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日誌(R6)

【長編です】巣立ち ~学校に作られた鳥の巣~

4月半ば、学校の3階に上がった突き当たりの窓と網戸の間に作られた鳥の巣を見付けました。

4月25日(木)、よく見ると巣の中には鳥の卵が……。5個ありました。

5月2日(木)卵に変化無し。親鳥が温める姿が……。調べてみると、セグロセキレイという鳥

5月6日(月)連休中にヒナがかえっていました。割れてない卵もあるようなので、全部は産まれていないかな?

5月8日(水)気温が低いから?ヒナがかえった後も、親鳥が温めたり見守ったりしています。

5月10日(金)羽毛が生え、くちばしがはっきり分かるようになりました。

5月14日(火)相変わらず温めている親鳥ですが、いないときは「お腹が空いたよ~」とおねだりも。3羽しかいない?

5月16日(木)羽毛がモコモコと。4羽いる?

5月21日(火)窓が汚れてきて見にくくなりました。何かの前兆?

5月23日(木)8:00、巣中にヒナの姿がなく、窓と網戸の切れ目近くに移動していました。やはり4羽います。

5月23日(木)9:30、ヒナの姿は無し。巣立って行ったようです。巣の中には卵が一つ。5個中4個がヒナにかえったようです。

巣を発見してから、子どもも教職員もその様子を観察し、変化に一喜一憂してきました。卵からヒナがかえるまで約3週間、かえってから巣立つまでに約3週間、その間も日々変化する姿を見ることができたのは、大人にも子どもにもいい教育になったと思います。今日をもってほのぼのと見守ってきた日々が終わることは少し寂しい気もしますが、4羽が無事巣立っていったことを喜びたいと思います。