飯中 Now
心
1、2年生の生徒達が、卒業する3年生に向けて、昇降口に飾りつけをしました。桜の花びらには、3年生の先輩方への感謝の気持ちと春からの高校生活へ向けてのエールが個性豊かに表現されている。もう多くは語らないが、3年生の諸君が1、2年生だった時と同じように、いやそれ以上に、後輩たちは偉大なる3年生の先輩への尊敬や憧れを抱いているに違いない。そんな後輩たちがコロナ禍でできることを考え、昇降口に飾りつけをしてくれてた。私は校長として、1、2年生のそんなささやかな、しかし懸命な気持ちや行動が嬉しく、そして愛おしく思う。また、そんな生徒達を日々指導してくれる教職員を誇りに思う。3年生の生徒諸君、1、2年生の心を受け止めよう。そして、立派に卒業していくことで後輩たちに心を残そう。(3月10日 校長)
【福祉学習】
1年生が家庭科の介護の単元の学習として、本日福祉体験学習を行いました。社会福祉協議会様から介護体験の用具をお借りして、体の不自由なお年寄りの方々が、日常生活でどんな不自由を感じているのかを体験しました。また、介護をする側の立場に立った視点でも考えさせていました。今後生きていく上で役立つ貴重な体験学習でした。(3月10日 校長)
5、6組で3年生を送る会を行いました
本校の特別支援学級(5、6組)で本日午後、3年生を送る会を行いました。5、6組からは2名の生徒が卒業予定です。この日のために準備した飾りや練習を重ねたダンス、そしてメッセージカードなど手作りの心のこもった温かな会となりました。3年生との別れは寂しいけれど、4月から新しい学校でがんばってほしいものです。4月から新2、3年生になる現1、2年生もこれから益々明るく、元気にがんばりましょうね。(3月9日 校長)
県公立高校合格発表
小雨の混じる朝、県公立高校の合格発表が行われました。本校からも82名の生徒が過日、受験をし、固唾をのんで今日を迎えたことでしょう。結果は、悲喜こもごもでした。受験とは定期テストは違い、総合得点の高い者から合格者を決め、定員に達した時点で以下不合格となります。82名もの生徒が受験するわけですから、全員が合格というわけにはいきませんでした。まず、合格した生徒諸君、おめでとう。君自身のがんばりもあったであろうが、周りで支えてくれたり、心配してくれたりした方々に感謝の気持ちを改めて持とう。そして今後の一層のがんばりをここで誓おう。次に不合格であった生徒達、残念だったね。でも大丈夫だ!顔を上げなさい。君が不安と闘い、懸命に努力したことを家族は、仲間は、先生方はちゃんとわかっている。これからの長い人生、勝つことより負けることの方がずっと多いのです。神様は乗り越えられる試練しかその人に与えません。今日の気持ち、今日の景色を決して忘れずに新たな誓いを立てよう。そして、高校受験での苦い思いを乗り越えたから今の自分があると、いつか言える日が必ず来るので、体勢を立て直し、気持ち新たに一歩を踏み出そう。合格した者も不合格であった者も大切なことは、決まった進学先で心新たにがんばることです。いつまでも浮かれているな、いつまでも落ち込んでいるな。前を向き、次の扉を開け、進む準備をしなさい。最後に、一番心配をかけ、力になってくれた保護者の方へのお礼を必ずすること。今日は、また1つ大人への階段を上りましたね。(3月8日 校長)
楽しかったぁ、いい汗かいた! 3年生、最後に良い思い出ができました
今日は、二十四節気の1つ啓蟄(けいちつ)です。啓蟄とは、虫が冬眠から目覚め、活動を始める頃という意味です。さて、3年生は午前中、球技会を行いました。実行委員の生徒達は、昨日の午後、校庭にラインを引いたり、体育館の壁に貼る対戦表などの準備を行ってくれていました。天気にも恵まれ、春の空気に包まれた校庭と体育館でサッカーとバスケットボールを行いました。笑顔と歓声、そして光る汗。来週は、月曜日に県立高校の合格発表があり、週末には卒業式が控えています。まだまだ心からの安堵感はないのかもしれません。健気にスポーツを楽しむ3年生を見ながら、心の内は、どれほど不安だろうか…、自分が3年生の担任だった時のことや、我が子の時のことなど様々な思いが交錯しました。多くの生徒にとって、人生で初めての進路選択と受験…、教師や保護者は、子供がつまずいたり、転んだりしたときは、そっと手を差しのべる準備を整え、あとは自分の力で立ち上がり、歩き出すのを見守るしかないと自分に言い聞かせました。3年生の生徒達は、本校でこれまでに学ぶべきことを全て学び終えていますので、教師は今日、何もしなくても、すべて自分たちで運営し、楽しむことができました。立派な成長をまた1つ感じました。3年生、最後に良い思い出ができましたね!(3月5日 校長)
