◆学校林での活動や学校林・学校の自然

学校林での活動や学校林・学校の自然をご紹介します!

6年 体験交流型学習発表会「とよぱあく」

2月9日、体験交流型学習発表会「とよぱあく」を行いました。
6年生が総合的な学習の時間で学習してきた学校林のことを
お客さんが体験できる活動を取り入れて発表しました。

学校林の枝を使って小物のかざりを作るコーナーです。

伐採した学校林のコナラの幹を使ったいすで休憩する場所を作りました。

学校林の素敵な風景を撮った写真の美術館。

学校林の篠竹を乾燥させ、茎を切って空洞に糸を通し立体を作ります。
1年生でも上手に正八面体を作ることができていました。

ユキヤナギが芽吹きました

2月7日、4月の陽気となって暖かい日になりました。
これまで、ずっと雨が降らなかったのが、規則的に天気が変って雨が降るようになり、
春が近づいて来ていることを感じさせます。
ユキヤナギが緑の新芽を膨らませました。
 

カブトムシプロジェクト

これまで、おやじの会の方々が多摩市産カブトムシを育てるカブトムシプロジェクトとして、
古くなった腐葉土づくりの箱の解体をしてくださいました。
(豊小のPTAの項目→豊小のPTA活動→おやじの会→2018年6月9日、10月27日の項参照)
2月3日、いよいよ新しい箱作りが始まりました。
今回は、貯まった土を書き出して、コンクリートパネルで周りを囲みます。
これが重労働!アズマネザザ(篠竹)の地下茎がたくさんあってとても大変です。
スコップだけではできません。つるはしやクワも使って書き出しました。
2時間半かけて、半分の工程を終えることができました。
お疲れさまでした。明日から背中や腰、足が痛むことと思います。
次回は、お手伝いいただける方を大募集します。
ぜひ、お力をお貸しください。
  
学校林や遊歩道の落葉を入れて、カブトムシが卵を産むようにさせるプロジェクトです。

第6回 1月の学校林整備作業

1月26日、学校林整備作業を行いました。
しいたけ榾木(ほだぎ)の整理、階段修理、遊歩道整備、枝拾い等をしました。
大人19名、子ども9名が参加しました。
焼いもづくりもしましたが、今回は少し焦げてしまいました。
 
階段の修理箇所は2か所。
2月の体験交流型学習発表会「とよぱあく」で6年生が階段修理体験ブースを設営します。
他学年の子どもに体験してもらえるように材料の下準備しました。

「とよパあく」では絶滅危惧種「タマノカンアオイ」生息域に入らないように6年生が柵を作るブースを設営します。
柵の奥になる場所の固くなっていた土をほぐして生息域を広げられるようにしました。
  
子どもたちは枝運びで大活躍。仕事が終わったら焼いもをいただきました。
ご苦労様でした。

しいたけの榾木(ほだぎ)の置き換えはホームページ「豊小の学校林→しいたけ栽培」の項目をご覧ください。こちらからもジャンプできます。

多摩エコフェスタ2019

1月19日、20日にパルテノン多摩で多摩エコフェスタ2019を開催しています。
豊ヶ丘小学校も6年生が総合的な学習の時間で学校林を調査したことを発信しています。
ぜひ、お越しください。


勘違いの早咲き

白梅の下の車道脇にあるレンギョウとユキヤナギが春を間違えて数輪咲いています。
 
レンギョウは昨年から数本の木から1・2輪ずつ咲いています。
11月が暖かかったせいでしょうか。
ユキヤナギも今年に入って1本の木から数輪咲いています。
とちらも、ほかの花芽はまだ固く、ちゃんと温かい春を待っています。

白梅が咲きました

1月17日。校舎北側の学校へ入る車道脇の白梅が咲きました。
 
北向き斜面のため、いつも他の場所より咲くのが遅くなるのですが、今年は早く咲きました。
平成30年は2月5日、平成29年は1月25日、平成28年は1月13日、平成27年は2月12日に咲いています。
年によってずいぶん違います。 

ウグイスカグラが咲き始めました

1月14日、冬から咲き始める春一番早く咲くウグイスカグラの花が咲いているのを見付けました。
まだ、1輪しか咲いていませんが、開花は数日前のようです。
昨年は、1月8日、一昨年は年末から咲いていました。
実は赤く熟すと食べることができます。
子どもたちが見つけると食べてなくなってしまうほどおいしい実です。
見に来てください。

