過去ブログ(平成27年度)

2015年5月の記事一覧

5月30日(土)その2 修学旅行(来年度の行程表)

日程表 提案1と2.pdf

(PDF 上の提案1と2をクリックすると拡大してご覧頂けます)

<修学旅行(来年度の行程表)> 昨年度、そして今年度と「修学旅行」の行程表については、奈良、京都と考えて実施してきました。従来どおりで「良し」という考えもありますが、矢中は今年度、「進化する矢中」がMISSIONになっていることから、2つの行程表を提案したいと思います。

お家でも、上のPDFをクリックして2つの行程表をご覧いただきながら、どちらがBESTなのか、BETTERなのかを話し合ってほしいと思います。後日、各クラスでも時間をとって、修学旅行の行程表について協議、討論をする機会を持ち、決定していきたいと思います。今回のように、修学旅行の「行程表」から生徒が入り、検討しながら決定していく学習は、矢中でははじめてではないでしょうか?!

 

動のものとして選択のないものとして

晴れ(30度越え)その1 校長室コラム

「地区春季大会の賞状書き」

 
 

<校長室コラム> 今日は、県大会に向けて練習する部活や県北大会(ソフトテニス)もありました。 私は、午前中2時間30分、学校で「地区春季大会」で入賞(110枚)した団体と個人の賞状書きをしました(写真)。約70枚、書き終えたところで終了し、午後からの大学の集まりに参加しました。残り、40枚は来週の月曜日と火曜日の空き時間を使い、書きあげ水曜日の「全校朝会」の表彰に間に合わせようと考えています。

5月29日(金)その3 カウンセラーの眼

「道徳が(特別の)教科になっていきます」

<カウンセラーの眼「道徳が(特別な)教科になっていきます」> 「道徳」は、昭和33年にはじまり、何回かの変遷を繰り返しながら、この3月に学習指導要領の一部改訂が告示され、「特別な教科 道徳」が明記されました。

施行は、小学校が平成30年4月1日から、中学校は平成31年4月1日からとなっています。平成31年度以降は、道徳は教科となり、「教科書」を用いて、「評定(54321の数値ではなく文字で)」も付きます。

「特別な教科 道徳」になる意図は、3つあります。

1 子どもの人格の形成を目指した教育が強調された。

2 道徳的判断力や道徳的心情、道徳的実践意欲を養う。

3 問題行動や社会的課題解決に対する対応のために、一人ひとりが主体的に人間として自己の生き方を切り開けるようにする。

***今後、「特別な教科 道徳」が、国からどのように周知、説明されていくのかは不明ですが、生徒、一人ひとり、かけがえのない自分がどう生きるのか、と問いかけ、自らがよいものを追い求める人間になっていくという、これまでの「道徳の考え方」は変わらないものと考えています。

******参考文献「中学校 740号」(5月号) 全日本中学校長会  (株)山越

5月29日(金)その2 矢板高校生の出前授業

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<矢板高校生の出前授業>本日、朝から矢板高校機械科の生徒約20名と先生方が来校し、体育館で「出前授業」がありました。

3年生5クラスが、それぞれ1時間ずつ、4つのブースを回りながら「太陽電気」や「ソーラーカー」、「省エネカー」、「充電池マメ汽車」、「ロボット」、「家の中の電気配線」などについて、高校生からの説明や話を聞き、興味深く生きた体験学習ができました。

***楽しく有意義な「出前授業」を提案、そして実施してくださいました、矢板高校の平石校長先生をはじめ、機械科の生徒たち、職員の方々に感謝申し上げます。

5月28日(木)その3 カウンセラーの眼

「謹んでお悔やみ申し上げます」

<カウンセラーの眼> 新聞やテレビのニュースでご存じだと思いますが、矢中をこの3月に卒業した男子生徒が事故でお亡くなりました。

本日、18時から市内の式場で「お通夜」がありました。私を含めて職員、そして同級生や後輩、弟の友達などたくさんの矢中生も参列していました。あまりにも早過ぎる別れに涙する生徒たち(親たち)がいました。

「15歳という、あまりにも若い死」を同級生たちは、どのように受け取っていたのでしょうか・・・。」

***謹んで、お悔やみ、ご冥福をお祈り申し上げます。

5月28日(木)その2 校長室コラム「新体力テスト 実施」

 
 


<校長室コラム「新体力テスト 実施」> 朝、パラパラと雨がちらつき心配しましたが、日中は曇り空で、「新体力テスト」の実施には最高のコンディションでした。1学年2時間ずつを使い、事故や怪我もなく終了しました。 写真は、「新体力テスト」のようすです。矢中が今年度も抽出校になっていることから、生徒の「新体力テスト」の結果を、県教委(文科省)に提出になります。

3年生は、「地区春季大会」が終わりホッとも出来ずに、始業前に「実力テスト」を行っています。

明日は、進化する(新たな)企画で、矢板高校生数名と職員が来校して3年生を対象に、「出前授業」を実施してくださいます。楽しみです。

5月27日(水)その4 ブックトーク(1回目)

 
 
 
  

<ブックトーク(1回目)> 矢中、恒例の「ブックトーク」が、今年度も外部人材(ボランティア)の先生方の御厚意により実施できることになりました。 職員打ち合わせで、先生方の御紹介をさせていただきました(写真1枚目)。

今回は、1年生の各クラスで「ブックトーク」をしていただきました。今年度から、中村 惠子先生(前安沢小学校長)が、矢中の「ブックトーク」をしていただけることになりました。

5月27日(水)その3 カウンセラーの眼「サラリーマン川柳から」

<カウンセラーの眼「サラリーマン川柳」から> 毎年、第一生命が募集する「サラリーマン川柳」ですが、数日前に審査結果が発表されました。ベスト10を紹介します。

ベスト1・・・皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞 (イソノ家)

ベスト2・・・湧きました 妻よりやさしい 風呂の声(湘南おじん)

ベスト3・・・妖怪が ヨー出るヨー出る 妻の愚痴(ごまさん)

ベスト4・・・壁ドンを 妻にやったら 平手打ち(若ジイジ)

ベスト5・・・記念日に 「今日は何の日?」 「燃えるゴミ!!」(FUTA)

ベスト6・・・増えていく 暗証番号 減る記憶(なにが正しい)

ベスト7・・・あゝ定年 これから妻が 我が上司(呼人)

ベスト8・・・オレオレと アレアレ増える 高齢化(エビカニ)

バスト9・・・ひどい妻 寝ている俺に ファブリーズ(冷てえ!)

