校長室から

校長室から

5年生稲刈り

 9月6日(火)、爽やかな秋風が吹く絶好のお天気の中、5年生は稲刈りを行いました。5月11日に植えた苗は、約4ヶ月の間にすくすくと生長し、たくさんの実をつけた立派な稲となっていました。

 田んぼの先生、小川さんと百瀨さんから稲刈りの仕方を教えていただき、早速田んぼの中に入ります。

 

 今日は土が柔らかくぬかるむので、足が一度はまるとなかなか抜けずに苦労しましたが、子どもたちは一生懸命鎌で稲をザクザクと切り、せっせと運び続けました。子どもたちからは、「稲刈りがこんなに大変だとは思わなかった」「1本も落とさずに運ぼう」の声があちらこちらから聞こえてきました。また、お天気が良すぎたこともあり、体力勝負の作業となりました。刈った稲はお手伝いのお母さん方が麻ひもで縛ってくれました。

 

 その縛った稲は、4年生が田んぼから校庭まで運び、おだに掛けました。この「おだ掛け(稲を刈り取ったあと、脱穀までの間乾燥する方法の一つ)」を経て、次の工程の「脱穀(米を穂から取り外すこと)」に進みます。おだに掛かった稲は壮観でした。

 米作りの活動もいよいよ佳境、ようやく「米の形」が見えてきました。これまで当たり前のようにご飯(米)を食べてきた子どもたちですが、口に入るまでに、たくさんの工程とたくさんの人たちの努力や苦労があることを、自身の体験を通して実感することができたと思います。

 「米一粒を大切にする」を考えるこの経験が、子どもたちの成長にきっと役立つと信じています。今回も田んぼの先生はじめ、たくさんの保護者の皆さんにご協力いただき感謝感謝です。

 「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という有名な言葉があります。稲の穂は実るほどに穂先が低く下がります。人間も本当に偉くなればなるほど、謙虚な姿勢で人と接することが大切であるという意味です。

 お米からはたくさんのことを学ぶことができますね!

 

2学期始業式!

 9月1日(木)、42日間という長い夏休みが終わり、第2学期がスタートしました。朝、校門で子どもたちの登校の様子を見ていましたが、どの子も笑顔で登校し、元気な挨拶が返ってきました。

 始業式での子どもたちは、引き締まった表情と背筋が伸びた良い姿勢で並ぶことができ、話を聞く態度も素晴らしかったです。私からは、2学期のスタートにあたり、次の話を子どもたちにしました。

 〇夏休みにたくさんチャレンジができたかな?

 〇新学期、生活も気持ちもスイッチを切り替えよう

 〇学校行事がたくさんある2学期、どの行事も頑張ろう

 〇二小の合言葉「笑顔で なかよく 最後まで」の確認

  子どもたちは自身の夏休みの生活を振り返りながら、熱心に話を聞いていました。

 話が終わると、児童会役員から「2学期に頑張りたいこと」の発表、3年生による9月の生活目標の発表、転入生の紹介と続き、始業式を終えました。

 

 子ども達も、久しぶりに友達に会って喜んだり、新学期の目標を決めたりして、それぞれ2学期のスタートを切りました。

 本校の合言葉である「笑顔で なかよく 最後まで」を実践しながら、また、新型コロナウイルス感染症対策を施しながら、2学期も教育活動を進めていきます。保護者の皆様のご理解ご協力をよろしくお願いします。

1学期終業式!

 7月20日(水)、1学期の終業式を行いました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、残念ながら体育館での実施ではなく、放送での終業式となりました。2・4年生児童が「1学期を振り返って」と頑張ったことや課題について発表した後、次のように子ども達に伝えました。 

 

 長かった1学期も今日で終りになります。1学期学校へ通った日は全部で1年生は67日、2~5年生は69日、6年生は70日でした。たくさんの学校行事があった1学期を振り返ってみましょう。

