校長室から(令和3年度)

「まだ」ではなく「もう」1年生なのだから

 校舎の東側、職員玄関前の森との境になっているフェンスの足元に小さな穴が開いているのを見つけました。よく見てみると、穴の向こう側がトンネルのようになっていて、何者かによって踏み固められたような小さな道が続いています。恐らくこれは「獣道」だと思います。数年前に周辺で狸が目撃されたという話を聞いたことがありますが、どうやらこの校舎前の小さな森には何らかの小動物が生息しているようです。今の時期、この辺りにはどんぐりなどの木の実がたくさん落ちていますので、もしかしたら夜中にこっそりとそれらを食べに来ているのかもしれません。しかし、この穴は狸が通るには少し小さすぎるような気もしますので、野良猫、または、イタチやハクビシン、最近国内でも生息地が広がっているアライグマなどの細長い動物かもしれません。どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら是非教えてください。

  2時間目の1年生の合奏・合唱練習の様子です。職員たちが、入場時の歩き方から楽器の持ち方や置き方まで、「発表」を「見てもらう」ことを意識させながらきめ細かく指導していました。じっと立って待つ、背筋を伸ばして姿勢を保つ、顔を上げて話を聴く、そのような基本的な姿勢がまだまだ苦手な児童が多いようです。それでも、我々が「まだ1年生なのだから」ではなく、「もう1年生なのだから」という見方で接しないと、彼らの成長を後押しすることはできません。今回の発表を通して、合唱や合奏以外の面でも成長の跡を残してやりたいという職員の思いを感じました。学校で児童たちが生活する姿を見ていると、基本的な習慣や姿勢を意識することが、学習の成果や友人関係の構築等に大きく影響することを強く感じます。言われなくても自分で意識できるように、「気づかせる声掛け」をご家庭でもぜひお願いします。

  昨日に続き、6年生の「運動会新聞」を紹介します。

6年生の歌声がとてもすばらしかったです

 昨日、我孫子市の議会場で今年度の「子ども議会」が開催され、本校から2名の6年生児童会役員が議員として参加してきました。議会の中では、鳥の博物館のキャラクター作成とHPの充実に関する提案と、ふるさと納税の返礼品に関する提案の2つを発表してきました。鳥のキャラクターを話題にしたこともあって、市の教育長(現在の5・6年生が入学したときの東小の校長先生です)から、当日の参加者全員が市の鳥「オオバン」のステッカーを頂いたそうです。

 教育長、市長と一緒に記念撮影をしてきました。

我孫子市の鳥「オオバン」です。手賀沼にも生息している黒い鳥で、湖面を注意深く探してみると見かけることができます。

 

 2時間目に体育館で6年生が合唱練習をしていました。現6年生の学年合唱を聴くのは3月の卒業式以来です。学年揃って練習をするのは今日でまだ2回目とのことですが、すでにその歌声がたいへんすばらしかったのでとても驚きました。昨日の5年生も上手でしたが、やはり6年生は違います。男子の中にはすでに声変りが始まている児童も多いので混成がたいへん美しく響いていることも理由の一つですが、 それ以上に、仲間と共にきれいな歌声を作り上げたいという一人ひとりの気持ちが歌声を通して感じられたからです。下の写真をご覧になればお分かりになると思いますが、その気持ちが並ぶ姿勢、立つ姿勢にも現れています。彼らの素晴らしい合唱を動画の中でもできるだけ響かせて保護者の皆様に届けられるように、我々も何とか工夫していきたいと思います。

 

 6年生の教室前に運動会をふりかえった個人作成の新聞が掲示されていました。6年生は、これから卒業までの間に、「小学校生活最後の~」という修飾語がつく行事や出来事がだんだんと増えていきます。「小学校生活最後の運動会」について、児童たちの素直な感想や気持ちが込められているこの新聞を、何回かに分けて少しずつ紹介していきたいと思います。

部活動を再開しました

 今日から陸上部と吹奏楽部の朝の活動を再開しました。今朝は雨模様の天気でしたので、陸上部は体育館でサーキットトレーニングに励んでいました。吹奏楽部は、楽器の手入れから始めていたようです。久しぶりの活動に児童たちも嬉しそうでした。