在校生諸君へ ~送る心を考える~
いよいよ来週、3年生は慣れ親しんだ飯沼中学校を卒業していく。毎日当然のように顔を合わせていた仲間たち、学校という場で、学年、クラス、部活という絆で結ばれた人間関係もいよいよ終わり、春からは、それぞれの違う道を歩み始める。学校は誰もが安心して過ごせる、楽しく安全なところである。その居心地のよい場所を巣立っていく3年生、また新たな居心地の良さを見知らぬ環境の中で作り出して欲しい。そして、自分というものの可能性を探り、追求していくことのできる人になって欲しい。不安もあるだろうが、今までと違う自分に生まれ変われる可能性もある。改めて自分というものを見つめ直すチャンスにもなるだろう。さて、卒業式は、中学校3年間を通じて、最も意義深い行事である。入学から卒業までの3年間いや9年間の義務教育いや15年間の成長を発表する行事です。2年生は1年後、1年生は2年後の自分を想像してごらん。姿、形だけでなく、内面的にも悩みながら成長した卒業生の君がいるはずだ。みんなは、これまでにたくさんの方々に愛情深く可愛がられ、心配され、期待されてここまで成長してきたのです。これまでお世話になった方々への感謝とこれからの決意を姿で示す、それが卒業式だ。3年生にはお世話になったね。今年は新型コロナウイルスの影響で、休校があり、部活動や体育祭、合唱祭で、その存在感に圧倒される場面は少なかったのは事実です。しかし、この1年間、本校の学校教育目標である自主実行の精神に則り、自らよく学び、進んで様々な事を実行していた3年生の後ろ姿を見てきたはずだ。その意味で、たくさん面倒をみていただきましたね。本来であれば、卒業式に参加し、今度はみんなが精一杯の歌声や態度で3年生を送り出す番なのです。ありがとうございました、がんばって下さいの気持ちを込めて。卒業式は在校生から最大の「エール」を贈る場でもあるのだ。しかし、今年は昨年度に続き、それができない。こんなに残念なことはない。しかし、それでも、どんな形でもいい、ありったけの気持ちを残りの日々で送ってあげて欲しい。これは校長の私からのお願いです。そして、そういう君達であれば、必ず君達の後輩も後に続きます。よろしくお願いします。(3月4日 校長)
3年生、奉仕作業ありがとうございました、お疲れ様でした。
桃の節句
今日3月3日はいわゆる、ひな祭り。また桃の節句とも言われます。旧暦(昔のこよみ)の3月3日は今でいうと4月上旬で、桃の花が満開の時期だったので桃の節句と言いました。桃は昔から邪気をはらい、不老長寿の効果があると言われていました。また節句とは季節の変わり目で1年に5つあります。1月7日の七草、3月3日は桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕も節句です。5つ目は、あまり知られてはいませんが、9月9日は重陽の節句といいます。桃の節句や端午の節句は、ひな人形を飾ったり、鎧兜(よろいかぶと)を飾ったりして、昔の時代ですから、男女別々に子供の健康な成長を願う行事だったわけですが、親が子供の健やかな成長を願う気持ちは、いつの時代も変わらないものなのですね。日本の伝統的な行事を正しく理解し、受け継いでいきたいものですね。(3月3日 校長)
卒業式の練習が始まりました
