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2025年1月の記事一覧

校長ブログNo277第3学期始業式

いよいよ今日から3学期です。3学期の登校日は6年生が49回、1~5年生が52回ととても短いです。元日のブログにも書きましたが、「今日」という1日を、「いま」このときを大切に、1日1日過ごしていきたいと思います。そして小さな挑戦でも一歩踏み出せば大きな成長。未来を切り拓きます。

新しい年。新しい学期。目標をもってあきらめないで取り組む子供たちをご家庭の皆様、地域の皆様と共に育んでいきます。3学期も本校の教育活動にご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

第3学期始業式

【式次第】

1 開式の言葉

2 校歌斉唱

3 3学期を迎えて児童代表のことば(2年児童)

2学期に学習したかけ算九九を引き続き3学期は練習し、確実なものにしたい。今月から始まる縄跳び練習でも検定カードを使って一生懸命練習したい。家の手伝いでは洗濯物をたたむなど自分ができる手伝いを継続していきたいなど抱負を語りました。

4 校長講話

新年の挨拶の後、1年で最も短い日数となる3学期。「いま」というときを「今日」という1日を大切にしていくこと。チャレンジする3学期にしていくことを話しました。

先ほどの2年生代表児童の抱負を振り返ると共に、どんな小さなことでもいいから目標を立て努力する大切さ。「いま」の積み重ねが大きな「未来」をつくることを話しました。

今回は、新年のスタートにふさわしい曲として、ウィーンフィルハーモニー・ニューイヤーコンサートでもおなじみのワルツ「春の声」をピアノ演奏(ショートバージョン)で贈りました。この曲を作曲したヨハン・シュトラウス2世(1825年~1899年)は、今年、生誕200年を迎え、様々な催し物が行われるそうです。明るい1年になるよう願いをこめて弾きました。

5 研究主任の話(3学期 学年のまとめにむけて)

3学期は学年の総仕上げに取り組む時期です。1月は今年度最後の全校テスト。2月には千葉県標準学力検査も予定されています。学級担任が中心となり、毎日の勉強の取組について話をしました。

詳細は後日またブログで取り上げる予定です。

6 閉式の言葉

 

あわせいっぱい

ンドセルにつめて

つらつと

っすぐに

 

 

校長ブログNo276早寝 早起き 朝ごはん

冬季休業中も引き続き校長ブログをお読みくださりありがとうございます。

今日は冬休み最終日。明日からいよいよ3学期が始まります。休日の今日、少し余裕をもってお話をしておきたいのは、あさって1月7日の「七草(人日の節句)」です。

【参照】1・3・5・7・9月の節句については過去ブログ参照

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

この日にいただく行事食「七草粥(ななくさがゆ)」は、早春にいち早く芽吹く旬の草花を食材とした「おかゆ」です。「芽吹く=新しい生命が生まれる」ことから、邪気を払うとされてきました。1年の無病息災と健康長寿を祈る「七草がゆ」を食する習慣は江戸時代から始まったと言われています。年末のブログでも取り上げたように、年末年始、日本の風習で年越しそば、お節料理などの行事食をおいしく召し上がったかたも多くいらっしゃることでしょう。「七草がゆ」はビタミンが豊富に含まれ、疲労回復や整腸効果もあります。春の七草の覚え方としてよく知られる次のような歌もあります。

セリ ナズナ

ゴギョウ ハコベラ

ホトケノザ

スズナ スズシロ

これぞ ななくさ

【参照】農林水産省HP「七草がゆ」とは?

https://www.maff.go.jp/j/syouan/syoku_anzen/baransu/r0412/nanakusa.html

さて、3学期の学校給食はあさって1月7日(火)から始まります。

横芝光町学校給食センターからの給食一口メモです。

【1月7日(火)3学期給食開始】

 いよいよあさってから3学期の給食が始まります。冬休みの間、早寝・早起き・朝ごはんを心がけられましたか?

 さて、みなさんは今年どんな年にしたいですか?スポーツや勉強、生活面などいろいろな目標を立てたでしょう。できたらもう1つ、給食についての目標も考えてみましょう。例えば、牛乳は冷たいけど、1口でも多く飲むとか、今まで苦手だった料理を頑張って食べてみるとか、もちろん食べることだけではなく、給食の前には必ず手洗いをしてマスクをするとか、食べ残しをきれいに片付けて食器を返すとか、毎日何か1つ頑張ってみましょう。

【1月7日の献立】

ご飯 イカフライ かつおぶしサラダ 筑前煮 牛乳(ミルメーク付)

筑前煮には、サトイモ、レンコン、ゴボウなどの根菜類が使われています。よくかんで食べましょう。 

▼1階配膳室前の掲示板には学校給食に関する掲示物があります。

さあ、いよいよ明日から3学期開始です。今日は学校の支度をして、夜は早めに寝ましょう。

朝ごはんをしっかりと食べ、1日を元気にスタートしましょう!!