バスト10・・・充電器 あったらいいな 人間用(電池切れ)

***お家の中で、掲載した川柳を読んだり解説、評論したりしながら、この10作品を我が家の「ベスト10」に変換してみてはどうでしょうか? ただし、会話と笑顔が重要な観点になります。  ***第一生命のホームページから引用

5月27日(水)晴れ その1 校長室コラム

「教育実習生 25日から」

 
 

<校長室コラム「教育実習生 25日から1名、実習しています」> 写真の花苗(80株)は、矢板高校からいただきました。この月曜日、「等賞旗とその棒」を貸与したお礼に、「花苗」をいただきました。緑化委員会で、プランター等に移植したいと思います。

写真3枚目・・・遅れてしまいましたが、25日(月)から教育実習が始まっています。平成27年度前期は、北林 裕佳先生1名が実習しています。2年5組に入り、数学科の佐藤禎芳先生が指導教官となっています。充実した3週間になることを期待しています。


 

〇今日の放課後、「校内研修」で「エピペンの使用」に係る講習会を開きました。講師には、校医の池田先生にお願いしました。アレルギーの原因や症状、エピペンの使用方法などを実技を通して丁寧に教えていただきました。

5月26日(火)その2 カウンセラーの眼

「自己肯定感と自尊感情を育てる」

 

<カウンセラーの眼「自己肯定感と自尊感情を育てる」>  毎日、矢板中HPの学校ブログをご覧いただき感謝にたえません。5月に入り、1日平均で「600~800件」のアクセスを頂いています。このコーナー「カウンセラーの眼」は、私の長く研修(勉強)をしているカウンセリングや相談事例の臨床経験などを活かした内容などを掲載しています。日々の子育てや家庭教育の中で、活用していただけると幸いです。

今日の内容は、「自己肯定感」と「自尊感情」です。

お家や学校で、毎日のようにマイナスの言葉のシャワーを浴び続けたお子さんは、「マイナス思考」の人間になっていく傾向があります。子どもが、失敗したり問題を起こしたりすると、親や教師は原因探しや良くないことへの指摘、叱咤激励(叱る、怒る)をしてしまいがちです。

このような場合でも、お子さんの「存在感」や「安心感」を持たせることば掛けが必要になってきます。「アイ(I)・メッセージ」という用語がありますが、お子さんが何か問題をしたとき、叱りたい、怒りたい時は、意図的にふっと一息ついて、「私(お母さん)は・・・・」「私(お父さん)が・・・・・」というように、主語をつけて話しかけてあげてください。「お母さんと一緒に片付けよう。」「私も小さい頃、同じ失敗をしたんだ。」「お父さんは、よくないことだと思うけど、どうかな・・・。」などと、言うことで、お子さんに反省をうながし、「心の安定」や「安心感」が得られます。

***世界的な調査からも、日本人の子どもは「自己肯定感」や「自尊感情」が、他国と比較して低いことが分かっています。是非、矢板中の生徒(子どもたち)の「自尊感情」が高まるように、お家と学校が協力体制で、育てていきたいです。

5月25日(月)その3 校長室コラム「来週から衣替え」

衣替えのお知らせ(通知)

(PDF 上の通知をクリックすると拡大してご覧いただけます)

<校長室コラム「来週、6月1日から衣替えになります」> 先に、お子様をとおして「衣替えのお知らせ」の通知をさせていただきました。今年度も早いもので、2ヶ月が終わろうとしています。

1年生にとっては、はじめての体験になりますが、制服が「冬服」から「夏服」にかわります。「夏服」の準備は大丈夫でしょうか?

***通知にも書かせていただきましたが、「服装の乱れは心の乱れ」と言うとおり、特に例年、男子のワイシャツの裾が、ズボンから出ているのが気になります。

5月24日(日)その2 カウンセラーの眼

「小才・中才・大才って・・・」

<カウンセラーの眼「小才・中才・大才って、ご存じですか?」> 徳川家の剣術指南を担当した柳生家の家訓を目にすることがありました。それが、「小才・中才・大才」です。

「小才」は、縁にあって、縁に気づかず。

「中才」は、縁に気づいて、縁を生かす。

「大才」は、袖振り合う縁をも生かす、と。

この意味は、才能のない(小才の)人間は、チャンスに気づかない。

「中の才能」の者は、チャンスに気づいているが、飛びつかない。

では、とても才能のある(大才の)人間は、袖が振れるほどの些細なチャンスも逃さない。

「大物になる人物」は、チャンスに敏感である、という意味を言います。

***一人ひとりの生徒たちが、自分にとってプラスになる機会やチャンスに対して、敏感に受け止め、自分を伸ばせるような人間に教え育てていきたいと考えています。

5月21日(木)その2 カウンセラーの眼「便利な計算方法 おみやげ算」

<カウンセラーの眼「便利な計算方法 おみやげ算」> 「足し算」や「引き算」、「かけ算」、
「割り算」はご存じだと思いますが、「おみやげ算」という計算方法が、雑誌にあったので紹介します。

