日誌

カテゴリ:今日の出来事

1年生 6年生を送る会の動画

28日(月)にオンラインで行われる「6年生を送る会」。

各学年で、これまで学校を引っ張ってきてくれた6年生に感謝を込めて、プレゼントや動画を準備しています。

1年生の教室を覗くと、昨日体育館で撮った動画を試しにみんなで確認していました。

動画を確認しつつも、動画の中のあいさつや言葉、動作なども、動画を見ながら教室で暗唱したり、動作をしている1年生の姿は、とってもかわいかったです。

6年生が喜んでくれるといいね!

6年生 SDGsへの取り組み(CURETEX)

6年生が小学校生活の総まとめとして「総合的な学習の時間」で取り組んでいるSDGs。

そのSDGsに、本音と建前ではなく、真摯に本気で取り組んでいるCURETEX(キュアテックス)という会社の方々に来校していただき、会社としての社会への取り組みをお話ししていただきました。

このCURETEX(キュアテックス)という会社、12月に6年生と行ったエコプロ2021でたまたま私が立ち寄った企業ブースでした。

そこであれこれ話しているうちに、企業として取り組んでいる内容や姿勢に共感して、ぜひ子供たちの前でその企業活動にかける思いを話してほしいとお願いして実現したものです。

 

この会社、「和紙」から繊維を作っています。

マニラ麻から作る和紙は自然素材ですから、石油から作られる化繊よりも、作るときに環境に負荷をかけません。

また、マニラ麻は刈り取っても3年ほどでまた再生しているそうです。

そしてその和紙からできたCURETEX(キュアテックス)という繊維(社名でもあり、製品名でもあります)は、完全に土にかえります。

土にかえる際に、土壌を活性化もします。当然、その土地からは栄養価の高い野菜などを作ることができます。そして、この会社ではその土壌を使って野菜を栽培し、食のバリアフリーを目指してハラールやヴィーガンにも対応した誰もが食事を楽しめるような加工食品、「キュアフーズ」も作っています。

 

一方、巷にあふれている化学繊維は、そもそも原料自体が石油です。製造時に二酸化炭素が排出されます。また、化繊は、廃棄の際に燃やして処分しているのが一般的で、当然二酸化炭素を出します。放置すれば紫外線で分解されて小さくなり(絶対になくなりはしません)、マイクロプラスチックやナノプラスチックになります。マイクロプラスチックの弊害は、ここで語らずともご存じかと思います。

 

和紙から作る繊維は、薬品も使用しておらず、手が込んでいるのでコスト高です。一見、企業としての利益追求には適していない製品です。しかし、SDGsの採択以前から、SDGsの理念と等しく循環型の企業活動を行うことが大切であると考えているそうです。

企業として、「本音と建前ではなく、真摯に本気で取り組んでいる」と冒頭に書いたのはそういった意味です。

これからの社会を創っていく子供たちにSDGsの理念を学ばせることはとても大切です。そして、それを「今」実行している大人たちの思いに触れさせることも大切です。

理想を実現する、そのアクションが未来になくてはならないことだと思います。

そんな意味で、この授業が実現しました。

 

まずは会社の概要について説明です。学校で話をするのは初めてだそうです。

その後、作っている繊維、製品を実際に見せてもらいました。

元の原料は、本当に和紙(左側)。それを短冊状に細く切ります(中央)。それを撚って撚って撚って3回繰り返して、やっと糸ができます。普通の繊維は1回しか撚らないそうです。

 

見せてもらった製品は、「マスク」「Tシャツ」「ジーンズ」「靴下」「農業用マルチシート(キュアシート)」などです。

「靴下」は、宇宙ステーションに滞在した山崎直子さんが実際に使用したそうです。

抗菌性、消臭性の効果が買われての採用でした。

子供たちは、しげしげと、手触りを確かめながら実物を手にしていました。

  

  

 

実際に、見せてもらったジーンズを土にかえしてみて、朽ちていっている途中のものを取り出して持ってきてくれました。

ボロボロになって、朽ちていっていることがわかります。不思議な感じがします。

  

  

 

だんだん子供たちも真剣になってきて、1組の児童はメモをひたすら取りまくります。

  

2組の児童は、途切れないほどの質問をしていました。

 

子供たちは真摯に取り組んでいる大人たちをどう感じてくれたでしょうか。

 

最後に、この繊維「キュアテックス」で作ったアンダーマスクを一人一人にプレゼントしてくださいました。

ありがとうございます!

