2025年10月の記事一覧
10月30日(木)
「茶めし、おでん、からしあえ、りんご、牛乳」
今日は「茶めし」です。米にしょう油、塩、酒を入れて炊きました。炊き上がりはお焦げもできて、「焼きおにぎりみたい!」とうれしそうにおかわりしている子もいたり、しょう油味の茶めしは食べやすかったようです。
「おでん」の大根は千葉県産です。米のとぎ汁で下ゆでして、味を染み込みやすくしました。がんもどきは、煮崩れしやすいので、どう調理したら煮崩れしないか、調理員さんが作戦を練ってくれました。スチームコンベクションオーブンに、がんもどきとおでんの煮汁を入れたバットを入れ、煮物モードで加熱し、最後に混ぜ合わせました。うずら卵も単独で煮てから混ぜ合わせました。いつもより煮崩れも少なく、きれいに仕上がりました。
「からしあえ」は、にんじん、えのき茸、もやし、小松菜をゆでて冷却し、調味料で和えました。辛子は控えめにし、低学年でも抵抗がなく食べられるように仕上げました。ある1年生が、「お酢を入れると、もっとおいしくなると思うよ!」とアドバイスしてくれました。酸味が苦手な子が多いので、意外な一言でしたが、「今度はそうするね!」と答えました。
「りんご」は、旬の果物です。3回洗って6等分し、芯をとって塩水を通してからクラスごとに数えました。全部で220個のりんごを切りました。
10月29日(水)
「ごはん、たらのガーリックバターソース、切り干し大根のサラダ、芋団子汁、牛乳」
今日は「たらのガーリックバターソース」です。塩・こしょうで下味をつけたたらに小麦粉をまぶしてカップに入れ、サラダ油を塗ってオーブンで焼きました。そこへ、バター、にんにく、しめじ、しょうゆ、酒で作ったガーリックバターソースをかけました。小麦粉をつけた魚をそのままオーブンで焼くと、小麦粉が白く残ってしまうので、小麦粉の上からサラダ油を1個ずつ丁寧に塗って焼きました。ガーリックバターソースがたらや白ごはんにも合い、よく食べていました。
「切り干し大根のサラダ」は、戻した切り干し大根、キャベツ、きゅうりをゆでて冷却し、加熱して冷ましたツナ、調味料、ごまを混ぜ合わせました。調味料には、すりおろしたしょうがも入れたので香りも良く、切り干し大根のシャキシャキ感もあって、子どもたちも食べやすかったようです。
「芋団子汁」は、北海道の郷土料理です。じゃが芋から作った団子が入った汁物です。だしは、昆布とさば節からとりました。だし汁で鶏肉、野菜を煮て、調味料で味付けして、芋団子を入れました。芋団子は、中まで火が通っているか中心温度計を刺して確認し、流山産の小松菜を入れて仕上げました。子どもたちにも好評でした。
10月28日(火)
「コーンたっぷりチーズトースト、茎わかめと野菜のスープ、フルーツナタデココ、牛乳」
今日は「コーンたっぷりチーズトースト」です。7月の献立表で募集した「我が家のおすすめレシピ」です。1,320枚の食パンにノンエッグマヨネーズを塗り、ツナ、コーン、ケチャップ、玉ねぎ、キャベツを混ぜたものを載せ、とけるチーズも載せてオーブンで焼きました【詳しい作り方は9月給食だよりをご覧ください】。具材は小分けにして混ぜるタイミングに時間差をつけ、玉ねぎやキャベツから水分が出て水っぽくならないように仕上げました。レシピを紹介してくれた子に感想を聞くと「おいしい!」とニッコリしてくれました。子どもたちにも大好評で、おかわりジャンケンが盛り上がっていました。
また、今日は「カミカミメニュー」で、トーストの耳や豚肉、茎わかめ、ナタデココなど、かみごたえのある食材を使用しました。
「茎わかめと野菜のスープ」は、豚肉や茎わかめ、千切りにした野菜、じゃが芋、ゆばが入ったスープです。ゆばは、和風の汁物によく使用しますが、洋風のスープにも合いました。野菜の甘味がよく出ていました。
「フルーツナタデココ」は、全部で約40缶のみかん、パイン、黄桃の缶詰を1缶ずつ開け、種や異物がないかよく確認して、ナタデココ、砂糖を煮溶かしたシロップと混ぜ合わせました。子どもたちもよく食べていました。
