学校給食ブログ

2月6日(火)給食センターの献立

・豆腐ラーメン

・牛乳

・ねぎまんじゅう

・華風あえ

 

豆腐ラーメンは、さいたま市岩槻区のご当地グルメです。しょうゆ味のスープに豆腐とひき肉のあんが上にのっているところが特徴のラーメンです。給食ではとろみをつけたスープで再現しました。

豆腐ラーメンは元々、さいたま市岩槻区にあるレストランのまかない料理でした。当時の料理人さんがラーメンにあう豆腐のあんを作ったのが始まりと言われています。「第2回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝したことから、テレビや雑誌に取り上げられ埼玉県だけでなく全国にも知られるようになりました。

2月5日(月)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・とり肉のごま焼き

・磯煮

・菜の花のおひたし

 

昨日、2月4日は立春でした。寒い日が続きますが暦の上では春の始まりです。

今日の給食には、春の訪れを告げる野菜「菜の花」を使用しています。

菜の花は2月から3月頃が旬の野菜です。緑黄色野菜の一種で、栄養価の高い野菜です。ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、その中でもビタミンCの含有量は野菜の中ではトップクラスです。

給食ではおひたしにしましたが、炒めものにしてもおいしく食べられます。

ぜひ、ご家庭でも旬の野菜をを味わってみてください。

2月2日(金)給食センターの献立【節分献立】

・ごはん

・牛乳

・いわしのかば焼き

・すまし汁

・こまつなのごまあえ

・福豆

 

今日の給食は、2月3日の節分にちなんだ献立です。

昔の人は、病気や悪い出来事は鬼が持ってくると考えていました。そのため節分には「鬼は外、福は内」の掛け声で豆をまいたり、焼くと臭いが強くなるいわしの頭を、葉にトゲのある柊の枝に刺して玄関に置いたりして鬼が家の中に入ってこないようにしました。また、この風習から節分にいわしを焼いて食べる地域もあります。

豆まきに使う大豆には、たんぱく質、ミネラル、食物繊維が多く含まれています。また、いわしには、たんぱく質やミネラルのほかに、頭の働きをよくするといわれているDHAが多く含まれています。

2月1日(木)給食センターの献立

・メキシコ風ピラフ

・メキシコ風ピラフソース

・牛乳

・コーンえだまめサラダ(野菜いっぱいドレッシング)

 

メキシコ風ピラフは、バター風味のご飯にみじん切りにしたピーマンとパプリカが入っています。

ピラフにトマトベースのミートソースをかけていただきます。

子ども達が苦手な野菜のひとつであるピーマンをおいしく食べてもらいたいと思いこの献立を入れました。

春日部市のcookpadにレシピが掲載されているので、ぜひご家庭でも味わってみてください。

1月31日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・焼きぎょうざ

・中華こんにゃくサラダ

・中華たまごスープ

 

 こんにゃくは、こんにゃく芋から作られます。こんにゃく芋は、サトイモ科に属する植物で、原産はインドネシアや中国湖南省付近と言われています。日本での主な産地は群馬県、福島県、茨城県です。

 こんにゃくの成分はほとんど水分ですが、食物繊維のグルコマンナンが含まれています。このグルコマンナンは消化吸収されにくく、腸の運動を促し、老廃物を取り除く効果があります。またこのグルコマンナンにはコレステロール値を下げる効果もあります。

 こんにゃくはカロリーも低く、満腹感も得られるので肥満対策にぴったりの食材です。

1月30日(火)給食センターの献立【神明貝塚献立】

・古代米ごはん

・牛乳

・ますの塩焼き

・山菜の澄まし汁

・里芋の煮物

 

 全国学校給食週間(1/24~1/30)にちなんで、令和2年に国の史跡に指定された西親野井地区にある神明貝塚を身近に感じてもらえるよう、縄文時代をイメージした献立にしました。

 米の生産は縄文時代よりも後の弥生時代になってからですが、古代米の赤米をいれた古代米ごはんに、ますの塩焼き、山菜の澄まし汁、里芋の煮物を組み合わせました。縄文時代の味付けは塩だけでしたが、給食では貝のだしをきかせ、しょうゆも使っています。

