日誌

日々の様子

11月19日(金)に部分月食(ほぼ皆既月食)があります

11月19日(金)にほぼ皆既月食に近い部分月食があります。

月食は、「太陽--地球--月」の順に並んだ時に、太陽の光が地球に邪魔されて月に届かなくなる現象です。

つまり、月食で月が暗くなっている部分は、地球の影です。そう考えると、なんだかロマンがあります。

月の出の時刻ですでに食が始まっていますので、東の空がよく見える場所が観察に好適です。

・月の出(月食が始まっています)  17:26

・最大食時刻(97.8%が隠れます)  18:02

・部分月食の終わり                              19:47

子供たちにも観察しやすい時間です。ぜひ観察して、宇宙の神秘を楽しんでみてください。

観察で外に出かけるときは、必ず大人の人と一緒に出かけてくださいね。

(国立天文台HPより)

 

国立天文台は、いつものようにライブ中継をしています。雲がかかってしまった場合は、こちらもありですね。

国立天文台ライブ中継

かがやき(特別支援教室) 自分を知る「怒り」「きりかえ」について知る

かがやき(特別支援教室)の授業を覗きに行きました。

今日の授業内容は、『自分を知る「怒り」「きりかえ」について知る』という題です。

まずは今日の流れを板書で確認します。

 

どんな時に「怒り」が湧いてきて、

その「怒り」をどう表現しているか、

「怒り」を収めるにはどのような方法があるのか、

「怒り」のレベルに応じて図式化してみました。

「こんなことある?」の先生の問いかけに、「あるあるある」と、大きくうなずきながら授業は進みます。

 

特別支援教室「かがやき」は、他者とのコミュニケーションスキルを磨く場です。

コミュニケーションスキルを高めるには、当然自らの感情のコントロールが必要になります。

先日、朝の小田急線のホームで、事故により電車が遅延していることについて駅員に胸をくっつけんばかりに迫って「怒り」をぶつけているサラリーマンがいました。

「怒り」を駅員に表現したところで遅延した電車が早くなるはずもありません。仕方のないことです。

「怒り」をどうコントロールするのか、いわゆる「アンガー・マネージメント」は、子供たちと同様、大人にも当てはまる課題ですね。

 

さて、「怒り」の度合いや表現方法を振り返り、収める方法を改めて整理して知ったところで、百人一首を使って「坊主めくり」をしてみます。

殿が出れば自分の持ち札に、坊主が出れば持ち札は没収、姫が出れば没収された札をもらえるというあれです。

自分の思う通りにはいかない、自分の意図がまったく意味をなさない、運を天に任せるゲームです。

 

せっかくたまってきた持ち札が没収されたり、姫を出して取り戻そうとしても姫が出てこない等、なかなかうまくはいきません。

「イライラ」や「怒り」もたまります。

そう、このゲームを通して、授業の前半で学んだことを実践しているのです。

参加した児童みんなが、「怒り」を表現することもなく、仲間の「怒り」の収め方を確認して褒めながら、ゲームが終了しました。

 

世の中、生きているといろいろありますが、穏便に過ごしたいものですね。

5年生 竹切り

昨日、5年生が竹切りに行ってきました。

都立桜ケ丘公園のドッグラン側の斜面です。

桜ケ丘公園の職員の方にサポートしていただいて、竹を切り出し、さらに尺切り(一定の長さにそろえて保管します)します。

ここまでの作業を現地で各クラス2時間ずつ行いました。

 

まずはその斜面。春にはタケノコが生えますが、今週は残念ながら感染拡大によって5年生は行けませんでした。来春行きます。

 

竹の伐採自体は、ちょっと危険が伴うので職員の方が行います。

 

伐採された竹(孟宗竹)を、枝打ちをし、尺切りします。

竹用の鋸は、とても目の細かい鋸です。

八ヶ岳の宿泊の時に丸太切りはしましたが、竹はちょっと勝手が違いますね。

   

 

 

力を合わせて全員作業ですね。

ん?何やら歓談中。5年生も大人っぽくなってきました。

 

ところでなぜ竹を切り出すかというと、森林学習の一環で、冬に竹の炭づくりをするからなのです。

切り出した竹は、学校に運んできました。

来週、竹を割って乾燥させます。そうしないと、カビが生えて腐ってしまうからです。

竹炭は、炊飯器などに入れるとおいしくご飯が炊けたりします。消臭効果、浄水効果もあります。楽しみですね。

児童椅子へのテニスボール装着

10月の土曜公開の際、午後にPTAのみなさんに1,2年生の教室の児童椅子のテニスボールを新しいものに更新していただきました。

学習発表会の熱も冷めやらぬ午後、3年生以上の教室の児童椅子のテニスボールをすべて更新していただきました。

学習室や算数少人数教室も併せて全部で10教室。

椅子に換算すると約300脚。テニスボールはその4倍の1200個!!!

大変な作業でしたが、前回の要領を生かし、2時間で終えることができました。

重労働、本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

今回は、15名の保護者の皆様が集まっていただけました。

 

黙々と作業が進みます。教員ももちろん手伝います。

 

10教室、すべて完了です。これで3~5年間はポロポロと取れることなく大丈夫なはずです。

 

児童の皆さん、火曜日、教室に入って椅子を下すとき、感謝の念を忘れないようにしてください。