ぜひご家庭でも使ってみてください。もちろん、洗って何回も使用することができます。

 

私がエコプロ2021の会場で購入させてもらったマスクは、もう10回以上洗濯しています。

天然素材の自然な肌触りが気に入っているマスクです。

 

↓CURETEX(キュアテックス)↓ 

キュアテックス

2年生 私の成長記録(ストーリー)

2年生が生活科で、これまでの自分の成長を振り返って作品を作り上げました。

連小2年生の恒例行事の作品「私の成長記録」です。

 

まず大きな模造紙に、等身大の自分を描きます。

紙の上に寝転がり、友達が大体の輪郭を描きます。

お気に入り?の洋服も描き、まずは今の自分の姿かたちの出来上がりです。

小さい頃の写真を複数枚貼り、小さい頃のエピソードも書いて貼ります。(グリーンの紙)

また、今の自分が「できるようになったこと」も書いて、貼り付けました。(黄色の紙)

 

自分がこれだけ大きく成長できました!という記録になっています。

「成長記録」と題している子もいますし、「ストーリー」と題した子もいます。

ダイナミックで、その成長に思わず笑みがこぼれる、宝物のような作品ができました。

一部を紹介します。

 

学校公開の折に、ぜひじっくりとご覧ください・・・とアナウンスしたいところです・・・。

持ち帰るのを楽しみにしていてください。

5年生 わが家のおぞう煮

年明けから家庭科室前に掲示してあり、おもしろいなぁと思ってしげしげと見ていたのですが、ホームページでは紹介していませんでした。(スミマセン)

5年生が家庭科の冬休みの宿題で取り組んだ、「わが家のおぞう煮」です。

 

お雑煮は、古く平安時代に始まったといわれています。お雑煮の中に欠かせない餅はうるち米から作りますが、農耕民族である日本人にとっては、お祝いごとの時に使ったり、食べたりする特別な日の食べ物でした。神様にお供えする餅、里芋、にんじん、大根などを、元旦の朝一番に井戸から汲んだ水で、年初めの火で煮込んで元旦に食べたという習わしが始まりだと言われています。

それが今でも「お雑煮」という形で残り、新年明けて気持ちも新たに過ごしていこうという元旦に食べているわけですね。

日本人にとっては、なくてはならない正月の風物料理です。

 

さて、5年生たちは、どんなお雑煮を食べていたのでしょうか。自分の家と同じお雑煮をみんなが食べていると思ったら大違いです。

楽しみながらご覧ください。

最初は東京です。ニンジン、大根、シイタケ、鶏肉。そう、これこれ、親しみのある具ですね。

 

次は近県の静岡。ニンジンではなくて、白菜やネギなどの葉物が入っています。暖かいところならではでしょうか。

上品でおいしそうです。

 

続いては、大阪のお雑煮。なんと、白味噌です。そして、餅は、丸餅です。

見た目から違いがはっきりしたお雑煮です。

学生時代に四国の友人宅にお邪魔した時も、そういえば白味噌味でした。おいしかった思い出があります。

 

そして富山県。

日本海の幸が頭に浮かびますが、まさにその通り。焼いた魚の身をほぐしてお雑煮に入れています。

いい出汁が出ていそうです。

 

次は秋田県。秋田の名物といえば、「きりたんぽ」。

旅行に行ったときに、焼いて味噌をつけたきりたんぽをおなかいっぱい食べた記憶があります。

そして、お雑煮にももろん・・・入っています!舞茸や比内地鶏も!

 

さらに北上して青森県。

びっくり、そして興味をそそられます。食べてみたい!