 始業前、結露で湿った昇降口を、6年生の児童たちがボランティアで雑巾がけに駆けつけてくれました。部活動を終えたばかりで少しゆっくりしたい時間にもかかわらず、大勢の児童たちが膝を床について丁寧に拭いてくれました。このような活動にいつでも誰でも気持ちよく参加できる6年生の姿を、多くの後輩たちが引き継いでくれることを期待したいです。

 本日は、移動図書館がやってくる日です。紹介する写真は、2時間目に1年生が本を選んでいるときの様子です。

 2時間目に5年生が、3時間目に2年生が、体育館でメロディフェスティバルの練習をしている様子です。5年生はとてもきれいな歌声を響かせていました。今年度はオンラインでの参観となりますので、この美しい声が動画の中でどこまで響くかわかりませんが、ぜひ楽しみにしてください。2年生は、動きもまじえてとても楽しい発表になるようです。こちらもご期待ください。

メロディフェスティバルの練習を頑張っています

 本日の午前中、川村学園大学で小学校の教員を目指して勉強している20名の学生さんたちが来校し、1・2時間目に各学級の授業の様子を見学しました。大学側で感染対策をしっかりと施してもらうことができましたので受け入れを許可しました。東小の児童たちが一生懸命に学習する様子を見て、いつの日か教壇に立つ夢がさらに大きく膨らむことを願いたいと思います。

 来週のメロディーフェスティバルに向けて、各学年の練習が本格的に始まりました。今週からは、体育館で学年の児童全員が集まって発表練習に取り組みます。最初に紹介するのは、1時間目の3年生の練習風景です。

 2時間目に1年生が教室で練習していたときの様子です。

      

 同じ2時間目の体育館では、4年生が学年全員で練習をしていました。

 また、今日から来月の持久走大会に向けた業間練習も始まりました。今日は風が少し冷たかったようですが、温かい日が差してランニングやジョギングには丁度良いコンディションでした。

運動会をふりかえって(1・2年生の掲示物から)

 校舎内のさまざまな場所で、運動会をふりかえった児童たちの掲示物が目につくようになってきました。今日は、初めて小学校の運動会を経験した1年生と、その1年生たちと一緒に競技・演技する機会が多かった2年生の掲示物の一部を紹介します。

(1年生)

 

(2年生)

2年生が「まちたんけん」に出かけてきました

 3時間目に、1年生の児童たちがこの春から大切に育ててきたアサガオの種を取っていました。毎年、この種は次年度の1年生に贈られます。また、ツルはこの後リーフ作りの材料として再利用するそうです。

 1年生のすぐ近くでは、3年生の児童たちが手に鏡を持って光の反射の実験(?)を楽しんでいました。鏡がそれなりに大きいので反射光がかなり遠くまで届いています。中には、手で鏡の一部を隠しがら「見てください!数字の5です」と光の形を変える工夫をしながら実験を楽しんでいる児童もいました。

 3・4時間目に2年生の児童たちが「まちたんけん」に出かけてきました。駅周辺の店舗や施設を実際に見て学んでくる学習です。私は残念ながら引率に参加できなかったのですが、代わりに撮って来てもらった写真でその様子を紹介します。

全校朝会で運動会のスライドを上映しました

 昨日は運動会の代休でしたので、今日が11月最初の登校日です。感染状況も落ち着いてきましたので、久しぶりに体育館に全校児童が集まって朝会を開きました。初めに、鳥の絵画コンクール、夏休み科学作品展、そして市内読書感想文コンテストの入賞者の表彰を行いました。また、先週の運動会でがんばった児童たちも讃えたいと思い、代表して赤白両組の応援団長に感謝状を贈りました。

  次に、先週の運動会の写真をスライドショーにして上映しました。200枚近くの写真を児童たちに見せましたが、その中の何枚かを紹介します。

運動会が無事に終わりました

 本日、爽やかな秋空の下で今年度の運動会を開催しました。朝は少し肌寒かったですが、運動会が始まるころから少しずつ温かくなり、開始後は児童たちの闘志がさらに会場を熱くしていました。どの競技や種目にも児童たちは最後まで全力で取り組み、観ていて心が温かくなる場面が数多くありました。幸いなことに大きなけがやトラブルもなく、また、昨年(13点差で赤組の勝利)に続いて今年も僅差の大接戦となり、最後は339対321の18点差で今年は白組が優勝旗を勝ち取りました。

 競技中の写真は後日改めて紹介したいと思いますので、今日は開閉会式の様子をお伝えします。

(赤白両組の6年生)

