学校の様子

　4年生の算数は、習熟度別の指導です。単元の前にレディネステストを行います。その結果をもとに、次に学習に関係する既習事項をどれくらい覚えているか、得意度、苦手度などを考えてコースを希望します。(ぐんぐん、わくわく、じっくりコース)
　始まりのチャイムが鳴る前から、タブレットを使用した「百マス計算」にどんどん取り組んでいます。かけ算の定着は、最重要です。


　今日の問題に入る前に先生から「大事な言葉は？」と何度も問われます。算数では、問題文からいかに大事な言葉や数字をとらえられるかが問題解決のキモになります。682÷28の計算は、四則計算の中でも難度の高い問題です。子どもたちは、計算ができるだけでなく、やり方をわかりやすく説明するという今日のねらいを頑張っています。

　自分の考えができたら、隣の人に説明します。途中の人は、友達の説明も参考にしながら考えを仕上げます。そして、タブレットで写真に撮り、提出します。最後は、みんなの前で発表です。緊張しながらも２人がみんなの前で堂々と説明できました。

　1、2年生の算数は、クラスでの算数です。今日の学習は、「3ケター2ケタの筆算」のしかたを考える授業です。百の位から繰り下がりもある難関です。


　子どもたちは、筆算の仕方を自分の力で解こうと一生懸命です。自分の考えをノートに書き、それをタブレットで写真に撮り、先生に提出します。多くの子の考えを共有したり、すぐに発表にしたりと有効に活用しています。

　ICT機器は、問題(教科書)を大きく映し出す、子どもたちの意見を映し出す、計算方法をデジタルで説明する等、様々な活用方法があります。先生たちは、使い方を身に付け、子どもたちがより分かりやすくなるように駆使しています。
　デジタル化と並行して、これまで通りのノートに丁寧に書き写す指導もします。ノートのマス目を指示したり、書くところと書かないところを指示したりしながら、黒板を書き写すように指導します。

　本日、台風15号の影響により、下校時刻には強い風雨が予想されたため、安全を最優先に考え、集団下校を実施しました。子どもたちは給食を終えた後、引率の教員とともに地区ごとにまとまって、午後1時40分に無事、学校を出発しました。急な対応にも関わらず、ご理解とご協力いただきました保護者の皆様に感謝いたします。

　本日のロング中休みは、前期後半初の実施でした。過ごしやすい曇り空の下、校庭ではドロケイやボール遊び、長縄など、元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの姿が見られました。このところの暑さで、なかなか外で遊べませんでしたが、久しぶりに思いっきり体を動かすことができ、子どもたちはとても楽しそうでした。終わりのチャイムと同じくらいに降ってきた小雨は、まるでミストのようで、心地よさを感じさせてくれました。子どもたちの笑顔があふれる活気ある時間となりました。

今月は、教員の授業交流の月間です。全教員が授業を公開をして、参観できる人は、参観して感想などを交流しています。学校全体で授業力を向上させるために、一人一人、努力をしております。
良い機会なので、ホームページで紹介していきます。

　わかばの小集団指導“かがやき”で低学年４名の授業でした。「夏休みのことを話そう」というテーマで自立活動の授業です。

　夏の思い出を振り返りながら、イラストも参考にして、スピーチのネタを決め、スピーチに必要な「いつ、だれが、どこで、何をした」の原稿を作りました。さらに、スピーチ前には「良いスピーチ、悪いスピーチ」をビデオ映像(わかば作製)で確認しました。

　
そして、先生とマンツーマンの練習タイムでは、自分の発表をビデオにとってもらい、それを見ながら練習をしました。丁寧な練習で子どもたちは自信をつけて本番に臨みました。

 
　この時期、クラスでも「夏の報告スピーチ」はよく行われます。でもスピーチが苦手な児童は多いです。緊張のあまり、友達に伝わらない結果になることもあります。そんなハードルの高い課題をわかばでは丁寧な指導で自信を付けながら、堂々とした発表会に仕上げました。クラスの発表の機会につながることを目指しています。