なんと、いちご煮。ウニとアワビ入りでした!!!

 

最後に奄美大島。鹿児島県です。

目を引くのは、なんといってもゆで卵。正月のめでたさが表れていますね。

そう考えてみると、ほかの県のお雑煮に入っていないのが不思議なくらいです。

 

狭い日本と言われますが、南北に長いせいか、つくづく郷土色が豊かな国だと思います。

まだまだ行ったことのない県もたくさんあります。

ちょっと旅した気分にさせてくれた家庭科の課題でした。

 

 

 

 

4年生 「川は自然の宝箱」国土交通大臣賞 受賞!

4年生の「総合的な学習の時間」で学んでいる多摩川の学習「川は自然の宝箱」ですが、公益財団法人河川財団の助成金をいただいて活動を進めています。

今年度も、4年生が7月に大師河原(川崎)に行った時のバス代は、この助成金で賄いました。

令和2年度の河川財団・河川基金助成事業学校部門において、活動の内容が認められ、この度「国土交通大臣賞」をいただきました。

国土交通大臣の名前の入ったものすごい立派な賞状が届きました。ありがとうございます。

校長室前の廊下に飾ろうと思います。

子供たちと教員の学びの成果が認められ、うれしいですね。

 

6年生 リモート授業

家庭事情でお休みした先生が、自宅からリモート授業を行ってみました。

前日から、連光寺小ICTチーム(笑)が協力してテストをして、実施が可能そうだとの感触を得ての実行です。

(先生たちの協力はすごいです!)

自宅と教室と、オンラインで授業参加している児童たちをつなげての三元授業です。

教室には、サポート役の教員ももちろん入りました。

互いに声は非常によく聞こえてきます。画像もばっちりです。

オンラインアプリは、ノイズキャンセリング機能があるので、教室内の声もズームマイクのようにきれいに拾うことができます。逆に、ざわざわした喧騒はカットされます。

授業開始の号令から始まりますが、まったくいつもの授業のようです。

 

1時間目は理科でした。

6年生の総まとめの、「生物と地球環境」という単元です。

25年前のある川の様子と、現在の様子の写真を見比べながら、何が違っているのか、なぜそうなったのか、を比べて考えていきます。

画像と音声で、教科書のページを見たり、指示したりしながら説明します。

課題に対するノートへの書き込みは、ロイロノートというアプリを使って、その場で先生に提出します。この提出した記述は、教室の全員が見ることもできます。

 

子供たちの意見をもとにして、画面上での黒板に板書も進めていきます。

画面上の意見だけではなく、挙手してもらって答えてもらうといった、日常の教室の風景そのものもできています。

それを子供たちは、紙のノートに書き写していきます。

 

違いが分かったところで、なぜ環境が改善できたのかをそれぞれが考えていきます。

事前に用意してあった画面上のワークシートに、子供たちが考えを書いていきます。

  

 

途中、遠隔で動画も流しながら、この川に自然環境を取り戻そうと試行錯誤した取り組みを理解していきました。

 

リア充ではないですが、画面上での授業は、思っていたよりはるかにスムーズに行うことができました。

冗談が飛び交う場面もありました。

ライブであるということもありますし、教室の様子も見ることができるといった、双方向の関りができるからこそ可能なのだと思いましたが、子供たちは、大人が思うほど、遠隔授業に違和感を感じていないのかもしれません。

むろん、普段の学級経営がしっかりとしていて、落ち着いた学習環境があるからこそ可能なことです。

 

実験的な取り組みでしたが、高学年であれば、十分、日常の授業と遜色ない授業が可能なのだと感じました。

ICTの進歩に驚きと喜びを感じながら、時代は変わってきていることを実感しました。

もちろん、「基本は対面!」は揺るがない姿勢であることに変わりはありません。

校内研究会

今朝、自宅を出るときはそれほど寒さを感じなかったのですが、空気がすごく乾燥し、それなりの冷え込みだったようです。

朝の大谷戸公園は、芝生が真っ白でとてもきれいでした。

 

