日誌

日々のできごと

卒業証書授与式

 3月20に第72回卒業証書授与式が行われ、164名の卒業生が巣立ちました。長い歴史の中で卒業生は1万人を越えます。先輩方から脈々と続く多摩中の歴史を引き継ぎ、多摩中で学んだことを活かし、一人一人が自己実現のため、大いに努力していくことを願っています。
 多摩中らしく、厳粛さとともに感動のある卒業式でした。卒業生、一人一人が校長先生から卒業証書を手渡されました。校長先生からの式辞、来賓の方からお祝いの言葉をいただきました。

 そして在校生の贈る言葉、卒業生代表の言葉、卒業生全員による合唱、想いのこもった歌声に、多くの卒業生が涙を流していました。
 卒業証書授与式後、1・2年生による見送りが行われました。
  多摩中学校を卒業したみなさんの未来が素晴らしいものになることを祈っています。卒業おめでとうございます

人形芝居観劇

16日(土)に伝統文化を学ぶ会として、「西宿人形芝居」の皆様をお招きして、人形芝居を観劇しました。
人形浄瑠璃・文楽に倣って人形を操り、比較的わかりやすい独自のせりふ回しで演じられる2作品でした。
「傾城阿波の鳴門、巡礼歌の段」の親子の情に感動したり、「太平記余聞、秋津十郎太冥土岐路」では、ユーモアのある展開を楽しんだりと充実した時間を過ごしました。
また、生徒代表が人形を操る体験もあり、伝統文化を身近に感じる機会にもなりました。
2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが行われ、外国の方と関わる機会が多くなるなかで、日本の文化について理解を深め、自ら発信できるようになってほしいと思います。
「西宿人形芝居」の皆様、ありがとうございました。

2学年伝統文化継承会

15日(金)に伝統文化継承会が行われました。
今回の授業が2時間目、それぞれのグループが、新しい作品を作ったり、前回の作品を仕上げたりしました。また、貝合わせなど、前回作った作品を使って体験をしたグループもありました。
講師の先生方からは、作品に個性があってよかった、作業に熱心に取り組んでいてスムーズに完成させることができた、中学生の元気さがよかったなど、いろいろな面でお褒めの言葉をいただきました。
今後まとめを行いますが、体験とともに、それぞれの取り組みの歴史、文化的な位置づけなども学んでいければよいと思います。
ご指導いただいた講師の先生方、ご準備等いただきました地域学校協働本部の方々、ありがとうございました。

2学年伝統文化継承会

8日(金)に第1回目の伝統文化継承会の授業が行われました。
2学年の生徒が、着付け、畳、茶道、華道、和太鼓、折り紙、なぎなた、布草履、陶芸、貝合わせ、めかい、飾り結びという12のグループに分かれ体験活動を行いました。
講師の先生の丁寧な説明のもと、どのグループも大変熱心に取り組んでいました。
伝統文化継承会は、15日(金)に第2回目の授業が行われます。日本の伝統について深く学ぶ機会になるようにしてほしいと思います。

スキー移動教室最終日

八ヶ岳自然の家の移動教室も最終日を迎えました。
1・2日目とは打って変わって、天気は曇り、予報は雨かみぞれの中、第3日目のスキー実習が始まりました。最初から富士見高原スキー場のリフトで一番高いところからいきなり滑り始めた実習班もあり、2日間で習得した技術を発揮し、急な斜面も軽やかに滑れるようになってきました。天気も味方してくれ、実習中は雨に降られることもなく、2時間の実習を終えました。みんなうまく滑れるようになったという充実感に満ちた表情をしていました。
この3日間、インフルエンザや高熱を発したことはありましたが、大きなけがや事故もなく、16時40分、無事学校に帰ってきました。
初日、時間を守ることや集合したときに素早く静かになることなどに課題がありましたが、この3日間で一人一人が時間を意識し、機敏に行動できるようになり、大きく成長したことが実感できます。これからの学校生活の中でぜひ継続し、来年度、多摩中の中心学年として後輩にその後ろ姿を見せてほしいと思います。