 1年生は、入学式がありました。初めての小学校生活で慣れるのに大変だったことでしょう。運動会のダンス、2年生と共に頑張りました。

 2年生は、学区探検や谷津田へザリガニ釣りと、学校を出て学習の場を広げました。たくさんの発見がありましたね。

 3年生は、社会科見学で市役所とアビスタを訪れ、公共施設でたくさんの人が働いていることを学びました。

 4年生は、山羊・羊の飼育を頑張りました。毛刈りも見学しましたね。飼育の大変さや命の尊さに気づきました。

 5年生は、米作りや林間学校を経て、作物を育てることの大変さや仲間と協力することの大切さを学びました。

 6年生は、全ての行事の頭に「最後の」がつきますね。小学校生活の締めくくりの学年です。下級生のお手本として、立派にその役割を果たすようどの行事も一生懸命取り組みましたね。

 さて、いよいよ明日から42日間という長い夏休みに入ります。是非皆さんには夏休みにしかできないことにたくさんチャレンジしてほしいと思います。 

①長い時間を必要とする学習・実験・観察・工作などに取り組んでください。1つのことを続けることで必ず力がつきます。自信にもなります。

②家族と過ごす時間を大切にしてください。また、家族の一員としてできるお手伝いをたくさんしてくださいね。

③地域の一員としてできるだけ、地域の活動に参加してください。地域の人との結びつきを強くするよい機会です。

 そして、最後に皆さんにお願いです。事件や事故に十分気をつけること、よく考えて行動すること、最近新型コロナウイルス感染症にかかる人がまた増えてきたので、感染症対策をしっかりとすること、以上です。

 それではまた、9月1日に会いましょう。元気に登校してください。楽しい夏休みになることを祈っています!

 1学期、保護者の皆様には本校の教育活動にご理解ご協力をいただき本当にありがとうございました。夏休みをお子さんと楽しく過ごしていただき、また2学期もよろしくお願いします!

2年生 ザリガニ釣り

 2年生の生活科では、「春のまち、はっけん」と「どんな生き物がいるのかな」について学びます。子ども達は、二小の学区の自然について話し合いました。そして、安全に気を付けて生き物を探しに行くということで、7月14日(木)に谷津田にザリガニ釣りに行きました。

 時折霧雨の降る生憎の空模様でしたが、本校がいつもお世話になっている我孫子市役所手賀沼課の職員の方々も駆けつけてくださいました。色々とアドバイスをいただいて、いよいよ開始!水面をよく見てみると、ザリガニの姿が見えます!するめなどのエサをつけた糸をそうっとザリガニの近くに垂らすと、ザリガニはハサミでエサをはさみます。その様子を見た子ども達は、「やったー」と喜び勇んですぐに竿を引き上げました。が、残念。ザリガニは落ちてしまいました。「よーし今度こそ」と、子ども達は何度何度もあきらめずに挑戦していました。そして、釣れた子ども達の喜ぶ声が、あちらこちらから聞こえてきました。

  

 子ども達には、この経験を通して、自然と生き物を大切にする心を育んでほしいと思います。

 

3年生 とうもろこし皮むき

 7月11日(月)に3年生はとうもろこしの皮むきを行いました。この日は栄養士の先生が、とうもろこしの根・茎・葉がどんな風になっているのかを教えてくださいました。

 根・茎・葉の確認後、続いては「とうもろこしには実が何個ついているか」「ひげの数は何本あるか」という問題です。いろいろと数がでましたが、栄養士の先生からは、「実とひげは同じ数である」ことを聞き、実際に数えてみた動画を見て、「なるほど」と子ども達は感心していました。

 そして、いよいよ皮むきです。一枚一枚丁寧に皮をむいていきます。ひげもきれいに取ります。「皮をむくときの観察ポイント」があり、「ひげはどこについているか」「におい・硬さ・色はどうか」などを、確認しながら作業を進めました。

子ども達からは、「ひげがいっぱいでむきづらかった」、「皮むきがバナナみたいで楽しかった」などの感想が出ました。

 

 3年生が皮をむいたとうもろこしは、この日の給食に登場しました。茹でられたとうもろこしは甘くてとてもみずみずしかったです。

 今回は我孫子産のとうもろこしをいただきましたが、子ども達には、是非他の我孫子市産野菜や果物をたくさん知って、たくさん食べてほしいと思います。