2015年8月の記事一覧
カウンセラーの眼「夏の甲子園」
<カウンセラーの眼「夏の甲子園は誰のためにあるのか」> こんな標題で、内田 良准教授(名古屋大学大学院)が書いた雑誌の記事を読みました。
〇内田先生が書いた記事の内容をいくつか紹介します。
1 甲子園は暑い夏が、舞台装置である。ただし、選手の熱中症と投手の過剰投球数という負の側面を持つ。
2 部員が勝つ姿や魅せる姿は、「ショー」へと転化する。視聴者は、その姿に感動と興奮を享受する。
3 高校生の部活動は、「ショー」ではない。節度ある甲子園を求める。
***私も学生時代、野球をやってきた人間なので、違和感なく「選抜高校野球」をテレビ観戦しています。ただし、1回戦から決勝戦まですべての対戦でテレビ中継の入る高校野球に、違和感や問題を感じている方も多くいることと思います。近い将来、他の部活でも全国大会が中継される時代になることを願いたいです。 参考文献「プレジデント」プレジデント社 2015,8,31号 P12P13より
8月17日(月)晴れのち雨 その1校長室コラム「全校登校日でした」
<校長室コラム「全校登校日でした」> 夏休み31日目。生徒たちとは31日ぶりに顔を見ることができました。ほとんどの生徒が登校しましたので、担任も元気な姿を見られて安心したと思います。
〇写真のとおり、今日は朝8時00分から45分刻みの10分間休憩で、実力テスト(5教科)を行いました。30日休んでいて、朝からテストずくめ。生徒たちは、疲れたと思います。自分の実力や学力をはかる観点から、結果はよい資料になると思います。
<新ALTの先生です>新しいALTが来校しました。これまで勤務していたクリスタル先生が帰国する関係で、26日から新たなALTが矢板中に勤務することになりました。
名前は、ベンジャミン・バングスバーグ。「ベンジャミン」先生です。男性で、アメリカ合衆国のウィスコンシン州生れの先生です。趣味は、スポーツ、映画鑑賞。テレビ鑑賞。インターネットだそうです。矢板小と矢板中の掛け持ちでの勤務になります。本日、2校時休み時間に職員には紹介しました。
8月16日(日)その2 校長室コラム「Uターンラッシュで大混雑」
<校長室コラム「Uターンラッシュで交通機関、大混雑です!」> このお盆期間中、県外や国外に出かけたお家もあったと思います。今日のニュースでは、「交通機関がUターンラッシュで大混雑」という話題が各局で報道されていました。
明日は、「登校日」になっています。各学年とも、「実力テスト」を実施する予定です。暑い中、夏休み中に自学習(復習)していきた成果を確認するテストになると思います。今夜は、切り替えて、5教科の教科書を開いたり、問題集をやってみたりしてください。
***写真は、本日、16時30分頃の矢板中の様子です。窓ガラス等の破損などもありませんでした。しかも、校庭や敷地内にタバコの吸い殻や空き缶、花火の跡などもありませんでした。職員や地域の方々が校庭のゴミ拾いをしていただいていることもありますが、昨年度にも増してゴミが落ちていないのに驚いています。
8月15日(土)晴れ その1 校長室コラム
「どのような一日を・・・」
<校長室コラム「どのような一日を過ごされましたか?!」> 今日は、「終戦記念日」。そして、土曜日で
「お盆」でした。 どのような「お盆」を過ごされているのでしょうか?
矢板中は、土曜日で部活動もなく、静かな一日でした。
〇今日の夕方から20時頃まででしょうか? 我が家のスマホやパソコンの通信障害があったようで、メールやLINEがつながりませんでした。現在、22時10分ですが、問題なく通信ができています。
***戦後、「70年」を迎えました。安倍総理は、昨日、「70年談話」を発表して内外から批評が出ていました。「平和」な世の中が、これからもずっと続くことを願っています。今日は、喜連川や塩谷町で「花火大会」
8月14日(金)その2 カウンセラーの眼「剛毅木訥、仁に近し」
「剛毅木訥、仁に近し」 この意味をご存じでしょうか?
この言葉は、孔子の「論語」の中に出てきます。原文は、
「子(し) 曰(いは)く。剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、仁(じん)に近し。」です。意味は、孔子先生がおっしゃいました。「意志が強く、思い切りがよく、自分の意見や考えをしっかりもっていて、飾り気がなく無駄なことを言わない。そのような人には、仁の心があるものだ。」ということです。「庄内論語」を読んでいて、一番印象に残った文(言葉)でした。
〇他に、この本から印象に残った文を引用します。
●「有子(ゆうし)曰く。君子は本(基本・根本)を務む(大切にする)。本(基本・根本)立って(しっかりしていれば)而して道生ず(進む道は生まれてくる)。孝弟(親や目上の人を尊敬、敬う)は、其れ仁(人間愛)を為すの本(根本)か。」
●「子曰く、才(さい)不才(ふさい)も、亦各(またおのおの)其(そ)の子を言うなり。」 意味は、孔子は言うには、自分の子供が才能があってもなくても、親にとっては、それぞれ大切な子であって、かわいいことにはかわりはない。
●「子曰く。己(おのれ)が欲(ほっ)せざる所、人に施(ほどこ)すこと勿(なか)れ。在邦(ざいほう)、怨(うらむ)ことなく、在家(ざいか)、怨むること無し。」 意味は、孔子は言うには、自分がほしくないことは、他の人にもしてはならない。そうすれば、社会に出ても人かうらまれることもなく、家にいても誰からもうらまれることはない、です。
***中国の昔の人(孔子)の教えには、現在の日本人にも通じることが多くあることが分かりました。
参考文献「親子で楽しむ 庄内論語」致道博物館 (株)小松写真印刷 平成24年