小学校では、校内研究というものを行っています。

各学校で教科やテーマを決めて、その指導法を研究し、実践してみて、日々の教育活動に役立てていくのが目的です。

連光寺小学校では、20年間にわたって「生活科・総合的な学習の時間」に取り組んでいます。

本校の特徴的な学習活動、例えば4年生の多摩川や5年生の里山、6年生の再生可能エネルギーなどの学習がそれにあたりますし、このホームページでも何回か紹介しました。

 

今日は、次年度の校内研究に向けて意見交換をして、取り組むべき課題のヒントを得る時間として全教員が集まりました。

その意見交換の一部を紹介します。

世代の近い教員で集まって、グループディスカッションをしました。

コロナ禍で、少人数の話し合いがなかなかできないことは、子供ばかりではなく大人も同じです。

久しぶりに教員同士で意見交換が行えたように感じます。話し合いを切るのが申し訳ないほど、闊達な話し合いとなりました。

 

教育は、普段子供たちに教えている教員が意識せずとも、社会の世相を反映したものになっています。

例えば現在私たちは「環境を美しく」と当たり前のように思っていますが、これは紛れもなく「公害」に端を発した教育の成果ですし、喫煙の状況の変化や禁煙の当たり前感も「健康」に端を発した教育の効果です。

学校だけに限らず、子供たちに向けてということだけでもなく、社会の様子に対応して教育は変化していくものなのです。

 

さて、それでは、現在、またこれから、私たちはどんな思いをもって子供たちの前に立ち、人間形成を支援していけばよいのでしょうか。

まずは社会に生きている教員たちがどんな不安を抱えているのか、グループ内で出してもらいました。

そして、その不安を解消していける人間、勇気を与えていくためには、どんなことを重視していけばよいのかも話ってみました。

その時にグループ内で出た意見を、ホワイトボードに書いてもらいました。

若い世代のグループから順に並べてみました。

それぞれの世代で着眼点が異なっていることがよくわかります。

「自分で考えること」「他者と協力すること」などが共通項になっていくでしょうか。

おぼろげながら次年度の校内研究の方向性が見えてきたように感じました。

 

何より、連小の先生たちのコミュニケーション能力の素晴らしいこと。

話し合っている内容はいたって大真面目なものなのですが、和気あいあい、頷きながら、話し合いが進みました。

ディスカッションする楽しさを久々に味わえた時間でした。

普段同じ空間で仕事をしていますが、こうして改めて思いを共有し、共通理解を深めることは、チーム連光寺に不可欠なことです。

限られた1時間余りの時間でしたが、こういう時間、必要で、大切ですね。

もちろん、子供たちにとっても、です。

4年生 ゴー!ゴー!ドリームカー

4年生の図工の時間にお邪魔しました。

段ボール板を材料として使用して、夢の車を作っています。

段ボールだと、ある程度厚みがあるので、木工作の基礎にもなります。

自動車の底の部分、側面、前後面、屋根などを正確にカッターで切って、木工用ボンドで貼り合わせて作ります。

 

まずは、教室にいる児童と同時に、オンライン参加している児童たちにも説明です。

 

 

オンライン参加の児童たちにも、画面上で細かなコツや質問などのやり取りも行っています。

授業の前には、ロイロノートというアプリを使用して、次回行うこと、準備するものなどのお知らせが配信されています。

自宅でオンライン参加する児童たちは、それを見て準備して授業に参加します。

そのロイロノートをのぞいてみましょう。

 

こんな感じです。教員にとっては二元授業となりますが、子供たちに自宅でも授業に参加する実感をという配慮です。

 

さて、着々と作業は進んでいきます。まずは、設計イメージ通りに切り取って・・・

それを、段ボールの断面の厚みの部分にボンドをつけて組み立てます。

 

だんだん「箱」になっていきます。箱になって、ボンドが乾いてくると、かなりしっかりとした立体になっています。

自動車の世界では、これをモノコック構造と言います。

柱があって、そこに壁を貼り付けていくといった従来の日本家屋のような軸組み工法ではなく、壁代わりにする厚みのあるパネルを組み合わせて強さを出して作る方法ですね。

本物の車(レーシングカー)と同じ作りなのです!

