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校長ブログNo77 旬の味覚 学校給食

もろこしの 畑を透かして 里の家

 5年生児童が詠んだ俳句です。おばあちゃんが育てたトウモロコシがとってもおいしかったそうです。横芝光町周辺でも早くもトウモロコシの収穫が始まり、早朝から畑ではトウモロコシを収穫している農家もあります。道路沿いの直売所に「おいしいトウモロコシあります」といった手書きの看板も立ち始め旬の味を楽しんでいる人も多いようです。

 そして、一昨日の大雨から一転して真夏のような厳しい暑さとなった昨日のメニューは・・・

▼ 6月19日(水)の献立

冷やし中華(中華麺、冷やし中華の具)キャベツの炒め物 トウモロコシ 牛乳

 トウモロコシは千産千消です。

トウモロコシの先にあるひげの部分に花粉が付くと実ができます。そのため、「粒」と「ひげ」は同じ数になります。(6月献立表裏面より)

さて、6月18日(火)梅雨前線が北上し、東海から関東にかけて警報級の大雨が降り続く1日となりました。気温は23度と低かったですが、湿度が高く蒸し暑く感じました。翌日は一転真夏を思わせる晴れで気温も29度まで上がりました。蒸し暑い日が続き、千葉県では食中毒注意報を6月1日~9月30日の期間発令し、注意を呼びかけています。今年度5月末日現在、千葉県ではすでに4件の食中毒が発生しています。

県民の皆様へ(令和6年5月31日 健康福祉部衛生指導課発表)

気温が高くなるこの季節は、細菌の活動が活発になり、細菌を原因とする食中毒が多く発生する季節です。特に、肉の生食、加熱不足によるカンピロバクター、サルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌O157等の食中毒に注意が必要です。そこで、県は、食中毒の予防対策を徹底するよう注意喚起するため、「食中毒警報等発令要領」に基づき6月1日から「食中毒注意報」を発令します。

食中毒予防の三原則は「細菌を付けない・細菌を増やさない・細菌をやっつける」です。過去ブログでもお伝えしたとおり、学校給食の検食の実施の他、配膳についても一人一人が食事の前に手洗いをし、ランチョンマットをひくなど衛生面に心がけています。給食当番については年間を通して毎日衛生チェックを実施しています。

学校給食献立の紹介です。

▼ 6月17日(月)の献立

麦ご飯 キムチいため 鶏肉チーズ焼き 春雨スープ さくらんぼゼリー 牛乳 

▼ 6月18日(火)の献立

ご飯 もやしのごま酢あえ ホキフライ(ソース付) 豚バラ大根 牛乳

 夏の旬は他にもこんなにあります。

旬の食べ物はただ目新しいだけではありません。旬のものは太陽と大地から最高の恵みを受けて育っているため、生命力が強く、安価で、新鮮で栄養価も高く、免疫力を高めたり、抵抗力をつけたりと丈夫な体づくりにつながっていきます。現代では流通が昔に比べ便利になったことや、栽培技術の発達で旬に限らず年間を通して食べられるようになることが増えました。しかし、やはり忘れたくないのは 、その土地で取れる季節の食材を知り、料理に上手に取り入れながら、自然の恵みをしっかり受け、四季の変化を楽しむことです。今日の給食も感謝の気持ちをこめていただきました。

明日6月21日は夏至です。