3月に咲くシュンランの花芽も出ています。

ミツバアケビの葉がきれいに紅葉していました。

部分日食

1月6日、東京で部分日食が見られました。
これまでずっと快晴だったのに、この日に限って曇り空です。
職員室からも雲を通して、ちょっとだけ日食を見ることができました。

この日は10時06分に最大30%欠けました。

コウヤボウキの綿毛

コウヤボウキはキクの仲間の落葉低木です。
高野山では幹を集めて手ぼうきにしていたといういわれがあります。
キクの仲間の木は日本ではあまり見かけません。
木といっても50cm程度の高さです。幹が細いのでしなっていて、草のように見えます。
タンポポと同じキクの仲間なので綿毛の下に実が付きます。

花は本項目の2018年10月27日を参照

ヤマコウバシ

冬に葉は茶色くなって枯れますが、春、新芽が出るまで木に付いているので、
冬の間、茶色の葉がついていて目立ちます。
 
下のブランコの横に2本、実験ゾーンの遊歩道脇に小木が1本あります。
多摩丘陵では、それほど多くなく、珍しいようです。
コウバシ=「香ばし」の名の通り、クスノキの仲間で葉を破ったり枝を折ったりするといい香りがします。

アオジ

12月11日、アオジのオスを見ました。

ピントがボケてしまっていますが、何とか写真に撮ることができました。
鳥は動くし、近寄ると逃げるので写真に撮るのはとても難しい。
アオジは夏に山で繁殖して、冬に里へ下りてきます。地面の近くにいることが多い鳥です。
この日は、シベリアから渡ってくる冬鳥のツグミも、この冬、初めて見ました。

初氷

12月11日、今冬一番の冷え込みとなりました。
百葉箱の自記温度計は氷点下1.1℃まで下がりました。
ビオトープも凍りました。初氷です。
 

多様種ゾーンのシラカシの伐採

12月10日、業者の方に大きく育ちすぎたシラカシの伐採をしてもらいました。
多様種ゾーンのシイタケ小屋の階段脇のシラカシです。
 
シラカシという名前の通り、材は真っ白です。目が詰まっていて重い材です。
これ1本を伐採しただけでは焼け石に水ですが、少しずつ伐採を進めて
もう少し明るい林にしていきたいと思います。
切った幹や枝は、遊歩道の縁石代わりに並べてもらいました。
 
合わせて、12月8日土曜日に行った学校林活用・再生プロジェクトで見つかった、
秋の台風で折れた枝を4本撤去してもらいました。
高いところで折れていたのですが、職人さんが木に登って切ってくださいました。
すごい技術です。

平成30年度 学校林活用・再生プロジェクト委員会

12月8日の午後は、学校林整備作業に続き、学校林活用・再生プロジェクト委員会を行いました。
本校の学校林は木が大きくなりすぎていて、人の手を入れないと持続可能な里山でなくなってしまいます。
本委員会は、多様な植物や動物を維持していくために、今後の学校林整備をどのようにしていくのか、
中・長期の見通しをもつために、専門家の方にご意見をいただく会です。
校長、副校長、教育連携コーディネーターの他に、
樹木医、多摩市立グリーンライブセンターの方、豊ヶ丘の杜フレンドリーサボーターズの方、なな山緑地の会の方という
里山保全をしていらっしゃる地域のエキスパートに来ていただきました。
 
学校林を回ってみると、今秋の台風で折れた枝がまだ多数残っているのが見つかりました。
また、サクラの枯れ木や枯れ枝が多くあり、伐採する必要があることが分かりました。
シラカシなど間伐した方がいい木やサクラ以外の枯れた木もチェックしたので、これからの学校林整備で計画的に伐採していきます。
莫大な費用と労力がかかる作業です。
実験ゾーンは順調に再生に向かっています。今後も少しずつ広げていきます。
里山の維持には下草刈りが重要です。たくさんの方で選択的にシノダケを刈る必要があります。
みなさまのお力をお貸しください。
次回の学校林整備作業は1月26日土曜日です。

ドロバチの巣

12月8日、学校林の樹木に名札を付けていると、ドロバチの巣を見付けました。
校舎の東端の壁には、もっと大きなドロバチの巣がありますが、
こちらは丸くて穴は1つ、小さくてかわいい巣です。
検索してみましたが、ドロバチの種類までは分かりませんでした。
分かる方はお教えください。

ハゼノキ

暖冬のせいか、今年の紅葉はあまりきれいでないような気がしますが、
ハゼノキはいつもの年のように美しく真っ赤に色付いています。
ウルシの仲間なので、気を付けなければなりませんが、とってもきれいです。
実が付いていました。この木はメスの木です。