形になったら、色も付けます。

4年生の子供たちのイメージ力や技量にちょうど適した教材でした。

集中して取り組んでいる子供たちの姿が印象的でした。

と言いつつ、私も少し楽しんで手を貸して(手を出して)しまいました(笑)。

タブレット・デスク

子供たちにとっては残念な朝の景色だったかもしれませんが、雪が積もることなく、無事に登校することができて何よりの週の始まりでした。

 

さて、先週末から〇〇工房で製作していたものは、全台組み立てが完了し、各教室に配りました。

実はこれだったのです。タブレット・デスクとでも言いましょうか。

1年生の教室を覗くとこんな感じです。

黄色のタブレット・デスクに、資料提示用の教師用タブレットと、授業配信用のタブレットが乗っています。

このような形で、現在、教室での授業では、複数の機器を使用して進めています。

教科書、提示用の教師用タブレット、投影するプロジェクター、オンライン授業配信用のタブレット・・・、まるでちょっと前の予備校の授業の機器のようです(笑)。

 

 以前、100均でこんなタブレット立ても購入したのですが、、、

結局これも、この台を置くところがないといけません。そう、台、置くための台が不足していたのです。

そこで、ネットで見つけた、キャスター付きの自在に動かせるタブレット・デスクを12台購入して教室で使ってみることにしたのでした。

 

3年生の教室では・・・、

黄色のタブレット・デスクに資料提示用タブレット、ピンク丸はオンライン授業配信用のタブレット、青丸はプロジェクターです。そして、もちろん黒板も使っています。まさにマルチメディアです。

 

続いて6年生。

こちらも黄色のタブレット・デスクに資料提示用のタブレット、ピンク丸のタブレットで授業配信、青丸のプロジェクターで投影、といった具合です。

 

教師がタブレットを手に持ったままで授業もできますが、自由に動き回って児童に語ったり、教えたりするには、制約がないに越したことはありません。

おおむね教員にも好評で何よりでした。

工房の皆さん、ありがとうございました!

〇〇工房再開!

11月~12月にかけて、6年生が取り組んだ再生可能エネルギーの学習に関連した聖蹟桜ヶ丘駅ロータリーのイルミネーションパネルは、校長室で6年生児童らと製作したことは以前このホームページでも紹介しました。

いつのまにか校長室で何かを作る際は、その時に中心になって製作してくれた児童の名前をとって「〇〇工房」と呼ばれるようになりました(笑)。

 

さて、依頼があり、工房再開です。

たまたま廊下を通りがかった6年生や4年生も交えてのスタートです。

 

設計図や電動ドライバーを手に、ものすごい集中力で製作しています。

写真からもその空気が伝わりますね。

工房の皆さん、ご苦労様です! ありがとう!

  

 

はてさて、何を製作しているかというと、実はこれです。

 

何に使うのでしょう・・・。全部で12個製作します。

完成後にまた紹介します!

5年生 自主学習ノート

昨日アップした2年生の自主学習ノートの話を職員室でしていた時に、ちょうど担任の先生の手元にあった5年生の自主学習ノートを見せてもらいました。

漢字練習をしたり、計算練習をしたり、そのなページの中ほどに、きれいな魚の絵が描いてあるのが目に留まりました。

日本の固有種について調べ、その特徴を図(絵)で表したようです。

描くのにどれくらい時間がかかったのでしょう…。

  

楽しみながら無心で調べ、描いている様子が目に浮かぶようです。

これも、好きこそものの上手なれですかね。すばらしい!!