(開会式)

(閉会式)

いよいよ明日は運動会

 明日は運動会です。今朝のラジオの天気予報からは、明日は風も収まり、100点満点の秋空が期待できるとのうれしい声が聞こえてきました。ただし、朝は気温が下がるそうですので、家を出るときの服装には注意が必要だと思います。

 最初に、昨日の3時間目に行った全体練習の様子を紹介します。主にエール交換と応援合戦の練習を行いました。応援団の気合が入った元気な声を、応援席のペットボトルを叩く音が後押しして、まるで運動会本番のような迫力ある雰囲気が感じられました。道を歩く近隣の方も、足を止めて児童たちの練習風景をご覧くださっていました。

 今日の1時間目に、なかよし学級の3年生の児童たちが、国語の授業で学習した「絵文字」について調べたことを高学年の児童たちに向けて発表しました。どの発表もたいへん興味深く、聞いていた高学年の児童たちにも好評だったようです。また、それ以上に、プレゼンソフトを上手に使って視覚的にも楽しめるように工夫されていたことにも感心しました。どの児童もたいへんすばらしい発表でした。

 午後からは、4~6年生の児童たちが明日の準備作業に頑張ってくれています。東小は児童数は少ないですが、一人ひとりが2~3人分働いてくれるので、スムーズに作業が進んでいます。特に6年生は、先生からの指示を待つことなく、自分から手が足りていないところを見つけて手伝いに向かう頼もしい児童が大勢いて、本当に大助かりです。

1年生のフッ化物洗口の様子

 運動会まであと2日。天気予報によれば、土曜日は晴れで穏やかな陽気になるようで一安心です。

 さて、今朝はフッ化物洗口の日でした。これまで水で練習してきた1年生も、先週からフッ化物を口に含んで洗口を始めました。実は先週もその様子を写真に撮ったのですが、誤ってデータを消してしまったので、今日改めてその様子を撮ってきました。

 市内各学校で回覧されている東京オリンピックの聖火トーチが、昨日本校に回ってきました。早速児童たちが手に持って記念撮影をしていましたが、ご覧の通りかなり重そうに持っています。私も実際に手にしてみましたが、かなりの重量があり、これを手に持って高く掲げながら走るのはさぞ大変だろうなと思います。

 3・4年生が2時間目にエイサーの練習をしていました。今日初めて、はっぴを着用し、自分たちで作った太鼓を持って練習をしました。

運動会直前ですが授業も頑張っています

 昨日の午後、出張から戻って5時間目の様子を見に2年生の教室の前を通りがかったところ、児童たちが何やら楽しそうにモノ作りに励んでいたので少し見学させてもらいました。机の上には落ち葉や枝などがたくさん載っています。担任に聞いてみたところ、本時は図工の学習で、落ち葉や枝、ドングリや栗など、外で集めてきた自然の素材を使って自由な発想で作品を作る、という課題だそうです。児童たちは、事前に考えておいた完成予想図を見ながら、外で拾ってきたさまざまなものを自由に組み合わせて楽しそうに制作に励んでいました。

 そして今日の授業の様子です。2時間目に4年生の教室を覗いたら、国語の授業(だと思いますが)でとてもおもしろそうな学習をしていました。課題は「不思議な言葉の正体をさぐろう」というものです。児童たちが自由な発想で思いついた「不思議なもの」についてさまざまな解説を加えていました。それにしても、2年生もそうですが児童たちの発想の豊かさと独創性には驚きを通り越して感動さえ覚えます。

「あたまがいいようふく」:洋服を着た瞬間に頭が良くなり、算数とか漢字とかが頭の中に入って来る。

 →全国の小学生が欲しがると思います。

「やさしい貯金箱」:良いことをしたらお金がもらえる。悪いことをしたら入れたお金が返ってこなくなる。

 →全世界の人々に配ってほしいと思います。

「なくならないけしごむ」:何年使ってもなくならないから消しかすが絶対に出ない。

 →地球にとても優しい消しゴムだと思います。

「重い0点のとうあん」:(良いこと)筋力がつく。(悪いこと)隠しきれない。

 →確かに、そう簡単に持ち運ぶことができないのでいつか必ずばれてしまうと思います。

 

