校長室のひとりごと「1/fゆらぎ」
ご存じの方もいると思いますが、自然の中には人をリラックスさせ落ち着かせる効果のある「1/fゆらぎ」というものがあります。この「1/fゆらぎ」とはどのようなものなのかと調べてみると「心地よさを感じる音や感覚で、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと」また「予想できそうで、予想することが難しい意外性を含んだ規則的な動き」などと説明されています。???「予想できそうで予想が難しい・・」とはどういうことかと思い更に調べてみると「焚き火」が例としてあげられていました。「焚き火」の炎の大きさや形は、見ている次の瞬間(例えば5秒後)どうなっているか、大体は予想できほとんど変わらないでしょう。炎の勢いや大きさ、色などは大凡の予想ができますが、揺らいでいるため正確に予想すること困難で、これが「予想できそうで予想が難しい・・・」ことのようです。「焚き火を見ていると落ち着く」という人も少なくないのはこの「1/fゆらぎ」の効果だといわれています。他にも「小川のせせらぎ」「浜辺の波音」「そよ風に揺れる木々の音」なども自然の中にある「1/fゆらぎ」と言われています。確かに想像すると落ち着いてリラックスできそうですよね。また、モーツアルトなどのクラシック音楽や、自然の風のように不規則に強弱が変わるエアコンや扇風機などが「1/fゆらぎ」効果のあるとされています。