昨日と今日の校内風景(1・2・5年生、なかよし学級、他)

 昨日の5時間目、1年生が奏でるピアニカの音が2階の廊下に響いていましたので、その様子を少しだけ見てきました。児童たちが練習していた曲はディズニーの曲で(題名を確認してくるのを忘れてしまいました)、2つの教室に分かれて練習していました。たとえ指一本であっても真剣な目つきで教科書の楽譜を見つめながら練習に励む姿がとても微笑ましかったです。

 本日の3時間目に校庭と各教室を回って授業の様子を見てきました。その中で、今日はなかよし学級の学習風景をお伝えします。どの学級の児童たちも学習課題に一生懸命取り組んでいました。校庭では、1年生の児童たちがタイヤを跳び越えたりその間を走ったりしながら体を鍛えていました。

 最後に2年生の教室前にさしかかったときでした。教室があまりにも静かだったので音楽か体育の授業に出かけているのかと思っていたところ、室内で熱心に課題に取り組んでいる児童たちの姿が目に入ってきました。漢字の書き取り練習をしているようです。この学級は本校で最も人数が多く、どの教室よりも多くの児童たちが毎日一緒に学習に励んでいます。人数が多くなると多少は授業に集中できない児童がいたりするものなのですが、この学級はいつ見に来ても全員が黙々と課題に取り組む姿を見ることが多いです。下の写真からもその雰囲気が感じられると思いますが、今日も目を瞑れば室内に誰もいないのではないかと思えるほど静寂の時間が続いていました。このような習慣や学習姿勢は、独りだけで学習しているときよりも多人数で学習する環境下の方がより強く身につくような気がします。多くの仲間と共に学ぶ経験を重ねていく中で周り気を配る(思いやる)態度が芽生え、共に頑張る気持ちが少しずつ膨らんでくる。2年生は本校で最も人数が多い学級だからこそ、みんなで頑張る気持ちがいっそう強く育ってきているのかもしれません。

 

 今週末に林間学校に出かける5年生が、5・6時間目に体育館で荷物の確認をしていました。「長い靴下1足」「フェイスタオル3枚」「お風呂で使うものを入れる袋」・・・と職員がしおりを見ながら一つずつ確認するものを伝え、それがカバンに入っているか全員で確認していきます。中には、早速忘れものが見つかり手の甲にメモを書いていた児童もいましたが、嬉しそうに荷物を広げる光景に誰もがこの林間学校をとても楽しみにしているのが感じられます。新たに発生した台風の影響で当日は雨の可能性が高い予報が出ていますが、明るく何事にも前向きな5年生たちなので天気に頼ることなく自分たちで楽しい思い出をたくさん作ってくることができると思っています。

 現在育児休業中の職員が、昨年度に担任をしていた現6年生の児童たちに赤ちゃんを見せに来てくれました。優しい眼差しで赤ちゃんを見つめる女子児童たちの表情がとても素敵でした。一方で姿が見えない男子児童たちは…、思春期に突入しつつあるムズカシイ時期でもありますので少し照れくさい気持ちがあったのかもしれません。