校長室のひとりごと
校長室のひとりごと「中学校で心がけてほしいこと」
おとといは、西武台千葉中学校・高等学校の入学式に参列し、昨日は本校の入学式、そして今日はこの後、尾崎小学校の入学式に参列してきます。高校、中学校、小学校と異なる3校の入学式を経験できるのは、教育者として実にためになります。小学1年生から高校1年生までの、いわゆる義務教育の9年間での心身の成長が一目でわかり、改めて「人を育てる」という教職の「責任の重さ」や「働きがい」を実感することができるからです。
さて、昨日の入学式の式辞の中で新入生に対して、中学校生活で心がけてほしいことを3点話しました。1点目は「決して諦めないこと」、最初から諦めるのではなく、どうしたらできるかを考え知恵を絞り頑張ることで、仮にできなくても自分の中には何かが残る、という話。2点目は「失敗を恐れずチャレンジしよう」、学校は失敗し、その失敗から学ぶ場、何もしないよりチャレンジすることで多くのことを学ぶことができる、という話。そして3点目は「多くの人と関わること」、仲の良い人同士の限られた人間関係だけではなく、たくさんの人と関わることで、自分と違う考え方や価値観などを知ることができ心を耕すことができる。という話です。
どれだけ新入生の心に届いたかわかりませんが、この3点を意識して中学校生活を充実した3年間にしてほしいと願っています。それでは、小学1年生の初めての学校、かわいい姿を見に行ってきます。