次のような式がありました。  35×35=

この式の一つの「35」の「5」を、もう一つの「35」におみやげとして渡すと、

(35+5)×(35-5)= となり、( )の中をたし、引きすると、

40×30=  となり、暗算で 「1200」という答えになります。

「おやっ」、正答は「1225」なので、上の式に、たし・引きした「5」を2乗した「25」を加えると、1200+25=1225 で正答になります。

この考え方を、(1)55×55=  (2)85×85=  でも、同じような計算方法で暗算ができます。

さて、問題です。「どうして、おみやげにした5に2乗した25を加えるのか?」分かった生徒は、
校長室まで。

***小川教頭先生は、さすが数学科専門だけあって、10分で解答できました。

***参考文献 「プレジデント」プレジデント社 2015,6,1号 98ページから

5月19日(火)その3 カウンセラーの眼

「無礼な社員って、どんな社員?」

<カウンセラーの眼「無礼な社員って、どんな社員か?」> 企業の部長300人にアンケートした結果、最近の社員(取引先も含めて)の品格や礼儀ができていないという結果がでました。

では、どのようなマナーが問題なのかベスト10を掲載します。

問題マナーのベスト1・・・身なりがだらしない   ベスト2・・・秘書や目下の人をぞんざいに扱う

ベスト3・・・電話応対がなっていない   ベスト4・・・会議中、商談中にスマホをいじる

ベスト5・・・アポ(アポイントメント)の時間に遅れる    ベスト6・・・いい加減に「名刺交換」をする

ベスト7・・・歩きながらスマホをいじる    ベスト8・・・商談に来て、一方的に話し続ける

ベスト9・・・正しい敬語が使えない    ベスト10・・・煙草のニオイが残っている

***上のベスト1~10を見ると、学校では許される「マナー」や「礼儀」、「ルール」が、企業では許されない(クビや降格、取引停止など)になってしまうことを、今のうちから分かって実践できるといいですね。***参考文献「プレジデント」(2015,5,4)プレジデント社 32,33ページから


 

5月18日(月)その4 今日の読書のようす

 


<今日の読書(朝)のようす> 矢中は全部で、20クラスありますが、全クラス、一言の私語もなく、黙々と「読書」している姿があります。 学年主任や副主任、4学年(無担)の職員が、「読書の時間」、15分間、廊下を歩いて回ってくれています。

***たかが1日、15分ですが、1年間では「3,000時間超え」の読書量になります。生徒一人ひとりに、大きな「力」になっていくものと確信しています。

5月18日(月)その3 校長室コラム

「キャリア教育も兼ねた1年遠足で、得たもの」

<校長室コラム「キャリア教育も兼ねた1年遠足で、得たものを確認できました!」> この土、日に卒業生やその保護者たちと会話する機会がありました。その会話の中で、「矢中のブログを見ています。」「毎日のように、ブログを楽しみにしていますよ。」「新しいパスワード、教えてくれませんか?」などと、嬉しい言葉をたくさんいただきました。 これを機に、私も時折、矢中生が進学した高校のブログやホームページを開いて見てみようと思います。

さて、1年生の遠足は「東京ディズニーランド」(6年ぶり)に変更し、実施しました。今回は、遠足の本来の目的(クラスの仲間作りや社会性を身につける等)の他に、「職業教育(キャリア教育)」を兼ねた目的を加えて実施しました。

加えた目的は、ランドで働くキャストたちの姿や言動、表情をよく観察し、キャストたちの職業観や仕事をする気持ち、考え方をインタビューしてくることでした。2年生での「キャリア・スタート・ウィーク」につなげていこうと考えました。

3名の生徒たちの遠足後の感想、意見文を紹介します。

Aさん・・・ キャストは、全員、笑顔で仕事をしています。清掃しているキャストですら、いつも笑顔です。今の私にはできないことです。「この仕事をしていて、ハピネスを感じるときはありますか?」と聞くと、「ゲストが笑顔で、ありがとう、と言ってくれるときです。」と答えてくれました。

この答から一つ、気がついたことがあります。それは、キャストの方は、ゲストのことを一番に考えて仕事をしているのだと思いました。

私も、これからは人のことをきちんと考えて、学校をハピネスにしていこうと思います。

Bさん・・・キャスト、一人ひとりに同じ質問をしても、同じ答が返ってきました。キャスト、全員が同じ気持ちで働いていて、みんながハピネスなディズニーランドにしたいという思いが、強く伝わってきました。

ディズニーランドで学んだことを、自分の将来に生かせるようにしたいです。私の将来の夢は「保育士」です。ディズニーランドでは、「お客さん」でしたが、「保育士」では「子どもたち」なので、キャストと同じ気持ちで努力したいです。色々なことで、「ハピネス」を増やしていきたいです。

Cさん・・・Q質問「お客さんが、怒っているとき、何故、キャストは怒らないのか?」

A答え「このお客様は、私にこういうことを伝えたいんだな、と理解し、優しく対応することが大切だと考えています。」優しく接すること、真心を持つこと、感謝されることなど、私が学習すること全てが、キャストの人達がお手本です。

私は、将来、人に感謝される、そんな仕事につきたいです。真心を込めて接し、感謝され、優しきく接して感謝されるような人に、そんな大人になりたいです。

***私が一つ加えた目的を、1年生たちが理解し、ディズニーランドの中で「キャリア教育」の学びをしてきたことに嬉しく思います。 また、この遠足の学びは、総合的な学習の時間の中で、より深め、まとめ、進化しています。

5月18日(月)その2 カウンセラーの眼「無償の愛って・・・」

<カウンセラーの眼「無償の愛って・・・」> 「おおきな木」という絵本をご存じでしょうか? 1964年、アメリカの作家、シェル・シルヴァンスが出版し、ロングセラーの絵本です。私も、最近、気になり購入しました。