 同じ2時間目に「なかよし学級」の教室も覗いてきましたので、その様子を一部紹介します。3年生は、現在学習中の「絵文字」に関する発表のリハーサル練習中でした。プレゼンソフトで作成したデータを使って本格的に発表するようです。金曜日に発表会があるらしいのでぜひ見学に行こうと思います。

昨日の授業風景から

 本日は出張のため不在となりますので、昨日の2時間目の1~3年生の授業の様子を紹介します。

 初めは、久しぶりに1年生の授業の様子です。昨日2時間目の教室では、計算問題のカードを使いながら2人1組でゲーム感覚で楽しく学習を進めていました。男女の対戦となっているグループでは、ほぼ女の子の圧勝でした。

 3階のなかよし学級の教室でも、1年生の児童たちがそれぞれの課題に一生懸命取り組んでいました。側で私が写真を撮っていてもまったく気にする様子がなく、ひたすら集中して学習に取り組んでいることに感心しました。

 同じ3階の3年生の教室を覗くと、児童たちが運動会のエイサーで使う太鼓の作製に取り組んでいました。紐を編み込む作業をしているようで、すでに完成した児童も数名いました。運動会当日は、この手作りの太鼓を手に持って華麗に舞う姿を見ることができると思います。

  2年生の教室の前を通ると、中から「ごいちがご、ごにじゅう、ごさんじゅうご・・・」と元気な声が聞こえてきました。中に入ってみると、九九の五の段を先生の言葉に続けて全員で何度も繰り返し復唱していました。今年も2年生が九九を学習する時期がやってきました。これからしばらくの間は、2年生の教室から九九を暗唱する元気な声が聞こえてくることでしょう。

いよいよ今週末は運動会です

 新しい週が始まりました。今週末には運動会を開催します。週間の天気予報によれば、今のところは当日に晴れのマークがついています。できれば穏やかな秋晴れの下で児童たちに精一楽しんでもらいたいと願っています。

 今朝の朝の会での応援練習風景です。1年生から6年生の各教室を駆け足で回ってきました。

 2時間目の5・6年生の練習風景です。校舎内を回っているときにたまたま校庭の様子を見ていたのですが、動きがとても揃っていて、先週よりもさらに上達している様子に感動して、思わずシャッターを何枚も切ってしまいました。今日は欠席した児童が多かったため所々で人が欠けていましたが、それでもみんな動きに切れがあって、2つの学年の児童たちの息がぴったりと合っていたのがとても美しく見えました。当日の楽しみのためにあまり写真を載せない方がよいのかもしれませんが、このように高い場所から見る機会もなかなかないと思いますので、少し大きめの写真で紹介したいと思います。

6年生の学級で道徳の研究授業を行いました

 

 今日は朝から冷たい雨が降っています。気温もかなり下がっていますので本格的に防寒対策が必要です。それでも、朝の登校時に昇降口で健康観察をしていると、中にはTシャツにハーフパンツといった夏のスタイルで登校してくる強者も見かけます。そんな彼らに「寒くない?」と聞くと、「ぜんぜん」「さむくないよ」「暑いです」という答えが返ってくることが多いのですが、中には「寒いです」と言って少し震えていた児童もいました。急に寒くなりましたので冬用の上着がまだ間に合わないこともあるかもしれません。私もこの週末には衣替えを完了させたいと思います。

 昨日の放課後、4~6年生の児童たちが、運動会の係活動の事前準備作業を行っていました。運動会では、選手や応援団以外にも、多くの係児童たちがさまざまな場面で活動しています。当日は、縁の下のチカラとなって運動会を支えてくれる各係の児童たちが、自分が担った役割に真摯に取り組む姿もぜひ見ていただければと思います。

 同じとき、応援団が校庭でエール交換の練習をしていましたので、その様子も紹介します。

 昇降口に、運動会のプログラムや等賞カードに載せるために募集したイラストの入賞作品が掲示されていましたので、その一部を紹介します。

 2時間目に、6年の学年主任の学級で道徳の研究授業を行いました。主題は「異性の理解と協力」です。思春期の入り口に立つこの年頃の児童たちに、異性に対しても正しい理解と友情を育て、互いの良さを認め、学び合い支え合いながら良い関係を築こうとする心を育てることが狙いです。

