カラス vs ツバメ
プールの見回りをしていると、
やたらとカラスの鳴き声が聞こえてきます。
学校の敷地には大きな木がたくさんあるため
カラスが巣作りをすることもあります。
巣に近づいた人間(私)に対する警戒かと思いきや、
『ツピー、ツピー』という鳴き声も同時に聞こえます。
校舎の方を見て見ると…
屋上のテレビアンテナ付近にカラスが5~6羽。
その上スレスレをツバメが鳴きながら飛んでいます。
様々な場面で「子を想う親の気持ちは強いな」と思いますが、
今日は、ツバメについて感じました。
近づいてみると、
巣の中のヒナは無事のようです。ホッとしました。
屋上のカラスをジッと見ていると、
視線を感じたのか、カーカーと言いながら市民の森方向へ。
しばらく上空を旋回していたツバメの親も、
通常のエサ探しに戻っていきます。
親ツバメがエサを運んでくると、
先ほどまでジッと黙っていたヒナたちは、
大きな口と声でアピールします。
「ツバメが巣をつくる家は幸せになる」
と、昔から言われています。
ヒナが巣立つまで、そっと見守っていきたいと思います。