内容は、あるところに「おおきな木」があり、一人の少年がいつも木登りしたりして遊んでいました。

青年になった少年は、「おおきな木」に「お金がいるんだ」と言うと、木は「りんごをとって町で売りなさい。」と言います。

大人になつた少年は、「家がほしい」と木に言うと、「木」は「枝を切ってもっていきなさい。」といいます。

中年になった少年は、木に「遠くへ行きた。い船がほしい。」と言うと、「私の幹を切って船を作りなさい」といいます。少年は、その木の幹を切り倒し、船を作りました。それでも、木は幸せでした。

老人になった少年は、「もう欲しいものはない。だた、座って休む場所があればいい」といいます。木は、自分の切り株を差し出した、という話です。

***この木は、「親」に例えて描いている絵本に感じました。私も成人した2人の子どもがいますが、なかなかこの「木」のような愛を子どもたちに注げないでいます・・・。 「おおきな木」は、日本語版と英語版があります。

5月17日(日)その2 カウンセラーの眼

「誰の可能性にも限界はないのです」

<カウンセラーの眼>人間の可能性には限界がないのです。このことを「孫 正義」氏は自叙伝で語っています。

私たちは、皆、同じ人間です。誰の可能性も限界はないはずです。限界があるとすれば、それは自分で「限界ライン」を引いてしまったからです。

どうか、矢中生、職員たちは自らの期待値を上げて、自分の「描いた可能性」に挑戦していってください。

「孫 正義」氏は、父親は養豚業を営み、幼少の頃は、父親にたのまれて、豚のえさにする残飯を近所で集めているような少年でした。

小学校の頃から成績は良く、「天才」と言われて育ち、高1の夏休みにアメリカへ1ヶ月間の「留学」をしました。孫氏はこの時、「人生は短い。今、行動しないときっと、後悔する。」と思い、アメリカの高校2学年に編入します。食事中もトイレ中も歩いているときも教科書を離さず猛勉強して、編入3週間後に「大学検定試験」合格することに挑戦したそうです。

***参考文献 「月刊プリンシパル」 学事出版 2015年5月号  64,65ページ

その2 カウンセラーの眼「宇宙に行きたい!」

<カウンセラーの眼「宇宙に行きたい」> 現在、東京理科大学副学長(前 宇宙飛行士) 向井 千秋さんのインタビュー記事で、注目するものがあったので、記載します。

内容は、今から50年後、宇宙へは誰でも行ける時代になってきます。いわば、「宇宙商業利用」の時代とでもいいますか、「宇宙旅行」の時代になっているんです。

「宇宙飛行」には、一人、数十億円かかると言われますが、数千万円で「弾道飛行」し、宇宙空間に数分出たり、地球を2,3周回ってみたりという飛行が検討されています。地球1周は90分ですから、日帰りして地球に帰還することも可能だそうです。

***「ちょっと、外国へ行ってきます。」が、50年後には「ちょっと、宇宙へ行ってきます。」という時代も近いのかもしれませんね。 参考文献「月刊 プリンシパル」学事出版 2015,5月号 10ページから

5月16日(土)小雨、曇り その1 校長室コラム

「たかはらまつりに参加」

 

<校長室コラム「たかはらまつりに参加しました」> 本日、10時からたかはら学園で、「地域交流たかはらまつり」が開催されました。校長宛に、招待状が届いていましたので、例年参加しています。

朝から、あいにくの「小雨」模様で、会場を校庭から体育館に移動しての開催となりました。学生ボランティアで、地元の片岡中学校と矢板高校福祉科の生徒たちが10数名ずつ参加していました。過去に矢板中からもボランティアで参加していましたが、最近はボランティア依頼はありません。 ボランティアの中で、矢高生の2人が「校長先生、おはようございます。」という声をかけてきたので、見ると今年の卒業生でした。

今回のイベントでは、「野州轟太鼓」や「よさこいソーラン」、「のど自慢栃木大会合格者の歌声」、などの他に13時15分から「酒井法子さんのステージ」もありましたが、私は私用があり午前中で失礼させていただきました。
 
 
 
 
<地区春季大会に向けて> 昨日の各部の練習風景です。どの部も22日(金)からの「地区大会」に向けて、練習に力は入っています(相撲大会は25日開催)。冬場からの練習の成果が発揮されることを期待しています。

その2 カウンセラーの眼「半歩先の目標を立てる!」

<カウンセラーの眼「半歩先の目標を立てる!」> 「半歩先の目標を立てる!」この言葉は、青山学院大学陸上球技部監督の原 晋(はら すすむ)先生がイテビのインタビューに答えて言ったものです。

「大学箱根駅伝大会優勝」で、注目を集めている監督の一人が、原先生です。

新入部員を勧誘するときは、「イケメン、男前を選びます。」「男前と言っても、ジャニーズ系ではなく、表現力が豊かな子を選びます。」と、言っていました。テレビに登場する部員たちを見ると、全員、かっこよい青年で、ニコニコ笑顔がさわやかな感じを受けます。

原先生の指導法の一つが、「半歩先の目標を立てる」という考えがあります。「半歩先の目標」を立て、「できた」「楽しいな」「もう少しできるかな」という思いがあるから、一歩進み、それを積み上げることで、気がつくとはるか遠くまで来ているというわけです。

例えば、一定の距離を「29分」で走る目標を持っても、「30分」で走る部員に「29分50秒で走ろう」という目標を持たせ走らせ、達成できたら評価してあげるそうです。 この「半歩先の目標」の連続が、いつしか「29分」で走りきれる部員になるそうです。