好きなこと追究する。それが学習になる。研究になる。自主学習はそんな延長線上にもあります。

 

各学年の「自主学習」の紹介シリーズをしようと思います。

ものすごい量の計算練習とか、工夫した漢字練習とか、丁寧に取り組んだものとか、様々な視点で紹介できればと思います。

2年生の自主学習ノートから

全学年で取り組んでいる自主学習。

自分の好きなことを追究するのもあり、明日のテストの漢字練習をするのもあり、ドリルの2回目をするのもあり、授業で学んでいるものをもう少し突っ込んで調べてみるのもあり、内容は各自に任されています。何でもよいのです。

自分で「何をやろうかな」と考え、自分で決め、小さな計画を立てて実行していくことは、自分自身で学ぶ姿勢を身に着けていくことにつながります。

学ぶ姿勢は、学校で身に着けるべき一番大切な要素だと考えています。なぜなら、その姿勢が小学生のうちに少しでも身につけば、将来にわたって学ぶことを自身で開拓できることにつながる可能性があるということです。

ご家庭でも様々にご協力してくださり、改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。

学級内でも、友達の「自主学習」を紹介したり、掲示したりと、刺激を与える場が設けられているようです。

一朝一夕にできるようにはなりませんが、コツをつかんでくれればと思っています。

なんとなく要領が分かれば、知的好奇心旺盛な子供たちはきっと走り出すと思います。

 

職員室で印刷の順番を待っているとき、ちょうど2年生の先生が「自主学習」ノートを紹介するためにコピーしていました。

写真が貼ってあったノートに、思わず目が留まりました。

「料理」の自主学習です。

自分で作ってみたい料理をご家庭と相談しながら決めて、実際に作った記録でした。何回か繰り返して実践しているようです。

そう、「ミニ夏休み自由研究」のようですね。見ているほうも思わずにんまりです。これでいいんです!

好きこそものの上手なれ。興味のあること、やってみたいこと、それを追究、実践していくことは、きっとみなさんを有形無形に伸ばしていくことになります。

難しく考えず、やってみたいことを自主学習ノートに記していってみましょう。

 

6年生 税の書道展表彰、他

今朝はとても冷え込みました。

日本海側は寒気が入り込み大雪になっています。皆様の無事をお祈りいたします。

外の水道は全面氷結。子供たちが来る頃には水が出るようになりましたが、少し慌てました。

なぜかバケツに入っていた水は・・・ものすごい厚みの氷になっていました。

  

 

1月の月初めの外での全校朝会は雨天でできませんでしたので、今日は今年初めての外の全校朝会です。

入念に前後間隔を広げて行いました。

6年生が出品した日野青色申告会が主催する「税の書道展」で、佳作に3名、努力賞に4名が入選しましたので、表彰しました。おめでとうございます!

 

 

それにしても、高原の空のような真っ青な空の色です。

代表委員会からは、6年生を送る会のスローガンが発表されました。

スローガンは、「今まで支えてくれた6年生を感謝の気持ちを込めて送り出そう」です。

 

全校朝会後は、学年の間隔をいつもより空けて、時差をつけて校舎に入りました。

4年2組は、その時差を使って、校庭で円形になり朝の連絡をしています。

 

その4年生前の廊下には、「光の差し込む絵」という図工の作品が展示されています。

その名の通り、光が透けて、ステンドグラスのようにとてもきれいです。

 

 

卒業まであと34日

新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大のピークアウトがなかなか見えてきません。

再来週の学校公開も、延期の公算が大きくなってきました。

とは言っても、6年生にとっては卒業までの日々は、確実に一日ずつ少なくなってきています。

 

連光寺小では、「たて割り班」といって、1~6年生までが入っている小さな班があり、一緒にに遊んだり、遠足に行ったり(今年度は中止)する中で、異学年交流による思いやりの心を育んでいます。

卒業に向けて、たて割り班の5年生が音頭を取って、お世話になった6年生にメッセージカードを作っています。

もちろん5年生だけではなく、1~4年生のメンバーにも協力してもらっています。

しかし、現在の感染拡大状況で、たて割り班が一堂に会するのはリスクが高いので、最小限で集まってメッセージカードを作っています。

今朝は、寒かったですが、朝学活の時間に体育館で1年1組が5年1組に教えてもらってメッセージカードを作成していました。

  

