校長室から
6年生職業人講話会
12月6日(火)に、6年生は職業人講話会を実施しました。これは、様々な職業人から、ご自身の職業についてお話を聞かせていただくもので、キャリア教育の一環として行いました。
今回子どもたちにお話くださった職業人は野菜ソムリエ、美容師、保育士、消防士、学校栄養士、ピアニストの方々と6業種7名で、それぞれ「先生」とお呼びしました。子どもたちは体育館で「先生」に挨拶をした後、各教室に分かれてお話を聞きました。
先生方からはまずご自身の職業の説明がありました。子どもたちはそれぞれの業種について大体は知っていましたが、「こんなこともやっているんだね」「色々と苦労もあるんだ」と、自分が知らなかった仕事内容を聞いてとても驚いていました。さらに先生方は、「自分がその職業を目指した理由」「何歳の時にその職業を志したか」「その職業の良い点や大変な点」「仕事で一番うれしかったこと」など、子どもたちからの質問にも合わせてその職業の魅力や大変さなどについてもお話くださいました。
説明や紹介、質問の回答を聞いた子どもたちからは、「コツコツと毎日の努力が大切なんだね」「他にどんな職業があるのかな?」「今日のお話を聞いて、その職業に興味が沸いてきた」という感想が出ました。
講話会の前に、子どもたちに就きたい職業について聞いてみたところ、ほとんどの子どもたちから「まだ将来こんな仕事をしてみたいという希望が無い」との答えが返ってきました。今はまだそうかもしれません。しかし、今後たくさんの学習や体験を通して、また、お家の人や友達など様々な人との関わり、経験を積み重ねていくことで、「こんなことに挑戦してみたい」「こんな職業についてみたい」という将来への展望や自己実現への思いがたくさん芽生えてくることでしょう。そして、その目標に向かってどのように取り組んでいくのか、そのためにどんな努力が必要か、実現や達成に向けて具体的に考えて行動に移していくことと思います。今日ご講話くださった先生方のお話が子どもたちにそのきっかけを作ってくださいました。
「自分の未来は自分でデザインする」
子どもたちの未来はまだ真っ白なキャンバスです。これからどんな風に自分色で彩っていくのかが今から楽しみです!