***原 晋監督のこの考え方は、学校教育の世界でも使えると、感じました。子どもたちを褒めながら、やる気と自信を引き出しながら、「半歩前先の目標」を持たせ、「学力向上」や「種々な力テストの得点向上」にも利用できると思いました。

5月14日(木)その3 カウンセラーの眼「分かち合って生きること」

<カウンセラーの眼「分かち合って生きること」> 他の動物と人間が決定的に違うのは、「分かち合って生きる」ことができることです。

人間の祖先が、二足歩行をはじめたとき、骨盤が変形し産道が狭くなり、出産に手助けが必要になったという生物学の知見。

7万4千年前、トバ火山の噴火によって平均気温が12度も下がって、人類が絶滅の危機に遭遇したとき、争いではなく助け合ったことによって生き延びることができた、という数々の考古学的な知見。

人間は、昔から、危機のとき、独占せずに助け合った方が生き残れるという知識を身につけてきました。見ず知らずの人と争いを繰り返せば、追い詰められる。

「分かち合った」方が、生き延びて、世界のほかの大陸へと人間は広がっていった。

***このような人類が学んできた知恵や知識「分かち合い」、「助け合って」をこの矢板中でも広げられるといいですね。

******参考文献「学校賛歌ブックレット」号外11 小野田 正利  2015,2月増刷  5ページから引用

5月14日(木)その2 歯科検診

 
 

<歯科検診> 本日、8時45分から午前中、歯科校医の八板 誠先生と八板 崇先生が来校し、1年、2年、3年生の検診をしていただきました。

静かに廊下で待ち、受診の態度も素直で、いい生徒たちですね、という話しを八板誠・崇先生からいただきました。検診もスムーズに流れた関係で、11時30分には終了することができました。

***八板 誠先生は、矢中の歯科校医、54年目になります。本校第4代校長の「斎藤 邦平」先生の時から、校医をしているという話しをしておられました。

その3 掲示、図書コーナー「今日、気になった掲示」

 
 
 
 

<掲示、図書コーナー「今日、廊下を歩いていて気になった掲示」> 学校の廊下には、色々な掲示、掲示物が貼られています。 それぞれに、意図的、計画的、学習に働きかけるような掲示を、生徒会各専門委員会や本校職員たちが考えて掲示をしています。

今日、廊下を歩いていて、私が気になった掲示物です。

〇 写真1,2,3枚目・・・3年生の廊下に設置された「図書コーナー」です。短時間で、簡単に、頭を使わないで読める本などが10冊置いてありました。

〇 写真4枚目・・・・・・1階東側階段踊り場に掲示された「3年の学年目標」です。 朝、登校したときに、3年生徒が必ず見る、見える場所に掲示されています。

〇 写真5,6、7,8枚目・・・第1校舎1階相談室横の英語掲示コーナーに貼られている2点です。クリスタル先生とリース先生が作成してくれました。 1つ目は、「When is your birthday?」。 月ごとの「誕生日」の色や石、花、Key wordsが英語で掲示されています。私は1月なので、色は「Red」、花は「Carnation」、石は「Garnet」、KEY WORDSは「Action, Fun and Free」と書いてありました。 もう一つの掲示は、リース先生の母国「オーストラリア」の地域の紹介を写真と英語の文章で書かれています。

***4年前、前々任校の喜連川中の時、さくら市の中学生海外派遣事業で副団長で参加した「オーストラリアのマレニー・ハイスクール」を思い出しました。

5月12日(火)その3 校長室コラム「朝のあいさつ運動」 

 
 


<校長室コラム「朝、あいさつ運動」> 気になる「台風6号」ですが、明日朝の登校は、「通常どおり」を考えています。

台風の影響で、16時現在、大粒の雨が降り始めています。台風本体は、今日の夜から明け方にかけて、関東地方を通過するようです。雨と強風には十分、気をつけてください。

さて、火曜日の朝は、「あいさつ運動」の日です。今日も、校門付近で「生徒会役員」と「職員」が並び、大きな声であいさつをしていました。

また、各学年昇降口には、学年主任や副主任、副担が「おはようございます。」と声をかけていました。

各学級では、担任が生徒たちを出迎え、あいさつをしていました。

5月12日(火)その2 カウンセラーの眼「夫婦は一心同体?」

<カウンセラーの眼「夫婦は一心同体?」> 結婚式、披露宴の「主賓あいさつ」の中で、よく聞くセンテンスが「夫婦は一心同体である」です。

男女が結婚を決意するときは、性格や趣味、考え方など、お互い相通じるものを感じるものです。しかし、二人で生活していく中で、気持ちのすれ違いや価値観の相違を意識するようになってきます(ならない人もいるかもしれませんが・・・)。

夫婦は、生まれ育った環境や考え方、性格も同じではありません。そこで、夫婦はどんなに近い関係(存在)でも、「一心同体」とは考えにくいものです。「二心異体(にしんいたい)」の二人が、生活し、互いの長所や短所、性格、趣味、特技などを認め、受け止める中で、相手に感謝や思いやりを感じていきます。最終的には、「異体」の二人が、「一心」になるのが「夫婦」なのかもしれません。

***参考文献「ニューモラル」NO,548 モラロジー研究所  平成27年4月号 12,13ページ

5月11日(月)その3 校長室コラム

「コの字型机配置の学級が増えました」

 
 


<校長室コラム「コの字型机配置の学級が増えました」> 「台風6号」が明日夜、関東地方を通過する予報が出ています。気温がまだ低いので、大きな台風にはならないようです。

今年度の「矢中グランド・デザイン」の中の総括的な考え方6つの一つに「学びの共同体」があります。学び合い学習の形態例に「コの字型机配置」があります。3年2組では、半年前から実践、研究をしているところですが、従来の基本型(黒板に向かって横列に並ぶ机配置)を変えられない担任が多い中で、今日から1年3組が「コの字型」に挑戦してくれました。