 授業の後半部分では、3~4人のグループを作って、互いに応援や励ましの言葉を贈り合いました。この学級は、日ごろから男女協力し合って何事にも積極的に活動できるクラスであり、朝の落ち葉掃き等の奉仕活動も常に全校の先頭に立って行ってくれます。そのような雰囲気の学級集団ですから、少し照れながらも、決して大袈裟に飾った表現ではなく、心から自然と湧き出た言葉で互いにメッセージを贈り合っていました。

運動会の観戦に関して再度お願いしたいことがあります

 来週の運動会に向けて、練習や準備活動がいよいよ活発になってきました。今日は、昨日と違って風もなく穏やかで気温も上がりましたので、気持ちよく外で体を動かすことができます。明日は再び気温が下がる予報が出ていますので、今日の好天を有効に使いたいと思います。

 ここで、今日の学校の様子をお伝えする前に、この運動会について保護者の皆様に、再度強くお願いしたいことがあります。

 既にお知らせしてありますように、本校の運動会は、今年度もコロナウイルス感染防止対策を施しながら実施します。その中で、保護者の皆様の観戦につきましては、原則として、同居する家族2名までという制限を設けてご協力をお願いしました。そして、昨日までに当日の観戦予定者名簿をご提出いただきました。「原則」としたのは、ご家族の中に、まだ一人で留守番ができない幼い弟や妹がいる場合を想定したことによります。例えばご両親が揃って来校した場合には、代わりに家で面倒を見る方が誰もいなくなることがあるかもしれません。そのようなケースに限り、特別に3名以上の入場を許可する方向で対応したいと考え、「事情がある場合は事前にご相談ください」という言葉を添えました。

 しかしながら、ご提出いただいた名簿には、同居している家族ではない方が含まれていたり、留守番ができると思われる中学・高校生の兄や姉が3人目以降の観戦者に加えられたりしているものが数多くありました(兄・姉が不可ということではありません。例えば、母親と姉の2人で観戦に来るケースは制限内であるため問題はありません)。全国的にウイルス感染者が急減していますので、ひと頃に比べたら感染リスクが減ったことは間違いないと思います。しかし、昨年度もそうでしたが、このような状況から再度感染が拡大した前例があります。ワクチン接種もかなり進みましたが、海外の状況を見れば、絶対の安心感を持つことはまだ時期尚早だと思います。

 また、本校では来月以降に、これまで何度も延期を繰り返してきた5年生の宿泊学習と6年生の修学旅行を予定しています。児童たちの殆どがワクチン未接種であり、もし運動会で感染してしまったら、楽しみにしていた校外学習に参加できなくなる児童が出てしまうかもしれません。また、万が一にもこの運動会で感染拡大が起きてしまいますと、発症者が表れる2~3週間後が5年生の宿泊学習の直前の時期と重なっており、再度の延期を交渉する時間の確保が難しくなるため、今年の宿泊学習が中止となる可能性が高くなってしまいます。さらに、その1週間後に予定している修学旅行も、宿舎の予約変更がほぼ不可能となるため、日帰りの旅行に変更せざるを得なくなります(6年生は昨年度の林間学校も中止でした)。このような事情を抱えながら開催する運動会であることをどうかご理解いただき、「観戦者原則2名」の制限にご協力くだいますよう改めて強くお願いいたします。

 なお、この後、同様のお願いを連絡メールで保護者の皆様に配信する予定です。また、当HPの「学校からのお知らせ」欄にもメールと同じ文を掲載しておきますのでご確認ください。以上、長文失礼いたしました。

 

 ここからは今日の学校の様子です。 

 今日から、朝の会で応援練習が始まりました。両組の応援団が各学年の教室に出向き、児童たちにさまざまな応援パターンを指導します。今年も応援団以外は声を出して応援をすることを控えますので、応援団の掛け声に合わせてペットボトルで音を鳴らす応援スタイルとなります。写真は、今朝の1・2年生の教室で行われた練習の様子です。

 2時間目、校庭で3・4年生が合同種目の練習をしていました。4チームに分かれての対戦ですが、今日の練習では、4チームが最後まで接戦を繰り広げていましたので、本番はどこが勝ってもおかしくない僅差の勝負になることが予想されます。

 業間休みの時間に、赤白両組の団長と旗手が「選手宣誓」の練習をしていましたので、最後にその様子も紹介します。

 今日は、空の青と雲の白のコントラストがとてもきれいでしたので、背景に少しでも空が映るように撮ってみました。運動会当日も、今日のような好天に恵まれることを祈りたいと思います。