10月27日(月)
「プルコギ丼、トックスープ、ヨーグルト、牛乳」
今日は「プルコギ丼」です。プルコギは、韓国料理で、肉や野菜を炒めたものです。もやしやキャベツからは水分がたくさん出るので、スチームコンベクションオーブンで蒸してから、肉や他の野菜を炒めて味付けしたところに混ぜ合わせました。肉や野菜に、コチジャンなどの調味料がよくからみ、白ごはんといっしょに、子どもたちもよく食べていました。
「トックスープ」は、韓国のお餅「トック」が入ったスープです。トックは、カットした状態で納品されますが、くっついていることが多いので、入れる前によくはがし、スープに入れる時も混ぜながら、なるべくくっつかないように仕上げました。
給食で使用した食器類は、午後に洗浄して、熱風消毒保管庫に入れ、乾燥、消毒します。朝、熱風消毒保管庫から食器を出して各クラスのワゴンに載せたときも、再度汚れが残っていないか食器の間を確認し、子どもたちが安心して食べられるよう衛生面に気をつけています。
10月24日(金)
「こぎつねごはん、塩肉じゃが、かぶのみそ汁、牛乳」
今日は「こぎつねごはん」です。鶏挽肉を調味料でよくほぐし、油揚げ、にんじんも入れて味を染み込ませ、炊いたごはんに混ぜ合わせました。お米は、1釜6㎏ずつ12釜炊きます。炊き上がりは1釜約13㎏になり、お釜の重さもあるので、具材と混ぜ合わせる時に中身をあけるのも大変な作業です。鶏肉や油揚げのうま味と砂糖やしょう油の味がごはんによく混ざり、子どもたちにも好評でした。
「塩肉じゃが」は、いつものしょう油味の肉じゃがと違い、コンソメや塩、こしょうなどで味付けします。豚肉、玉ねぎ、にんじん、しらたきを炒めて、調味料、だし汁、じゃが芋を入れ、じゃが芋がまだ固いうちに一度火を止めて味を染み込ませ、再度火を付けて青みのいんげんを入れて仕上げました。子どもたちにもよく食べていました。
「かぶのみそ汁」は、柏産のかぶや千葉県産のさつま芋を使用しました。かぶの葉は下ゆでし、最後に入れて色よく仕上げました。かぶもさつま芋もすぐ火が通ってしまうので、少し固めに仕上げ、食べる頃には丁度よい固さになりました。
10月23日(木)
「コーンワカメラーメン、角揚げの辛みそ炒め、フルーツ白玉、牛乳」
今日は人気メニューの「コーンワカメラーメン」です。麺は、全部で120㎏使用しました。クラスごとにゆでて中心温度を確認し、水冷して、麺同士がくっつかないようサラダ油をまぶして配缶しました。麺が伸びないように、スープと別に配缶しました。スープは、豚肉やもやし、にんじん、コーン、長ねぎ、小松菜、わかめが入って具だくさんです。もやしなど、野菜は3回洗っています。子どもたちには大好評で、食べ残しはほとんどありませんでした。
「角揚げの辛みそ炒め」は、赤みそやテンメンジャンなどで味付けしました。角揚げは、味がよく染みるように湯通ししてから入れました。最後に澱粉でとろみをつけ、下ゆでしたピーマンを入れて色よく仕上げました。
「フルーツ白玉」は、みかん、黄桃、パインの缶詰を1缶ずつ開けてバットに広げ、異物や種などがないか確認してから、全体を混ぜ合わせました。子どもたちには好評で、おかわりの行列ができていました。
10月22日(水)
「ごはん、さばのごまみそだれ、即席漬け、けんちん汁、牛乳」
今日は「さばのごまみそだれ」です。さばはオーブンで焼いて、みそ、砂糖、みりん、すりごま、だし汁を加熱して作ったごまみそだれをかけました。脂ののったさばにごまみそだれがよくからんで食べやすく、子どもたちもよく食べていました。
「即席漬け」は、キャベツ、にんじん、柏産のかぶをゆでて冷却し、塩昆布とごま油を混ぜ合わせました。給食では、加熱調理が基本なので、サラダやあえものの野菜もゆでて冷却します。即席漬けのかぶは、特に歯ごたえを残したいので、ゆでて温度が85℃になったらすばやくザルにあけて冷却器に入れました。