午前中、英語科の授業(写真)を参観しましたが、教科担任と生徒間の距離が近くなり、生徒たちが回りの友達の顔が見られて笑顔がたくさん見られました。「学び合い」がし易く、2人組みも「横の子と」「前と後ろの子と」など、バリエーションもあります。

***今後、他のクラスも順次、「コの字型」を挑戦していくものと考えています。

5月11日(月)その2 春の全国交通安全運動 初日

 
 
 

<春の全国交通安全運動 初日>今日から、「春の全国交通安全運動」がはじまりました。 運動期間は5月20日までです。期間中、交通安全につとめてほしいです。

私は、7時30分から「富田の交差点」で立哨指導をしました。富田と木幡地区から約50名の生徒たちが自転車で通過していきました。立哨指導に立ってくれていた「市役所職員」や「市議」、「交通安全母の会」、「トラック協会」、「区長」さんなどに、朝のあいさつをしていく生徒は3分の2でした。地域の中でも「あいさつ」ができる生徒に育てないといけないと感じました。

「ヘルメット」はほとんどがかぶっていました。残念ながら、3年男子2名が、「ノー・ヘル」で行ってしまいました。昨年から指導していますが、親の協力が得られず、「ヘルメット着用」の約束が定着できない生徒がいます。

5月9日(土)その2 校長室コラム

「自己研修 宮城の閖上地区に行ってきました」

 
 
 
 

(写真は、高波の被害にあった「閖上中学校」)

 
 

<写真は、家が撤去され震災4年後、更地になった「閖上地区」の町並み>

<校長室コラム「自己研修 宮城の閖上地区に行ってきました」> 「3,11」東日本大震災から4年が経過しました。「大津波」で大被害を受けた地域が4年経って、今、どうなっているのか、自分の目で確認したい欲求にかられ、個人的に「バスツアー」に参加しました。

震災後、1年後にも同じ場所を私は訪れましたが、4年後の今、どのように復興が進んできているのか、直接、見ることができました。

訪問場所は、宮城県名取市「閖上(ゆりあげ)地区」でした。 「震災語りべ」の菊地さんから、地区内を案内していただきながら、以前の閖上の風景と現在のようすを比較しながら、話しを伺いました。

海岸から1km離れた「閖上中学校」(津波は2mの高さだった)では、通常なら、約150名の生徒を階の上や屋上に避難させれば全員、無事だったものを、大津波発生当日は運悪く「卒業式」で、午前中で生徒たちは下校していたそうです。そこで、海側に家のある生徒14名が、8mの高波にのまれて亡くなったそうです。写真の「閖上中学校」は、現在、海から5kmほど離れた「仮設校舎」に移って生徒たちは学習しているそうです。

***大震災と高波から4年が経過しましたが、復興途上にある「閖上地区」です。震災に遭遇した子どもたちは、いまだに震災のフラッシュバックが起きて不安がったり、夜、一人でいられない(眠れない)子も多いそうです。 震災の爪痕は、まだまだ癒えていない現状を見て感じて帰ってきました。

5月9日(土)曇りから雨 その1 カウンセラーの眼

「子どものサインに気づいて」

<カウンセラーの眼「子どものサインに気づいて・・・」> 長崎女子短期大学長の浦川 末子先生の講演内容記事から、いくつか引用させていただきます。

1つめは、アメリカでは、子ども10歳までは家族で育て、10歳以降は社会が育てると、法律で決まっています。しかし、日本では、何歳になっても子どもは、親が育てることになっています。どちらがいいのかは、賛否あると思います。

2 普段から、子どもの徴候やサインを親が見逃さないこと。 「佐世保事件」や「神戸事件」、「横浜の事件」などでは、一見、偶発的に見える事件でも、事前に子どもたちは色々なサインを発しています。

3 今の小さい子は、「抱っこ」をいやがる傾向が多いそうです。赤ちゃんの時、親が十分に「抱っこ」をしてあげていないのが原因と言われます。「抱っこ」は親子の絆を深める最大の行為です。

***中学生でも親子の接触、関わりの重要性が言われています。

4 日本の子どもは家にも「居場所」がなく、「孤独」と思っている割合が、20~30%います。他の国々では10%前後だそうです。

***学校でも子どもの居場所作りを考えて学級経営をしていますが、家庭でもお子さんの「居場所」作りを考えていってほしいです。

******参考文献「全日教連 教育新聞」(平成27年4月10日)第544号 第4面から引用

その2 カウンセラーの眼「学力が高い児童生徒の特徴」

カウンセラーの眼「学力が高い児童生徒の特徴」> 平成25年度全国迫力・学習状況調査の保護者に対する調査を分析した結果が公表されています。

その中で、「学力」が高い児童生徒の「家庭生活」との関連性について、5点を引用します。

1 朝食等の生活習慣ができている子は、学力が高い・・・朝食を毎日、食べている。就寝の時間が決まっている。テレビやゲームの時間が決まっていて守られている。

2 読書や読み聞かせをしている子は、学力が高い・・・親が子どもに、読書や新聞を読むようにすすめている。子どもと一緒に読書をする習慣ができている。小さい頃、親が寝る前に読み聞かせをしていた。

3 勉強や成績、将来の職業などの会話をしている家庭の子は、学力が高い・・・子どもと勉強や成績の話しをしている。保護者の子への学歴期待が高い。子どもへの教育投資の金額が高い。

4 保護者自身の学校への参加行動が高い子は、学力が高い・・・保護者が授業参観やPTA、学校行事等への参加率が高い。

5 規則や学習習慣のできている子は、学力が高い・・・家で自分で計画を立てて勉強している。家庭学習(宿題)をやっている。学校や家の規則を守っている。

***これらの5点について、できている児童生徒は、学力が高いか、これから大きく伸びる可能性を高いお子さんです。なお、「学力」向上のキー・パソンには、本人自身と学校の指導と家庭の3者がプラスに連動したときに、大きな学力が向上していくようです。

******参考資料 文部科学省委託研究「平成25年度全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究」  国立大学法人お茶の水女子大学

5月7日(木)その3 校長室コラム「家庭訪問2日目」

 
 