新しい気持ちでみんなで楽しい白浜小学校にしていきましょうね!!

▼絵画は5年生児童の作品から

校長ブログNo275ギャラリー(写真で振り返る12月)

まんべんに 

御降(おさがり)受ける 

小家哉(こいえかな) 

小林一茶

12月は冬晴れが続き、乾燥注意報が出される日が10日以上続きましたが、昨日ようやく雨らしい雨が降りました。正月に雨や雪が降るのは、涙など悲しいことを連想させ、おめでたい時期にふさわしくないとの考えから、「御降(おさがり)」と呼び、冬の季語にもなっているそうです。かわききった大地に潤いをもたらすこの新年の時期の雨は、新しい年の豊作を呼ぶ恵みの雨だという考えということで、いかにも日本人らしい感覚ですね。

▼湧水を飲むキジバト

雨雲が通り過ぎると気温が一気に下がり、寒くなります。太平洋側では北風が強く冬晴れが続きますが、日本海側で記録的な大雪となっているところも多いです。暦の上では、明日1月5日に二十四節気「小寒(しょうかん)」を迎え、これから2月1年のうちで最も寒さが厳しい季節が始まります(寒の入り)。目安として暦の上の立春(りっしゅん)(2月3日)までは、覚悟が必要ですね。

年は明けましたが、恒例のギャラリー12月の様子をお届けします。

▼12月になり朝晩と日中の寒暖差が大きく開き朝もやが発生し幻想的です。

▼温暖化によりイチョウの黄葉が12月にずれこみました。

▼冬になり日が伸びます

▼寒い朝、交通安全ボランティアの方々には児童の登下校の見守りで大変お世話になります。

▼通学路に広がるネギ畑 もうすぐ出荷される「ひかりねぎ」

▼家庭教育学級における親子クリスマスリースづくり▼街中のクリスマスもいいけれど、やっぱり家が1番。▼冬の空を進むジェット機

▼巻雲を横切る飛行機雲

▼渡り鳥の鴨

▼「冬が来た」(高村光太郎・作)ウェルカムボード

▼イチョウの木もほうきになった

▼朝、立ち寄った木戸浜で奇跡的に見た「気嵐(けあらし」

 ▼わたしたちの白浜小学校(5年児童による絵画作品)

▼「子供は風の子」12月に入り寒さが増してきましたが元気に過ごしています。▼6年生が考えた、なかよし班(たてわり班活動)で楽しめる遊びがヒット!心も体もあたたまりました!!

▼モチモチの木

▼実際の月を見るとこんな感じだったのでしょうね。

▼日の出 美しい光景に一瞬寒さを忘れてしまった。

▼気が付いたら足がじんじん冷えてしまっていました。

▼冬晴れ 澄み切った空気の中 本校屋上から望む冠雪の富士山

▼夕暮れ時、ねぐらへ帰るムクドリたち

▼同じ日の日の入り

▼富士山のシルエット

▼夕日に染まる校舎 レンガ色の校舎とマッチしていて美しい

▼日没後のブルーアワー 今日も1日ありがとう 

▼2024年(令和6年)今年の漢字は「金」 いろいろな意味がある重い「金」でした。

▼しめくくりの12月。子供たちも実りある2学期を過ごすことができました。

1月3日~5日の冬の澄んだ夜空を見上げると...

月が金星、土星に接近しています。

日の入り17時40分 日の入りしてから1時間後からが見やすくなります。

【参考】国立天文台HP 

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/01-topics02.html 

校長ブログNo274 新たな気持ちで

校長室の書架には、平成2年度からの卒業文集と一体型の卒業アルバムが保管されています。

昨年12月26日(木)、6年担任から、年明けに入稿する予定の「卒業文集」の部分が校内で提出されました。下書きを終えた児童から順次、6年担任、校長・教頭・教務主任の複数の目で誤字・脱字等を校正し、返却、清書という作業を進めてきました。また、本校教職員からのメッセージ、6年生児童によるクラスページ(先生や友達のプロフィール、なんでもランキング等のお楽しみのページ)の作成を進め、冬休み中に担任が台紙に貼りながら編集しました。来週、校内で最終チェックを行い、文集業者さんへ入稿する予定です。文集原稿を預かった私と教務主任が「お疲れ様です!!がんばりましたねぇ!!」と労をねぎらいました。学年が複数学級であれば、担任で分担して作業を進めることもできるのですが、単学級の担任は一人ですべてをやらなければならないため、作業は大変です。大切な思い出がいっぱいつまっている卒業アルバム文集ですから、さまざまなプレッシャーがかかります。職員室で仕事を進める様子や、教室での児童への個別指導、見えないところで進めてきたと思われる卒業文集の準備を通し、担任の児童に対する熱い思いを感じます。

卒業文集の内容は印刷所から出来上がり学校に届いてからのお楽しみですが...

