校長室から

校長室から

4年生谷津田観察(冬)

 2月7日(火)に、4年生は今年度最後の谷津田観察を行いました。今回も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただきました。10月上旬に行った秋の観察の時は30度近くあった気温が、4ヶ月後のこの日は12度あまり、立春が過ぎ暦の上では春を迎えましたが、日が差してもまだまだ寒さが続く中での観察となりました。

 植物では、こぶしのつぼみが毛でおおわれている様子や、夏に見たウラシマソウの赤い実を見ることができました。

 生き物では、ウラギンシジミが葉の裏で越冬している様子や、ヨコヅナサシガメ(カメムシ)が木の幹で集まって暖を取る姿を見つけました。

 

 子どもたちは、1年の観察を通して、季節の移り変わりと共に変わる生物の姿に感動したり、それらを守っていくことの大切さに気づいたり学んだりすることができました。

 これからは谷津田を飛び出して我孫子市、千葉県、日本各地の自然や生き物にも目を向けて、さらに多くのことを学んでいきます!

全校朝会・児童会引き継ぎ式

 2月1日(水)に全校朝会・児童会引き継ぎ式を行いました。

 全校朝会では、2月3日が季節を分ける「節分」、2月4日は春の季節の始まりであるとされる「立春」であると子どもたちに紹介しました。

 節分には「鬼は外」「福は内」と言いながら豆を撒くなどの慣わしがあること、また、長い冬の後に来る春の穏やかな季節は、冬の暮らしを過ごしている人たちにとっては昔から変わらない大きな喜びであること、その前の節分は春を迎えるために、昔から大切な行事であることも話しました。

 最後に、子どもたちに自分の心の中に住む、見えない悪い鬼は「鬼は外」で追い出し、新鮮な気持ちで春を迎えまし ょうと締めくくりました。

 また、保健委員会から今月の生活目標「寒さに負けない体を作りましょう」の発表がありました。どの話にも子どもたちは真剣に耳を傾けて聴いていました。

 全校朝会の後は児童会役員の引き継ぎ式です。まずは旧児童会役員の紹介とあいさつがありました。この1年間児童会役員として、数々の行事を企画運営しやり遂げてきた各役員からは「活動から得た経験が自信につながった」こと、「次年度の役員に二小のために頑張ってほしい」こと、「全校の協力に感謝している」ことなどの言葉が出ました。

 旧役員から新役員へバトンタッチの証、「二小の鍵」を引き継いだ後、新児童会役員があいさつをしました。「代々先輩たちが培ってきた二小の児童会を受け継ぎ、よりよい学校生活を送るために行事や様々な活動で学校全体を盛り上げていく」ことをどの新役員も力強く発表しました。早くもリーダーとしての自覚が芽生えている様子を見て大変嬉しく思いました。

 新しい役員のもと,職員も子どもたちと心を一つにしてよりよい二小づくりに取り組んでいきます!

小中一貫の日(中学校見学)

 1月31日(火)に6年生は我孫子中学校区の「小中一貫の日」ということで我孫子中学校に出向きました。この小中一貫の日は、6年生に中学校生活への希望や期待をもたせることや、中学校の授業や部活動の様子を見たり聞いたりすることで、中学校生活への不安(中1ギャップ)等の解消を促進する目的で実施しています。

 早めに給食を済ませ、徒歩にて我孫子中学校に子どもたちは向かいました。「中学生になったら毎日この道を通うんだね」と4月の自分の姿をイメージしている子もいました。

 中学校に到着し、体育館に集合です。同じ中学校区の三小、高野山小の児童と並んで座りました。まず、グループごとに分かれて特別教室の校舎見学をしました。2年生が先導してくれましたが、その礼儀正しさや丁寧な説明に子どもたちは「自分もこんな風にできるかな」と中学校生活を送る自分の姿を重ね合わせているようでした。

 次に授業見学です。英語では英単語を繰り返し発音している授業を見学しましたが、「最初は戸惑うけど君たちもきっとできるよ」と声をかけてもらい、子どもたちもホッとした様子でした。授業見学が終わると体育館に戻って中学校生活について説明を聞いたり、部活動の紹介動画を見たりして説明や紹介を受けました。

 鈴木校長先生からは、我孫子中学校の学校目標が「自律」であり、入学までに準備をするようにと言われた子どもたち。「自分のことは自分でやっていく」と決意を新たにした子や、期待に胸を膨らませている子もいました。

いよいよ卒業まで残り2か月、中学進学に向けてもよい準備を子どもたちと一緒にしていきたいと思います。

 

1年生凧揚げ

 1月30日(月)に1年生は生活科の学習の一環として凧揚げを行いました。生活科で「かぜとなかよし」という単元があり、風を利用した遊びの一つが凧揚げです。風の強弱に合わせて飛ばし方を考えて遊ぶとともに、日本の伝統的な遊びに親しむことを学習のねらいとしています。

 この日はお天気に恵まれ、快晴でしたが、風量が少なく子どもたちは凧を上げるために必死に走りました。また、途中友達と凧糸が絡まる光景も見られましたが、保護者のお手伝いもあり、すぐに絡まった糸をほどいて再開することができました。楽しく元気よく友達と凧揚げに興じる子どもたちの顔は皆笑顔でした。

 お手伝いくださった保護者の皆様ありがとうございました!

 

4年生校外学習

 1月24日(火)に4年生は理科と体育の授業の一環で校外学習に出かけました。行先は手賀の丘青少年自然の家です。現地では今年3回目となるプラネタリウム体験を通して、冬の星座について詳しく学びました。「ちょうど夜にオリオン座が見えるよ!いっしょだね」など、子どもたちからは冬の星座への関心が高いことも伺えました。

 プラネタリウムのあとはアリーナに移動してニュースポーツの「ペタンク」を体験しました。ペタンクはフランス発祥の球技で、テラン(コート)上に描いたサークルを基点として、木製のビュット(目標球)に金属製のブール(ボール)を投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツだそうです。初めて体験した子どもたちですが、おおいに盛り上がりました。性別や運動経験、障害の有無に関わらず、色々な人が一緒に楽しめる良さを肌で感じ、「またやってみたい!」とたくさんの声が上がりました。楽しい1日になりました!