熱中症の対策

 連日体にこたえる暑さが続いています。関東で6月にこのような猛暑が続くのはおそらく初めてだろうという報道もありました。過去に例がない暑さであるという認識に立って、当面の間は熱中症から児童を守ることを最優先して考えていきます。

 本校では、養護教諭が専用の機器で毎日9時、12時、15時、そして休み時間の前などにも「暑さ指数」を計っています。市のHPでも毎日数値が発表されるのですが、本校での正確な数値を知るためにカメラの三脚に機器をくくり付けて屋外で計測しています。今朝は、昇降口を出たところの日陰の場所で計測して「26」でした。本校の校庭は土の色が白いので、今日のような天気では、まるで砂浜にいるかのように日差しが強く照り返します。計測値の妥当性が失われてしまうので日ざしが強すぎる場所では計測しないのですが、もし校庭の真ん中で計測すれば「31」(運動が原則中止となる数値)を超えるのは確実だと思います。

 したがって、昨日に続いて本日も校庭での体育の授業をすべて中止としました。朝の陸上部の練習も、校庭ではなく体育館内で軽いストレッチのみとしました。そして、可哀そうですが休み時間に外に出ることも控えさせました。天気予報によればしばらくこの暑さが続くようですので、今週中はこの方針を続けていくつもりです。また、本日から金曜日まで下校時間が少し早くなりますが、帰宅後も外出せず室内で過ごすように指導していますのでご留意ください。

 最後に、現在学校では、登下校中にはマスクを外すように呼び掛けているのですが、今朝も多くの児童たちがマスクを着けたまま「暑~い」と言いながら登校してきました。状況に応じてマスクを「外す」ことも、これから夏本番に向けて早めに身につけておきたい習慣ですので、家を出るときにマスクを外すようにと一言添えてください。

 続いて今日の校内の様子を紹介します。朝の昇降口で児童たちを迎えていると、登校後に荷物整理を終えた2年生の児童たちが散水のために次々と勢いよく外に飛び出していきます。見に行ってみると、トマトたちもこの暑さからのがれるためブドウ棚下の日陰に避難させられていました。

 水やりが終わった後も、筋金入りの昆虫ハンターである一部の男子児童たちはすぐには教室に戻らず、近くにあった敷石を一つ一つひっくり返しながら「ミミズだ~」「幼虫だ~」と嬉しそうに叫んでいます。近頃あまり見かけなくなった「ハサミ虫」も捕獲することができて大いに盛り上がっていました。

 5年生の児童たちが蓮池の掃除をしてくれたお陰で、管が詰まっていたポンプが再稼働して水の循環が戻り、池の水がかなりきれいになってきました。心なしか蓮の花も色鮮やかに咲いているような気がします。水中には、親メダカに混ざって産まれたばかりの小さなメダカの姿も見えます。

 1時間目、なかよし学級の教室で学習していた1・2年生の様子を撮ってきました。

 今日は6年生の水泳学習日です。6年生の児童たちも楽しみにしている様子で、1時間目が終わると直ぐに昇降口に降りてきて、元気な声で「行ってきま~す!」と言いながらスクールのバスに乗り込んでいきました。

 2時間目の4年生の教室です。図工の授業で作製した作品を机上に置き、鑑賞し合って感想を書く時間でした。どの作品も個性豊かでとても上手です。

 隣の教室は社会科の授業中です。ゴミ処理の仕組みについて学習していました。