春の嵐と言うのでしょうか…。今日は風雨が強く、どんよりとした空でした。しかし、そんな中でも中学生は元気でした。中学生からたくさんの元気をもらえる教員という職業は、なんて幸せなのだろうと思います。さて、3年生は今日から卒業式の練習が始まりました。今年は、新型コロナウイルスの影響で、昨年度に引き続き、在校生の参加はなし、来賓は教育委員会から1名のみ、昨年度から一歩前進して、保護者が各家庭から1名参加で式を執り行います。今日は式に向けた心構えを、校長、学年主任から、その後、服装の留意点や具体的な動きについて学年の担当から説明をし、実際に少しやってみました。私の見る限り、初めての練習にもかかわらず、3年生の生徒達は静かに集中し、よくがんばっていました。感動の卒業式を予感することができました。(3月2日 校長)
もう1つの卒業証書
いよいよ3月です。本日は県公立高校の面接試験が行われました。面接試験を受験した生徒諸君につきましては、緊張やプレッシャーで大変だったことでしょう。ここまでお疲れさまでしたね。あとは結果を待ちましょう。さて、3年生で本日登校した生徒達は、2校時にお世話になった飯沼中や地域へ感謝の気持ちを込めて、美化活動を行ってくれました。これまで不安やプレッシャーと闘ってきたのでしょうね。ここまでの諸君のがんばりに敬意を表したいと思うと同時に、嫌な顔一つせずに笑顔で美化活動をしてくれたことに頭の下がる思いがしました。春の優しい空気の下で、受験がとりあえず終わった安堵感に満ちた穏やかな表情で作業をしてくれました。3年生諸君、入試お疲れさまでした。そして美化活動をしてくれてありがとうございました。1、2年生は、3年生の後ろ姿を黙って見て学んでください。そして、先輩方を超えることが恩返しになるということを忘れずにこれから過ごしていきましょう。最後に、そんな立派で素晴らしい3年生へ、保健室の先生が特別な卒業証書を1人1人に作ってくださいました。義務教育9年間の身体の成長が一目でわかるようなもう1つの卒業証書です。宝物になると思います。多くの方々に祝福される3年生、それは諸君がこの3年間よくがんばったことの証なのです。(3月1日 校長)
2月が終わります
今日は埼玉県公立高等学校の入学試験の初日でした。本校3年生82名が無事に受検をしました。このブログを読む頃は、試験は終わっていることでしょう。終わったことは気にせず、月曜日の面接(32名が受検)に備えましょう。面接については、ほとんどは事前に想定した設問集で大丈夫です。自分で考えた原稿をスラスラと表情を作って実際に言えるようにしておくことが大切です。面接を控えている諸君は、土日も最後のがんばりで面接対策をしよう。また、1、2年生の諸君は期末テスト二日目お疲れさまでした。1、2年生は3年生とは逆に、テストが終わってからの振り返りをすること、やり直しをすることこそが期末テストの意義です。その時、その時にしっかりとやるべきことをやった者は、必ず先々自分の財産となり、生きる世界や可能性が広がります。「1月は行く、2月は逃げる」とはよく言ったもので、本当にあっという間に1月、2月が終わります。3月は、1年のまとめと4月からの準備をしっかりとやっていきましょう。(2月26日 校長)
試験
試験には、行う目的がいくつかあり、試験を受ける側の対応や心構えも違ってきます。1、2年生は、今日、明日と期末テストです。何度もこのブログで言ってきましたが、定期テストは生徒や先生方が、君達がどのくらい力がついたのかを知り、それぞれの立場で今後に活かしたり、成績をつけたりすることが目的です。ですから生徒諸君は、今後に活かすことが絶対に必要なわけです。試験が返却されたら、できていなかったところを勉強し直して、できる状態にしておくことがとても大切なことなのです。一方、高校や大学の受験、入学試験は、点数の高い者から順番に、定員数を確保するために行う試験です。これは一発勝負!です。今日は千葉県の公立高校の入試二日目、明日は埼玉県の公立高校の入試日です。本校の3年生は110名中82名が受験します。一発勝負のため、しっかりやり直しをしなさいとは言えません。これまで培ってきた力を発揮できるように祈っています。今日は持ち物の準備をして、早く寝ましょう。そして、明日は肩の力を抜いて、深呼吸をして、リラックスして試験に臨みましょう。(2月25日 校長)