「けんちん汁」は、昆布とさば節でだしをとりました。里芋は、ピーラーという機械で皮をむき、切ってから下ゆでしました。具材を煮ている間に出てくるアクを丁寧にすくい、最後に流山産の小松菜を入れて仕上げました。今日はとても寒かったので、温かい具だくさんのけんちん汁は好評でした。
10月21日(火)
「きなこ揚げパン、ウインナーポテト、ひよこ豆のスープ、牛乳」
今日は、人気メニューの「きなこ揚げパン」です。コッペパンを高温の油でカリッと揚げて、きなこと砂糖を混ぜた粉をまぶしました。揚げ油に浮かぶパンの表面を均一に揚げるために、2本の揚げ網を両手に持ち、パンをコロコロ返しながら、短時間で揚げてくださいました。揚げ時間が少し長くなっただけで油を多く含んでしまうので、簡単そうで難しい作業です。また、揚げたてのパンに粉をまぶさないと付きが悪くなるので、揚げる人、粉を付ける人、数える人が声をかけ合い、流れ作業で仕上げていきました。一度に約20個のパンを揚げるので、全クラス分を揚げるのに、70回以上揚げました。子どもたちには大好評で、おかわりジャンケンが盛り上がっていました。パン箱に残った粉もスプーンですくい、きれいになっているクラスもありました。
「ウインナーポテト」は、玉ねぎ、にんじん、ウインナー、コーンを炒めて味付けし、スチームコンベクションオーブンで蒸したじゃが芋を混ぜ合わせました。程よい固さのじゃが芋が、ウインナーや野菜のうま味を吸って、子どもたちにも好評でよく食べていました。
「ひよこ豆のスープ」は、野菜の甘味がよく出ていて、やさしい味のスープに仕上がりました。
10月20日(月)
「ちりめんチャーハン、バンサンスウ、中華コーンスープ、牛乳」
今日は「ちりめんチャーハン」です。ちりめんじゃこは、オーブンでカリッと焼き、なるとやねぎなどを炒めて味付けした具材と共にごはんに混ぜ合わせました。ごはんと具材にムラがないよう、丁寧にサックリ混ぜました。
「バンサンスウ」は、中華風春雨サラダです。野菜はゆでて、真空冷却器で10℃以下に冷却しました。ゆでて冷やした春雨は、調味料の一部をかけ、下味を付けてから、野菜やハム、調味料と混ぜ合わせました。
「中華コーンスープ」には、30㎏(約400個)の鶏卵を使用しました。1個ずつお椀に割り入れ、血液や殻が混ざっていないか確認し、よく溶きほぐして、スープに流し入れました。コーンの甘味と、フワッとした卵のスープは子どもたちにも好評で、よく食べていました。
10月17日(金)
「ごはん、かつおの薬味ソースかけ、切り干し大根の煮物、豆乳みそ汁、牛乳」
今日は「かつおの薬味ソースかけ」です。澱粉が付いたかつおを油で揚げ、調味料とねぎ、にんにく、しょうがで作ったソースをかけました。かつおは、かみごたえがあるので、1年生の教室で「よくかんで食べましょう!」と声をかけると、「歯がグラグラしてるんだ~」と言いながらも「おいしい!」とがんばって食べていました。
「切り干し大根の煮物」は、水で戻した切り干し大根とにんじん、油揚げ、さつま揚げ、糸こんにゃくをだし汁と調味料で煮ました。火を止めてから、釜の中に15分位置いて、味を染み込ませました。子どもたちもよく食べていました。
「豆乳みそ汁」は、人気のあるみそ汁です。具材が煮えて、みそを煮溶かしたら、豆乳、流山産の小松菜を入れて仕上げました。豆乳は温度が高くなると分離してしまうので、豆乳を入れたら煮立たせないことがなめらかに仕上げるコツです。
10月16日(木)
「さつま芋ごはん、豆腐のつくね焼き、おかかあえ、野菜のごま汁、牛乳」
今日は「さつま芋ごはん」です。7月の献立表で募集した「我が家のおすすめレシピ」です。千葉県産の旬のさつま芋を25㎏使用しました。角切りにしたさつま芋をスチームコンベクションオーブンで蒸し、塩を入れて炊いたごはんにごまと一緒に混ぜ合わせました(炊飯器にお米とさつま芋を入れて一緒に炊くのですが、給食では大量調理のため、蒸したさつま芋をごはんに混ぜ合わせました)。【詳しい作り方は9月給食だよりをご覧ください】。さつま芋ごはんを応募してくれた子に話を聞くと、「この前も芋掘りをして、さつま芋ごはんにして食べたよ~」と笑顔で教えてくれました。他の子どもたちにも好評で、よく食べていました。
