今日の給食
12月10日(水)の給食です。
ほうとう さつまいもの天ぷら 魚の天ぷら 抹茶と豆の米粉蒸しパン 牛乳 です。
うどんは、米(稲)よりも、小麦を栽培しやすい地域で、名産品・郷土料理となっていることが多いです。ほうとうは、きしめんを更に広げたような、幅広のうどんをかぼちゃと、たくさんの根菜、野菜類、鶏肉等を具にして味噌で味をつけた山梨県の郷土料理です。かぼちゃや味噌と麺の相性も良く、体が温まります。
天ぷらにして提供した魚は「ボラ」です。「泥臭い」というイメージもあり、敬遠されることもありますが、きれいな海域で捕れたボラは、関西では馴染みある白身の魚です。特に産卵を控えた10月下旬~1月頃までは「寒ボラ」と呼ばれ、しっかりと脂が乗り高級魚扱いされることがあります。
ボラは、成長(大きさ)によって、呼び方が変わる出世魚です。オボコ⇒イナッコ⇒スバシリ⇒イナ⇒ボラ⇒トドと名まえを変えていきます。子どもっぽい・幼い様子を指す、「おぼこ(い)」、意気で気風の良い様子を表す「いなせ」、結局は・行きつくところ・最後はを表す「とどのつまり」等の言葉は、ボラの成長段階から来ています。