校長ブログ
校長ブログNo115 夏休みスイッチ
大きな木 大きな木蔭(こかげ) 夏休み 宇多喜代子
ギラギラと照りつける夏の日差し。写真は千葉県館山道市原SA(下り線)の写真です。部活大会応援に向かう途中、休憩のため立ち寄ったSAには、他にも野球やサッカーなどのクラブチームや、宿泊学習など子供たちであふれかえっていました。学校以外の場所でも、暑い中、子供たちは元気に頑張っていますね!!最初の写真は、白浜小正門わきにもあるソテツの木です。ソテツは南国の木ですから、見ているだけでも暑くなります。この市原SA(下り線)の敷地内に、数十年に1回しか咲かない「リュウゼツラン(龍舌蘭)」の花が咲いていました。
▼数十年に1度しか咲かない?!市原SA(下り線)で「リュウゼツラン(アオノリュウゼツラン)」が開花しています!(NEXCO東日本HPへはこちらから)
珍しい花で、よくニュースになるのでぜひ見ておこうと。キリン?!ではなく...その名のとおり、龍の如くりりしくそびえたっていました。(2・3枚目の写真)今年は辰年ですからなおさら縁起がいいです。親切に花を近くから見られるようにと階段まで設置されています。安全上のため、1時間交替で制服とヘルメットをかぶった警備員の方や、植栽を整備されている方がいろいろと教えてくれました。説明が終わると交替して玉のような汗を拭きながら事務所へ戻られる姿を見て大変な仕事だなと思いましたが、私も暑さに耐えられず思わず近くにあったソテツの木の下に駆け込みました。白浜小のソテツは低木なので頭につきささる(痛い!!)ので注意が必要ですが、ここのソテツは高さが6メートルはあるでしょうか。立派な木蔭です。葉と葉に空間があるのであまり涼しくないかもと思いきや、けっこう涼しかったのでホッと一息ついてしまいました。頭上の青空を見上げると、空と雲の境がはっきりしている(右側)!!夏の雲ですね。みんな元気に夏休みを過ごしているかな?なんて考えてしまいます。
ここで児童が詠んだ夏の俳句を二首ご紹介。
すいかわり ぱかっと開けば 太陽だ 5年児童
夏休み 野球場 あっついな 4年児童
「夏休みはなぜあるのか?」ってふと考えた方もいらっしゃるでしょう。いろいろと考え方はありますが、極端に言えば「暑い」。夏があまりにも暑すぎて学習の効率が低下したり、集団生活には適さないからなどと言われています。今年のような酷暑(炎暑)の中でいくらエアコンがあったとしても、エアコンのない外での活動はまず制限されるし、効率よく教育活動を進めることはまず無理でしょう。夏休みや冬休みなどの長期休業は地域によって日数が異なります。そのため、冬の寒さが厳しい地域では、夏休みは関東よりも短く、逆に冬休みが長くなる傾向があります。ちょっと専門的な話になりますが、「学校教育法施行令」という法令で各地の教育委員会が決めてよいと定められているのです。そういえば故郷の小中学校は...なんて思い出される方もいらっしゃることでしょう。横芝光町では、次のように定められています。夏季休業7月21日~8月31日、冬季休業12月25日~翌年1月5日といった具合です。参考までに北海道札幌市は夏季休業が7月26日~約1か月。冬季休業は12月26日~約20日間となっており、期間は違えど、トータルでいえば関東と休みの日数はほぼ同じになります。南北に延びる日本の気候の違いに合わせて長期休業の期間が決められているってことはすごいですね。
終業式後の大切な話「夏休みのすごし方」
夏休みをぜひ健康に安全にすごしてほしいという願いから、生徒指導担当と6年生児童が中心となり、「夏休みスイッチ」と題し、全校児童にわかりやすくショートコントを披露してくれました。
某TV局人気番組の「〇〇〇〇スイッチ」のようにはじまりはじまり~♪
それではスタート!!「なつやすみスイッチ『な』」からです。
「な」・・・なつやすみを利用して健康診断の結果で治療が必要なところを治しましょう。
「つ」・・・不審な人についていかないようにしましょう。声掛けや誘われても車などに乗らない。
「や」・・・やり残しのないようにしましょう。2学期から気持ちよくスタートできるように準備をしましょう。
「す」・・・すすんで手伝いをしましょう。おうちの人も助かりますよ。
「み」・・・みず(水)の事故に気をつけましょう。また、花火など火の取り扱いにも気を付けて。
今日で7月も終わりです。残り32日間を有意義にお過ごしください。
わたしたちもスクスク育っています
夏休み前に登校途中の児童が「今日は何羽いる。」「少し大きくなった。」と毎日楽しみに見ていたツバメのヒナたちも、今は親鳥に飛び方を教わっているようです。ナツゾラ高く♪スイ~ッ ♪スイ~ッと飛び交っています。木戸十字路の電線でツバメファミリーが一休みする姿も見られます。