それぞれの学年の児童が、ジグゾーパズルのように部分部分を少しずつ仕上げていっています。

6年生一人に一枚のメッセージカードです。6年生に喜んでほしいです。

 

一方、6年生の教室には、卒業までのカウントダウンの表示が。

これは、全員が分担して書いたのだそうです。

  

 

卒業までに学校に来る日はあと34日。

新たな世界への旅立ちは、喜ばしいことです。

しかし、同時に、少し、さびしいです。

残りの日々、6年生には、かけがえのない時間となる日々を過ごしてほしいと思います。

節分

暦の上では今日は節分。

季節を分ける日にちのことで、今日で冬もおしまい・・・のはずです。

 

節分といえば、邪鬼を追い払い、福を呼び込むために、豆まきをします。

連光寺小にも、節分にはずっと鬼が出没しているようです。

 

給食の和やかな時間に出没することが多かったのですが、コロナ禍でマスクを外す給食中はリスクがありますし、ちょっと前までは給食に豆が出ていましたが、現在はアレルギー対応で出ません。

わざわざ給食時間を選んでお邪魔する理由もないので、授業時間にちょっとだけ鬼がお邪魔することにしました。

 

鬼の衣装は、ネットショッピングで購入した2体です(笑)。

  

ひと教室、ほんの1~2分程度ですが、盛り上がりすぎてもまずいので、話さずにフリップボードでメッセージを伝えました。

タブレット端末を使っていた教室では、連写されてしまいました(笑)。 

 

連光寺小のみなさんに「福」あれ!

氷柱出現

先週は若干気温が高く、水道も凍ることはなかったのですが、今週はまた冷え込みがぶり返しています。

ロータリーのわきにあるハート池は、午前中はこの時期ほぼ陽が当たりません。

そのハート池にある水道から、夜中にぽたぽた水が漏れていたのでしょう。

立派な氷柱が水道下にできていました。朝、見つけた4年生が教えてくれました。

それにしても、お見事。

3,4年生 最近の授業の様子

3年生の理科と、4年生の国語、算数の授業を覗いてみました。

 

まずは3年生。

「ものの重さ」の単元です。

物には「重さ」があります。しかし、それは物体の密度とも関係していて、一見で一概に重い軽いを判断できないこともあります。

まずはその人間の感覚を確かめるところからのスタートです。

牛乳パック、木工用ボンド、電池、ジャム瓶、プラカップ、プラスプーン、ステンレススプーンがグループごとに1セット配られます。それを重い順に並べてみましょうという活動です。

  

持ち比べたり、話し合ったり、楽しみながらも重い順に並べることができました。

「どうやって確かめればよいかな?」ということで、

正解は、次回に「はかり」か「てんびん」を用いて確かめることになりました。

 

続いて4年生。

国語は、「もしものときにそなえよう」という題の、作文 and 発表 の学習活動の単元です。

文の組み立て方を学んで確認しながら、文作りをしていました。

ふと感じたのは、テーマが「災害」を扱っているということです。

なんともさびしい感じもしますが、それだけ「災害」が身近で、必須の課題であるということなんですね。

ほんの20年前までは(ほんの、ではないですね…笑)、戦争教材がよく出てきたのですが、かなり減ってしまいました。もちろん平和教育は必要不可欠です。「災害」は防災教育ですね。

〇〇教育というワード、つまりニーズが増えすぎて、でも扱わないわけにはいきません。

バランスをとって扱い、進めていかなくてはなりません。

  

 

こちらは算数。

「小数のかけ算」です。ひっ算はどうやって行えばよいかという課題です。

今年度、タブレット端末を活用した授業をかなり強く推し進めてきました。

しかし、アナログな面がなくなってよいはずもありません。

チョークで書いた板書を見ると、なぜかほっとします(笑)。

板書は、その時間中ずっと残しておけるので、子供たちが学びを振り返るときに有効です。

一方、計算はタブレット端末を使った方法でチャレンジしている子もいました。

作文用の原稿用紙を写真に撮り、そのマス目を横向きに使用して計算の枠として使っています。

そうすることで、ひっ算の際の数字がずれることを防ぎますし、繰上りなどの数字も行間に書いておくことができます。

  

