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2024年11月の記事一覧
マラソン大会
秋の恒例行事であるマラソン大会が行われました。
校庭からスタートし、聖ヶ丘の緑豊かな遊歩道を通り、陸上競技場外周を周回し、また校庭まで男子は5km、女子は3kmを走りました。
自分のペースで、最後まで走り抜くことが目標ですが、長い距離を走ることを通して、生徒一人一人が自分の力で苦しさを乗り越え、達成感を得る事を目的に聖ヶ丘中学校では毎年、マラソン大会を実施してきました。
授業で少しずつ練習を重ねてきましたが全員が緊張して当日を迎えたと思います。
都立多摩桜の丘学園 中学部代表11名もマラソンに参加し、また沢山の生徒たちが沿道で大きな声援を送ってくれました。走っている生徒たちは辛い表情を滲ませていたりもしましたが、沿道の保護者や地域の方々、多摩桜の丘学園の生徒たちからの声援に応えるように走り続けていました。
そして男子が走っている時は女子が、女子が走っている時は男子が互いに声援を送りあっていましたし、最後に転倒し足をくじいてしまった生徒が友人に肩を借りながらもゴールする際、男女共に多くの生徒が大きな声援を送り続けていました。聖ヶ丘中学校の生徒の素晴らしいところだと思います。
体力的にも精神的にも辛い自分との闘いの時間だったと思いますが、全員がとてもよく頑張りました。そして生徒たちの表情は達成感と完走した安堵で、とても清々しい笑顔が広がっていました。
道徳授業地区公開講座
道徳授業地区公開講座を行いました。
保護者・地域の方々に参観いただき、全学年、全学級が同じ主題・教材でよりよい社会の実現について考え、話し合いました。
〈1年生〉
教材は「ひじり坂をあがると・・・」(本校の三浦 摩利指導教諭の自作教材)
本校の地域である聖ヶ丘を舞台に主人公は気が進まないながらも、地域の清掃ボランティアに参加し、意識が変わっていく。
生徒達はこの主人公の気持ちや体験したことについて考え、生徒同士で対話し考えを共有することによって、更に自分の中で深く社会をより良くするために自分はどう主体的に関わっていくのかなど考えました。
〈2年生〉
(生徒達の考え・気づきは本ホームページ「道徳ノート」に載せております。
どうぞご覧ください。ここをクリック)
それぞれのクラスで保護者・地域の方々からメッセージをいただく機会をもちました。2年のあるクラスでは参観した保護者・地域の方々や参観に来られた都内中学校の先生から
「とにかくチャレンジしていくことが大事」
「こんな風に自分の意見を伝えあい、話し合える自分たちに誇りを持ってほしい」
など温かい感想やメッセージをいただくことができました。
〈3年生〉
また、授業後には前聖ヶ丘中学校長であり、現在 多摩市道徳教育推進アドバイザーである麻生 隆久先生の道徳授業についての講話があり、本校教員・保護者・地域の方々が一緒に受講しました。道徳教育が生徒一人一人の自己肯定感を高め、社会参画などへの実践意欲を育むことにつながること、そして学校・家庭・地域がどのように取り組むべきかお話をいただきました。
校外学習 飯盒炊爨(1年生)
1年生が校外学習を行いました。
こどもの国で飯盒炊爨&カレー作りです。
こどもの国まで班行動で電車を乗り継ぎ移動しましたが、どの班も遅れることなく時間通りに動くことができました。
スタッフの方から説明を聞き、鉈(なた)での薪割り、火起こし、お米をとぎ、飯盒での炊飯。慣れない鉈での薪割りに苦戦したり、火加減が難しかったりしましたが、生徒達は協力し合いながら、とても楽しんでいました。調理担当は上手に野菜を剥く切る作業を行っていて、日頃家で料理をしている姿がうかがえました。
そして自分たちで作り、みんなで食べるカレーは格別でした。
完食!
そして、後片付け。てきぱきと協力し合い片づけていましたが、苦戦したのは飯盒と鍋の焦げ落としでした。このくらいで良いかと洗った鍋をスタッフの方にチェックしていただくと、「まだ、ここに焦げがついているので、洗い直してください」と、借りた時のピカピカの状態まで洗い直しです。クレンザーをつけ、力を入れて粘り強く洗い直す作業はとても大変でしたが、責任を持ってやり抜きました。
協力し合い、集団の中での自分の役割を考え動くこと等、この活動を通して色々な学びがあり、とても有意義な校外学習となりました。