活動報告

2025年5月の記事一覧

第1回専門部会

5月27日(火)に第1回専門部会を開催しました。

第1回は、調査部と広報部の合同開催です。全8地区から選ばれた専門部員の皆さんに御参加いただきました。

調査部と広報部に分かれて、今後の活動について話し合いました。

調査部は、学校現場の様々な問題についてアンケート調査を行い、実態を把握し、それを要望活動に繋げていく重要な役割を担っています。第1回では、どのような調査をすれば良いか話し合いました。

広報部は、年3回発行する会報誌の校正や執筆者の依頼、今後の予定等について確認しました。会報誌も、栃管協の活動内容を会員にお知らせする重要な役割を担っています。調査部で行ったアンケートの結果や考察、対県協議の結果報告等も行います。

第1回理事会

5月22日(木)に、第1回理事会を開催しました。

 

        挨拶する鍋谷会長

今年度初めての理事会ということもあり、自己紹介をしてから会務報告後に協議に入りました。協議内容は以下のとおりです。

(1)協議事項

    ① 令和7年度栃管協運動目標について

      ※今年度の重点目標等について話し合いました。

    ② 対県正式協議(交渉)について

    ③ 令和7年度行事予定について

 (2)報告事項

    ① 全日教連・教文研関係の行事について

    ② 代表委員会について

 (3)その他

いよいよ令和7年度が実質的に動き出しました。まずは、6月20日の第1回対県正式協議に向けて準備を進めてまいります。

第3次中央要請行動

全日教連の一員として、5月19日(月)・20日(火)の両日に、第3次中央要請行動として、国会議員への要望活動を行いました。

 要望内容は以下の通りです。

1 きめ細かな指導と円滑な学校運営を行うために、学級編制標準の引下げと教職員定数の改善を図る こと

 2 学校における働き方改革の一層の推進を図ること

 (1)支援人材(教員業務支援員、副校長・教頭マネジメント支援員、部活動指導員、スクールカウン セラー、スクールソーシャルワーカー等) 配置の拡充を図ること

 (2)「学校・教師が担う業務に係る3分類」に基づき、役割分担や適正化を推進すること

 3 教師を目指す優秀な人材の確保や教師不足解消のため、管理職手当、特殊勤務手当等の諸手当を含 む処遇の改善を図ること

 4 教師のメンタルヘルス対策や支援体制の整備に取り組む地方自治体への助言や伴走支援体制の整備 を図ること

 5 教育 DXの更なる推進のため、安定した通信環境の整備や教育データの利活用が行える環境整備の 支援を図ること

 6 児童生徒の、安全・安心な学校生活を保障するために必要な環境整備を図ること

 7 地方財政措置された教育に係る経費について、確実に予算化するよう地方公共団体に促すこと

 8 教育の地域間格差を解消するため、憲法に教育に対する国の責務を明記する等、学校教育の更なる 充実に向けた法整備を進めること

特に1~3については、重点要望として現場の実情を訴えて参りました。今後も、全日教連の一員として関係省庁や国会議員等への働きかけを続けて参ります。

全日教連評議員会

5月18日(日)に東京の都市センターホテルにおいて、全日教連評議員会が開催されました。栃管協からは、評議員の大金副会長が出席しました。

   挨拶する全日教連 渡辺委員長

評議員会では、第42回定期大会の議案書の内容を協議し、大会に提案することが評議員によって承認されました。

                          議案を説明する全日教連 谷下事務局長

栃管協は、今年度も全日教連の一員として、会員の皆様の声を国に届けて参ります。現場の困り事は多々あると思いますので、栃管協事務局や栃管協役員にご連絡ください。

 

