学校の様子

学校の様子

2/8 口呼吸 VS 鼻呼吸



  先週末から児童昇降口に、突如登場したちょっとあやしい?掲示物を紹介します。 保健関係の掲示物です。「口呼吸と鼻呼吸 どっちがいいの」のサブタイトル通り、どちらが健康に良いかを知るための内容です。
 口で呼吸すると
①虫歯になりやい。
②風邪をひきやすい。
③口が臭くなる。
④いびきをかきやすくなる。
⑤疲れやすくなる。
 一方、鼻で呼吸すると
①虫歯になりにくい。
②熱が出にくい。
③息がきれいになる。
④すっきり起きられる。
⑤たくさん遊べる。ということがわかる内容です。
 一つ一つ、なぜなのかも説明書きがありますので、読めば理由もわかります。低学年の子どもたちには、文字が多く一度に読むことは難しいかもしれませんが、どれも健康な体づくりのためになる内容です。ご家庭で話題に出していただき、お風呂で一日一問クイズをするなど、掲示物への興味関心を高める工夫をしていただけるとありがたいです。家庭と学校で連携して教育効果を高めていくことができたら、最高です。よろしくお願いいたします。
 ちなみに【「あいうべ~体操」1日30回、3か月継続】は、大人にも効果があるようです。

2/5 校庭で砂鉄集め



 3年生が、理科の「じしゃくのはたらき」の学習で、校庭で砂鉄集めをしました。ビニル袋に磁石を入れ、砂場など砂があるところに近づけると磁石に砂がつきました。砂鉄は、黒い砂です。火山から噴火した溶岩の中には、磁鉄鉱(じてっこう)という鉱物が入っています。冷えて固まった岩石は、長い年月を経て小さな粒になり砂のようになります。それが、砂鉄です。砂鉄は、磁石にくっつくので、磁石で集めることができます。
 初めて砂鉄集めをする人が多く、興味津々で活動する3年生でした。「大きな大きな磁石があったら、一気に集められるね。」「磁石を外すとビニルをはさんでくっついていた磁石が一気に落ちるよ。」などなどたくさんの気づきがありました。砂鉄と一緒に普通の砂の粒もついてきてしまうので、砂鉄だけを集めるのは大変でした。
 実は、地球も大きな磁石です。北極はS極、南極にN極があります。ですから、方位磁針のN極は、常に北極に引き付けられます。少し難しい話ですね。今日の学習は、磁石のはたらきを理解する基礎となる入り口の学習でした。

2/5 跳び箱運動



 本日の2時間目は、3.4年生の体育の学習でした。縄跳びで体を温めた後、跳び箱の学習に入りました。「閉脚跳び(かかえこみ跳び)」の学習です。まずは、助走をつけて走り、手をついて跳び箱の上に両足をついてのる練習です。上手にできるようになると、次は手を突き放し足を抜いて着地です。それぞれ、自分の目標に向かって自分の力に合った高さの跳び箱で練習しました。
 用具を片づけるのも学習です。練習が終わると、グループごとに手分けして片付けを行いました。

2/4 春一番?



【春一番の基準】
①立春から春分までの期間
②日本海に低気圧がある
③南寄りの風が強く吹き、気温が上昇する

 本日、過去最も早い「春一番」が関東地方に吹くらしいというので、昼休みに外に出て様子をうかがいました。確かに風は吹いていて、集めた枯れ葉がすぐに散らばってしまいましたが、思ったほど、福二小の校庭に吹く風は強くはありませんでした。ぽかぽかとした校庭の隅には、春の花の象徴であるホトケノザの花が顔を出し、プール脇の地面では、子どもたちが休み時間に書いたたくさんのドラえもんが笑っていました。
 掃除の時間になると、縦割りグループの掃除担当の児童が来て、せっせと枝の片づけを行いました。ニュースでは、今までで最も早い「春一番」が関東地方に吹いた!とのこと。少し、拍子抜けしましたが、午後3時過ぎから学校周辺の周りの高い木々が風で大きく揺れ、音を立ててうなり始めました。カラスやセキレイが今日はやけに鳴いています。きっと、風のせいですね。

2/3 読み聞かせ最終日



 本日、今年度最後の「読み聞かせ」を行いました。5.6年生対象です。今日も、森さんと磯野さんが来てくださいました。緊急事態宣言下になってからは、教室で間隔を空けるなど、感染症防止対策を講じての実施です。
 6年生にとっては、小学校生活最後の時間でした。6年生を担当してくださったのは、森さんです。森さんが、いつも6年生最終日に読む絵本は、『「いつも見ていた」ゆめをかなえた女の子 ジェーン・グドール』だそうです。今日も読んでくださいました。
 ジェーンは動物好きな女の子。アフリカにわたりチンパンジーの研究を始めたジェーンは、いつもいつもチンパンジーを見続けました。そして、チンパンジーの秘密を次々と解き明かしました。この絵本は、子どもの頃の夢を叶えたイギリスの動物学者ジェーンの伝記風の絵本です。好きなことを継続し続けることで、夢を叶えたジェーンのお話です。
 この絵本には、森さんが卒業していく6年生へ向けたはなむけの思いが、込められています。6年生は、どんな思いを受け取ったのでしょうか。これから先歩んでいく人生のどこかで、この絵本のことを思い出すことがあるといいなと思いながら教室の後ろで聞いていました。素敵な絵本でした。
 一年間、お世話になった森さんと磯野さんに、全校児童が感謝の気持ちを伝える手紙を書きました。5年生と6年生が代表して渡しました。森さん、磯野さん、一年間本当にありがとうございました。