文集は下書きの段階では一人一人が各自タブレットで文字入力し、校正してきました。そして原稿用紙に手書きで鉛筆で下書き、最終的にペンでなぞって清書です。児童一人一人の作文を改めて読み返すと、ページがなかなか先に進みません。2019年(平成31年)4月に入学した現在の6年生は、新型コロナウイルス感染症拡大により教育活動が大きく制限を受けた時期に、どっぷりとつかっているのです。2年生に進級するまであと1か月というところで、突如3か月に及ぶ臨時休校となり、その後、5年生の2023年5月8日を迎えるまでは、実に4年間、つまり小学校生活の3分の2をコロナ禍による教育活動が大きく制限を受けた期間に小学校生活を送ってきたのです。最初から読み始めてみて数行読み進めては、担任をはじめ近くにいる職員に、児童がこんなことを考えているんだとかこんな気持ちを抱いていたんだね。と気付かされそれでまた話が広がり次の児童へなかなか進まないのです。それだけ児童一人一人の作文が素直な気持ちと思いで構成され、読み応えのある内容が書かれています。文章ですが、1巻の物語絵巻を見ているような感覚になります。そして何よりも、字がとても丁寧で美しい。アルバム文集の本体完成が楽しみです。

6年児童が描いた絵画 あの日 あのとき あの場所で 「わたしの大切な風景」

今日も地球は回り、東から太陽が昇り西へ沈んで1日が終わる。当たり前のように毎日が過ぎていきます。それは、12月31日から1月1日にかけても同じことなのです。しかし、この日付が変わることに何か特別な思いが生まれるのは、暦を作った人類が長い歴史の中で生み出した営みであり、新しい年を迎えることで、仕切り直しをして新しい気持ちで1から始めることを意識するからなのでしょう。6年生は今春4月に、中学生になります。3月31日までは小学生(卒業式は3月18日予定)ですが、4月1日からは中学生(中学校入学式は4月9日予定)です。これも学校制度における節目であり、人生における節目でもあります。そしてその節目があることで人は成長を意識するのです。

正月三が日も今日で最終日ですが、年が明けて日が経つにつれ徐々に加速して時の流れが進み平常と変わらずまた1日、1か月、1年と進んでいきます。

1年の節目。人生の節目。それぞれの節目がもつ意味を新しい年を迎えた今、新鮮な気持ちを大切にしたいものです。 

新年も澄み切った冬の夜空には天体ショーが続きます。

【参考】しぶんぎ座流星群(国立天文台HPより)https://www.nao.ac.jp/astro/basic/quadrantid.html

1月3日~5日の冬の澄んだ夜空を見上げると...

月が金星、土星に接近しています。

日の入り17時40分 日の入りしてから1時間後からが見やすくなります。

【参考】国立天文台HP 

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/01-topics02.html 

校長ブログNo273「書き初め」(1月2日)

伝統行事『書き初め』((社)書星会より引用)

 書き初めは四条天皇(1240年)の頃から始められたものと考えられています。約800年も昔のことです。

 書き初めは新年1月2日の若水をくんで、お正月の喜びに浸り、静かに墨をすって、お祝いの言葉、教訓を書き、神棚に供えて新しい気持ちで神に対しての1年の願望を示し、崇高な心をもって心の洗練の場として、日本の長い伝統を持ち続けてきたものです。

 筆始(ふではじめ)、試筆(しひつ)、試毫(しごう)、試墨(しぼく)などとも呼ばれ、年が改まるごとに行われてきた大事な行事なのです。

 地方によっては小正月(1月15日)に書いたものを燃やし、炎と共に天高く舞い上がる様子を見て、書の上達、心の躍進を祈願したと伝えられています。

11月下旬から今年度の書き初めの課題を授業の中で練習してきました。

【参照】過去ブログNo244(12月4日号)

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

 ▼12月23日(月)3年生の書き初め練習の様子です。

▼4年生の様子

1・2年生は硬筆(フェルトペンと鉛筆)です。

「令和6年度 第77回千葉県小・中・高校書き初め展覧会」

 小学校学年別課題一覧

 1年 つる、 2年 あさひ、 3年 手まり、

 4年 うめの花、5年 新しい年、6年 初春の風

 詳細はこちらのサイトをご参照ください。

【参考】一般社団法人 書星会HP

https://shoseikai.wixsite.com/shoseikai