校長室から(令和4年度)
久しぶりに外で遊びました
先週から続いていた猛暑がようやく収まってきました。しかし、気温は多少下がったものの湿度がかなり高いので熱中症には引き続き警戒する必要があります。こまめな水分補給を心掛けて今週も元気に学校生活を送らせたいと思います。
今日は校庭に出て遊ぶことを可としました。朝から降っていた雨も止み、業間休みの時間には、1週間ぶりに校庭で元気に遊ぶ児童たちの姿を見ることができました。特に、久しぶりに6年生に一緒に遊んでもらった1年生の児童たちは、6年生の手を引いて嬉しそうに校庭を駆け回っていました。
鳥小屋当番の児童が手に持っているのは、孔雀が産んだ卵(無精卵)です。
給食後の昼休みの様子です。午前に比べて湿度は下がりましたが気温は31度に上昇し、午前中は「26」だった暑さ指数も「28」を超えるところまで上がってきました。校庭に出ると、日差しはありませんが蒸し暑さで少し息苦しく感じますが、午前中と同様に多くの児童たちが元気に駆けまわっていました。
3時間目に、音楽室の方から不規則に太鼓を叩く音が聞こえてきました。音楽の授業かと思って中を覗くと、3年生の児童たちが理科の実験をしているところでした。タブレットPCの普及であらゆることが簡単に短時間で調べられるようになりましたが、この実験のように、実際に見て、触って、感じてみることはとても大切なことだと思います。
いよいよ来週は修学旅行です。6時間目に6年生の児童たちが、2日目に訪れる「日光江戸村」のグループ行動計画を立てていました。「どこを見学しようか」だけではなく「どこで何を食べようか」という話題も含めて楽しそうに計画を立てていました。
今日から7月
今朝、朝礼が始まる前(8時15分頃)に確認した暑さ指数(WBGT)は「26.2」でした。約30分後に再び見てみると、湿度は少し下がりましたが、WBGTは「26.6」に上がっていました。この後「警戒」から「危険」近くの数値に上がると思われますので、本日も体育の授業を中止しました。来週からはこの暑さも少し落ち着いてくるとの予報が出ていますので、休み時間に外に出て遊ぶことも今日までは我慢してもらいました。
今日から7月に入りましたので、始業前に体育館で全校朝礼を行いました。暑さが心配でしたので月曜日に延期することも考えたのですが、体育館の隅に置いた2台の大型扇風機が、思っていたよりもフロア全体に涼しい風を届けてくれたので、気温が上がる前に短時間で実施することにしました。
最初に、市の健歯コンクールで「教育長賞」を頂いた2名の6年生と、歯と口の健康週間図画ポスターコンクールで入賞した2年生の児童を壇上で表彰しました。また、今月の生活目標である「友達の良いところを見つけよう」の周知のために、2年生の児童たちが毎日帰りの会で実施している「今日のキラリ」(その日に気付いた仲間の良いところを発表する時間)を演劇で再現してくれました。
私からは、スライドと動画を見せながら熱中症の注意喚起と予防についての話をしました。
昨年度から続いていることですが、朝礼や集会が終わると、毎回6年生の児童たちがすぐに動き出して会場の片づけを手伝ってくれます。最近では、そこに5年生の児童たちも加わってくれます。職員が指示を出しているわけではないので、すべて自発的な行動です。6年生がやっているのを見て次年度の6年生がそれを受け継いでいく、そんな良い連鎖が繋がっていくことも東小の誇れるところだと思っています。
今日は1年生の水泳学習の日です。朝から多くの児童たちが「プールがたのしみ~♬」と嬉しそうに話していました。
楽しかったプールから帰って来た1年生の児童たちですが、一転して4時間目はテストの時間でした。人生は決して楽しいことばかりではないことも今日は学ぶことができました。このような厳しさを少しずつ乗り越えながら、大きくそして逞しく育ってほしいと思います。
今日の給食は、オムライス、カリカリポテトサラダ、アルファベットのマカロニスープ、バナナといった人気のメニューが並びましたので、食事の様子を少しだけ見に行ってきました。おかわりの希望に手を挙げる児童の数もいつも以上に多かったです。
先ほど児童たちが一斉に下校しました。下校時の外気温が36度を超えていましたので、下校する前に養護教諭が、①教室を出る前にしっかりと水分補給をしておくこと、②家についた後も水分を摂ること、③夕方の涼しくなる時間までは外出を控えること、の3つを放送で呼びかけていました。明日と明後日もかなり気温が上がりそうですので、ご家庭でも十分に注意して過ごさせてください。
今日の校内風景(5年生、他)