「豆腐のつくね焼き」は、約1時間押しをして水切りをした豆腐50㎏を細かくつぶし、炒めて味付けした鶏挽肉、にんじん、玉ねぎ、ひじき、粉末の高野豆腐、米粉をよく混ぜ、一人分ずつ丸めてカップに入れ、オーブンで焼きました。混ぜ合わせた生地は、バットの蓋に平らに広げ、筋目を入れて大きさが均等になるように丸めました。約1,250個手際よく流れ作業で仕上げてくださいました。ふんわり焼けたつくね焼きは好評で、食べ残しもほとんどありませんでした。
「おかかあえ」は、ゆでて冷却した野菜に、加熱した調味料とオーブンで焼いた削り節を混ぜ合わせました。
「野菜のごま汁」は、最後にすりごまを入れて、香りよく仕上げました。
15日15日
「ピヨピヨカレー、ツナとわかめのサラダ、みかん、牛乳」
今日は「ピヨピヨカレー」です。ひよこ豆が入ったカレーです。じゃが芋も、ひよこ豆に合わせて角切りにしました。今日もカレールウは、バターと小麦粉、カレー粉を時間をかけて炒めて作りました。玉ねぎも、約30分色づくまで炒めて、甘味とうま味を引き出しました。炒めた後の玉ねぎの量は、1/3位になります。カレールウも玉ねぎも、焦げないようずっとかき混ぜているので、調理員さんは、時々腕をプラプラしてほぐしながら炒めてくださいました。また、カレー粉の半量とガラムマサラは、油で炒めて香りを引き立たせて、低学年、高学年で入れる量に差をつけ、辛みを調整しました。子どもたちには大好評で、おかわりの行列ができていました。「お店のカレーより美味しいよ!」と声をかけてくれた子もいました。
「ツナとわかめのサラダ」は、ゆでて冷却した野菜と茎わかめ、蒸して冷却したツナ、煎って冷ましたごま、調味料を合わせました。野菜やツナは、冷却している間に圧力で固まってしまうので、塊がないようよくほぐしながら丁寧に混ぜあわせました。
「みかん」は、3回洗って半分に切り、クラスごとに数えました。
10月10日(金)
「チキンカツバーガー、キャロットサラダ、ミネストローネ、ブルーベリーゼリー、牛乳」
今日は「目の愛護デー」です。目の働きをよくするブルーベリーやにんじん、トマトなどを献立に取り入れました。
また、明日は運動会ということで、「チキンカツバーガー」にしました。チキンカツは、1,320切れの鶏肉に塩こしょうし、水で溶いた小麦粉、パン粉をまぶして、油で揚げました。衣をつける人、パン粉をつける人が、流れ作業で手際よく仕上げていきました。揚がったチキンカツはクラスごとに数え、ソースをかけました。カリッと揚がったチキンカツは好評で、各自パンにはさんで、楽しそうに食べていました。
「キャロットサラダ」は、ドレッシングにすりおろしたにんじんを入れました。ゆでて冷却した野菜やハムにドレッシングがよくからみ、パンにはさんで食べている子もいました。
「ミネストローネ」は、マカロニや白いんげん豆が入ったトマト味のスープです。セロリは、葉の部分も細かく刻んで使用しました。途中でアクを丁寧に取り除き、直前に固めにゆでたマカロニ、パセリを入れて仕上げました。
「ブルーベリーゼリー」のおかわりジャンケンが盛り上がっていました。
10月9日(木)
「きのこピラフ、鮭のクリーム煮、キャベツとウインナーのスープ、牛乳」
今日は「鮭のクリーム煮」です。7月の献立表で募集した「我が家のおすすめレシピ」です。鮭の角切りは、塩、こしょうで下味をつけ、小麦粉と油をまぶして、オーブンで焼きました。玉ねぎを炒め、牛乳、バターと小麦粉を炒めたルウ、調味料、下ゆでしたほうれん草を入れ、最後に焼いた鮭を混ぜ合わせました。【詳しい作り方は9月給食だよりをご覧ください】教室で感想を聞いてみると、「おいしい!おうちと同じ!」と言ってくれました。
