2020年度 給食の献立紹介

2020年度 給食の献立紹介

1月26日(火)の給食

『牛乳 野沢菜ご飯 鱒の塩焼き きのこ入りすいとん汁 ヨーグルト』です。

 


 全国学校給食週間、2日目。今日は、流山市と姉妹都市の長野県信濃町の特産品を使った料理です。信濃町は、長野県の北部に位置しており、高い山々に囲まれた高原の町。江戸時代の俳人「小林一茶」が誕生した町でもあります。小林一茶は、全国を俳句修行のために、流山に何度も訪れていたそうです。そのことをきっかけに流山市と信濃町は平成7年から姉妹都市として交流がつづいています。今日は、長野県の特産品の「野沢菜漬け」をつかった野沢菜ご飯です。野沢菜漬けは、ほどよい塩味と旨みが加わり、ご飯との相性バッチリです。給食では、野沢菜を油で炒めて、ちりめんじゃこや白いりごまも加え、栄養バツグンの「野沢菜ご飯」ができあがりました。
 「鱒」は、鮭と同じ仲間です。鱒は、川などに生息しているので、鮭とは、身の締まりや脂ののり方に違いがあります。今日は「鱒」に軽く塩をふり、オーブンで焼き上げました。ふっくらした身と塩味が、ご飯とよく合います。骨に気をつけながら、よくかんで、味わって食べましょう。

1月25日(月)の給食

『牛乳 元祖揚げパン ワンタンスープ 切り干し大根入りポテトサラダ』です。

 

 

 今日から「全国学校給食週間」がはじまりました。日本では、学校給食が明治時代に始まりましたが、戦争の影響で中断してしまいました。戦後、1947年1月から学校給食が再開され、その給食再開を祝して、1月24日~1月30日の期間を「全国学校給食週間」に定めました。現在では、戦後の食料難に比べると、食べ物がなんでもそろいますが、一方で、米や野菜を一生懸命育て、食材を運んでくださる方々や朝早くから調理をしてくださっている方々に、改めて、感謝の気持ちを持って食事をしていきましょう。

 今日は、戦後、給食が再開されたころにだされていた「元祖揚げパン」です。昔のパンは、時間がたつと固くなっていたので、油で揚げて、砂糖をまぶして食べたら、大好評だったとのことです。揚げパンは、昭和から令和の今でも大人気のメニューです。「元祖揚げパン」をよくかんで、味わって食べましょう。

 今週は、日本各地の郷土料理やオランダ料理が登場するので、楽しみにしていて下さい。

1月22日(金)の給食

『牛乳 切り干し大根のビビンバ 坦々春雨スープ 杏仁豆腐』です。

 

 

 今日は栄養バツグンの「切り干し大根のビビンバ」です。ビビンバは、お隣の国、韓国の家庭料理。ビビンバは韓国語で「ご飯を混ぜる」という意味なので、ご飯に焼肉や野菜をのせて、混ぜながら食べる料理です。給食では、ビビンバの具材を炊きたてのご飯に混ぜ合わせています。豚肉や切り干し大根、長ねぎ、大豆もやし、ほうれん草など色々な食材をにんにくやゴマ油を加え、味つけをしています。いろいろな食材の食感も楽しめるので、よくかんで、味わって食べましょう。

 「坦々春雨スープ」は、辛みをきかせた四川風のスープです。豚ひき肉を豆板醤で炒め練りごまや白すりごまをたっぷり加えているので、コクがあり栄養満点。ごまは小さいながらも大きなパワーがあります!ごま一粒に五大栄養素+食物繊維がぎっしりつまっています。坦々春雨スープをしっかり食べて、丈夫な体をつくりましょう!

1月21日(木)の給食

『牛乳 鮭とほうれん草のクリームスパゲティ しゃぶしゃぶサラダ チーズドック』です。

 

 

 今日の主食は、パスタです。スパゲティに栄養満点のクリームソースをたっぷりかけて食べます。手作りのクリームソースは、バターと小麦粉を1時間、じっくり炒めているので、とてもクリーミーに仕上がりました。旬の鮭やほうれん草を使い、仕上げに生クリームもたっぷり加え、コクのあるおいしいクリームソースができあがりました。スパゲティにたっぷりかけて、もりもり食べましょう。

 「しゃぶしゃぶサラダ」は、薄切りの豚肉を一度ボイルしてから急冷し、新鮮なキャベツやきゅうり、人参と和えました。豚肉は、日本でもっとも多く食べられているお肉です。豚肉に特別多く含まれている栄養素がビタミンB1。ビタミンB1は、体の中で重要な役割をしており、体の中でエネルギーをつくる働きをしています。ビタミンB1が不足してくると疲れがとれにくくなるので、豚肉たっぷりの「しゃぶしゃぶサラダ」をしっかり食べて、午後も元気に過ごしましょう。

1月20日(水)の給食

『牛乳 ご飯  韓国風焼きのり ハタハタの唐揚げ ひじきの炒り煮 鱈の柚子こしょう汁』です。

 

 

 今日は、ご飯を主食に主菜、副菜がそろった「和食」です。ハタハタは、オホーツク海から島根県あたりの北の日本海や北海道の太平洋沿岸に生息しています。秋田県の名産としても知られ、秋田県の県魚にもなっています。秋田県では、江戸時代からハタハタを使った「しょっつる」と呼ばれる調味料、「魚醤」が作られていました。今日は、ハタハタに片栗粉をまぶし油でカラッと揚げました。頭からしっぽまで、丸ごと食べられカルシウムがたくさん摂取できます。よくかんで、味わって食べましょう。

 「鱈のゆずこしょう汁」は、旬の寒鱈を使い、流山産の白菜や千葉県産の長ねぎを加えた温かい汁物です。「柚子こしょう」は、唐辛子を粗刻みにし、ユズの皮と塩を入れて磨り潰し、熟成させたものです。九州では鍋料理や味噌汁、お刺身などの薬味として用いられています。今日は仕上げに柚子こしょうを加え、ピリッとした辛さと柚子の香りがほんのりする汁物に仕上がりました。

 今日は一年で一番寒い時期とされる「大寒」です。気温が低く、乾燥もしているので、栄養をしっかりとって、寒さに負けない体をつくりましょう!