これは、中学年の担任の先生たちが考案した方法です。これがあると、計算ミスが減る子も確実にいます。

これもタブレット端末の使い方の一つです。どう使えば、学びの習熟が上がるのか、学習の効率が上がるのか、そういったことが見えてきて、適材適所で使うことがやっぱり必要だよねということが見えてきた一年だったと感じます。

もちろん子供たち同士の教え合いもあります。この活動もとても大切です。

  

 

2月の学校公開の開催についての案

オミクロン株の予想以上の感染拡大が続いています。

想像以上の広がりを見せていて、年度末に向けた教育活動の実施如何に頭を抱えているところです。

3週間後の2月19日(土)は、今年度最後の学校公開を予定しています。

「生活・総合発表会」と題し、子供たちの学習の成果発表をご覧いただこうと思っていました。

しかし、感染状況はピークアウトの兆候が見えない状態です。

最後の学校公開ですから、なんとかご覧になっていただきたいところなのですが…。

そこで、現時点では以下の実施方法を考えています。

 

【第一案】

2月18日(金)を児童向けの発表会。2月19日(土)を保護者向けの発表会として、参観者数の分散を図る。

【第二案】

3月5日(土)に2週間延期する。その際は、2月19日(土)は休校日とします。

【第三案】

例えば3月以降も含む緊急事態宣言が発出された場合、保護者の皆様が来校することが難しくなります。

そのため、公開は中止とし、各学級の発表の様子を期間限定でオンデマンドで見られるようにする。

 

できるだけ早めに決定してお知らせしたいと思っています。決定し次第、本ホームページと配信メールにてお知らせします。ご了解ください。

 

 

寒い日が続きますが、暦の上では来週は節分、立春です。

先週まで、毎朝外の水道が凍っていましたが、今週は寒かった昨日も凍ってはいませんでした。

微妙な変化ですが、少しずつ微かな春の足音を感じます。

(昨日朝の大谷戸公園)

新型コロナウイルスの終息の春を願って止みません。

ミニ音楽鑑賞教室 1,2,3年生

小金井市の観光大使でもある音楽家、Everly(エバリー)の皆さんを招いて、ミニ音楽鑑賞教室を行いました。

本当でしたら、全校児童に聴いてもらいたいところだったのですが、密を防ぐため、ひと学年ずつとして、1,2,3年生が1時間ずつ鑑賞しました。

「ルパン三世」「千と千尋の神隠し」「ディズニーメドレー」など、親しみのある楽曲を演奏してくださったり、バイオリン演奏体験をしたり、曲のリズムに合わせた表紙や体の動きなど、さまざまに志向を凝らして聴いている児童を盛り上げてくれました。

個人的には、バイオリンの艶のある音に、聴き惚れてしまいました。

いいですねぇ。バイオリン。

「バイオリン習いたい」と帰宅して言い出す子供がいるかもしれません(笑)。

私もそんな気持ちになってしまいました。

 

 

登校していない児童には、もちろんオンライン配信。

ところが、月曜日に続いて、今日もどうも回線が切れがちです…。

1クラスあたり2台つないで、中継です。何とか配信することができました。

 

Everlyさんは、3月6日(日)に、立川でコンサートを開きます。

ちらしを配布しましたので、ご興味ある方は是非お申し込みください。

(コロナ対策で座席数が限られていますとのこと)

 

生活標語~トイレ編

時折、ときど~き、トイレの便座の蓋に、足跡がついていることがあります。

子供の上履きの足跡です。

あるたびに学級で指導をしていますが、3年生がアクティブな対策をしてくれました。

生活標語を一人一人が作って書き、それをトイレに貼ることにしました。

 

自分たちの手で、自分たちを正す、なかなか良い試みだと思います。

発想がうれしいですね!

はい、便座の蓋の上には、乗ってはいけませんよ!