校長室から

校長室から

文字を書く

授業がうまくなりたいと考えるのは教師の常である。またそうでありたい。
黒板に書く文字を上手に書きたいというのも常でありたい。文字の大きさ・バランス・構成・色づかい等々子供たちは板書を頼りにノートすることが多いため、板書は教師にとって大切なスキルであると思う。
生徒達の文字をうまく書くことへの考えはどうであろう。授業参観でのノートや1冊終わる毎に私のところに持ってくる家庭学習ノートの文字は千差万別である。
とても几帳面で丁寧なものから全く何を書いているのかわからないものまである。
文字が上手になりたいと思うか?と尋ねると「それほど・・・」と考えている生徒が多いことに驚く。
わかればいい、パソコンの時代だから書くより打つ方が大切と思っている生徒もいる。
文字を丁寧に書き、上手に書くことによって振り返りやすい・印象が良い・人に読んでもらいやすいと考える生徒がいることも事実であるが文字を丁寧で正確に書く文化について考えさせたいと常々思っている。