今日も早朝から気温が上がっていましたので、いつもより早く8時に暑さ指数を計測しました。すでに「27」に達していましたので、本日も校庭に出て遊ぶことを控えるように児童たちに伝えました。先日の記事でも話題にしましたが、登下校中はマスクを外すように日々指導しているのですがなかなか定着しません。また、水分補給や服装の軽装化についても継続的に指導していますが、水筒を持参しない児童や厚着をしている児童も一部見られますので、毎日心配しながら声を掛けています。
今朝の部活動の様子です。陸上部は今日も体育館内で軽くストレッチを行い、早めに涼しい教室に戻りました。
1年生がベランダで育てているアサガオが咲き始めました。赤や青のきれいな花があちらこちらに見えますが、まだ一輪も咲いていない鉢も数多くありました。このような差がなぜ生じるのか、一度調べてみたいと思います。
今朝は週に一度の「フッ化物洗口」の日です。各学級の保健委員が保健室に集まって、洗口に使う薬品やコップを確認しています。
今日は4年生の教室で洗口の様子を見てきました。
隣の5年生の教室も覗いてみました。カメラを向けると、口の中を濯いでいる最中なのにもかかわらずいつも通りの明るい反応を返してくれます。東小の5年生は、カメラを向けられると本能的にこのような反応をしてしまうようです。
この5年生の学級で2時間目に行われた英語の授業を、我孫子市の教育長(本校の元校長先生です)と教育委員会の方が参観されました。今日の学習課題は、"What do you want to be?(君は何になりたいの?)" ⇒ " I want to be a ~.(~になりたいんだ)" の対話表現です。さまざまな職業の英単語を事前に学習した後で、班ごとにジェスチャーゲームを取り入れた練習を行いました。どの児童も元気に楽しく学習していた姿を参観された方々も誉めてくださっていました。
暑い中でも頑張っています
今日も朝から気温がぐんぐん上昇しています。下の画像は朝9時の「暑さ指数(WBGT)」です。昨日同時刻の数値よりもさらに上がって「28.4」を記録しました。この後、計測器を校庭の日向に移して計ってみたところ、わずか1分程で「30」を越えるところまで上がりました。今日も全学年で体育の授業を取りやめ、休み時間に校庭に出ることも控えさせました。
それでも、児童たちは暑さに負けず今日も元気に学習に取り組んでいます。2時間目の6年生音楽の授業です。感染防止のため、隣の広い家庭科室に楽器を運んで学級全員で合奏をしていました。演奏していた曲は「ラバーズコンチェルト」です。どこかで聞いたことがある曲名だなと思いながら児童たちの演奏を聴いていましたが、恐らくテレビCMか何かで聞いた記憶があるような気がしました。肝心の演奏ですが、担当する楽器を使うのが初めてだと言っていた児童もいましたので、まだこれから練習が必要なのだと思いますが、それでも十分に聴くことができる演奏だったと思います。
同じ2時間目の3年生の教室は、理科の授業で風力に関する学習をしていました。担任が、風の強さによって進む速度や距離が増すことを理解させようと船を例に挙げて説明していましたが、近頃は見かけることが少なくなったからなのか、帆船やヨットをイメージして考えることが難しい児童もいたようです。
4年生の教室前を通りがかったところ、児童たちが真剣な表情でテスト問題に取り組んでいました。邪魔をしないようにそっと覗いてみると漢字のテストでした。学習指導要領が改訂され、以前は5・6年生で学習していた漢字のいくつかが4年生の学習範囲に入ってきました。そのため、児童たちが取り組んでいるテストにもかなり難しそうな字が出題されています。それでも机上を見て回ると、「新聞を刷る」「奈落の底」「円の直径」「朝日を浴びる」「つばめの巣」「王様の家臣」など、大人でも迷ってしまいそうな漢字をほとんどの児童が書けていたので思わず感心してしまいました。一方で、「周りの様子」「けがを治す」「人と関わる」「むだを省く」「七月の初め(「始め」と迷う?)」などの漢字がやや難しかったようです。その中で最も児童たちを悩ませていた字が「ねんのため」の「念」でした。回答欄が空欄のままになっていた児童がとても多かったです。
3時間目に別の3年生の教室を見学してきました。社会科の授業中で、トマト栽培の工夫や努力について学習していました。その中で「肥料」に関する話題になった時、かつては(今も?)人間の排泄物も貴重な肥料として使われていたことを担任が話すと、多くの児童から「え~??」「やだ~!」と強い拒否反応が起こっていました。近頃は汲み取り式のトイレもあまり見かけなくなりましたので、児童たちには想像できない驚きだったようです。
熱中症の対策
連日体にこたえる暑さが続いています。関東で6月にこのような猛暑が続くのはおそらく初めてだろうという報道もありました。過去に例がない暑さであるという認識に立って、当面の間は熱中症から児童を守ることを最優先して考えていきます。