また、2年生は国語の時間に「さけが大きくなるまで」の学習をしているところなので、給食時間に鮭の実物大の写真を見せながら、鮭の話をしました。
「きのこピラフ」は、鶏肉、玉ねぎ、にんじん、しめじ、マッシュルームを炒めて味付けし、ごはんに混ぜ合わせました。
「キャベツとウインナーのスープ」は、ウインナーのうま味と、キャベツや玉ねぎの甘味がよく出ていました。
10月8日(水)
「玄米入りごはん、クリスピーししゃも、こんにゃくサラダ、豚汁」
今日は「カミカミメニュー」です。かみごたえのある食材を取り入れた献立になっています。
「玄米入りごはん」は、玄米を一緒に炊き込んで、かみごたえをアップしました
「クリスピーししゃも」は、ししゃもにカレー粉を混ぜたノンエッグマヨネーズとコーンフレークをまぶして、オーブンで焼きました。カレーの香りとカリッと食感で子どもたちも食べやすかったようです。バットに残ったコーンフレークもごはんにかけて食べているクラスもありました。
「こんにゃくサラダ」は、ゆでて冷却した野菜にドレッシングの一部をかけて、野菜から出てくる水分を切ってから、サラダこんにゃくと残りのドレッシング、ごまを混ぜ合わせました。
「豚汁」は、さば節でだしを取りました。みそは、赤みそと白みそを使用し、だしや豚肉、野菜のうま味とよく合い、おいしい豚汁に仕上がりました。
調理員さんたちは、日頃から、安全でおいしい給食を提供するために、衛生管理に気をつけています。例えば、髪の毛などが給食に入らないよう、朝、作業に入る前はもちろんのこと、出来上がった給食を配缶する前にも、再度白衣や帽子に粘着テープのローラーをかけています。
10月7日(火)
「キンパ風混ぜごはん、鶏つくねと冬瓜のスープ、フルーツあえ、牛乳」
今日は「キンパ風混ぜごはん」です。キンパは、韓国ののり巻きです。肉やたくあん、キムチなどを巻きます。今日は、コチジャンなどで甘辛く味付けした豚肉やたくあん、キムチ、小松菜を炒めて、炊いたごはんに混ぜ合わせました。子どもたちには好評で食べ残しはほとんどありませんでした。「職員室に、ごはんは残ってませんか~?」と、おかわりにきた6年生もいました。
「鶏つくねと冬瓜のスープ」には、流山産の冬瓜を55㎏使用しました。朝7時過ぎに、農家の橋本さんが届けてくださいました。冬瓜の皮はとてもかたいので、切るのに力がいります。鶏つくねのうま味を吸って、やわらかく煮えた冬瓜はとても食べやすく、子どもたちもよく食べていました。
「フルーツあえ」は、みかん缶、黄桃缶、パイン缶合わせて45缶の缶詰を缶切りで開け、種や異物がないか確認して、こんにゃくゼリーと混ぜ合わせました。教室では、おかわりの行列ができていました。
10月6日(月)
「チャンポンうどん、里芋のそぼろ煮、みたらし団子、牛乳」
今日は「十五夜」です。特にこの時期は空気が澄んで月がきれいに見えることから、「中秋の名月」と呼ばれています。十五夜には、すすきや月見団子、里芋、栗などをお供えします。
「みたらし団子」は、しょう油、砂糖、黒砂糖、水を煮立て、澱粉でとろみをつけてみたらしあんを作りました。そこへゆでた餅を入れてあんをからめ、クラスごとに配缶しました。楽しみにしていた子も多く、おかわりの行列ができていました。給食時間には、のどにつかえないよう、よくかんで食べるよう呼びかけました。
「里芋のそぼろ煮」は、だし汁で鶏ひき肉をよくほぐしてから、下ゆでした里芋、にんじん、糸こんにゃく、角揚げ、調味料を入れて煮ました。煮えたところで、澱粉でとろみをつけ、グリンピースを入れて仕上げました。やわらかく煮えた里芋に、そぼろあんがよくからんでいました。
「チャンポンうどん」は、豚肉やいか、野菜が入ったパイタンスープのうどんです。いかは、サッと蒸してから入れて、やわらかく仕上げました。冷凍うどんは伸びないように流水で解凍し、時間ギリギリに入れて配缶しました。子どもたちにも好評でした。
10月3日(金)
「ごはん、鶏肉とレンコンの南蛮酢、具だくさんみそ汁、りんご、牛乳」