(写真は、2年クラスの今日の給食配膳のようすです)

<校長室コラム「午後、家庭訪問2日目」> 5連休明けの登校となりました。 欠席者が心配でしたが、大多数の生徒たちは、「学校バージョン」に気分をチェンジして登校していました。 この連休中、生徒そして職員に大きな事故やケガがなくて良かったと思います。
 

その2 カウンセラーの眼「昨日の論理パズルの解答」

<カウンセラーの眼「昨日の論理パズルの解答」> 昨日、6日の「カウンセラーの眼」の記事を再掲します。

***次の問題に答えてください。  「か」「き」「く」「け」「こ」の5つの箱の中に、3つ、「宝物」が隠されています。次のことが分かっているとき、「く」の箱には、「宝物」がありますか? 回答は「ある」、「ない」、「きめられない」から一つ選んで、その理由も言いなさい。

〇分かっていること。 

(1)「か」「き」「く」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。

(2)「く」「け」「こ」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。

(3)5この箱の中のうち、3つの箱に「宝物」が入っている。

***さて、「く」の箱の中には、「宝物」があるでしょうか? 昨日、よく考えてくださいましたか?

******解答は、「く」の箱に「宝物」がある、が答です。 理由は、わかっていること(1)で、「か」と「き」に「宝物」があるとして、(2)のわかっているところで、「け」と「こ」に「宝物」があるとすると、「宝物」が4つになってしまい矛盾(むじゅん)がでることから、必ず「く」には「宝物」が入っていることになります。***このような考え方を「矛盾使用論述」といいます。

その3 カウンセラーの眼「論理パズル」

<カウンセラーの眼「論理パズル」>  次の問題に答えてください。  「か」「き」「く」「け」「こ」の5つの箱の中に、3つ「宝物」が隠されています。次のことが分かっているとき、「く」の箱には、「宝物」がありますか? 回答は「ある」、「ない」、「きめられない」から一つ選んで、その理由も言いなさい。

〇分かっていること。 1「か」「き」「く」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。

2「く」「け」「こ」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。

35この箱の中のうち、3つの箱に「宝物」が入っている。

***さて、「く」の箱の中には、「宝物」があるでしょうか? 明日のブログで回答します。 この問題は、中国の小学生で65%、日本の小学5年生で57%しか、正答しなかったそうです。

******参考文献 「PRESIDENNT」2015,5,18号 プレジデント社  P104

5月6日(水)晴れ その1 校長室コラム

「ゴールデン・ウィーク最終日」

<校長室コラム「ゴールデン・ウィーク 最終日」> 5日間のゴールデン・ウィークが最終日となりました。 この連休中、「雨」が1日、2日降る天気予報がまったく外れて、「お天気」続きの連休となってよかったです。

ただし、このところずっと「雨」が降っていない関係で、生徒が走ると校庭の「ほこり」が舞い上がる状態です。少しは、「雨」もほしい幹次です。

明日から、学校がはじまります。「木曜日日課」で1~5校時までの授業になります。6校時は破堤訪問のため「欠時」です。

5月5日(火)その2 校長室コラム「こどもの日です」

 
 
 

<校長室コラム「こどもの日です」> ゴールデン・ウィーク4日目になりました。 午前中は曇り空でしたが、午後は「太陽」がでて初夏を思わせる気温になりました。 午後、矢板中の見回りに行きましたが、部活の練習もなく、職員もいませんでした。

「こどもの日」ということで、我が家の「五月人形」で、笠間の女流陶芸家のものを飾りました(写真3ものを枚目)。

5月4日(月)その2 カウンセラーの眼

「天才は遺伝しないって・・・」

<カウンセラーの眼「天才は遺伝しないって、本当でしょうか?」> 「天才」を広辞苑でひくと、「天から与えられたような、人のレベルでは至らないレベル、その人を指す」と書いてあります。

「知能指数」は、親からの遺伝的影響は50%と言われています。また、身長や身体については遺伝的影響が60%から80%というデータがあります。残りは、その後の環境や育ち方によって決まっていきます。

「天才」は遺伝するか? の回答について、脳科学者の茂木 健一郎先生によると、「遺伝しない」というのが正答のようです。 例えば、相対性理論のアインシュタインの息子ハンスは、工学者になりましたが父親のような偉業はなかったそうです。モーツアルトやバッハ、ワグナーの息子たちも、作曲をしましたが平凡と言われました。

「天才」は偶然に生まれるというのが定説です。逆に言えば、「天才」はどこに、どこから生まれるのか分からないといういうことです。誰もが、「天才」という当たりくじを引く可能性があるのです。すべての人が、潜在的に「天才」の遺伝を持っているのかもしれません。

***参考文献 「PRESIDENNT」(2015,5,18) プレジデント社 103ページから

5月4日(月)晴れ その1 校長室コラム「みどりの日」

<校長室コラム「今日はみどりの日です」> ゴールデン・ウィーク4日目です。 連日、部活動の生徒も多いと思います。

世界のニュースでは、イギリスでプリンセスが誕生しました。 イギリスでは、市民が祝福で大フィーバー状態だそうです。 日本では、世界卓球(中国、蘇州)で、日本人がメダル目指して活躍(混合銀など)していました。

今日から明日にかけて、お天気が悪くなる予報がでています。

その2 カウンセラーの眼「笑顔が幸せを創る・・・」

<カウンセラーの眼「笑顔が幸せを創る・・・」> 矢中のMISSION「Happiness2」遂行のための6本の総括的な考え方の一つ「日々の姿勢」に、「笑顔」と「あいさつ」と「高いモチベーション」を持つ、とあります。

矢中のMISSION遂行の一つのカギとなる「笑顔」ですが、次のどちらが正しいと考えますか?

