校長室から

校長室から

市内小学校陸上競技大会

 12月1日(木)に市内小学校陸上競技大会が湖北台東小学校で開催され、陸上部に所属する6年生35名が参加しました。本来10月に実施予定のこの大会でしたが、天候に恵まれず延期となっていました。

 寒風吹きすさぶ中、子どもたちは100m走、1000m走、80mハードル、ジャベリックボール投げ、走り高跳び、走り幅跳びとそれぞれの出場種目で自己ベストの更新を目指し、大会に臨みました。コロナ禍で思うように練習ができなかった部活動ですが、短い練習時間であるにもかかわらず、子どもたちは一生懸命練習に励みました。大会が1ヶ月半延期されたその間も練習を積み重ねました。そして、待ちに待った大会。本番の舞台では、子どもたちはその練習の成果を発揮して、各々が自己ベストを更新し、活躍しました。「継続は力なり」ということを子どもたち自身が実践し、そして、自信へとつなげました結果でもあります。もちろん反省や課題も多々ありますが、「目標に向かってどのように努力していけばよいか」、「どのように解決していけばよいか」など様々なことを考えるよい機会でもありました。この経験をこれからの、卒業までの日々に生かしていきます。 

 今日のこの日まで子どもたちのために色々な場面で応援やご協力くださった全ての方々に感謝します。ありがとうございました!

持久走記録会

 11月28日(月)に持久走記録会を実施しました。子どもたちは約1ヶ月間の練習の成果を発揮し、見事に走りぬきました。多くの子どもたちが練習を開始する前のタイムより速いタイムでゴールし、自己ベストを更新しました。寒さに負けない丈夫な体を作ることもできました。

 厳しい寒さの中、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様本当にありがとうございました。

教育ミニ集会を実施しました。

 11月22日(火)に高野山小学校の体育館にて教育ミニ集会を行いました。この教育ミニ集会は、県教育委員会が推進している取り組みで、地域住民の皆さんの声を学校運営に生かす、地域とともにある学校づくりや、地域コミュニティの構築を目的としており、千葉市を除く県内全ての公立学校1000ヶ所での実施を目指しています。

 今回の参加者は、我孫子中学校区内の小学校3校(我二小・我三小・高野山小)の学校職員と保護者や地域住民です。参加された方々には「ミニ集会」についての理解を深めていただくとともに、地域の方々や学校の職員と一緒に学校・家庭・地域の様々な教育課題について活発な意見交換をお願いしました。併せて、今回は我孫子中学校区にある3つの小学校が連携しての開催ということで、同じ中区の子どもたちを見守ってくださる仲間として是非とも親睦を深めてくださることもお願いしました。

 講師は、我孫子市立高野山小学校 校長の中野直美先生にお願いしました。講話テーマは「地域で取り組む防災・減災について ~学校・家庭・地域ができること~」です。中野校長先生は防災については非常に見識が深く、また、その功績が称えられ、平成30年度には防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞されております。

 中野先生からは、「我孫子市で災害が起きたら」どのように行動すべきかを中心にお話をいただきました。その中で、「もしもまきまき」という巻物の紹介がありました。これは東京大学 目黒公郎教授による災害想像ツール『目黒巻』のキッズ版「もしもまきまき」のことで、「〇〇(災害)が、▢▢(時間)起きた」ことを想定し、予め対策をすることで、「未来を守る事に繋げたい!」という防災ツールです。参加者の皆さんは有事の際のことをあれこれと想像し、その対応や対策を書き込んでいましたが、中野先生からは「自分が負傷したり思うように身動きが取れなかったりした時のことも是非想定してください。」とアドバイスがありました。考えてみれば、自分だけ無傷で動ける保証はどこにもないのです。参加者の皆さんは身が引き締まる思いで自身の考えを見直していました。

 

 以下参加者の皆さんからの感想(一部)です。

・地震のイメージで命を落とす…最悪な状況を考えることが大切と分かりました。

・災害が起きたときに、もしかしたら自分がけがをしたり、命を落としたりしているかもしれないので、災害を「自分事」としてイメージして、そうなったときのことを考えて備えることが大切だと考えました。

・「自分は大丈夫」という非現実的楽観主義を改め、最悪を想定した備えをできるだけ早く整え、家族とも共有していきたいと考えました。

・助かる防災から助ける防災へ、近所に高齢の方が多いため、考えされられました。

・普段の自分たちの生活がとても幸せであることを改めて感じました。家族で、職場で後悔しないように備えをしていきたいです。

・防災の視点を変えて、家庭でも子どもたちに指導していきたいと思います。

・自分の危機意識の持ち方に疑問を持たせてくれる内容でした。

・災害が発生した際には、地域の避難所や人々の命を守るだけではなく、教育が再開・継続することを常に頭においていく必要性を感じました。

 

 災害はいつ・どのように起きるかわかりません。想定を超える被害があるかもしれません。想定の幅を広げ、自分事として日頃から防災について今後も考えていきます。併せて、今後も子どもたちにとって必要な学校内外の教育について、また、子どもたちを取り巻く地域・家庭・学校がそれぞれの立場でできることについて話せる機会を作っていきたいと思います。

 「備えあれば憂いなし」ですが、それでも災害は起きてほしくないと改めて思った教育ミニ集会でした。

6年生校外学習

 11月21日(月)に、6年生は校外学習に出かけました。行先は国会議事堂と科学技術館です。この日は誰一人欠けることなく全員参加することができました。朝降っていた雨も止み、太陽が顔を出す絶好の校外学習日和となりました。

 

 国会議事堂では衆議院議場を見学しました。日本の政治が実際に行われている議場を見学した子どもたちからは、「テレビで見たあの場所を見られるなんてすごい!」「これからはもっと政治に興味を持ってみよう」などの感想が聞かれました。

 国会議事堂の見学後は皇居に隣接する公共公園、北の丸公園で昼食をとりました。風がなく穏やかなお弁当タイムを子どもたちは楽しみました。

 

 昼食後は徒歩で科学技術館に移動しました。科学技術館は、科学を利用して技術を発展させてきた営みをさまざまな展示とワークショップによって紹介しています。子どもたちは2階から5階までの展示を順番にグループごとに見て回り、見て・触って・からだ全体を使って体感していました。また、初めて目にする内容でも、楽しみながら科学と技術に興味・関心を深めていました。

 これまでの林間学校や修学旅行を経て、子どもたちは実際に体験しなければ得ることのできない貴重な学びの大切さを肌で感じてきました。6年生にとって小学校生活最後の校外学習では、これまでの集大成として「礼儀正しく」を自分たちのめあてに設定しました。公共のマナーやルールを守ることは大前提として、行動の仕方に自分たちでめあてを設けました。そして実際に子どもたちは今回の校外学習で見事にそれを実行してきました。学習はもちろんのこと、新型コロナウイルス感染症対策を施しながら、思いやりや協力、そして楽しむことを忘れずに皆で思い出を作った素晴らしい学びの場となりました。

 卒業までまだまだ学校行事は続きます。そして、子どもたちはその行事1つ1つで「新たな気付き」を得ていくことでしょう。将来への期待と希望を抱かせつつ、1つ1つの気付き、1つ1つの学びを大切にしながら卒業までの道のりを歩んでいけるよう職員も一丸となってこれをサポートしていきます。6年生のさらなる成長に期待します!

5年生校外学習

  11月17日(木)に、5年生は幕張にあるカンドゥーへ職業体験にでかけました。数々の職業を体験した子どもたちは、将来の夢や希望が広がったようでした。どの職業もとても魅力的、子どもたちの可能性は無限大です!