3・5年生が歯磨き指導を受けました

 今日は朝から日差しが眩しくてきれいな青空が広がっていますが、やや強めの冷たい風が吹いています。朝のニュースでは、今日の北風が木枯らし1号になるかもしれないと言っていました。この数日間で季節が一気に進んだような気がします。カゼや体調不良で欠席する児童も急に増えてきました。運動会も近いですので、毎日の体調管理に加え、十分な食事や睡眠も大切にしたいと思います。

 今朝、校庭で応援団がエール交換の練習をしていました。今年度の運動会は、赤白どちらの組も女子児童が団長を務めます。運動会で女性が団長の応援団を見るのは私は初めてですが、今朝の練習を見ていると、動きや声にも迫力があって、とてもカッコイイなという印象を受けました。様々な分野で女性の進出や活躍が目立ってきていますので、学校の運動会でも今後はこのような光景が数多く見られるようになると思います。

 今年度の運動会のスローガンは「ぬかれても 勝ち負けなしに 前をむけ!」です。児童たちが考えて決めたものですが、とても素敵なスローガンだと思っています。結果を出すこと以上に「全力で勝負すること」が大切だと思える東小の児童たちをとても誇りに思います。

 中央階段踊り場の5年生の掲示板に、来週の運動会に向けた一人ひとりの意気込みが貼られています。思わず足を止めて1枚ずつじっくりと目を通しましたが、運動会にかける思いが伝わって来ました。「全力で」という言葉を用いて自分のやる気や本気を表現している児童が目立ちました。勝ち負け以上に、自分が納得できるように精一杯取り組みたいという気持ちがあるからだと思います。普段は自分の思いを言葉や姿で積極的に表現する機会がそれほど多くない5年生の児童たちですが、このような熱い気持ちで心の準備ができていることを知ってとてもうれしいです。

 本日、3年生と5年生の各教室で「歯磨き指導」がありました。市の教育委員会の職員で、歯科衛生士でもある講師の方が来校し、各教室で1時間ずつ授業を行いました。3年生の授業では、よく噛むことが体にも良いことを、5年生の授業では、歯肉炎等を予防するための歯の磨き方を中心に学習をしました。例年なら、実際にブラシを使って磨き方を練習したり、特別な薬品を使って磨き残しやプラークを視覚化したりする活動もあるのですが、感染防止のため残念ながら今年度は講義のみとなりました。

(3年生)

(5年生)

 5時間目の校庭で、5・6年生がフラッグダンスの練習をしている様子を3階廊下から撮りました。今日は風が強いので、手にしたフラッグがみんな同じ方向に棚引いてとてもきれいです。西の方角(サッカーゴールの延長線上)に、雲で大部分が隠れてしまっていますが、富士山の裾野が見えます。

移動図書館がやって来ました

 

 昨夜、職員室から最も近い教室から沖縄民謡のようなメロディーが聞こえてきました。何事だろうと思って中を覗いてみると、3・4年生の職員が、運動会のエイサーの練習中です。テレビ画面に映し出されたお手本を確認しながら教室内をぐるぐると歩き回り、何度も動き方や振り付けを練習していました。邪魔をしてはいけないと思い、声を掛けずに写真だけを撮って教室を後にしましたが、おそらく、これからは実際に手に太鼓を持って踊る練習が始まるようなので、事前に予習をしていたのだと思います。

 3・4年生のみんな。先生たちも君たちの知らないところでこうやってがんばっているんだよ。

 そして今日の5時間目、校庭での練習の様子です。

 2時間目に体育館で行われていた1・2年生のダンス練習の様子です。1・2年生共に、見る度に手足の振りや動きが上手になっています。そして、みんな明るい表情でとても楽しそうに踊っているので、見ているこちらも楽しくなってくるようなダンスでした。

 体育館を出た後に、なかよし学級の各教室を回ってきました。今日はかなり気温が下がっていて、感染防止で換気をするために少しだけ開けた窓ガラスから冷たい風が入って来ます。暖房をかけていますが、校舎内でもかなり寒さを感じます。その寒さにも負けず、みんな一生懸命に学習に取り組んでいます。

 本日、昼食の時間を挟んで、我孫子市の移動図書館「そよかぜ号」が昇降口前に来てくれました。好きな本を借りることができるのも嬉しいのですが、めったに目にする機会がないこのような「働く車」を直に見ることができるのも楽しいと思います。早速4時間目に2年生の児童たちが本を借りにやってきました。