 貝塚が作られた3800年前の縄文人が食べていた食材には、「ます、わらび、えのきたけ、なめこ、しめじ、里芋(山芋)栗、鶏肉(野鳥)、大豆、ほたて(あさり、はまぐり、しじみ)、どんぐりなどの木の実」などがあります。

 

 また今日の澄まし汁には、北海道の八雲町から無償で提供されたほたてが入っています。

 これは、ホタテ産地の八雲町が、町内の水産加工業者からホタテを買い取り、全国の学校給食に無償で提供する取り組みを行っているものです。

 

大粒の立派なほたて

給食では、なかなか使えない食材なのでじっくり味わってほしいです。 

1月29日(月)給食センターの献立

 

・ごはん

・牛乳

・ハンバーグデミグラスソース

・レンズまめのスープ

・グリーンサラダ(たまねぎドレッシング)

 

 レンズまめのスープは、以前から時々出ているスープです。レンズ豆は日本ではあまりなじみがなく、私も春日部の給食センターの給食で初めて食べた食材です。

レンズ豆

 

 

 

 

 

 

 メソポタミア原産のマメ科ヒラマメ属のレンズ豆は、その名の通りレンズのような形をした小さい豆です。海外ではスープやカレー、サラダなどにも使われるメジャーな食材です。

 レンズまめにはビタミンB1、B2、B6、葉酸などのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は疲労回復効果や、肌や粘膜の状態をよくしたり、動脈硬化やうつ病を予防したりする効果があります。また取りにくい鉄分も他の豆に比べて多く含まれています。

 

1月26日(金)給食センターの献立

  小学校

  

 中学校

 

・(小学校)ツイストパン (中学校)ココア揚げパン

・牛乳

・ほうれん草オムレツ(ケチャップ)

・さつまいもシチュー

・カリフラワーサラダ(ノンオイルフレンチドレッシング)

 

 寒い時期なので、食べて温まってもらえるようにシチューにしました。

 シチューに使われているさつまいもは、ヒルガオ科の多年草です。原産国はメキシコやコロンビアなどの中南米があげられていますが、定説はないそうです。かんしょ、唐いも、琉球いもなどとも言われます。さつまいもは甘みがあり、味が栗に似ているので、栗(九里)の味と比べて「八里」とか「八里半」栗より(九里四里)うまい「十三里」と言われることもあります。英語でもスイートポテトと言いますね。

 さつまいもはでんぷんが多く体がポカポカ温まります。ビタミンCも多いので風邪予防にもなりこの時期に食べたい食品です。

 

1月25日(木)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・鰆の西京焼き

・筑前煮

・野菜のごましょうゆ和え

 

 冬は煮物がおいしく感じられる季節です。筑前煮は数種類の具材を使うので、食品数を増やし栄養バランスを整えることができます。また具材を油で炒めるため、コクが出ておいしくなります。

 子どもたちにも、この季節にぜひ煮物のおいしさを感じてほしいと思います。

 

 

1月24日(水)給食センターの献立

 

 

・麦ごはん

・牛乳

・冬野菜カレー

・海藻サラダ(柑橘ドレッシング)

 

 1月24日から30日は、全国学校給食週間です。

 学校給食は、明治22年に山形県鶴岡市の小学校で、お弁当を持ってこられない子どもたちのために、おにぎりと塩鮭と漬物を出したことが始まりとされています。その後各地へ広まっていきますが、第二次世界大戦のために中断されました。戦後、昭和21年12月24日より再開されましたが、今では冬休みのため、1か月あとの1月24日から30日が全国学校給食週間となりました。

 全国学校給食週間は、給食にかかわる人たちや、給食を食べられることに感謝する1週間です。

 2月25日(日)まで春日部市郷土資料館で開催されている「くらしのうつりかわり~なつかしのくらしの道具展~」に、昭和30年ごろの内牧小学校の給食献立表が展示してあります。この頃の主食は毎日パンでした。現在の献立表と比べてみると、おかずが少なかったり、食パンと五目うどんが同じ日に出ていたり、いろいろな違いがわかりますね。郷土資料館では、当時の給食用の食器も展示されていますので、ぜひ見に行ってみてください。