学校の様子

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児童の作文「田植え」


 7月3日(金)、「みどりのふるさとづくり実行委員会」から3人の会員の方が来校されました。5年生が5月に「こうのとりの里」のとなりにある「共生ファーム」で田植えをする際、いろいろご指導いただいたりしてお世話になった方々です。
 来校された際、「会報」をいただきました。 その中に、5年生の作文が掲載されていましたので、紹介します。



  「初めて田植えをして」         5年 のどか
 五月八日金曜日に、わたしは初めて田植えをしました。場所は「こうのとりの里」の近くの「共生ファーム」でした。福田第一小といっしょに田植えをしました。
 共生ファームに着いたら、田んぼがたくさんあってドキドキしました。始めは田植えの説明をしていただきました。まっすぐ植えるために、ロープをはることを初めて知りました。説明が終わり、田植えが始まりました。
 田んぼに入ってみると、思ったよりも深かったので驚きました。どろがたくさんあったので、くつしたがぬげてしまいそうでした。苗を五本くらいずづ分けてロープにそって植えていきました。始めは、すごくむずかしくて、だいじょうぶなのか不安になりました。でも、たくさん植えているうちに、だんだん慣れてきて、とても楽しい気持ちになっていきました。
 今の農業は、昔のように手作業では行われていないけれど、わたしたちが体験している作業は、くろうするけれど、自分で植えた苗が育っていくと思うと、すごくわくわくしました。
 稲の苗を五本に分けるのがむずかしかったです。また、足がはまってぬけなくなったり、転びそうになったり、いろいろな失敗をしてしまったけれど、稲の苗を、まっすぐたくさん、ロープにそって植えることができたと思いました。
 初めて田植えをして、田んぼは深くてどろが多くて、稲を植えるときは、すごく大変だということがよくわかりました。いい経験になったと思います。田植えが終わった後、服にどろがたくさんついていたのでおどろきました。
 田植えはすごく大変でした。これから、苗がどう育っていくか楽しみです。また、田植えをしたいです。

 
   「田植えをして」           5年 ゆうが
 五月八日金曜日、「こうのとりの里」の近くの「共生ファーム」に田植えをしに行きました。最初にみどりのふるさとづくり実行委員会の方から稲の植え方を教えてもらいました。その後、一本目を植えようとしたとき、校長先生に「植え方がちがうよ。」と言われました。校長先生が植える様子をよく見てまねをして植えました。田んぼに入ったとき、入ったことがない人たちは、「キャー。」とさけんだり、驚いたりしていました。田んぼのどろはぬるぬるしていて、あたたかいところと冷たいところがありました。木のぼうのようなものも入っていて少し足が痛かったです。どろの上にはクモやアメンボ、オタマジャクシやカエルもいました。「自然がいっぱいでこうのとりの里はすごいなあ。」と思いました。
 一列にならんで植えました。ぼくが植える担当の場所は、ロープの印の最低4カ所だけど、友だちがみんなのペースにおくれてしまっていたので手伝ってあげました。どんどん植えていくと苗を植えた後ろには、ぼくたちが田植えをしやすいように、実行委員会の方が次に植える苗を準備してくれました。大きなかたまりだったし、稲の根どうしがからみ合っていて、小さく分けるのが大変でした。とちゅうで、「苗が多いよ。」などと言われたけれど、校長先生に教えてもらったときの動作を思い出しながら、最後の列は、苗の本数にも気をつけてじょうずに植えることができました。
 田んぼに入り、田植えの体験ができてよかったです。秋にはまたしゅうかくに行くので、稲が育ってたくさん実っているといいです。田植えの後、最後に「こうのとりの里」がすぐ近くにあるので見にいきました。コウくん、コウちゃんを近くで見ることができてよかったです。