学校の様子

　本日、地震と火災を想定した避難訓練を行いました。今回は、「防火扉」が閉まる状況を想定し、子どもたちは「慌てずに、ゆっくり」との指示に従い、落ち着いて避難経路を移動しました。また、煙を吸い込まないよう、ハンカチで口元を押さえる行動も行いました。いざという時に、自分の命を守るための大切な訓練です。子どもたちは皆、真剣な態度で取り組むことができ、大変有意義な時間となりました。

　本日まで3日間、代表委員会が中心となりユニセフ募金活動を行いました。朝、昇降口で代表委員の児童が「ご協力をお願いします！」と元気な声で呼びかけていました。この募金動を通して、子どもたちが世界に目を向け、自分にできることを考えるきっかけとなることを願っています。ご協力ありがとうございました。

　本日、6年生が国立競技場で行われた「世界陸上リアル教室」に参加しました。9月16日から19日にかけて、都内小学校62校から約3,000人の児童が参加する大イベントです。本校の児童も、アスリートによる陸上教室や、国立競技場のトラックを実際に走る「1000分の1マラソン（42.195m）」を体験しました。各自タイムを計測後、記録証をいただきました。間近で見る競技場に目を輝かせ、全力でトラックを駆け抜ける子どもたちの姿はとても印象的でした。貴重な体験を通して、未来のアスリートが誕生するかもしれません。お招きいただいた関係者の皆様、ありがとうございました。

　今日の道徳は、”相互理解”がテーマです。「相手のことを理解するために大切なことはなんでしょう」というねらいでした。「友達の気持ちが分からなくて困ったことはありますか？」という質問からのスタートです。

そして、身近な掃除場面のお話。ほうきと雑巾の分担でもめた時、相手の気持ちを聞かずに自分の考えを押し進めた登場人物の気持ちを想像しました。





「相手が思いを伝えてくれるためにはどんなことを気を付ければよいだろうか。」を考え、やさしく最後まで聞く、理由や訳を聞く”行為”と人の気持ちを考える、相手を分かろうとするなどの”思い”の両方を考えました。
子どもたち、日常の生活に生かしてほしいです。

　今日は３年生４名の小集団指導もありました。テーマは、「気持ちを伝える」です。目に見えないものをどうやって伝えるか。「心の温度計」を使います。良い気持ち、いやな気持ちをグラフ化して、自分の気持ちを考え、周りの人に伝える力をねらいとしています。

算数の時間に「その問題間違えているよ。」と言われた時、どんな気持ちになる？と問われ、
・「バカにされたらいやな気持ち、自分が気付いてなければうれしい気持ちと二つの気持ちがある。」
・「言い方によって、良い気持ちにもなるし、嫌な気持ちにもなる。」

・「教えてもらえたから良い気持ち。」

子どもたちは素敵な反応に感動しました。AかBではなく、微妙な気持ちを表す大切な学習になりました。