令和７年度　学校経営方針

　令和7年4月1日

校長　 久保 明彦

１　学校の教育目標

　憲法・教育基本法の精神を尊重し、自主性と創造性に富み、平和的な国家及び社会の形成者として、人間性豊かで、思いやりのある、心身共に健康な児童を育成する。

　教育目標を「考える子」「助け合う子」「元気な子」として、指導の重点を「考える子」とする。

（１）目指す学校像

『笑顔がいっぱい、西落合小学校』～共に生き共に学び、一人ひとりが輝く学校～

・学ぶ楽しみ、生きる喜びに満ち、明日も学校に来たいと思える「魅力ある学校」

・児童や保護者・地域と共に考え、期待に応えられる「信頼される学校」

・教職員が協働し、一人ひとりの専門性と特性が生かされる「働きがいのある学校」

（２）目指す子ども像

・（に）こにこ笑顔な「西落小」　　　　　

・（し）っかり学ぶ「考える子」　

・（お）もいやりがある「助け合う子」　　　

・（ち）からを出す「元気な子」

（３）目指す教師像

・児童と共に、主体的に学び続けられる教師

・笑顔と活力に満ち、コミュニケーションを大切にする教師

・児童と向き合い、良さや可能性を引き出す教師

２　学校の教育目標を達成するための基本方針

　学校の教育目標を踏まえ、育成を目指す資質・能力を明らかにするとともに、次の基本方針を掲げ、カリキュラム・マネジメントの推進を図る。

（１）「考える子」

自ら学ぶ意欲をもち、社会の変化に適応できる力を育てる。（社会適応力の育成）

→自ら課題を発見し、考え、判断し、よりよく解決する確かな学力を習得する。

○各教科等の目標の達成に向けた言語活動を充実させ、「主体的・対話的で深い学び」に迫るため、未知の状況にも対応できる柔軟な思考力、正しい判断力、豊かな表現力の伸長を図る。

○一人１台端末を学習の内容や場面に応じて効果的に活用し、全ての児童の可能性を引き出し、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図る。

○授業のねらいに即して「何を学んだか」「何ができるようになったか」「どのように学んだか」についての振り返りを通して、主体的に学ぶ態度を育成する。

（２）「助け合う子」

生命や人格を尊重し、豊かな人間性のある児童を育てる。（人間形成力の育成）

→自分の大切さと他の人の大切さを認め、行動できる豊かな人間性を養う。

○人権教育を基盤として、「ウェルビーイング（身体的・精神的・社会的に良好で満たされている状態）」の実現に向けて、児童の自律的な学習・生活態度の育成を目指し、学校・学年・学級経営を充実させ、児童自らがよりよく生きる力を伸ばす教育活動を展開する。

○他者とふれあう活動を通して、集団の一員としての自覚を高めさせるとともに、自己有用感を高めさせる。

○道徳教育の充実や生活のきまりの徹底を図るとともに、挨拶等の社会生活の基本ルールを身に付けさせることで、規範意識を向上させ、社会に貢献しようとする姿勢を培う。

（３）「元気な子」

自らすすんで、健康の保持・増進及び体力の向上を図る児童を育てる。（行動実践力の育成）

→たくましく生きるための健康・安全や体力の向上を図る。

○保健指導や安全指導の充実を図り、健康で安全に過ごすために必要な知識や行動方法を理解させる。

○健康・安全に関する指導の機会を設定し、自他の健康や安全についての考えを互いに深めさせるとともに、適切に判断できる力を高める。

○児童に夢や目標をもたせ、活動を振り返らせることにより努力する姿勢を育む。

（４）学校の教育目標の達成に向けたその他の事項

○コミュニティ・スクールとして、地域に開かれ、地域と共にある学校づくりを持続的に推進する。

○二学期制における教育的な意義や期待される教育的効果及び学習評価の方法について、保護者や地域に広く周知するとともに、その効果について検証していく。

○一人１台端末環境を利活用し、学習の基盤となる言語能力、情報活用能力、問題発見・解決能力の資質・能力を育成する。

　　　　　　　　～共に生き、共に学び、一人一人が輝く「笑楽幸（しょうがっこう）」～

　本校は、昭和５９年４月１日に開校した本校は、今年度開校４２年目を迎えました。 校章のデザインにも込められた開校時のねがいである、「児童・保護者地域住民・教職員が力を合わせて盛り立てていく学校」でありたいと思います。今年度も、PTCA（PTAにCommunity=地域を加えたもの）活動をはじめとして、学校・保護者・地域が一体となって、子供たちにとって魅力ある学校づくりをすすめていきます。どうぞよろしくお願いいたします。