第60回定期総会

5月17日(土)教育会館大ホールにおいて、第60回定期総会を開催。代議員と役員併せて約200名に参加していただきました。

運営委員(八木澤孝行校長、小松原美香教頭、松浦敏夫校長)の先生方には、滞りなく総会を進行していただきました。

選挙管理委員会報告 齊藤和久 選挙管理委員会委員長から、令和7年度の役員選挙の結果、全員が信任されたことが報告されました。

総会次第

1 開会宣言 ・・・・・・・・ 福田副会長

2 国歌斉唱

3 会長あいさつ ・・・・ 鍋谷新会長

4 来賓祝辞 ・・・・・・・・ 県教育長、全日教連委員長、栃教協会長

     県教委 大髙教育次長             全日教連 渡辺委員長

     栃教協 熊倉会長

<来賓紹介・祝電披露> ・・・・・・・・ 芝副会長

5 議長団選出 ・・・・・・ 松本敦夫校長、宮崎 哲校長、久保 等校長

6 議事録署名並びに書記委嘱

       議事録署名 ・・・・・・・・ 大場賢治校長、清水敬信校長

       書記 ・・・・・・・・・・・・・・ 市川文人校長、岸敦子副校長

7 令和6年度会務報告及び活動経過報告 ・・・・・・ 吉田事務局長

8 議事

   (1)第1号議案 令和6年度一般会計決算に関する件 ・・・・・・・ 福田副会長

                      会計監査報告 ・・・・・・・ 髙橋監事

      福田副会長                   髙橋監事

   (2)第2号議案 令和7年度運動目標に関する件 ・・・・・・・・・・・ 猪瀬副会長

   (3)第3号議案 令和7年度一般会計予算に関する件 ・・・・・・・・ 安藤副会長

   (4)第4号議案 役員選挙規則附則改正に関する件 ・・・・・・・・  吉田事務局長

9 議長団退任

10 新旧役員紹介

    ・退任役員紹介(事務局長)

・退任役員に感謝状並びに記念品贈呈、退任役員代表挨拶(代表:内村前会長)

  内村前会長に感謝状を渡す鍋谷新会長         退任者代表挨拶をする内村前会長

    ・新役員紹介(事務局長)

   11 閉会宣言 ・・・・・・・・ 大金新副会長

予定された4つの議案はすべて承認され、令和7年度が正式にスタートしました。全会員に総会要項は送付いたしましたので、詳しくはそちらをご覧になってください。

今年度も栃管協の目的達成に向けて、役員一同活動に取り組んで参りますので、会員の皆様には今後ともご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

全日教連専門部会

5月11日(日)に全日教連専門部会が開かれ、令和7年度の西海副会長と猪瀬副会長が参加しました。

     全日教連渡辺委員長の挨拶         全日教連の歌を歌う専門部員

    

 部会に先立ち全体会(委員長挨拶、全日教連役員紹介等)が行われ、その後、青木 康太朗 氏(國學院大學 人間開発学部子ども支援学科 教授)に、 「体験活動を通じた子どもの育ちと学び」と題したご講演をいただきました。

その後、各専門部に分かれて、令和7年度専門部活動の計画や文科省要望方針の検討等を話し合いました。栃管協は、管理職員部に参加しています。

翌12日(月)には、話し合った要望書を持参し、専門部の代表が文部科学省に要望活動に出向きました。

 

全日教連執行委員会

4月12日(土)・13日(日)に、就任前ではありますが令和7年度の鍋谷会長が、全日教連の第240回執行委員会に参加し、今年度の全日教連の活動方針等について話し合いました。

                挨拶する全日教連渡辺委員長

6月8日(日)に開催する第43回定期大会の議案書について協議する執行委員の皆さん

執行委員会の後に、鍋谷会長は給与法制局会議に出席し、国会議員への要望書作成に携わりました。

栃管協のスタートは、5月17日(土)の総会となりますが、全日教連はすでに令和7年度をスタートさせています。

栃管協は、全日教連の加盟団体として、全日教連と共に国や関係機関に、現場の管理職の声を届けて参ります。

給特法改正に向けて

令和7年4月25日(金)に、衆議院文部科学委員会にて中村裕之衆議員文部科学委員長より、栃管協が加盟する全日本教職員連盟の渡辺陽平委員長が参考人として招致され、「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律案」について意見陳述、質疑への答弁を行いました。

 

給特法等改正に向け、学校現場の現状を踏まえ処遇改善、定数改善、働き方改革の推進の3つ面でも非常に意義のある改正であることを審議の場で文部科学委員の国会議員に向け伝えました。

渡辺委員長は意見陳述の中で
・学校現場の状況
・法案全体について
・働き方改革について
・指導・運営体制の充実について
・処遇改善について
・信頼される教師について
等、それぞれに見解を述べ、結びに「本法案の成立は、全日教連の悲願であり、日本全国で日々子供たちのために全力で頑張っている教職員の願いである」と話しました。

詳細につきましては衆議院インターネット審議中継を御覧ください。

https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

審議の様子は、こちらのURLより御覧いただけます。(ビデオライブラリから日付と会議名文部科学委員会で検索し御覧ください)これからも、栃管協は現場の声を全日教連を通して国に伝えて参ります。