(1) 「笑顔」が、幸せになったり、幸せをつくったりしていく。

(2) 幸せだから、「笑顔」になり、「笑顔」が多くなる。

さて、正答は、「(1)笑顔が幸せになったり、幸せをつくったりしていく」です。 この(1)が正答となる根拠と仮説があります。「顔面フィードバック仮説」というものです。

機会あるごとに、「笑顔」をつくることで、その信号が大脳皮質に送られ、「幸せという感情」が湧くことになります。

また、「笑顔」は伝染して、「笑顔」を送られた人(人々)も、なんとなく「笑顔」をつくってしまいます。「笑顔」が、人の「幸福感」を生み出す基盤になります。

***「つらいこと」や「厳しいこと」、「いやなこと」など、マイナス感情は誰もが持っていますが、このような時こそ、「笑顔」を浮かべプラス思考で、取り組み、ぶつかっていってはどうでしょうか・・・。

***参考文献「東研情報 小・中学校 学校経営」(2015年4月号) 東京教育研究所 2015年4月

5月3日(日)晴れ その1 校長室コラム「G.W.2日目です」

 
 

<校長室コラム「ゴールデン・ウィーク2日目です」> 午前中、矢中に仕事に行きました。 校庭では、サッカー部が3校集めて練習試合をしていました(写真3枚目)。 第2校庭では、野球部も練習試合をしていた関係で、駐車場は親の車でいっぱいでした(写真4枚目)。

ソフトテニス部と剣道部は、市と県外の大会に参加しています。地区の春季大会に向けて、生徒たち、そして顧問たちは、連休中でもゆっくり休めないのが、校長としては心苦しく感じています。

4月30日(木)1年生男子1名の「生活ノート」の感想を読ませていただきました。とてもいい内容なので、紹介します。

「今日は、ディズニーランドに遠足へ行きました。乗り物にもいっぱい乗れてよかったです。お買い物もいっぱいできて、楽しかったです。とちゅう、2人、2人に分かれて迷子になりかけてしまいました。来年の1年生も、ディズニーに行けるように、これからもがんばりたいです。」この感想への担任のコメントは「そうですね。自分たちが楽しんだことを下級生にも味わって欲しいですね。」と書いていました。

***1年1クラス分の「生活ノート」を読ませていただき、上のような感想を書く生徒がいました。下級生のために、ぼくたち1年生が、今後の学校生活でがんばり、努力していきたいと考えたことを、嬉しくたのもしく感じました。

5月2日(土)晴れ その1 校長室コラム「G.W.1日目」 

<校長室コラム「ゴールデン・ウィーク1日目」>今日は暑い一日でした。最高気温29度ぐらいに上昇したのではないでしょうか? 暑さに慣れていない私には、「暑さ負け」しそうでした。生徒たちは、暑い中でも大会(剣道部)や練習に力を発揮していました。

今年は「5連休」になっています。無駄に時間を費やしてはもったいないので、自分でめあてやねらいをもって、学習や読書、部活動に参加してほしいと思います。 あわせて、交通事故やケガ、病気などしないで、7日(木)に登校してください。

5月1日(金)晴れ その1 校長室コラム「5月に入りました

*パスワード変更します!
 


<校長室コラム「5月に入りました *パスワード変更します」> 早いもので、5月に突入しました。今週は、はじめて3つの学年全部がそろいました。

3年生は、一生で一度の「中学校の修学旅行」でした。大人になってもなかなか、「奈良」には行けない中で、「奈良」の法隆寺や東大寺を見学できたことは有意義であったと思います。2泊3日の中で、色々な経験や見聞もできたことと思います。

2年生は、1泊2日で、「ツインリンクもてぎ」での宿泊学習でした。 自然とハイテク技術を遺憾なく、見聞、体験できたことと思います。はじめの「テント」での宿泊も多くいたようで、朝まで寝付けない生徒がいたようです。2年生は私との約束があったので、ほとんどの生徒たちは「合格点」だったと、報告を受けました。

1年生は、方面を「東京ディズニーランド」に変更しての遠足となりました。新しい矢中の歴史の刻んだ遠足でもあります。矢板から車で2時間30分、約160kmにある「ディズニーランド」ですが、家族で1回でも行っている家庭は、半分ぐらいだと思います。初めて入場した生徒たちは、「夢と冒険のランド」に驚きと感動、人の多さにびっくりしたことと思います。「キャリア教育(職業教育)」を兼ねた「遠足」であり、色々なキャストに、インタビューしている矢中生を多く見かけました。

***私は、1年と3年の引率をして、進化している矢中生たちを感じ取ることができました。班別行動の中で、友達(個人行動をとる)を気遣い、思いやる行動ができる矢中生が多くいました。 ただ、一つ今後の課題を発見しました。それは、時間を見ていない、時間で行動できない、時計で動けていない生徒が半数以上いることでした。 昔(私が中学校時代)は、「自家用車」はなく、移動は「バス」や「電車」の時代でした。10秒でも遅れれば、乗り物に乗り遅れてしまうリスクを考えて、「時計」を見て、生活していました。 昔の小・中・高校では、「遅刻」の罰則が厳しかったので、早め早めの行動が身についていたように感じます。 あと11ヶ月間で、「1分前行動」、「5分前行動」、「10分前行動」など、自ら「時計」を見て動ける生徒になるよう、対応を考えていこうと思いました。

***5月1日、今日から学校ブログの「パスワード」が変更になります。