しく実体験できる施設が揃っていて、どの班も時間が経つのを忘れてしまうほど夢中になって館内を巡っていました。

 最後になりましたが、早朝からお弁当の準備等で保護者の皆様にもご協力いただきましたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。