今日は「鶏肉とレンコンの南蛮酢」です。7月の献立表で募集した「我が家のおすすめレシピ」です。鶏肉は、塩、こしょう、酒で下味をつけ、米粉と澱粉をまぶして油で揚げました。レンコンは、厚めのいちょう切りにして、米粉をまぶして油で揚げました。薄切りの玉ねぎは軽く炒めて、調味料を入れ、揚げた鶏肉、レンコン、サッと下ゆでしたパプリカを混ぜ合わせました。紹介していただいたご家庭のお子さんに感想を聞いてみると、「おいしい!冷蔵庫で冷やしてもおいしいよ!」と教えてくれました。クラスの子たちも「おいしい!」と大好評でした。【詳しい作り方は9月給食だよりをご覧ください】
「具だくさんみそ汁」は、豚肉やじゃが芋、野菜などが入ったみそ汁です。じゃが芋は、ピーラーという機械に入れて皮をむき、芽は芽取り器で1つずつ取ってから切りました。干ししいたけは水で戻して戻し汁も使い、うま味をアップしました。
「りんご」は、3回洗って6等分し、芯を取って塩水を通してからクラスごとに数えました。今日は230個使用しました。品種は早生の「サンつがる」で、果肉は少し柔らかめですが、ジューシーで甘いりんごでした。
10月2日(木)
「豚ごぼうごはん、大根の炒め煮、白菜と油揚げのみそ汁、牛乳」
今日は「豚ごぼうごはん」です。1.5㎏のにんにくの皮をむいてみじん切りにし、豚肉と一緒に炒めました。千切りのごぼう、にんじんも炒めて調味料で味付けし、ごま、いんげんも入れ、炊いたごはんに混ぜ合わせました。にんにくが効いたきんぴら風の混ぜごはんに仕上がりました。にんにくの香りが、午前中から校舎にも広がっていました。
「大根の炒め煮」は、鶏肉、大根、にんじん、糸こんにゃく、さつま揚げを炒めて、だし汁と調味料で煮ました。煮えたら一度火を止めて釜の中に10分位置いてから配缶したので、大根がやわらかく、味が良く染み込んでいました。子どもたちもよく食べていました。
「白菜と油揚げのみそ汁」は、さば節でだしをとりました。白菜は煮過ぎないよう入れるタイミングを見計らい、最後に流山産の小松菜を入れて仕上げました。
10月1日(水)
「コッペパン、ポテトポリッジ、オクロスープ、みかん、牛乳」
今日10月1日は「ナイジェリア独立記念日」です。ALTのオーゾー先生の母国であることから、ナイジェリアの料理を取り入れました。
「ポテトポリッジ」は、じゃが芋や鶏肉などが入ったトマト味の煮込み料理です。「ポリッジ」は「おかゆ」という意味で、ナイジェリアでは主食として食べることもあるそうです。玉ねぎや水煮トマトから出る水分だけで煮て、じゃが芋が煮崩れる一歩手前のトロッとしたおかゆの感じを出しました。チリパウダー、クミン、オレガノ、ナツメグなどの香辛料を使用し、スパイシーな香りに仕上げました。子どもたちにも好評でした。
「オクロスープ」は、オクラが入ったスープです。オクラは、アフリカが原産です。今日は、30㎏のオクラを使用しました。オクラのトロッとした感じと、さばの水煮やみそも入っているので、みそ汁に近い味わいで、日本人も食べやすいスープです。
「みかん」は、3回洗って半分に切り、クラスごとに数えました。ナイジェリアでは、日本のみかんに似た「タンジェリン」という果物が食べられているそうです。
オーゾー先生も「Berry Good!」と美味しそうに食べていました。
給食時間には、給食委員会の食育TVを放送しました。今回は、オーゾー先生のお友達がいるナイジェリアの小学校の子どもたちに、ナイジェリアの給食や料理について質問しました。ナイジェリアでは、給食はなく、お弁当を持参したり、食堂で買ったりするそうです。その他に、ナイジェリアでとれる農産物や、人気のある料理などについて、ナイジェリアの子どもたちが実物を提示しながら丁寧に説明してくれました。また、ナイジェリア大使館の大使の方のメッセージも動画で送っていただきました。子どもたちは、ナイジェリアの子どもたちと交流したり、ナイジェリア料理を食べたりすることで、ナイジェリアについての理解を深めることができました。