保健室から

保健室から

6年生 保健指導

6年生の保健指導の内容は、「免疫について」です。かぜやインフルエンザに罹ってしまうのは病原体のしわざであり、病原体であるウイルスと細菌の違いにも触れました。難しい内容ですが、理解していた児童もいて驚きました。
病原体に感染しても、発病するとは限りません。なぜなら私たちは「免疫機能」が備わっているからです。免疫機能は、もともと体内に病原体を侵入させないようにする涙や鼻毛や喉の奥にある繊毛や咳やくしゃみなどといった生体バリアと、体内に入ってきてしまった場合に病原体と戦う白血球たちがいることを学習しました。
また、体調が悪くなると発熱することが多いですが、発熱は何のためなのかな?と子供たちに問いかけました。この問いかけには、子供の意見がさまざま出てきました。
発熱することで免疫力(白血球が働きやすくなる環境)が高まることと、ウイルスの拡大をとどめることができるのを確認し、病原体と戦う白血球の「マクロファージ」や「T細胞」「B細胞」などの役割や、それらの白血球がどのように戦うのかを話しました。



保健指導をした日の保健室掃除にきた児童の様子です。その日に行った保健指導の掲示物を見つけておさらいしていました!嬉しい限りです。↓