4年生「落語教室」

 昨日の午後、夏休みに取り組んだ自由研究が市の科学作品展に出品されて入賞した6年生の児童たちが、返却された作品を受け取るために校長室前を歩いていたので写真を撮らせてもらいました。

 女子児童2名が手にしている作品は、四季の貝殻を集めた標本と、鉛筆の作り方を纏めた論文です。大小さまざまな貝殻が収められた標本のケースはお父さんが作ってくれたそうです。論文を書いた児童が持っている大きな鉛筆は、購入した木の枝で自作したものだそうです。

 男子児童が手に持っているのは、さまざまな魚の「歯の標本」です。「鯛」「ブリ」「鯖」、そして「イカ」から淡水魚の「鮎」まで、18種類の鮮魚を買ってきて1匹ずつ歯の標本を自作したそうです。サメの歯の標本は見たことがありますが、このような身近な魚類のものを見るのは私も初めてです。

 

 今朝の登校風景です。あやとりを手に持って登校してきた児童、水溜りがあると思わず入ってしまう児童、自分の背丈ほどあるアサガオを抱えて登校してきた1年生、今朝も靴の整頓に一生懸命取り組む2年生…。登校時のわずかな時間の中にも、さまざまな光景を見ることができます。

 今日の3時間目に落語家の山遊亭くま八さんが来校し、国語の授業で落語について学習した4年生に「本物の落語」を聴かせてくださいました。くま八さんは、昨年の9月22日にも本校に来て体育館で当時の4~6年生に落語を聴かせてくださいました(こちらをクリック)。殆どの児童たちにとっては、本職の落語家さんの噺を直接聴く機会は恐らく初めてだったと思います。落語で使う扇子や手拭いの使い方や最短5秒の落語など、楽しい話を織り交ぜながら、国語の授業で児童たちが学習した演目「ぞろぞろ」を含めて2つのお話を披露してくださいました。

 また、くま八さんは、児童たちのために落語に関する手作りの資料を持参してくださいました。なお、来月には我孫子市商工会館で寄席を開催する予定だそうです(子どもは無料だそうです)。