日誌

2年生の自主学習ノートから

全学年で取り組んでいる自主学習。

自分の好きなことを追究するのもあり、明日のテストの漢字練習をするのもあり、ドリルの2回目をするのもあり、授業で学んでいるものをもう少し突っ込んで調べてみるのもあり、内容は各自に任されています。何でもよいのです。

自分で「何をやろうかな」と考え、自分で決め、小さな計画を立てて実行していくことは、自分自身で学ぶ姿勢を身に着けていくことにつながります。

学ぶ姿勢は、学校で身に着けるべき一番大切な要素だと考えています。なぜなら、その姿勢が小学生のうちに少しでも身につけば、将来にわたって学ぶことを自身で開拓できることにつながる可能性があるということです。

ご家庭でも様々にご協力してくださり、改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。

学級内でも、友達の「自主学習」を紹介したり、掲示したりと、刺激を与える場が設けられているようです。

一朝一夕にできるようにはなりませんが、コツをつかんでくれればと思っています。

なんとなく要領が分かれば、知的好奇心旺盛な子供たちはきっと走り出すと思います。

 

職員室で印刷の順番を待っているとき、ちょうど2年生の先生が「自主学習」ノートを紹介するためにコピーしていました。

写真が貼ってあったノートに、思わず目が留まりました。

「料理」の自主学習です。

自分で作ってみたい料理をご家庭と相談しながら決めて、実際に作った記録でした。何回か繰り返して実践しているようです。

そう、「ミニ夏休み自由研究」のようですね。見ているほうも思わずにんまりです。これでいいんです!

好きこそものの上手なれ。興味のあること、やってみたいこと、それを追究、実践していくことは、きっとみなさんを有形無形に伸ばしていくことになります。

難しく考えず、やってみたいことを自主学習ノートに記していってみましょう。