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2025年9月の記事一覧

校長室のひとりごと「第2回弁当の日」

 今日は土曜授業、2回目の「弁当の日」です。6月21日にも「弁当の日」を行いましたが、献立、食材の買い出し、実際の弁当づくりに至るまで生徒本人が全て行う、それが弁当の日です。もちろん先生達も自分で作った弁当を持参し、生徒達と一緒に弁当を食べるという企画です。「弁当の日」には栄養配分などの「食育」の観点も大切にしていますが、何よりも献立を考えたり、食材の買い出し、実際の弁当づくり、味見など一連の活動の中で、家族との会話が増えることが一番のねらいです。今の世の中、同じ部屋にいても、スマホなど自分一人の時間が多く、昔のような一家団欒、家族の会話が少なくなっている現状があります。いつも食事の準備をしてくれている、朝起きたら弁当ができあがっている、という決して当たり前ではないことへの有り難み、家族への感謝の気持ちを持つと同時に、弁当づくりをとおして家族の会話、笑顔が増えてくれることを願っています。6月の1回目の「弁当の日」の振り返りでは、多くの生徒が家族への感謝を言葉にすると共に「またやりたい」「次はもっと・・・」などの感想を記していました。自分で作ってきた弁当をみんなで一斉にオープンして食べる弁当、教室内に笑顔があふれていたのが印象的でした。今日もそんな笑顔あふれる各教室を偵察するのが楽しみです。保護者の皆様、ご協力有り難うございます。

 また、今日は「ふれあい除草作業」です。全校生徒、PTA、地域の方々とともに夏場に伸びきった校庭を体育祭に向けて整えたいと思います。

校長室のひとりごと「合同開催の共栄祭」

 文化祭まで、あと1週間と迫ってきました。文化祭では合唱コンクールも行われるため、どの学年・学級も合唱練習に励んでいます。校舎に歌声が響き、生徒達の活力を感じます。

 今年の文化祭は東部中学校との合同開催です。この合同文化祭をとおして「互いの文化に触れ、尊重し、認めることで共に栄えよう」という願いを込め「共栄祭」と名付けられました。文化祭を企画する両校の生徒会本部は、これまでリモート会議を重ね企画や準備を進めてきました。午後の部で行われる合唱コンクールでは東部中の各学級を混ぜてのコンクールのため本校と東部中をオンラインでつなぎながら合唱を披露し合う交歓会も進めてきました。何もかもが初めてのことで苦労もありましたが、なんとか来週の本番を迎えられそうです。

 ところで、なぜ2校で合同開催なのかというと、少子化の波を受け両校とも生徒数が減少し、学級数も少なくなっていること、近年の急激な社会の変化で先行き不透明な世の中に羽ばたいてゆくことになる中学生、そんな中学生には学校や地域という枠を超えて交流し、互いを知り認め合い、視野を広げてほしいという願いに東部中学校の校長先生にも賛同していただき今回実現することとなりました。また昨年同様川間小学校、尾崎小学校にも合唱も披露してもらいます。小学生中学生共に視野を広げ、地域、野田市への意識が高まればと期待しています。 共栄祭まであと1週間、どうなることか今から楽しみでなりません。

校長室のひとりごと「高齢化」

 先日9月15日は「敬老の日」。現在60歳で孫がいる私は「老人なのか?」という素朴な疑問について調べてみました。かつては定年を迎えた60歳から「敬老の日」に祝う習慣があったようですが、現在は(公務員も定年が延びています)60歳ではなく、老人福祉法により高齢者とされる65歳や70歳でお祝いするケースがスタンダードだそうです。良かったんだか残念だったのか微妙な気持ちで「敬老の日」を過ごしたところです。

 ところで、厚生労働省は9月15日時点での100歳以上の高齢者の数を発表しました。昨年度より4644人増え、過去最多の「9万9763人」だそうです。調査を始めた1963(昭和38)年の100歳以上は全国で153人、1981(昭和56)年に1000人を超え、1998(平成10)に1万人を超え、現在は10万人弱・・・日本の人口が減少していると先日この場でも紹介しましたが、100歳以上はもちろん、いわゆる高齢者が急激に増えている日本の「高齢化」が浮き彫りになった形です。ちなみに女性の最高齢は1911(明治44)年生まれの114歳、男性の最高齢は1914(大正3)年生まれの111歳だそうで、女性の平均寿命は87.13歳に対し男性の平均寿命は81.09歳です。

 「きんも、ぎんも100歳・100歳」なんて「きんさん・ぎんさん」がCM出演していたのを思い出しましたが、当時はまだ100歳の長寿は珍しかったんですね。(ちょっと古すぎますかね)皆さん長生きしましょ!

校長室のひとりごと「1/fゆらぎ」

 ご存じの方もいると思いますが、自然の中には人をリラックスさせ落ち着かせる効果のある「1/fゆらぎ」というものがあります。この「1/fゆらぎ」とはどのようなものなのかと調べてみると「心地よさを感じる音や感覚で、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと」また「予想できそうで、予想することが難しい意外性を含んだ規則的な動き」などと説明されています。???「予想できそうで予想が難しい・・」とはどういうことかと思い更に調べてみると「焚き火」が例としてあげられていました。「焚き火」の炎の大きさや形は、見ている次の瞬間(例えば5秒後)どうなっているか、大体は予想できほとんど変わらないでしょう。炎の勢いや大きさ、色などは大凡の予想ができますが、揺らいでいるため正確に予想すること困難で、これが「予想できそうで予想が難しい・・・」ことのようです。「焚き火を見ていると落ち着く」という人も少なくないのはこの「1/fゆらぎ」の効果だといわれています。他にも「小川のせせらぎ」「浜辺の波音」「そよ風に揺れる木々の音」なども自然の中にある「1/fゆらぎ」と言われています。確かに想像すると落ち着いてリラックスできそうですよね。また、モーツアルトなどのクラシック音楽や、自然の風のように不規則に強弱が変わるエアコンや扇風機などが「1/fゆらぎ」効果のあるとされています。

校長室のひとりごと「ラーメン好きはご注意」

 特別にラーメン好きというわけではありませんが、なぜか定期的に食べたくなってしまうのがラーメンです。私が好んで食べるのは「味噌ラーメン」、麵にこってりと味の濃いスープが絡みつき、食べ終えた後のスープを汗をかきながらレンゲですすり飲むのは「やり遂げた感」を感じ病みつきになってしまいます。中には「週3で・・・」「ほぼ毎日・・・」なんてラーメン好きも世の中にはいるようですが、先日そんなラーメン好きには気になる記事を見つけました。

 全国屈指のラーメン消費量を誇る山形県の山形大学などチームが40歳を対象にラーメンについて追跡調査し、衝撃的な結果が公表されました。その衝撃的な結果とは、「週3回以上ラーメンを食べる人」は、「週1.2回の人」に比べ死亡リスクが1.52倍高い傾向にある、また、年齢に関係なく更に飲酒の習慣がある人では2.71倍のリスクがあるそうです。調査チームによると、原因の一つは「塩分の取り過ぎ」で、高血圧、脳卒中、心疾患、腎臓病などの塩分の取り過ぎが原因で引き起こすリスクが上がるためと話しています。また、予防策としては「減塩」「野菜を併せて」「スープを全部飲み干さない」などとしています。

 ラーメン好きには酷な予防策かもしれませんね。