本校では、養護教諭が専用の機器で毎日9時、12時、15時、そして休み時間の前などにも「暑さ指数」を計っています。市のHPでも毎日数値が発表されるのですが、本校での正確な数値を知るためにカメラの三脚に機器をくくり付けて屋外で計測しています。今朝は、昇降口を出たところの日陰の場所で計測して「26」でした。本校の校庭は土の色が白いので、今日のような天気では、まるで砂浜にいるかのように日差しが強く照り返します。計測値の妥当性が失われてしまうので日ざしが強すぎる場所では計測しないのですが、もし校庭の真ん中で計測すれば「31」(運動が原則中止となる数値)を超えるのは確実だと思います。
したがって、昨日に続いて本日も校庭での体育の授業をすべて中止としました。朝の陸上部の練習も、校庭ではなく体育館内で軽いストレッチのみとしました。そして、可哀そうですが休み時間に外に出ることも控えさせました。天気予報によればしばらくこの暑さが続くようですので、今週中はこの方針を続けていくつもりです。また、本日から金曜日まで下校時間が少し早くなりますが、帰宅後も外出せず室内で過ごすように指導していますのでご留意ください。
最後に、現在学校では、登下校中にはマスクを外すように呼び掛けているのですが、今朝も多くの児童たちがマスクを着けたまま「暑~い」と言いながら登校してきました。状況に応じてマスクを「外す」ことも、これから夏本番に向けて早めに身につけておきたい習慣ですので、家を出るときにマスクを外すようにと一言添えてください。
続いて今日の校内の様子を紹介します。朝の昇降口で児童たちを迎えていると、登校後に荷物整理を終えた2年生の児童たちが散水のために次々と勢いよく外に飛び出していきます。見に行ってみると、トマトたちもこの暑さからのがれるためブドウ棚下の日陰に避難させられていました。
水やりが終わった後も、筋金入りの昆虫ハンターである一部の男子児童たちはすぐには教室に戻らず、近くにあった敷石を一つ一つひっくり返しながら「ミミズだ~」「幼虫だ~」と嬉しそうに叫んでいます。近頃あまり見かけなくなった「ハサミ虫」も捕獲することができて大いに盛り上がっていました。
5年生の児童たちが蓮池の掃除をしてくれたお陰で、管が詰まっていたポンプが再稼働して水の循環が戻り、池の水がかなりきれいになってきました。心なしか蓮の花も色鮮やかに咲いているような気がします。水中には、親メダカに混ざって産まれたばかりの小さなメダカの姿も見えます。
1時間目、なかよし学級の教室で学習していた1・2年生の様子を撮ってきました。
今日は6年生の水泳学習日です。6年生の児童たちも楽しみにしている様子で、1時間目が終わると直ぐに昇降口に降りてきて、元気な声で「行ってきま~す!」と言いながらスクールのバスに乗り込んでいきました。
2時間目の4年生の教室です。図工の授業で作製した作品を机上に置き、鑑賞し合って感想を書く時間でした。どの作品も個性豊かでとても上手です。
隣の教室は社会科の授業中です。ゴミ処理の仕組みについて学習していました。
6年生の高齢者体験
梅雨明けが発表されました。先週末から猛暑日が続いていますが、今日も朝からかなり気温が上がっています。もはや命の危険を感じるレベルの暑さですので、急遽本日の体育の授業をすべて中止とし(5年生のスイミングスクールでの水泳学習のみ実施)、業間や昼休みも校庭に出るのを止めました。また、本校は明日から特別日課で早帰りとなりますが、この暑さが続くようであれば下校後の外出も控えるように児童たちに伝えようと思いますので、ご家庭でも熱中症の防止について再度注意喚起をお願いします。
さて、本日の2・3校時に、我孫子市及び湖北台地区社会福祉協議会の皆様のご協力により、6年生を対象に「高齢者体験」学習を実施しました。6年生2学級の全員が、①ゴーグルをかけて白内障を疑似体験する、②軍手を二重にはめて、新聞紙をめくったり小さなものを掴んだりする体験をする、③腕や足に重りやバンドを装着して高齢者の歩行を体験する、の3通りの体験を行いました。見えにくい、手足が動かし辛い、といった高齢者の行動を実際に体験してみることで、その大変さや不自由さを理解し、併せて高齢の方々を思いやる気持ちも育ってくれることを期待したいです。
(2時間目)
(3時間目)
また、4時間目には、「認知症」について正しく理解するための講義もしていただきました。猛暑の中を本校児童たちのためにご尽力くださった社会福祉協議会の皆様、本日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
5年生が校外学習に行ってきました