 今日の昼休み、夏休み科学作品展の出展作品の中から市の「手賀沼賞」に選ばれた本校5年生の児童に対して、我孫子市環境レンジャーの方がわざわざ来校して校長室で表彰をしてくださいました。表彰を受けた作品は「手賀沼の生き物たち」で、彼女のレポートの一部がポスターとなって飾られました。今日は、そのポスターも頂くことができましたので、早速校内に掲示したいと思います。

 表彰が終わり、お客様を見送った後校長室に戻ると、昨日の昼休みに大いに羽目を外して帰った3年生の男子児童たちが再び校長室にやって来ました。そして、なぜか手に箒と塵取りを持っていて、すぐに室内を掃き始めました。もしかして昨日の件を反省しているのかと思い、「お詫びの気持ちで掃除をしに来たの?」と聞いたら、「いや、ただ掃除がしたくて来ました」との答え。このHPに写真を載せてしまったので、もしかしたら家で叱られでもしたのかなと少し心配になりましたが、それ以上は敢えて聞きませんでした。

 しかし、しばらくすると、(今日は写真を載せませんが)冷蔵庫を開けたり、歴代校長の写真を指して「この人たちまだ生きているの?」などと聞いてきたり、いつもの元気な姿に戻っていきましたので、心配する必要はなかったようです。それでも、最後まで手はしっかりと動かしていましたので、おかげで床がとてもきれいになりました。

羽目を外すにも程がある?

 今日からまた新しい週が始まります。運動会まであと2週間です。市内他の小学校ではすでに運動会が終わっていますので、今年は本校が殿(しんがり)となります。本番に向けて、今朝の体育館では、赤白両軍の応援団が元気に声を出して応援の練習をする姿を見かけました。6年生が、4・5年生の団員に応援の掛け声や振り付けを丁寧に指導してくれていました。いよいよ運動会までのカウントダウンが始まります。

 今日は出張のため日中不在でしたので、児童たちの学習の様子を見に行くことができませんでした。代わりに先週金曜日の昼休みの出来事を紹介します。

 この日も2名の1年生の女子児童が校長室にやって来ました。すると、たまたま職員室前にいた3年生の集団が、1年生が校長室に入っていく姿を見て、口々に「入ってもいいのかよ?」と囁きながら扉の所から中を覗き込んでいます。「先生がいるときなら入ってもいいぞ」と伝えると、その一団も恐る恐る室内に入ってきました。彼らにとってみれば、校長室なんて入学直後の「学校探検」のときぐらいしか来たことがなく、その後も何か特別に良いことか悪いことでもしない限り入る機会のない場所だと思います。最初はやや緊張気味にソファーや椅子に座ってみたり、中をきょろきょろ見回したりしていました。

 しかし、さすがにやんちゃ盛りの3年生です。その緊張感もあっという間にどこかに消え去ってしまい、まるで自分の部屋にいるかのようなリラックスモードに変身してしまいした。「遠慮」とか「緊張」という感情から解き放された後は、ご覧の通りの様子です。挙句の果てには、「かってにさわっちゃいけないんだよ!」と1年生の女の子から注意まで受けてしまいました。

 実を言いますと、この写真を載せることに最初は少し抵抗がありました。なぜなら、「羽目を外すにも程があるのではないか?」と不快に思われる方も少なからずいらっしゃると思ったからです。なので、少し説明を加えておきますと、この3年生の児童たちとは日頃からコミュニケーションをとる機会が多く、どの程度まで自由にさせて大丈夫なのかある程度予測ができましたので、あまり心配することなく放っておくことができました。そして、もし羽目を外しすぎたとしても、「それ以上はダメだよ」と一言注意すれば、みんな素直に理解できる児童たちです。いずれにしても、校長室という少し不気味な部屋に入って、目の前に大きなソファーや大袈裟な机が置いてあれば、座ったり飛び込んだりしてみたくなる気持ちは十分わかりますし、小学生としてそれが素直で当たり前の反応だと思います。また、彼らは将来この日本を背負っていく子どもたちですから、これぐらいの逞しさも時には必要だと思っています。ただし、東小の児童たちすべてが、このように羽目を外すことが得意だというわけではありませんので、そこは最後に付け加えておきます。

