学校日記

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被爆地派遣報告会

定期テストの最終科目が終わって4校時、多摩市被爆地派遣報告会が行われました。
多摩市の小中学校から選ばれた派遣員8名のうち、2名が聖ヶ丘中学校の2年生 新田 乃彩さんと1年生 篠﨑 璃乃さんで、3回の事前活動と3日間の広島訪問で学んだこと、感じたことを発表しました。

2年生の新田乃彩さんは「平和を知る」と題して平和記念資料館の見学や灯篭流し、NGO ANT-Hiroshimaの留学生の方々との交流から、戦争の悲惨さと広島の方々の平和への願い、そして平和への願いに対し起こす行動・考え方は人それぞれ違うという気づきを伝えてくれました。

1年生の篠﨑 璃乃さんは「広島で学び感じたこと」を題して被爆者の方からの伺った話や平和記念資料館の見学で、知っているだけでなく、その重要性を伝えることが大事であること、その伝え合う事によって笑って過ごせる日常ができるのだと学んだと話しました。
そして、これからも平和に向けて考え学び続けると力強く語っていました。

穏やかな平和な日々を願う為、戦争の悲惨さを他人事にするのではなく、学び考え、伝え合う大事さが全校生徒に伝わったと思います。

2人がこの多摩市子ども被爆地(広島)派遣事業に応募したきっかけはと問われ、新田 乃彩さんは昨年の派遣員であった先輩の発表を聞いた事、そして篠﨑 璃乃さんは小学校の先生が戦争などについて熱意を持って話してくれた事と答えてくれました。伝え合う大事さはここにも表れていますね。