昨日、5年生が栃木県の「モビリティリゾート茂木」で校外学習を行ってきました。心配だった雨も殆ど降らず、暑さもそれほど厳しくなくて、すべて予定通り実施してくることができました。5年生は社会科で自動車産業について学習するため、毎年自動車工場の見学に出かけていたのですが、まだコロナの影響で見学ができないため、少しでも自動車について学ぶことができる当所を学習先に選びました。
予定よりも早く茂木に到着し、午前中はホンダのコレクションホールで、カート車を使った運転体験と、クイズラリー形式で自動車に関する学習をしました。運転体験では、タイヤやサスペンション、スピードの異なる2台の車をそれぞれ運転させてもらい、その違いを体感する体験もできました。
その後、ホール近くにあるサーキット場に移動し、観覧席をお借りして昼食をとりました。目の前に広がる広大なサーキット場の眺めはまさに壮観でした。
午後は、リゾート内にあるアトラクション施設でアスレチックを楽しんできました。この施設は木造の建物の中にコースが設定されていて、早い児童は30分もかからずにゴールしていました。「楽しかった」「もう1回行きたい」という声も多く、児童たちには好評だったようです。
1日引率をして感じたことですが、5年生の児童たちは、ルールを守ってみんなで楽しい思い出を作りたいという思いを全員で共有できていたように思います。実行委員や班長たちのリーダーシップがたいへんすばらしく、常に大きな声で明確に指示や呼びかけを伝えていました。また、それを聞く児童たちも「はい!」と元気な返事ができていたことにも感心しました。日ごろの生活の中で身につけてきたことだからこそ、学校外に出たときも自然に行動に表れるのだと思います。9月の林間学校がいっそう楽しみになりました。
今日は5年生の校外学習
今日は5年生の校外学習の引率で終日校外に出ておりますので、昨日の校内の様子を紹介します。なお、本日の校外学習の様子は明日の記事でお伝えします。
昨日の5時間目、3年生の図工の授業の様子です。木を自由に切って、それらを釘やボンドで接着して自由に作品を作っています。
同じ5時間目に、5年生の教室でも図工の授業が行われていました。こちらは木材ではなく段ボールで作品を作るようです。今日は、これから何を作るのかをグループごとに話し合う時間でした。
3年生の教室前に、先日実施した市内巡りの壁新聞が貼られていましたので一部紹介します。
6年生の教室近くの廊下にはこのような掲示物が貼られていました。修学旅行のしおり表紙に使われるイラストの候補作品のようです。気がつけば修学旅行まであと半月ほどとなりました。
3年ぶりの「読み聞かせ」
今朝、登校してきた2年生の児童たちが「カマキリをつかまえたよ!」と興奮気味に言いながら見せに来ました。とても小さいので恐らく孵化したばかりなのかもしれません。アリとほとんど区別がつかないのでよく見つけたなと感心しました。児童たちにとっては毎日の登下校も小さな「冒険」「探検」であり、さまざまな発見があるようです。
本日、コロナ禍でしばらく中断していた絵本の読み聞かせが久しぶりに再開されました。中断中にも読み聞かせの動画をつくって頂いてそれを視聴してきたのですが、教室で直に児童たちに聞かせて頂くのは約3年ぶりになります。特に1~3年生の児童たちにとっては、本校で体験する初めての読み聞かせになります。今朝は、多くの保護者の方々のご協力もありすべての学級で聞かせて頂くことができました。どの教室でも、児童たちが朗読の声に耳を傾けながら物語の世界に浸っている姿が見られました。お忙しい中を早朝からご来校くださった保護者の皆様、本日はありがとうございました。
本日の授業風景(1・2年生、なかよし学級)
本日2時間目の様子です。なかよし学級の各教室を覗いてきましたが、どの教室でも児童たちが落ち着いて学習に取り組んでいました。
2年生の教室は算数の授業中でした。3桁目が繰り上がる足し算の学習をしているようです。各児童が持っている数字カードを机上に広げながら、視覚面からも理解が補われるように授業が進められていました。
突然、ある児童が使っていた数字のカードが大量に床に落ちてしまいました。すると、近くの席にいた児童たちが一斉にそれを拾いに駆けつけていました。誰から指示されたわけでもなく、瞬時に自分の判断でこのような行動がとれることはとても素晴らしいと思います。
1年生の教室も算数の授業中でした。引き算の計算問題に取り組んでいます。まだ一桁の数字の計算問題ばかりですので、迷ったときには両手の指が使えます。
給食の時間にも少しだけ1年生の教室を覗いてきました。今日の主菜はアサリがたっぷり入った「深川めし」です。みんな美味しそうに食べています。
2年生の教室にも寄ってきました。たくさんおかわりをしていた食べ盛りの「大盛りクン」たちです。