授業風景いろいろ

 今日は、1時間目に3~6年生の教室を回ってきましたので、その様子を紹介していきます。ただし、教室に入っても授業の流れや雰囲気を壊さないように撮影を控える場合もあります。そのため、今日も訪れたすべての学級を紹介することができませんでしたのでご理解ください。

 6年生の教室です。算数と国語の授業です。6年生は、いつ見にきても教室内の児童全員が授業に集中できています。

 5年生の教室です。算数の授業です。どの児童も丁寧にノートを書いていました。

 4年生の教室です。どちらの学級も国語の授業です。

 3年生の教室です。社会科の授業だと思うのですが、スーパーマーケットに関する壁新聞づくりをしていました。この学級を出たところで1時間目が終わってしまいました。

 2時間目の校庭では、5・6年生が表現種目の中で披露するフラッグの練習をしていましたので、校舎の4階から撮影してみました。今日が初めての練習だと聞きましたが、動きが揃っていてとてもきれいです。その美しさが写真ではなかなか伝わらないと思いますので、本番の演技にどうぞご期待ください。

鬼ごっこ

 2時間目終了後の業間の時間に、突然校長室の扉がガラッと開いて1年生の女子児童が飛び込んできました。一瞬何ごとかと驚きましたが、「校長先生、かくれさせてください!」という言葉とその様子から、どうやら彼女は「鬼ごっこ」の最中で、鬼から逃げている「逃げ子」のようです。真夏のゲリラ豪雨のように突然降ってきたこの状況からひとまず退避するために、とりあえず部屋の隅に移動して写真を撮りながらやり過ごすことにしました。この時の状況を(一部勝手に)セリフを添えて説明すると…

「こーちょーせんせー、かくれさせて~」

そこに、鬼が登場。「このへやににげたのはわかってるんだ」  「つくえのしたがあやしいな~」

「やっぱりいたぞ」  「み~つけた!」

「もうにげられないぞ!」「つかまりたくな~い!」

「どこににげたのかな…」  「みつけたぞ!」「こないで~!」

 

「まて~!」「にげろ~!」

 このような感じでした。最後の2枚の写真は、廊下を走ってはいけない、と普段から指導されているので、鬼も逃げ子もまるで競歩の選手のように早歩きで追いかけっこをしていた姿が何とも微笑ましかったです。

 それにしても、このような出来事に対して今後どのように対応するべきなのか、児童たちが授業で行っているように「ふりかえり」をしておきたいと思います。「校長室は遊ぶところじゃないぞ!」ときつく叱るべきなのか、或いは、校長室の敷居の低さをむしろ喜ぶべきなのか、正直悩むところではあります。しかし、本校の学校教育目標は「精一杯遊び~」という言葉から始まります。日ごろから児童たちの元気で明るい声が絶えない学校を目指していますので、しばらくの間は後者の立場で見守ることにします。もちろん、最低限の礼儀やマナー、ケガの防止等に反する行為が見られるようであれば、ゲリラ豪雨以上の雷雨となって激しいカミナリを落とす必要が生じるかもしれません。しかし、今日の「鬼」と「逃げ子」の1年生も、授業中は毎日真面目に学習に取り組んでおり、それ以外の活動でも意欲的に努力する姿をよく見かける児童たちです。時と場に応じて必要な形でけじめをつけられれば、それでよいのではないかと考えます。

 

 1時間目に、久しぶりに5年生の教室を見てきました。最初の学級は国語の授業中で、熟語の学習をしていました。「人造」という熟語の意味を理解させるために、担任が「『人造人間』って聞いたことある?『仮面ライダー』とか…」と説明していましたが、児童たちの反応はやや薄かったようです。絶大な人気を誇った昭和の人気キャラクターも、すでに過去のものとなってしまったのでしょうか。少し寂しい気がします。

 隣の学級では英語の授業が行われていました。in~、on~、by~など、いろいろな「前置詞」の使い方を練習していました。前置詞は日常会話でも使われる頻度が高い言葉なので、使い方をマスターすれば英語に対する理解がより進むと思います。

 3時間目、校庭とは逆の、ふだんは人気(ひとけ)が少ない森側の方から児童たちの声が聞こえてきました。ベランダから覗いてみると、3年生の児童たちが外に出て何かを探していました。数日前に校舎内の消防設備を探していた学級です。今日は校舎外の消防設備をみんなで探しているのだそうです。