校長あいさつ
初心に立ち帰って
平成もすでに30年を迎えました。天皇の退位により,平成も残すところ1年余りとなります。遅くなりましたが,
1(ワン)が3つ並んだ(ワン・ワン・ワン)戌年の本日,新春のご挨拶をさせていただきます。
並木小学校が誕生したのが,昭和56年4月。私が,教員になる1年前です。並木小学校の歴史は,私の教員生活とほぼ一致しています。私は年男なので,今年が教員生活の締めくくりとなりますが,並木小学校は,これからも永遠に続いていきます。並木小や私が誕生した「昭和」は遙か昔の年号に感じられるようになってきそうですが,時代の流れを感じる中で,今,改めて教員生活を振り返ってみると,あっという間の36年間だったような気がします。
私は,植物が好きで,植物の研究や育種をしたくて大学で学んでいました。大学では,「植物の特性や育てる適切な環境」について学びました。しかし,大学での学びの中で,徐々に植物よりも,「感情のある人を育てること」に興味を持ち,教員の道へ進みました。感情を持つ人を育てることは,植物を育てる以上に難しく,奥深いものだと気づき,何度も挫折しそうになりましたが,その度に,新たな喜びや充実感も得ることができ,現在に至っています。
私が教員になったときは,携帯電話もなく,コンピュータさえも一般的なものではありませんでした。ホームページで学校の様子をタイムリーに伝えたり,緊急の連絡をメールで知らせたりすることなど,想像もしなかった時代です。こども達を取り巻く生活環境は,昔とは大きく変わってきています。
しかし,教室でのことも達の生活は,36年前とほとんど変わっていない気がします。「元気よくあいさつする」「友達と協力し仲良く活動する」「迷惑をかければ怒られ,頑張れば褒められる」・・・人が成長するためには,人との関わりの中で,適切な環境を保つことが最も大切であることは,昔も今も変わらないと思っています。
「教員としてスタートした36年前の思い」そして,「並木小学校に着任したときにお約束したこと」,私の初心でもある「こども達を立派な社会人として育てるには,より良い環境を作り出していくこと」に立ち帰り,教員最後の1年間を「こども達のために」力一杯務めて参りますので,ご理解とご協力をお願いし,私の挨拶といたします。
平成30年1月11日
我孫子市立並木小学校 校長 小椿清隆
1(ワン)が3つ並んだ(ワン・ワン・ワン)戌年の本日,新春のご挨拶をさせていただきます。
並木小学校が誕生したのが,昭和56年4月。私が,教員になる1年前です。並木小学校の歴史は,私の教員生活とほぼ一致しています。私は年男なので,今年が教員生活の締めくくりとなりますが,並木小学校は,これからも永遠に続いていきます。並木小や私が誕生した「昭和」は遙か昔の年号に感じられるようになってきそうですが,時代の流れを感じる中で,今,改めて教員生活を振り返ってみると,あっという間の36年間だったような気がします。
私は,植物が好きで,植物の研究や育種をしたくて大学で学んでいました。大学では,「植物の特性や育てる適切な環境」について学びました。しかし,大学での学びの中で,徐々に植物よりも,「感情のある人を育てること」に興味を持ち,教員の道へ進みました。感情を持つ人を育てることは,植物を育てる以上に難しく,奥深いものだと気づき,何度も挫折しそうになりましたが,その度に,新たな喜びや充実感も得ることができ,現在に至っています。
私が教員になったときは,携帯電話もなく,コンピュータさえも一般的なものではありませんでした。ホームページで学校の様子をタイムリーに伝えたり,緊急の連絡をメールで知らせたりすることなど,想像もしなかった時代です。こども達を取り巻く生活環境は,昔とは大きく変わってきています。
しかし,教室でのことも達の生活は,36年前とほとんど変わっていない気がします。「元気よくあいさつする」「友達と協力し仲良く活動する」「迷惑をかければ怒られ,頑張れば褒められる」・・・人が成長するためには,人との関わりの中で,適切な環境を保つことが最も大切であることは,昔も今も変わらないと思っています。
「教員としてスタートした36年前の思い」そして,「並木小学校に着任したときにお約束したこと」,私の初心でもある「こども達を立派な社会人として育てるには,より良い環境を作り出していくこと」に立ち帰り,教員最後の1年間を「こども達のために」力一杯務めて参りますので,ご理解とご協力をお願いし,私の挨拶といたします。
平成30年1月11日
我孫子市立並木小学校 校長 小椿清隆